2024年度栃木県県立高等学校合格倍率!

昨日、2024年3月12日(火)に栃木県高校入試の発表がありましたね。

受験生のみなさん!お疲れ様でした。

そして、受験生の保護者の皆様も、本当にお疲れ様でした。

長いようで、あっという間の1年だったと思います。

新学期が始まるまでは、ゆっくりしてください。

ゆっくりしたいけど、

高校から課題がいっぱいあるよ・・・

そうでした。

課題頑張ってくださいね!

さて、2024年度の入試が終わり、合格倍率が発表されましたので

そちらを見ていきたいと思います。

2024年度栃木県県立高等学校合格倍率

合格倍率とは、受験者数÷合格者数で算出します。

受験者数が合格者数に対してどれだけいたかという数値です。

逆に何倍の確率で合格できるかという見方もあります。

なので、合格倍率が1を切ることはありません。

合格倍率1倍とは、受験者全員が

合格したということにもなります。

宇都宮市内の普通科高校の合格倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
出願人数
(2/27)
2024年度
最終倍率
(2/27)
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
宇高2802513121.243102511.241.161.18
宇東160
宇南3202082661.282652081.271.391.34
宇北3202704251.574252711.571.551.49
清陵2001191581.331581191.331.161.00
宇女2802492871.152862491.151.281.13
中央2402013311.653282021.621.531.86
(総合家庭)4030431.4343301.431.231.53
石橋2401772361.332361771.121.331.13

まずは、宇都宮市内の普通科です。

宇都宮市内はやはり厳しいですね。

他のエリアと比較すると、明暗がハッキリしています。

宇都宮北高等学校、宇都宮中央高等学校はそれぞれ1名多く合格者を出していますが、それ以外はキッカリです。

  • 宇都宮北高等学校の合格倍率1.57倍
  • 宇都宮中央高等学校の合格倍率1.62倍

定員が多い分、受験者は本当に多くいます。

その中で勝ち抜くのは大変なことです。

合格された方は、本当におめでとうございます。

これだけの厳しい競争で勝ち抜いたので、これからの高校生かも頑張って欲しいですね!

そして、今年度は本当に不運だったのが宇都宮清陵高等学校を受験された方々です。

例年でいうと、定員前後での受験でしたが、1クラス(40名)減らされてしまったのでだいぶ倍率が高くなりました。

  • 宇都宮清陵高等学校の合格倍率1.33倍

高校側としては、

これでだれでも入れる高校を脱出したいところですね。

  • 石橋高等学校の合格倍率1.12倍
  • 宇都宮女子高等学校の合格倍率1.15倍

ちょっとこの2校は気になりますね。

上位校で1.15前後は・・・様子を見てきましょう!

宇都宮市内の専門系高校の合格倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
出願人数
(2/27)
2024年度
最終倍率
(2/27)
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
白楊
(農業経済)
4026361.3836261.381.741.67
(生物工学)4026401.5440271.481.481.56
(食品科学)4026491.8849271.811.701.52
(農業工学)4026361.383626
(2)
1.501.431.59
(情報技術)4029371.2837291.281.481.70
(流通経済)4026281.0828261.081.671.70
(服飾
デザイン)
4026331.2733261.271.561.74
宇工
(機械
システム)
12078921.189178
(8)
1.301.121.21
(電気情報
システム)
8054741.3774541.351.131.26
(建築
デザイン)
4026301.1530261.151.421.46
(環境建設
システム)
8052611.176152
(6)
1.331.261.31
宇商
(商業)
2001301751.351751301.351.201.43
(情報処理)8060611.026160
(11)
1.241.121.32
( )は第2,3志望の合格者
  • 食品科学の合格倍率1.81倍
  • 農業工学の合格倍率1.50倍
  • 生物工学の合格倍率1.48倍
  • 農業経営の合格倍率1.38倍

白楊高等学校の今年の注目は食品科学ですね!

まぁ、その年によって

やりたいことが偏ってしまうのは

仕方ないことですが・・・

一番低い流通経済1.08から比べると、食品科学1.81は倍近く・・・

流通経済も人気あるところだと思いますが、今年の受検者本当にラッキーでしたね。

逆に言うと食品科学はアンラッキーです。

合格された方は、これだけの倍率を勝ち抜いたので、高校生活頑張ってくださいね!

宇工、宇商は第2志望の動きが激しいです。

機械システムは、受験者91名に対して第1志望合格者70名、第2志望合格者8名!!

環境建設システムも受験者61名で、第1志望合格者46名、第2志望合格者6名!!

とてもシビアです。

第1志望だから大丈夫というのはありません。

そして、もっと厳しいのが情報処理。

受験者61名に対して第1志望合格者49名、第2志望合格者11名!!

一般選抜定員は60名です。

第2志望制度がなければ、1名が不合格となるだけでした。

しかし、現実は甘くありませんでした。

ここは、来年度の受験生に知っておいて欲しい現実です。

栃木県東エリアの普通科系高校の合格倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
出願人数
(2/27)
2024年度
最終倍率
(2/27)
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
真岡2001501340.891341341.001.001.07
真岡女子2001501521.011521501.011.001.05
益子芳星12079560.7157571.001.011.01
茂木160104670.6469691.001.001.00
烏山160111740.6775741.011.021.00
高根沢8053410.7741411.001.021.00
(商業)8052440.8544441.001.021.00
さくら清修2401551701.101681551.081.161.32

では、次に東エリアですが、

こっちはこっちで

厳しい現実がありました。

東エリアは定員を割っている高校が多く、特に何もなければ、障害はありません。

周りと競って、少しでも多く点数を取らなければいけないということはありません。

確実に得点していけば、自ずと合格の文字は見えてくるはずです。

なので、私は定員割れしている高校を受験する生徒には

周りは関係ない!

もう自分との勝負だからね!!

と伝えています。

  • 真岡女子高等学校合格倍率1.01
  • 烏山高等学校合格倍率1.01

真岡女子高等学校は募集定員が多いので+0.01だと2名ということですが

烏山高等学校は+0.01は1名・・・

募集定員111名で受検者数75名。定員割れしているのだから、その1名入れてあげても・・・

甘くないってことですね。

東エリアは定員割れしていても、油断はできません。

確実に点数を取れるよう頑張らないといけません。

栃木県東エリアの専門系高校の合格倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
出願人数
(2/27)
2024年度
最終倍率

(2/27)
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
真岡北陵
(生物生産)
4026250.9625251.001.001.19
(農業機械)4030190.6319191.001.001.23
(食品科学)4026301.1530261.151.001.19
(総合
ビジネス)
4026200.7720191.051.001.12
(介護福祉)3020100.5010101.001.001.08
真岡工業
(機械)
4026261.0026261.001.001.08
(生産機械)4026250.9625251.001.001.12
(建設)4026210.8121211.001.001.00
(電子)4026230.8823231.001.001.27
( )は第2,3志望の合格者

真岡北陵高等学校、真岡工業高等学校は今回第2志望合格はありませんでした。

ほぼ、受験者全員が合格していますが・・・

食品科学は、受験者が多かったので合格倍率1.15です。

そこよりも大変だったのが

総合ビジネスです。

募集定員26名。受験者数20名と定員割れしていましたが、合格者19名。

ホント厳しいです。

2024年度栃木県県立高等学校合格倍率まとめ

宇都宮エリアでは、いい競争の場という形になっています。

定員を設け、その枠に入れる優れた者だけが合格をもらい、新しい学びの場につける。

選ばれし者ですね!

逆に、地方になると定員割れすることで、より現実を見せられます。

これからの3年間ついていけそうな者のみ、新しい学びの場につける。

高校側としてもある程度甘く見てくれているはずです。

しかし、それでも難しい者には、厳しく。

それが、高校側からの優しさでもあるのかもしれません。

背伸びをするくらいの学びの場は良いと思います。

しかし、ジャンプをしないといけない場は適していません。

さぁ!

現中学2年生!

次は、あなたたちの出番です!!

この1年をどう過ごすかで、高校生活が決まります。

まだ部活に集中したいから!

習い事と部活があるから

夏から始めますわ!

本当にそれでよいでしょうか。

将来、未来を見ている人は既に動き出しています。

早めの行動をオススメします。

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