2019年度栃木県中高一貫校入試問題考察!

さぁ、今回は2019年度の中高一貫校の過去問です。

2019年度入試は2019年の1月に行われた入試です。

となると、

この年の5月に令和になったんですね!

令和元年は5月〜12月のみで、年明け1月からは令和2年となります。

なので、2020年度入試は、令和2年度入試とも言います。

基本的に教育業界の『年度』とは、主に入試のある年を基準にします。

4月〜12月の年ではなく、年明けの1月〜3月の年で数えます。

今は、2026年(令和8年)ですが、2027年度(令和9年度)といいますよ!

2019年度栃木県中高一貫校入試問題考察!

では、本題に入っていきましょう!

入試でも、過去問でも、いきなり1ページ目からすぐにスタートしないでくださいね!

必ず、ペラペラめくりながら、どこにどういった問題があるか確認して下さい!

特に、情報が多く、計算が必要な問題はチェックしておきましょう!

そして、50分という制限時間の中で、なるべく早くその問題にたどり着くようにしましょう!

適性検査1 問1

では、いつも通りに問題から見ていきましょう!

今回は▢に入る最も適切なモノですが、選択肢ア〜エを読むだけで答えがわかります。

アについては、『より細く』が✕

イについては、『たくわえやすくなります。』が✕

ウについては、正解ですね!

最後のエも確認しておきましょう!エは『下草が減り』が✕

ここは、一般常識的にすぐに答えがわかります。

簡単でしたね!

適性検査1 問2

次は資料選択です!

まとめた文章が、どの資料を使ったか確認します。

ここは、まとめた文章を読んでいくしかありませんね・・・

文章は、4段落構成になっています。

  • 第1段落:書き出し
  • 第2段落:林業についての様々な取り組み ⇒ エ
  • 第3段落:50年たつと木材に利用できる ⇒ ア
  • 第4段落:豊かな森林をつくるため ⇒ オ

文章上、1段落の中に資料をいくつも入れることはありません。

なぜかと言うと、読みづらくなるからです。

これは、国語の教科書はもちろんですが、様々な文章を読むとわかります。

それを考えると、より早く答えがわかると思います。

適性検査2 問1

この問題は、落ち着いて一つ一つチェックしていけば必ず解けます。

慌てて、見落とさないように!

まずは、情報整理です。

図4のコース1周にそって、コーンとコーンバーを置く

  • 十字路:コーン6個、コーンバー4本
  • 丁字路:コーン3個、コーンバー2本

十字路、丁字路がいくつあるかが分かればすぐですね!

上図は簡易図ですが、十字路が2つ丁字路が5つあることがわかります。

要するに

  • 十字路:コーン6個✕2箇所=12個、コーンバー4本✕2箇所=8本
  • 丁字路:コーン3個✕5箇所=15個、コーンバー2本✕5箇所=10本

合計するとコーンは27個、コーンバーは18本となります。

とにかく、数え間違えや見落としのないように!

適性検査2 問2

会話文と表から、学校名と走った区間を答える問題です。

ここは、会話文を読んでいかないとどうにもなりません。

まずは、選択肢を減らしていきましょう!

文章中に『優勝はできなかったけれど』=総合記録が一番ではない⇒ B学校ではなくなります。

そして、『はやとさんが走った区間の中で1位』また『学校の順位を、一つ前の区間から三つ上げている』=前の区間がある ⇒1区ではなく、区間では1位。

  • 2区間の1位=A学校
  • 3区間の1位=B学校 ✕
  • 4区間の1位=C学校
  • 5区間の1位=B学校 ✕

この時点で、もうAまたはC学校で、はやとさんは2または4区です。

では、2または4区の順位と一つ前の区(1または3区)の順位を見てみましょう!

ここはその時点での順位なので、区間のタイムではなく、合計タイムで確認します。

  • A学校の2区間の前=1区5位 ⇒ 2区3位(二つ上げった)
  • C学校の4区間の前=3区5位 ⇒ 4区2位(三つ上がった)

よって、学校名はC学校。はやとさんは4区となります。

答えをすぐに探すのでなく、まずは選択肢を減らすのもテクニックです。

適性検査3 問1

この問題はただただ図4を矢印の方向から見た形にすればよいだけです。

なにか回転させたり、ひっくり返したりするわけではないので、ブロック一つ一つどこが黒くなっているか確認すれば、自ずと上図になります。

適性検査3 問2

空間的認識ができるかどうかですね!

ただ、そこまで難しくはなく、問1同様にブロック一つ一つ確認すれば誰でもできます。

下図のように『①左手前から(=図4のイの方向から)』『②右手前から』『③真上から』『④左奥から』『⑤右奥から』に分けてみましょう!

まずは、上図の①〜③です。

試験中は簡単でいいので、図を書いてみると良いでしょう!

①から色がぬられていないブロックは7個。

②から11個。③から12個。

そして、上図の④と⑤からは、

裏面は、会話文の中に『すべての正方形の面を色紙を・・・』と書いてあるので、15(個)✕2(面)=30(個)

合計すると、7+11+12+30=60

色紙は60枚必要だということがわかります。

まぁ、もっと効率がいい人は、図5を見るだけで答えがわかりますよね!

要するに、図5でぬられていないブロック(白いブロック)の面を数えるだけです。

下図のように番号をつけていくのもよいでしょう!

上図は⑧までと㉘〜㉚で、あとは省略しましたが、全部で30個あることがわかります。

あとは、奥側に30こあるので、合計60個!

こういう解き方もあるでしょう!

適性検査4 問1

これも、問題を読むだけで答えがわかります。

会話文、方法および内容を読まなくてもわかります。

アについては、アルミなべと鉄なべのことしか書いてありません。土なべを使う理由になりません。⇒✕

イについては、土なべに対してアルミなべと鉄なべがより下がってしまうと書いてあります。⇒◯

ここで答えはイだとわかってしまいましたが、ウとエについても見ておきましょう!

ウについて、『水の温度が40℃下がる』という箇所がグラフからわかりません。⇒✕

エについて、『土なべでは、およそ14分かかってしまうから』とマイナスなことを書いているので✕

また、会話文中お母さんが『土なべの方が、金属のなべよりも冷めにくいからよ。』と言っています。

ここからも、加熱する時は裏付けにならないことがわかります。

グラフがありますが、こういったところは一般常識的で、どれだけご家庭でお手伝いをしているかがわかります。

適性検査4 問2

この問題も、普段買い物をしている時に、お子さんに考えてもらっているかです。

これからでも構わないので、お子さんに買い物中計算してもらいましょう!

では、情報整理です。

【クーポン券】

  • 内容量:720mL
  • 通常価格:590円(税込み)
  • 通常価格より50円引き

【本日限り】

  • 内容量:400mL
  • 通常価格:350円(税込み)
  • 2本以上買うと通常価格の2割引き
  • 2本買う

問題文で『同じ量当たりの価格で考えてみると・・・』とあるので、5年生で習った単位量を使いましょう!

では、まずは【クーポン券】の方からいきましょう!

590円の50円引きなので、540円となります。

1mL当たりで計算すると、540(円)÷720(mL)=0.75(円)です。

次に【本日限り】の方は、2本買うのが必須です。

まずは、350(円)✕2(本)=700(円)。

その2割引きになるので、700(円)✕0.8=560(円)。

2本分で560円となります。

だいぶクーポン券に近づきました。

そして、1mL当たりを計算しましょう!

560(円)÷(400(mL)✕2(本))=0.7(円)

まとめると・・・

  • 【クーポン券】1mL当たり0.75円
  • 【本日限り】1mL当たり0.7円

となり、本日限りの方が安いことがわかります。

この問題は、『同じ量当たり』と書いてあるだけなので、1mLにする必要もありません。

人によっては、

  • クーポン券の方を800mLにそろえる
  • 本日限りの方を720mLにそろえる
  • どちらも100mLにそろえる
  • どちらも1000mLにそろえる

などなど、様々な量にして計算する人もいるでしょう。

どれでも答えは必ず【本日限り】の方が安くなります。

適性検査5 問1

情報がいっぱいあって、取っ掛かりづらいかもしれませんね。

では、情報を整理していきましょう!

  • 今日(4月9日)から始める

【日直当番】

  • 2人ずつで行い、1日交代
  • 出席番号1番から

【給食当番】

  • 9人ずつで行い、1週間交代
  • 出席番号13番から
  • 5月1日と2日は前の週の班が行う

【飼育当番】

  • 希望者3人ずつで行い、1日交代
  • 出席番号26番から
  • 学校が休みの日は行わない

【なおきさん】

  • 出席番号26番
  • 6月までに三つ重なる日が2日

計算で求めることも必要ですが、この問題は解答用紙に答えを記入するだけなので、問題用紙にいろいろ書いた方が早いかもしれませんね!

と、いうことで、

  • 日直当番は2人ずつなので、偶数②、④、⑥・・・で記入
  • 給食当番はカレンダーの左側に黄色で13番から9人ずつ記入
  • 飼育当番は3人ずつ、26番から三人目の番号の30、35、5、19、23と記入

なおきさんは出席番号26番なので、

  • 日直当番はと表記
  • 給食当番は22〜30の中に
  • 飼育当番は30の中に

よって4月は、4月25日に二つ重なりますが、三つにはなりません。

同様に、記入していくと・・・

5月24日に三つ重なり・・・

6月19日にも三つ重なります。

とにかく、注意点としては

  • 給食当番は13番からスタートして9人ずつ
  • 飼育当番は26番からスタートして3人ずつ
  • 5月1日、2日は前の週の班が行う

ここに注意すれば、イージー問題です。

適性検査5 問2

ここもパット見、ごちゃごちゃしていますね・・・

ちゃんと情報整理をしましょう!

【親ウサギ2羽、生後2か月の子ウサギ3羽】

  • ピョン:1900g
  • ミミ:2100g
  • ラビ:520g
  • チャロ:530g
  • エル:550g

【えさのあたえ方】

  • 親ウサギ:体重の3%
  • 子ウサギ:体重の5%
  • 1日2回(1日であたえる量の半分ずつ)

では、まずは1日にあたえるえさの合計です。

  • ピョン:1900(g)✕0.03=57(g)
  • ミミ:2100(g)✕0.03=63(g)
  • ラビ:520(g)✕0.05=26(g)
  • チャロ:530(g)✕0.05=26.5(g)
  • エル:550(g)✕0.05=27.5(g)

よって合計は200(g)となります。

もちろん、一つずつ出さなくても、工夫する計算をすればもっと簡単に出ると思いますよ!

(1900+2100)✕0.03 + (520+530+550)✕0.05=4000✕0.03 + 1600✕0.05=120 + 80=200

では、次の問題です。

まずは、一週間でどれだけえさをあたえたのか出しておかなければなりません。

1日200gなので、月〜金の5日間とすると、200(g)✕5(日間)=1000(g)

※土日、祝日はえさをあたえず、牧草だけです。

要するに、一週間で、2kgのえさの半分を使ってしまったことになります。

次の週では、子ウサギの体重が増えています。

そうなると、次の週のどこかでえさが終わってしまうことが予測できます。

では計算していきましょう!

  • ラビ:84(g)✕0.05=4.2(g)
  • チャロ:76(g)✕0.05=3.8(g)
  • エル:80(g)✕0.05=4.0(g)

合計で1日12gのえさを増やさなければなりません。

1日200gだったのが、1日(2回分)212gで、1回分は106g。

残っているえさは1000gなので、1000(g)÷106(g)≒9.43・・・

何回分なのかが問題なので、端数を切って9回分となります。

まぁ、大問5は情報量が多く、ちゃんと整理しないとどこかで勘違いや情報もれが起こるかもしれません。

問題用紙に印をつけて、しっかりと情報を集めておきましょう!

2019年度栃木県中高一貫校入試問題考察!まとめ

さぁ、いかがだったでしょうか!

今回は、やはり大問5で、どれだけ情報を整理して解けたかが高得点を取るキーだったと思います。

落ち着いて、確認すれば大問5の問1はどの学年でも解けます。

大問5の問2は、割合が入っているので、5年生以上であれば確実に解ける問題です。

慌てずに、一つ一つ解いていきましょう!

今回、もし大問4の問2、大問5の問2で間違えたのであれば、必ず5年生の割合の問題に戻って下さい。

もちろん、『・・・割引の計算』や『・・・%の計算』があやふやな場合は、基礎から。

『・・・割引の計算』や『・・・%の計算』の計算はできたけど、情報整理ができなかった場合は、応用問題で演習をして下さい。

では、次の過去問で!

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