2024年度第1回進路希望調査

さぁ!今年も出ました!

栃木県の進路希望調査!!

今年度の目玉としては、またも宇都宮清陵高等学校です!

とうとう、宇都宮清陵高等学校は4クラスとなり、募集定員は160名です。

昨年度からは1クラス分の40名減となりますが、倍率がどう出てくるか!!

そして、もう一つ!

共学になって3年目の募集!宇都宮中央高等学校!!

昨年度は、だいぶ倍率が下がり、他校とそこまで変わりがないところまできました。

毎年倍率の高い宇都宮北高等学校よりも下がりましたが、今年は!!

では、早速考察に行きたいと思います!

宇都宮市内の普通科高校の第1回進路希望調査

  • 宇都宮清陵高等学校は2021年度入試から定員を240から200に変更
  • 宇都宮清陵高等学校は2024年度入試から定員を200から160に変更
  • 宇都宮中央高等学校は2022年度入試から女子校から男女共学
高校名募集定員2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終2024年度
第1回
宇都宮2801.521.431.261.411.321.201.391.351.161.33
宇都宮東551.251.240.931.250.951.040.000.84
宇都宮南3201.501.331.331.541.321.351.641.411.391.38
宇都宮北3201.881.611.431.851.611.511.701.621.571.69
宇都宮清陵160★0.91★1.001.370.780.841.000.850.961.17★1.10
宇都宮女子2801.391.311.161.331.261.141.491.431.281.31
宇都宮中央2401.421.201.19★2.57★2.201.882.421.891.542.68
(総合家庭)401.431.531.59★1.53★1.101.651.251.301.231.50
石橋2401.901.541.221.611.381.141.641.471.341.63

上記データでは、

全体像は見えづらいので

グラフで見てきましょう!

宇都宮市内普通科上位校

いやぁ!また、

宇都宮中央高等学校は高く出ましたね!!

共学初年度の倍率を上回っています・・・

おそらく、昨年度倍率が低く出た影響ですね。

  • 宇都宮中央高等学校:倍率2.68
  • 宇都宮中央高等学校総合家庭科:倍率1.50

総合家庭科も例年より高めに出ています。

第1回進路希望調査で、倍率が高く出ているところは、このあと第2回、最終と倍率は下がっていきますが・・・

宇都宮中央高等学校、

今年は要注意かもしれませんよ!

  • 宇都宮高等学校:倍率1.33
  • 宇都宮女子高等学校:倍率1.28
  • 石橋高等学校:倍率1.34

宇都宮高等学校、宇都宮女子高等学校は、例年に比べて少し低い感じはしますが、ほぼ例年通りと見ていいと思います。

石橋高等学校は、ここ2年くらいで比べると、同じくらいになっています。

やはり、この3校もこの後

少し下がっていくと思います。

宇都宮市内の普通科高校は、とにかく宇都宮中央高等学校は注意が必要です。

今後、入るための偏差値がどんどん上がっていくかもしれませんね!

宇都宮市内普通科中・下位校

中堅クラスの高校となると、上位校から志望校を下げてくる方がいて、そして中堅クラスからより下の高校に下げる方がいます。

基本的には、中堅クラスも倍率が下がるので、入ってくる方よりも出て行く方の方が多くなります。

また、偏差値が40付近の高校は、出て行くことは少なくなり、中堅クラスから下がってくるので、倍率はどんどん上がります。

さぁ、宇都宮清陵高等学校です。

やはり、例年と比べると高めに出ていますね。

  • 宇都宮清陵高等学校:倍率1.10

例年で言うと、このあと宇都宮清陵高等学校は倍率が上がっていきますが

今年は、やはり定員を1クラス(40名)減らした分、例年よりもだいぶ高く、倍率1を超えてきました。

ここから倍率が1.5付近まで上がるということもあまり考えられませんが・・・

逆に下がるというのも考えづらく・・・予測が立てづらくなっています。

宇都宮南高等学校はちょっと低めなので・・・

  • 宇都宮南高等学校:倍率1.38

こちらは、例年になく第1回目が低く出ました。

このくらいだと、おそらくですが、あまり動かなく、そのままなのかなぁって感じますが・・・

ただ、宇都宮北高等学校から下がってくる方がいるので・・・

下野模試で判定が『可能圏』の方は注意して欲しいところですね。

その宇都宮北高等学校は

ここのところ、ちょっと落ち着き気味で・・・

  • 宇都宮北高等学校:倍率1.69

北は、昨年と同じくらいなので、この後多少下がると思います。

ただ、宇都宮中央高等学校の倍率が高すぎるので下がってくる方が多くいると思うので

注意して下さい。

下野模試『可能圏』は要注意です。

宇都宮市内の専門系高校の第1回進路希望調査

高校名募集定員2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終2024年度
第1回
宇都宮白楊
(農業経済)
401.381.151.541.931.781.731.681.501.811.55
(生物工学)401.651.081.882.001.551.651.881.631.541.68
(食品科学)401.681.501.542.432.031.581.951.751.773.03
(農業工学)401.000.931.171.181.181.650.750.781.150.88
(情報技術)401.651.601.691.751.731.771.751.551.581.93
(流通経済)401.031.181.421.901.981.771.281.631.731.38
(服飾デザイン)401.951.451.501.951.731.812.301.631.621.55
宇都宮工業
(機械システム)
1201.741.240.941.881.381.181.631.471.081.75
(電気情報システム)801.491.141.421.731.411.232.041.601.131.34
(建築デザイン)402.631.851.502.802.081.462.351.531.421.95
(環境建設システム)800.600.660.970.800.901.170.710.851.210.78
宇都宮商業
(商業)
2001.261.321.291.431.471.481.091.101.211.22
(情報処理)801.351.091.251.250.961.041.061.051.120.84

宇都宮白楊高等学校

食品科学はものすごく高いく出ています。

今回県内では一番高くなっています。

  • 食品科学:倍率3.03

これは確実に下がっていきます。

専門系の高校は年によって様々で、第1回はどう出てくるか、開けてみないとわかりません。

ただ、第1回が出れば、今後どうなるかはある程度予測は付きます。

農業工学は例年低く

人気は低迷しています。

  • 農業工学:倍率0.88

0.88ということで、どうしても白楊高校で勉強したいという方は、農業工学に変更されていくと思います。

なので、倍率は上がっていくでしょう。

現状、農業工学を第1志望としている方は、注意して下さい。

残りの学科は1.5付近なので、

過去のデータからすると

そこまで変更はないと思います。

  • 農業経営:倍率1.55
  • 生物工学:1.68
  • 情報技術:1.93
  • 流通経済:1.38
  • 服飾デザイン:1.55

ここのところ、基本的には1.5~2.0の間にかたまっているので、そこまで動くことはないでしょう。

宇都宮工業高等学校

機械、建築は例年通りです。

  • 機械:倍率1.75
  • 建築:倍率1.95

こちらは、この後下がっていくと思います。

建築を希望されている方は、おそらく環境に変更していくのかなぁって感じます。

ただ、機械を希望されている方は、どこにいくのか・・・

おそらくですが、宇都宮工業で勉強をしたいという方は、環境に変更していくと思いますが・・・

電気がだいぶ低めなので、ちょっと心配ですね。

  • 電気:倍率1.34

微妙なところですが、2021年度の際には一度下がり、また最終段階では上がっています。

第2回進路希望調査で今後の変動が確定すると思います。

環境は例年通り!

  • 環境:倍率0.78

この進路希望調査に限らず、環境は、機械、電気、建築の方の第2志望になる場合が多く、

最終的には、安心はできません。

環境を志望している方は、今の倍率の低さはあまり見ない方がよいかもしれません。

宇都宮商業高等学校

宇都宮商業高等学校は

少しずつ右下がりになっています。

  • 商業:倍率1.22
  • 情報:倍率0.84

流石に、情報の倍率は低すぎなので、ここから上がってくるとは思いますが

それでも、やはり右下がりになっているのは、否めません。

栃木県東部エリアの普通科高校の第1回進路希望調査

  • 益子芳星高等学校は2024年度入試から定員を200から160に変更
  • 高根沢高等学校(商業)は2024年度入試から定員を120から80に変更
高校名募集定員2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終2024年度
第1回
真岡2001.121.101.071.081.051.081.040.980.990.81
真岡女子2000.950.990.980.971.001.060.950.920.870.99
益子芳星160⇒1200.830.931.000.660.681.020.780.740.78★0.57
茂木1600.950.980.961.081.071.010.880.890.930.89
烏山1600.841.001.020.600.720.820.670.660.640.69
高根沢800.940.830.810.710.690.600.550.730.830.68
(商業)120⇒800.620.861.000.500.610.700.510.590.61★0.70
さくら清修2401.321.131.091.171.211.331.371.231.161.26

栃木県東部エリア普通科系①

栃木県東エリアはだいぶ右下がりになっています。

  • 真岡高等学校:倍率0.81
  • 益子芳星高等学校:倍率0.57

真岡高等学校がとうとう、ここまで来たかった感じです。

ここまで希望者数が少ないのは過去なかったと思います。

偏差値が50後半の高校が倍率0.81!!

この後、急激に上がることは考えづらいので、今年は定員割れしたままのように感じます。

そして、益子芳星高等学校は定員を1クラス(40名)減らして、倍率0.57・・・

倍率0.5って、120名生徒募集しているところたった60名しか希望していないということです。

このあと益子芳星高等学校は倍率が上がると思いますが、もう定員割れは確定だと思います。

茂木高校も定員割れ・・・

  • 茂木高等学校:倍率0.89

茂木高等学校も定員割れの常連となってしまいました。

茂木高等学校周辺で、偏差値が上の高校というと真岡高等学校。そちらも定員割れしている時点で、下がってくるということはあまり考えられません。もう、右下がりは止まりません。

逆に真岡女子高等学校は

今年は少し元気ですね!

  • 真岡女子高等学校:倍率0.99

元気と言っても、あくまでここ数年の中では、少し高くなっているだけで

やはり定員割れをしています。

2022年は徐々に上がり、倍率1を超えましたが、2023年は徐々に下がり0.9を切ってしまっています。

このあとどちらに転ぶか。

第2回進路希望調査が楽しみですね。

栃木県東部エリア普通科系②

さくら清修は相変わらず!

  • さくら清修高等学校:倍率1.26

例年、多少の変動はありますが、1.2倍付近にとどまっています。

今年も同様な感じになるでしょう。

高根沢、烏山は

どんどん右下がりに・・・

  • 高根沢高等学校:倍率0.68
  • 高根沢高等学校(商業):倍率0.70
  • 烏山高等学校:倍率0.69

高根沢高等学校の商業は1クラス(40名)減らしているにもかかわらず、倍率0.70。

栃木県の地方都市は、もう本当に生徒数が問題です。

このままでは、本当に高校の質の維持が保たれず、成り立たなくなります。

教育委員会には、頑張ってもらわないといけませんね。

栃木県東部エリアの専門系高校の第1回進路希望調査

高校名募集定員2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終2024年度
第1回
真岡北陵
(生物生産)
400.980.951.191.001.181.190.530.500.571.15
(農業機械)400.580.880.811.051.031.230.730.630.610.68
(食品科学)400.750.881.041.131.031.190.981.150.920.98
(総合ビジネス)400.700.600.611.051.231.120.630.530.600.63
(介護福祉)400.800.670.760.770.700.700.670.530.330.33
真岡工業
(機械)
402.001.551.191.381.201.041.080.931.001.03
(生産機械)400.650.951.150.500.801.080.430.630.540.45
(建設)401.130.830.961.151.100.850.800.750.771.20
(電子)400.880.731.041.181.031.270.750.750.830.85

真岡北陵高等学校

真岡北陵は、去年と比べれば

まだ良くなった方かなぁって感じます。

  • 生物生産:倍率1.15
  • 食品科学:倍率0.98

食品科学は、例年通りです。倍率1付近を動いています。

この後もそこまで下がることはないと思います。

生物生産は、昨年度と比べるとだいぶ上がっています。倍率1を上回ったので、この後下がると思います。

そうなると、他の学科が少しずつ上がってくるのかなぁって感じます。

そこで上がりそうなのが

次の学科です。

  • 農業機械:倍率0.68
  • 総合ビジネス:倍率0.63

正直、学科が異なるので、移動はしないでしょう。と思いたいところですが

真岡北陵高等学校よりも偏差値の低い専門系高校が周辺になく、そうなのと選択肢は真岡北陵高等学校の中しかありません。

と、いうことなので、倍率の低いところは上がる傾向にあります。

ただ、定員を満たすまでにはいかないと思います。

介護はやはりニーズが・・・

  • 介護福祉:倍率0.33

なかなか中学生に介護の勉強となるとハードルが高くなります。

募集定員30名。希望者10名。

体力に自信のある方は、頑張って欲しいですね。

真岡工業高等学校

真岡工業も右下がり・・・

  • 建設:倍率1.20
  • 機械:倍率1.03
  • 電子:倍率0.85
  • 生産機械:倍率0.45

建設は例年になく高めになって、少し元気がありますが、倍率1.20。

ここは、必ずこの後下がっていくでしょう。

そして、機械、電子はほぼ例年通り。

倍率1付近なので、そこまで変動はないように感じます。

そして、生産機械は倍率が0.45と、募集定員の半分を満たしていません。

ただ、これだけ倍率が低いと、他の学科から変更されてくる方がいます。

まだ第1回なので、注意しておいてください。

2024年度第1回進路希望調査まとめ

栃木県内の卒業見込み者は16,054人。

栃木県内の県立高校の募集定員は11,075人。

第1回進路希望調査での希望者数が12,546人。

栃木県全体としての倍率は1.13。

現状でも約3,500人の方が

県内の私立高校、また県外、そして通信制などの方向に

進路を希望しています。

1月の私立高校の発表では、もっと多くの方が私立高校を希望していきます。

なので、今や、県立高校はだいぶ入りやすくなっていることになります。

県立高校を希望されている方は、調査をしっかりと見ていただき、検討いただけたらと思います。

この後、この11月中に、学校から第2回目の進路希望調査のプリントが配られると思います。

今回の第1回を考察し、投票していただき、

1月、私立高校明けに出る第2回進路希望調査の結果で最終判断をしていただけたらと思います。

何か、ご不明点等ございましたら、何なりとお申し付けください。

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