2024年度栃木県県立高等学校合格倍率ダイジェスト!

では、2024年度ダイジェスト!

地方に行くと

合格倍率が1.00となっている高校が多くなります。

要するに、受験した人が全員合格しているということです!

受験者にとっては、良い事ですが

高校側としては、どうなんでしょうか・・・

とりあえず、見ていきましょう!

2024年度栃木県県立高等学校合格倍率

合格倍率とは、受験者数÷合格者数で算出します。

受験者数が合格者数に対してどれだけいたかという数値です。

逆に何倍の確率で合格できるかという見方もあります。

なので、合格倍率が1を切ることはありません。

合格倍率1倍とは、受験者全員が

合格したということにもなります。

鹿沼エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
鹿沼2401792091791.171.041.19
鹿沼東1601041401041.351.061.13
鹿沼南403036301.201.001.00
(食料生産)402628261.081.041.03
(環境緑地)403031301.031.001.03
(ライフデザイン)402630261.151.191.08
鹿沼商工
(情報科学)
403032301.071.001.20
(商業)1207890781.151.091.13

鹿沼エリアは、一般選抜定員キッカリに合格者を出してます。

それにより厳しい現実が・・・

  • 鹿沼南高等学校普通科36名受験⇒30名合格
  • 食料生産28名受験⇒26名合格
  • 環境緑地31名受験⇒30名合格
  • ライフデザイン30名受験⇒26名合格
  • 鹿沼商工高等学校情報科学32名受験⇒30名合格

特に、環境緑地は31名受験で30名合格・・・1名だけ・・・なんとかならなかったのでしょうか。

そこまで甘くないってことですかね

あとは、ここ3年で見ると鹿沼東高等学校の倍率1.35と高く、やはり定員を1クラス減らしたのが影響してしまったようです。

昨年度であれば、不合格となる人はいなかったかもしれません。

あとは、例年通りですね!

合格された人はおめでとうございます!

課題をたくさんもらっている思いますので

頑張ってくださいね!

栃木エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
栃木2401861751751.001.141.02
栃木女子2401801941801.081.111.16
栃木農業
(植物科学)
40303230
(1)
1.101.081.03
(動物科学)403043301.431.241.07
(食品科学)403049311.581.201.27
(環境デザイン)40313831
(4)
1.411.181.13
栃木工業
(機械)
805257521.101.111.00
(電気)40261720
(3)
1.001.081.08
(電気情報)40262626
(1)
1.041.421.15
栃木商業(商業)1207888781.131.011.03
(情報処理)402627261.041.001.08
栃木翔南2001491531491.031.051.18
壬生1601101101101.001.101.29
( )は第2,3志望の合格者

栃木エリアの注目は、栃木高等学校です。

今年度は、第1回進路希望調査から定員割れして、結局最終的にも定員を満たすことはありませんでした。

一般選抜定員186名の中、受験者175名。

合格者は175名。合格倍率1.00・・・

天下の栃高がこれでいいのでしょうか?

これが来年度良い影響になり、受験者数が増えればいいですが・・・

そして、壬生高等学校も珍しく合格倍率1.00。

そもそも受験者数が定員キッカリだったことが珍しいです。

受験者としてはとても良いことですが・・・

そして、こちらも厳しい現実がありますね。

  • 栃木農業高等学校植物科学32名受験⇒30名合格(第2志望1名含む)
  • 環境デザイン38名受験⇒31名合格(第2志望4名含む)
  • 栃木工業高等学校電子情報26名受験⇒26名合格(第2志望1名含む)
  • 栃木商業高等学校情報処理27名受験⇒26名合格

どこも第2志望制度が影響して、第1志望の数名が不合格となっています。

定員前後では

安心していられません。

栃木商業は定員キッカリにするために1名不合格になっています。

これだけの厳しい現実があるので、合格者はしっかりと高校生活を送って欲しいですね!

小山エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
小山1601191341191.131.011.07
(数理科学)403035301.171.001.13
小山南806271621.151.181.10
(スポーツ)803631311.001.111.00
小山西2001501501501.001.141.39
小山北桜
(食料環境)
402824241.001.001.00
(建築システム)402833281.181.001.00
(総合ビジネス)402629261.121.101.00
(生活文化)402633261.271.071.00
小山城南2001301811301.391.161.07
上三川1601211361211.121.371.27

小山エリアは、

小山高等学校の数理科学ですね!

小山高等学校の数理科学が第1回、第2回の進路希望調査では、倍率が0.5倍でしたが

最終倍率初日で爆上げして43名が希望して1.43倍!

最終倍率2日目では、6名取り下げて1.23倍!

そして、最終的には受験者数35名・・・

だいぶお騒がせ感満載でしたね!

そして、小山高等学校は普通科が1クラス減っています。

その影響は多少ですが、受けているようですね。

それでも偏差値55以上の高校が合格倍率1.13は少なすぎかなぁって思います。

小山西、上三川については

今年はラッキーでしたね!

例年にない倍率の低さです。

これは、もしかすると来年度は上がるかもしれませんよ!

小山北桜はこの3年間を見ると徐々に倍率が上がっています。

今年1年でも第1回、第2回進路希望調査は徐々に上がり、

人気が出ているようですね!

小山エリアは、とても交通の便が良いので、高校の選択肢は多いのかもしれません。

県立だけではなく、素晴らしい私立高校も近くにあるので、とても良いエリアです。

佐野エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
佐野1604338381.001.251.00
佐野東2001501711501.141.451.13
佐野松桜
(情報制御)
805349491.001.171.10
(商業)402630261.151.001.06
(家政)402630261.151.181.19
(介護)302116161.001.201.20

佐野エリアでは、佐野松桜高等学校の商業が1クラス減らしています。

その影響で第1回、第2回進路希望調査では、とてつもない倍率になってしまいました。

しかし、結局は一般選抜定員26名に対して30名受験。合格倍率1.15。

こちらもだいぶお騒がせ感満載でしたね!

そして、佐野高等学校は一般選抜定員43名に対して、受験者数38名。

合格者38名で、合格倍率1.00。

ここのところ佐野高等学校は倍率が上がっていました。

昨年度がピークで合格倍率1.25。今年度はまた1.00。

とてもいい流れだったので

このまま上がっていって欲しかったのですが

なかなかうまくはいきませんね。

まぁ、でも受験生にとっては、ラッキーです。

ただ、一貫校なので、附属中から上がってきている生徒はレベルが高いので注意して下さいね!

足利エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
足利2401802331801.291.281.24
足利南1601131101081.021.001.29
足利工業
(機械)
80534648
(2)
1.001.001.02
(電気システム)402622221.001.121.00
(産業デザイン)402628261.081.461.00
足利清風805261521.171.031.01
(商業)805265521.251.001.08
( )は第2,3志望の合格者

足利エリアの注目は足利南高等学校です。

定員割れしているので

全員かと思いきや・・・

一般選抜定員113名。受験者110名で合格者108名。合格倍率1.02。

定員割れしている中で、合格できないというのは大変厳しい状況です。

地方だと定員割れすることが多くなりますが、

安心や、余裕でいるのではなく、確実に知識を付けて入試に挑んで欲しいと思います。

足利工業高等学校は、全体的に徐々に右下がりになっています。

来年受験の人は、

安心せずに知識を付けて下さいね!

今市、日光、馬頭、大田原、黒羽の一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
今市1601061341061.261.121.27
今市工業
(機械)
805923231.001.041.00
(電気)4031441.001.001.00
(建設工学)4033551.001.001.00
日光明峰804924241.001.001.00
馬頭403029291.001.051.00
(水産)251717171.001.001.25
大田原2001501511511.001.001.12
大田原女子2001501451451.001.101.00
黒羽805158511.141.001.00

では、北部エリアにいきます。

上記表だと、今市高等学校、黒羽高等学校のみが合格倍率1.1以上です。

その他の高校は、全て合格倍率1.00。

だれでもとは言いませんが

全員合格できる状況です。

特に、今市工業高等学校は、受験者数が1ケタになっているところもあります。

  • 電気は一般選抜定員31名で、受検者数4名。
  • 建設工学は一般選抜30名で、受験者数5名。

1クラス4、5名。

塾の個別やグループ授業と同じくらいのレベルです。

この4、5名は本当にラッキーですね!

県立高校でこれだけの人数は相当ないです。

しっかり学んで、力を付けて下さいね!

  • 今市工業機械一般選抜定員59名 受験者数23名。
  • 日光明峰一般選抜定員49名 受験者数24名。
  • 馬頭普通科一般選抜定員30名 受験者数29名。
  • 馬頭水産科一般選抜17名 受験者数17名。
  • 大田原高等学校一般選抜150名 受験者数151名。
  • 大田原女子高等学校一般選抜150名 受験者数145名。

どこも定員割れで全員合格です!

大田原高校については1名席がなかったはずですが、全員合格にしています。

もしかすると自分かもという人は、高校に入ってからしっかりと頑張ってくださいね!

おめでとうございます。

那須、黒磯、矢板の一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2024年度
合格倍率
2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
那須拓陽805248481.001.001.02
(農業経営)402627261.041.121.00
(生物工学)402629261.121.001.04
(食品化学)402627261.041.041.04
(食物文化)402628261.081.001.00
那須清峰
(機械)
40262926
(3)
1.261.121.00
(機械制御)40262126
(5)
1.001.101.00
(電気情報)402637261.421.351.12
(建設工学)40262326
(4)
1.051.041.00
(商業)402625251.001.121.00
那須402629261.121.001.00
(リゾート)402826261.001.001.00
黒磯2001501401401.001.001.06
黒磯南1601041101041.061.081.00
矢板
(農業経営)
402624241.001.001.00
(機械)402913131.001.001.00
(電子)403217171.001.001.00
(栄養食物)402525251.001.001.04
(介護福祉)302017171.001.001.00
矢板東1606746461.001.001.00
( )は第2,3志望の合格者

こちらも定員割れしているところは

合格倍率1.00となっています。

那須エリアは、まだまだ競争の場となっています。

矢板エリアは、定員割れは逃れられなくなっているように感じます。

受験生にとっては、ラッキーなのかもしれませんが、誰でも入れてしまうようになってしまうと質が落ちてしまう恐れがあります。

これは、栃木県全体的に言えることですが、今後が心配になっていきますね。

2024年度栃木県県立高等学校合格倍率ダイジェスト!まとめ

ということで、2024年度栃木県高校入試合格倍率のダイジェストでした。

今後、もっと子供の人数が減っていきます。

そして、高校の募集定員も。

今年度も多くの高校の募集定員が削除されました。

そして、来年度2025年度(令和7年度)は

  • 鹿沼南高等学校の募集停止
  • 那須清峰高等学校機械科、機械制御科を1学科へ改編

鹿沼南高等学校は令和9年度に鹿沼商工高等学校と統合します。

そのための準備段階なのかもしれません。

那須清峰高等学校も令和11年度には、那須拓陽高等学校と統合します。

どんどん栃木県内の高校が変わっていきますので、情報はお早めに手にして下さい。

とにかく、ここからもっと定員割れしていく高校が増えるかもしません。

宇都宮市内でももしかするとあり得る話です。

そんな中、定員割れしているからと安心してしまうと足をすくわれます。

受験勉強は誰も好きではありません。

やらなくていいのであれば

やりたくないですよね。

でも、そこに入試があるのだから、着実に知識を付け、着実に点数を取れるように一歩一歩やっていくしかありません。

安心してはいけません。

着実に頑張っていきましょう!

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