8月27日に当塾は夏期講習が終わりました。
そして、中学3年生は下野模擬テストを受験!
前回の3月の下野模擬テストからだいぶ上がっている方もいましたが、やはりまだまだ受験生としての自覚がなく、勉強に打ち込めなかった方はやはりそこまで上がっていませんでした。
理科、社会は復習の授業を受ければ受けるほど、点数は上がります。
打ち込めなかった方は、やはり授業が進んでいないので上がらないことはわかりますが、頑張っているにも関わらず、上がらない方もいます。
この夏、そういった子に勉強の感覚、問題を解いている感覚を尋ねたところ、やはり理由がありました。
そこについてお話をします。
覚えられない意外な理由
結論から申しますと・・・『漢字が読めない』ということです。これは、全教科同様です。
大人からすると、子どもの頃『読めない漢字』は辞書を使って調べたりするのが普通だったと思います。
私も使っていた国語や英語の辞書は
マーカーなどでたくさん汚れていました。
しかし、今は、辞書を使うことがほとんどなく、『読めない漢字』をそのままにしている方が多く見受けられます。
もっというと、そもそも辞書を持っていないという方もいるようで・・・
では、『漢字が読めない』子は、どうやって問題を解いているのかですが・・・
【補足】英語について
英語の単語についても同じことが言えます。
単語は、アルファベットを言いながら覚えても、形だけで覚えても、やはり覚えられません。
しっかりと発音が大切になります。
発音が出来れば、ある程度書くことができるようになります。
そういった子が問題をどう解いているか・・・
『漢字が読めない』のでそもそも問題を解く事が出来ていませんが、答えの欄に『変な漢字』を書いていることがあります。
この漢字読める?
ん~・・・読めない
本当の答えの漢字を指して、聞いてみると・・・
じゃあ、これは読める?
読めない!
漢字が『読めない』。『読めない』から『書けない』。漢字を『形で』覚えているようです。しかもうろ覚えで。
それは、問題を解く事が出来ませんよね。
そんなことある?
それが実際にあるんです。
お子様にも試してみて下さい。
特に苦手な教科で、その中でも苦手な分野は特にそうなっている可能性があります。
【補足】英語について
単語が『発音できない』『意味が分からない』ので、そもそも長文は読んでいません。答えを探しているという雰囲気です。
長文を読まず、探しているので余計に時間が掛かります。そして、やはり正解できません。
ちゃんと訳すことができれば、小学生レベルの文章です。
打開策
では、中学生になって、小学生の漢字を全てやり直さないといけないかですが
それは、時間の無駄です。
でも、漢字練習とかをして覚えないと!
それは、もっと時間のロスになります。
もし、無限に時間があるのであれば、もう一度小学生の漢字からやり直した方が良いと思いますが、入試までの時間は限られています。
今出てくるものからしっかりと覚えていきましょう!
少なくても、各教科の重要語句は『読める』『書ける』ようにする!
【補足】英語について
英語の単語も同じく、出てきたモノから覚え直しましょう!
発音できないモノは、質問するようにしましょう!
本当は調べたりするといいのですが・・・
と、いうか、今はネットがあります。
ネットで調べれば、発音も聞くことができます。これは絶対に使った方が良いと思います。
まとめ
少し時間が掛かっても、ちゃんと覚えていった方がいいと思います。
受験までの時間は限られていますが、時間を作ることはまだまだできます。
入試対策をしていて、定期テスト対策をしていて、出てきた漢字から覚える!出てきた単語から覚える!
ここは本当に近道はありません。少しずつ根気強く覚えていくしかありません。
ただ、徐々に瞬間的に覚えられるようになります。
また、徐々に覚えなければならない漢字、単語がなくなります。
遊んでいる時間があるのであれば、ふとした空き時間に、過去問等をみて、覚えていない漢字を覚えましょう!
英語の長文を読んで、知らなかった単語を覚えましょう!
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