新学期が始まる前のこの春休みがとても大切な時期です!
学校の授業がストップし、自分のペースで学習ができるこの時期に予習をしっかりと進めておきましょう!
新学期が始まってしまえば、学校のペースでどんどん授業が進みます。
誰よりも早く!
春休みの予習の大切さ!
新学期が始まると、直ぐには授業に入らないと思いますが、始まれば授業はどんどん進みます。
中学校であれば、わからないという生徒のために、授業を止めてまで説明はしません。
高校生であればなおさらです。
わからなくなった・・・
どうしよう・・・
と、ならないために、この春休みに予習をしておくことをオススメします。
中学生であれば、新学期早々は、自分でも進めることが可能な内容です。
わざわざ、学校のペースに合わせることをしなくても、進められると思います。
でも、この簡単な単元を怠ると
その後が続かなくなります。
中学3年生の場合
例えば、中学3年生の数学ですが
新学期早々に、『展開』『因数分解』『平方根』を習います。
単純な計算です。しかも特にそこまで文章題はありません。
しかし、練習して、慣れておかないとその後の数学の授業についていけなくなります。
と、いうのも・・・
この『展開』『因数分解』『平方根』がしっかりとできないと
次の単元の『2次方程式』ができなくなります。
そして、その『2次方程式』ができないと、その次の単元の『(2次)関数』も何もできません。
それだけではなく『相似』『三平方の定理』も!
要するに、『展開』『因数分解』『平方根』を
使って計算するからです!
全部つながっています!
補足すると、中学3年生で習う数学は
『展開』『因数分解』『平方根』『2次方程式』『(2次)方程式』『相似』『円』『三平方の定理』『標本調査』です。
なので、『展開』『因数分解』『平方根』ができないとほぼこの1年何もできません。
もっと怖い話をすると・・・
この『展開』『因数分解』『平方根』そして、それを使って『2次方程式』については、今後高校生でも頻繁に使います。
え”っ?!
なので、ここで本当に定着させておかないと、本当に数学が何もできなくなります。
これは、英語についても同じで
中学2年生の最後の単元『受動態(受け身)』で『動詞の過去分詞』が出てきたと思います。
この『過去分詞』は規則動詞と不規則動詞があり、不規則動詞は覚えないと使えません。
まだまだいきますよ!
その後、中学3年生では『現在完了』を習います。
ここでも不規則動詞は必ず出てきます。
そして、『後置修飾(過去分詞)』の単元でも出てきます。
なので英語についても、この春休みの今、不規則動詞を覚えておいた方が今後の英語がスムーズに進みます。
逆にいうと不規則動詞を覚えていないと、何もできません。
・・・
中学3年生は、この春休みがどれだけ重要かわかりましたか?
この1年で習う英語は
『受動態(受け身)』『現在完了』『現在完了進行形』『不定詞』『原形不定詞』『関係代名詞』『後置修飾』『仮定法』
英語も過去分詞を覚えていないと、ほとんどが手につかなくなります。
中学2年生の場合
中学2年生の数学も同様に最初はなんてことのない計算です。
もし、中学1年生の計算があやしい人は、ここで計算を修正することも可能です。
ホントに!?
大丈夫で、この春休みを使えば、数学の計算は立て直せます!
それよりは、計算の後に出てくる『式の証明』に力を注いでほしいですね。
この『証明』が中学2年生のキーとなります。
答えが、数値として出てくるのではなく、ある程度の文章が答えとなる単元です。
文章が答え???
論理的に文章を書いていくのです!
今回は、そこの話ではないので、割愛しますが、大変ですよ!
証明はとにかく書き方も大切になります。
早めに計算を終わりにして、証明分野に入りましょう!
2年生の数学は
『式の計算』『式の証明』『連立方程式』『1次関数』『証明』『確率』
6月くらいから『連立方程式』『1次関数』となり、数学が大変になり
秋が終わると、そこからずっと『証明』です。
そして、英語については、中学3年生と同様で、不規則動詞を覚えておいた方が良いでしょう。
と、いうのもやはり英語の教科書に出てくる文章が、過去の出来事ばかりだからです。
不規則動詞についてはこちら⇒⇒⇒『英語不規則動詞の重要性!』
もう、単語やだよ・・・
そうですよね。
でも、本当にこの春休み中に不規則動詞を覚えておかないと、もっと大変になります。
この春休みにやるべきことが分かりましたね!
英語は、大まかに分けるとこんな感じです。
『助動詞』『接続詞』『不定詞』『動名詞』『比較』『受動態(受け身)』
中学1年生の場合
そして、一番注意して欲しいのが中学1年生です。
この3月に小学校を卒業されたお母様!
ここから本当に大切なお話です。
まずは、ここから確認をして下さい⇒⇒⇒『小学校のテストと中学校のテストの違い』
そして、話を進めます。
中学1年生の数学は本当に大切です。
おそらく、中学生活の中で一番と言ってもいいでしょう!
まず、最初に『正負の計算』です。
プラス、マイナスの計算でしょ!
簡単、簡単!
小学校の時に算数が得意だった方でも、この最初の計算でつまずく方が多くいます。
と、いうのも『加法(足し算)・減法(引き算)』を習って、次の『乗法(掛け算)・除法(割り算)』まではいいのですが、その次に習う『四則』です。
『四則』とは、要するに『加法・減法・乗法・除法』を全て混ぜた計算です。
そもそも、『加法・減法』と『乗法・除法』では、符号(プラス・マイナス)の付け方が異なります。
なので、しっかりと整理していないと、符号の付け方がごちゃごちゃになります。
えっ!?
しかも、当たり前ですが、この『正負の計算』は今後中学生活において、数学で使わない単元はありません。
なので、この春休みに少なくても『正負の計算』の『四則』まで進め、できるようにしておいた方がいいのです。
これが、学校が始まってからでは
授業は待ってくれません。
1年生の数学は
『正負の計算』『文字式』『1次方程式』『比例・反比例』『平面図形』『空間図形』
そして、英語です。
『学習指導要領』が変わって中学校に上がる子のレベルが二極化しています。
【完璧な子】と【文法がぐちゃぐちゃな子】
【完璧な子】は、既に英検5級、4級、もっというと3級まで取得しています。
【文法がぐちゃぐちゃな子】は、『be動詞』と『一般動詞』の区別もつきません。
【文法がぐちゃぐちゃな子】については、この春休みに『be動詞』と『一般動詞』の使い分けから始めた方が良いでしょう。
小学校のテストなら毎回満点だから
大丈夫よね?
そうでもないかもしれません。
そもそも、小学校の英語のテストは、見ればすぐに答えがわかります。
しかし、中学校の英語のテストは、そうはいきません。
単語が書けて、文法が整理できて、丸になります。
全員ではありませんが、
ほとんどの人が・・・
1年生の英語は
『be動詞』『一般動詞』『can』『疑問詞』『現在進行形』『不定詞』『過去形』
と、いうことで、この春休みがどれだけ大切かお分かりになりましたでしょうか。
そして・・・
春休み中に進めておくこと!
今までの内容を理解していただければ、この春休み中にやるべきことがわかると思いますが、まとめますね!
英語
中学3年生
- 不規則動詞の暗記
- 『受動態(受け身)』の復習
- 『現在完了』の予習
中学2年生
- 不規則動詞の暗記
- 『過去形』『be動詞の過去形』の復習
- 『will』『be going to』の予習
中学1年生
- 『be動詞』『一般動詞』の予習・復習
数学
中学3年生
- 『展開』『因数分解』の予習
中学2年生
- 『式の計算』『式の証明』の予習
中学1年生
- 『正負の計算』の予習
これらをこの春休み中に学習し、新学期が始まる前に、定着をさせておきましょう!
予習をしておくって
学校の授業の時に、嬉しいモノですよ!
春休みの予習の大切さ!まとめ
とにかく、英語と数学は短期間で、どうこうできるモノではありません。
- 英語は単語
- 数学は計算
をじっくり定着させてから、様々な使い方ができます。
ここを疎かにすると、どんなことをしても点数は伸びないでしょう。
この春休みという学校の授業がストップする時に、じっくり学習してみて下さい。
行動してみて下さい!
絶対に損はさせません。
日本人は、知識や情報を持っても、行動に出ることが苦手です。
だからこそ、意識して行動しましょう!
今回は、英語と数学についてフォーカスしましたが、時間があるのであれば、理科と社会も予習をしておきましょう!
最後に理科、社会の簡単な予習をお伝えして、今回は終わりにします。
教科書を読む!
これに限ります!
コメント