小学校のテストと中学校のテストの違い

勉強方法

新学習指導要領がスタートしてもう3ヶ月が経ちます。

中学1年生も入学して3ヶ月!

3学期制の学校は1学期の中間・期末が終了し結果表も返ってきたころと思います。

2学期制は1学期の中間テストが終わりだいぶ時間が経ちますが、テストはいかがだったでしょうか?

うちの子は1年生だけど、とりあえず大丈夫かな!

でも、順位が出るってなかなかシビアね。

うちは期末テストで点数を落としてしまったわ・・・

小学校だと点数や平均点しか出ないので、周りと比較することが出来ませんよね。

とは言え、中学校はしっかり順位が出るので、『できる』『できない』がハッキリします。

塾講師から、少しこれからのヒントになればと、テストについてお話しますので、ぜひ最後まで目を通していってください。

これは、小・中学生をお持ちの保護者様に向けて配信します。

それぞれのテストと対策方法!

小学校のテストについて

小学校のテストは、単元ごとに行うテストになります。

内容としては、どの教科も選択肢が多く、誘導されている問題もあるので、明らかに答えがわかる形になっています。

間違えるとしたら、読み間違い、勘違い、文字の雑さ、計算ミスでしょうか・・・

うちは計算ミスが・・・

うちは全部が当てはまる・・・

基本的に、学校の先生の話を聞いていれば、満点、または満点に近い点数を取ることが可能です。

小学校のテストの対策方法!

小学生にとって、問題集というモノは配布されていません。ただ、テスト内容からしても下記方法で対策はできると思います。

  • 『まとめ学習』
  • 『調べ学習』
『まとめ学習』とは

その言葉の通り、教科書や資料集、市販のテキストなどを読んで、ノートにまとめる。

メリット
  • 読む力、まとめる力がつく
  • 整理ができるようになる
  • 学習習慣がつく
『調べ学習』とは

その言葉の通り、問題集などを解く際に、調べながら埋める。

メリット
  • 自主性が養われる
  • 学習習慣がつく

小学生のうちは、まずは学習習慣をつけ、自主性を養うことが大切だと思います。

小学校テストは『うろ覚え』でも、対応ができます!

しかし、中学校のテストは違います!

中学校のテストについて

小学校のテストとは異なり単元ごとではなく、時期毎のテストとなります。なので、

  • 単元の途中までのテスト
  • 単元をまたいでのテスト

となる場合が多く、単元の途中までならいいのですが、単元をまたぐと、少し大変になりますよね。

また、暗記なら『確実に覚えないといけないテスト』です。『うろ覚え』では中学校以降のテストは対応できません。

そして、『順位をつけるテスト』=『100点を取らせないテスト』です。

えっ!?なにそれ!!

100点を取らせないテストってひどくない!?

そう感じるかもしれませんが・・・

『順位をつけるテスト』?『100点を取らせないテスト』?

みんなが100点を取ってしまうテストでは、順位がつけられません。厳しいですが、優劣をつけるためにはこういったことも考慮しなければなりません。

中学校以降は競争社会です。センスや持っている能力もありますが、正しい努力をする者が勝ち。努力しない者は負けます。

厳しい現実

例えば、小学校で毎回100点を取っていたお子様も、中学校では80点、70点になります。

小学校で80点を取っていたお子様は、60点、50点になります。

前途しましたが、小学校のテストは選択肢や誘導問題が多く『100点を取らせるテスト』だからです。

しかし、中学校のテストは、『順位をつけるテスト』『100点を取らせないテスト』『優劣をつけるテスト』です。そうすると、平均点が5教科で300点代になります。(教科平均60点くらいです。)

まずは、こういった情報をしっかりと把握しておいて欲しいと思います。

正しい努力をしないと上記のようになります。

なんかめまいが・・・

中学校のテストの対策方法!

上記の『厳しい現実』とならないためには、勉強方法を変えないといけません。まず、はじめやすい勉強方法からお話をします。

  • 『まとめ学習』をしない!
  • 『調べ学習』をしない!
  • 学校のワークの問題を繰り返し解く!
  • 授業のノート、プリントを読み直す!
  • 国語、英語は教科書を読む!
  • テスト範囲表をよく見ておく!

凄いことを書いていますが、中学生は『まとめ学習』『調べ学習』を避けた方がいいと思います。その理由はこういったことです。

『まとめ学習』『調べ学習』はダメ???

『まとめ学習』のデメリット
  • 知識が欠損する(大切な部分を逃す危険)
  • 学習した気になる(ノートが埋まって頑張った気になってしまう
  • 定着が図れない(うろ覚えになる)
『調べ学習』のデメリット
  • 学習した気になる(ワーク、プリントが埋まって頑張った気になってしまう)
  • 定着が図れない(絶対的にうろ覚えになる)

なるほど!

では、ここからはやったほうがいいことです!

学校のワークを繰り返し解く!

テスト前は、他のテキスト、問題集には手を出さず、学校のワークを繰り返し解いてください。

この『繰り返し解く』ことが絶対的に大切です。

なぜかというと、定期テストは基本的には学校のワークと似たような問題(もしくはそのまま)が出るからです。

学校から配られる『テストの範囲表』にもよく「ワークを繰り返し解くこと!」と書いてある場合があると思います。それは、学校の先生からのヒントです!そのヒントをくみ取りましょう!

学校のワークね!それと『テスト範囲表』をよく読む!

授業のノート、プリントを読み直す!

定期テストは学校の先生がつくります!ということは、普段の授業が大切ってことです!

定期テストは知識のチェックというモノだけではなく、普段の授業をしっかりと聞いているかの確認でもあると思います。

だからこそ、授業のノートと授業のプリントは読み直しておきましょう!

というか、そもそもノートとは後で読み返すためにあるモノです。読み返さないのであれば、書く必要がないのではと思います。

うちの子のノートは汚くて・・・読めないんじゃ・・・

国語、英語は教科書を読む!

定期テストの国語は絶対的に教科書の本文が出ます!英語は作る先生にもよりますが、教科書の本文を出してくる場合もあります。

だからこそ、教科書を普段から読み、本文を頭の中に入れえおきましょう!

作る先生よっては、教科書の本文なんて頭に入っていて当たり前でしょ!って感じで問題の量が多い場合があります。(もし、国語の平均点が以上に低い時は、先生がこう思っているかもしれません。)

テスト中に本文を読まなくてもいいくらい、熟読しておきましょう!

そういえば、平均点が低いかも・・・

問題数が多かったって言っていたわ!

テスト範囲表をよく見ておく!

そして、最後にこれも大切!

よく学校から配られるテスト範囲表に先生のコメントがあります。それは、先生からヒントです!

指示されている所は、絶対的に解いておいたり、読んでおきましょう!

まとめ

中学生になって、うまくいかなくなった時は、まず上記のようなことを実践してみて下さい。

中学1年生であれば、まだまだ大丈夫です!むしろ中学2年生でも、受験生でも取り戻すことは可能です。

勉強方法には正しい方法があります。

その正しい方法を身に付ければ、絶対的に改善されます。

また、上記以外にも正しい方法、ワンランク上の勉強方法もあります!それについてはまた後日お話をしたいと思います。

という形で、今回はここまでにしたいと思います。

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