お待たせいたしました!やっとブログを書き終えました!!
早速ですが、本題に入りたいと思います。
12月時点の進路希望調査が集計され1月7日にネット上でも掲載されました!
いかがだったでしょうか。
既に志望校を変更された方もいるかもしれませんが、現時点までの栃木県の進路希望のデータです。ぜひ、ご覧ください。
宇都宮中央はまだまだ高いけど、今後は?
志望校の倍率が下がっていたけど、今後は?
やはり皆さん、『宇都宮中央高等学校』が気になりますよね!
2022年度第2回進路希望調査
下記表の見方
- 『2022年度第1回』は2021年10月1日までに集計されたもの
- 『2022年度第2回』は2021年12月1日までに集計されたもの
- 『最終出願』は各年の2月26日付近に公表されたもの
- 宇都宮清陵は2020年度までは240名定員、2021年度は200名定員
- 宇都宮中央女子高校は2022年度から宇都宮中央高校(共学)へ
宇都宮市内の普通科高校の第2回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 第2回 | 2020年度 最終出願 | 2021年度 第1回 | 2021年度 第2回 | 2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 | 2022年度 第2回 |
宇高 | 280 | 1.42 | 1.30 | 1.24 | 1.52 | 1.43 | 1.26 | 1.41 | 1.32 |
宇南 | 320 | 1.55 | 1.37 | 1.30 | 1.50 | 1.33 | 1.33 | 1.54 | 1.32 |
宇北 | 320 | 1.83 | 1.65 | 1.52 | 1.88 | 1.61 | 1.43 | 1.85 | 1.61 |
清陵 | 200 (※240) | 0.74 | 0.79 | 1.08 | 0.91 | 1.00 | 1.37 | 0.78 | 0.84 |
宇女 | 280 | 1.45 | 1.36 | 1.19 | 1.39 | 1.31 | 1.16 | 1.33 | 1.26 |
中央 (宇中女) | 240 | 1.27 | 1.20 | 1.20 | 1.42 | 1.20 | 1.19 | 2.57 | 2.20 |
(総合家庭) | 40 | 1.65 | 1.15 | 1.19 | 1.43 | 1.53 | 1.59 | 1.53 | 1.10 |
石橋 | 240 | 1.86 | 1.60 | 1.33 | 1.90 | 1.54 | 1.22 | 1.61 | 1.38 |
宇都宮市内、周辺の普通科高校の2022年度と過去2年間の第1回、第2回進路希望調査とその年度の最終出願状況でした。
過去ブログで第1回、第2回の過去3年分の考察をしています。
数値だけではと思い、全てグラフにしました!
こうグラフで見ていただくと、宇都宮市内の上位校と石橋高校は基本的には毎年同じ波形ができます。
「第1回進路希望調査」→「第2回進路希望調査」→「最終」と必ず倍率は下がっていきます。(これをこれから『人気校の波形』とします。)
予想では、最終(2月末)の際にはもう一段階下がると思います。
ただ、今年はやはり『宇都宮中央高等学校』ですね!
中央高校はこんなに高いんだね!
数値だけではなく、グラフで見るとすぐにどれだけ凄いかがわかりますよね!
それと、一つだけ変な動きをしているところがあります。(グラフのピンク)
『宇都宮中央高等学校』の総合家庭です。
こちらは、普通科ではないので、家庭科(調理、服飾)、保育、などが授業の3分の1を占めます。要するに専門系ということになります。
以前にお話はしましたが、専門系はその年によって倍率が全く異なります。普通科のように規則性が出ません。
ここのところは、1.2~1.6でしたが、今年はこの第2回でだいぶ下がりました。
ちょっと注意が必要なようです。
あっ!総合家庭は男子も募集していますよ!
そして、宇都宮市内の中・下位校のグラフです。
『宇都宮北高等学校』『宇都宮南高等学校』はやはり人気があるので、上位校と同じグラフ『人気校の波形』の形になります。
しかし、『宇都宮清陵高等学校』は全く逆のグラフになります。
2021年度の倍率が少し高めなのは、清陵高校の募集定員が『240名』→『200名』に変わったことにあります。
今年も少し高めになるかなぁって思いましたが、例年と同じく倍率『1』をだいぶ下回りスタートしています。
清陵の倍率低下が抑えられないようです
ただ、最終倍率は『1』に近づくので注意してください。
宇都宮市内の専門系高校の第2回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 第2回 | 2020年度 最終出願 | 2021年度 第1回 | 2021年度 第2回 | 2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 | 2022年度 第2回 |
白楊 (農業経済) | 40 | 1.83 | 1.83 | 1.73 | 1.38 | 1.15 | 1.54 | 1.93 | 1.78 |
(生物工学) | 40 | 2.03 | 1.55 | 1.42 | 1.65 | 1.08 | 1.88 | 2.00 | 1.55 |
(食品科学) | 40 | 1.93 | 1.40 | 1.54 | 1.68 | 1.50 | 1.54 | 2.43 | 2.03 |
(農業工学) | 40 | 1.03 | 1.28 | 2.04 | 1.00 | 0.93 | 1.17 | 1.18 | 1.18 |
(情報技術) | 40 | 2.35 | 1.70 | 1.58 | 1.65 | 1.60 | 1.69 | 1.75 | 1.73 |
(流通経済) | 40 | 1.73 | 1.73 | 2.08 | 1.03 | 1.18 | 1.42 | 1.90 | 1.98 |
(服飾 デザイン) | 40 | 1.88 | 1.90 | 1.65 | 1.95 | 1.45 | 1.50 | 1.95 | 1.73 |
宇工 (機械 システム) | 120 | 1.69 | 1.82 | 1.24 | 1.74 | 1.24 | 0.94 | 1.88 | 1.38 |
(電気情報 システム) | 80 | 1.33 | 1.18 | 1.30 | 1.49 | 1.14 | 1.42 | 1.73 | 1.41 |
(建築 デザイン) | 40 | 3.43 | 2.70 | 1.70 | 2.63 | 1.85 | 1.50 | 2.80 | 2.08 |
(環境建設 システム) | 80 | 0.79 | 0.80 | 1.37 | 0.60 | 0.66 | 0.97 | 0.80 | 0.90 |
宇商 (商業) | 200 | 1.41 | 1.36 | 1.40 | 1.26 | 1.32 | 1.29 | 1.43 | 1.47 |
(情報処理) | 80 | 1.39 | 1.26 | 1.08 | 1.35 | 1.09 | 1.25 | 1.25 | 0.96 |
宇都宮市内の専門系高校の2022年度と過去2年間の第1回、第2回進路希望調査とその年度の最終出願状況でした。
各高校をグラフにしてみます!
『宇都宮白楊高等学校』は毎年倍率の高いところと、低いところが異なり、規則性がありません。ただ、今年は全体的に少し高めのような気がします。
その中でも「食品科学」と「流通経済」が倍率が高いので注意が必要なようです。
とにかく、『宇都宮白楊高等学校』は募集定員が少ないので、慎重に検討をして下さい。
『宇都宮工業高等学校』はやはり「建築」「機械」は『人気校の波形』になります。なので、最終はもう一段階下がると思います。
ここのところ「電気」の波形が崩れ始めているように感じるので、最終はちょっと注意が必要です。
そして、「環境」は『人気校の波形』の逆なので最終は上がるという準備をしておいてください。
そして気になるのが『宇都宮商業高等学校』です。「情報処理」が例年になく倍率が低く、『1』を切っています。宇都宮市内で『1』を切っているので最終倍率がちょっと怖いですね。
「商業」は今年上がっているので、少し下がるかなって感じます。
栃木県東部エリアの普通科系高校の第2回進路希望調査
- 烏山高校は2019年度までは200名定員、2020年度から160名定員
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 第2回 | 2020年度 最終出願 | 2021年度 第1回 | 2021年度 第2回 | 2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 | 2022年度 第2回 |
真岡 | 200 | 1.24 | 1.14 | 1.18 | 1.12 | 1.10 | 1.07 | 1.08 | 1.05 |
真岡女子 | 200 | 0.95 | 0.96 | 0.95 | 0.95 | 0.99 | 0.98 | 0.97 | 1.00 |
益子芳星 | 160 | 0.66 | 0.71 | 0.90 | 0.83 | 0.93 | 1.00 | 0.66 | 0.68 |
茂木 | 160 | 1.10 | 1.04 | 1.06 | 0.95 | 0.98 | 0.96 | 1.08 | 1.07 |
烏山 | 160 (※200) | 0.83 | 0.84 | 0.96 | 0.84 | 1.00 | 1.02 | 0.60 | 0.72 |
高根沢 | 80 | 1.24 | 1.00 | 1.07 | 0.94 | 0.83 | 0.81 | 0.71 | 0.69 |
(商業) | 120 | 0.69 | 0.84 | 0.95 | 0.62 | 0.86 | 1.00 | 0.50 | 0.61 |
さくら清修 | 240 | 1.39 | 1.38 | 1.39 | 1.32 | 1.13 | 1.09 | 1.17 | 1.21 |
栃木県東部の普通科、総合学科系高校 の2022年度と過去2年間の第1回、第2回進路希望調査とその年度の最終出願状況でした。
各高校をグラフにしてみます!
『真岡高等学校』は2020年度は少し高めでしたが、その後2021年度、そして今年度はどんどん倍率『1』に近づいています。倍率『1』になるのも時間の問題のようです。
『真岡女子高等学校』は久しぶりに倍率『1』に戻ってきました!例年から考えると、最終も変わらないくらいかなぁって感じがします。
『茂木高等学校』は例年同様『1』を前後しています。最終もそこまで変化ないと思います。
そして、『益子芳星高等学校』はだいぶ下回っています。倍率が『1』になることはなさそうです。
以前もお話をしましたが、『茂木高等学校』『益子芳星高等学校』は既に特例校とされています。
特例校についてはこちら→→→『栃木県県立高等学校再編について』
「廃校問題」にはなりませんが、これから県は大変そうですね。
『さくら清修』は毎年人気がありますね!『さくら清修』は普通科ではなく、総合学科になります。
『高根沢高等学校』『烏山高等学校』は倍率がだいぶ下がり、ここまで下がると、もう最終倍率は『1』にならなそうです。
そして、注意して欲しいのが、倍率が『1』を切ったとしても全員が合格できるわけではありません。不合格になる方もいらっしゃいます。
栃木県東部エリアの専門系高校の第2回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 第2回 | 2020年度 最終出願 | 2021年度 第1回 | 2021年度 第2回 | 2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 | 2022年度 第2回 |
真岡北陵 (生物生産) | 40 | 1.03 | 1.05 | 1.00 | 0.98 | 0.95 | 1.19 | 1.00 | 1.18 |
(農業機械) | 40 | 0.85 | 0.88 | 1.00 | 0.58 | 0.73 | 0.81 | 1.05 | 1.05 |
(食品科学) | 40 | 1.30 | 0.98 | 1.08 | 0.75 | 0.88 | 1.04 | 1.13 | 1.03 |
(総合 ビジネス) | 40 | 0.78 | 0.95 | 1.19 | 0.70 | 0.60 | 0.61 | 1.05 | 1.23 |
(介護福祉) | 40 | 1.03 | 0.94 | 0.85 | 0.80 | 0.67 | 0.76 | 0.77 | 0.70 |
真岡工業 (機械) | 40 | 1.78 | 1.35 | 1.12 | 2.00 | 1.55 | 1.19 | 1.38 | 1.20 |
(生産機械) | 40 | 0.78 | 0.80 | 0.96 | 0.65 | 0.95 | 1.15 | 0.50 | 0.80 |
(建設) | 40 | 0.95 | 1.08 | 1.00 | 1.13 | 0.83 | 0.96 | 1.15 | 1.10 |
(電子) | 40 | 1.18 | 1.15 | 1.19 | 0.88 | 0.73 | 1.04 | 1.18 | 1.03 |
栃木県東部の専門系高校の2022年度と過去2年間の第1回、第2回進路希望調査とその年度の最終出願状況でした。
各高校をグラフにしてみます!
『真岡北陵高等学校』は例年になく、「介護福祉」を除き、全体的に高めに感じます。波形としては、規則性がないので、予測は難しいですが、ただ、少し下がるかなって思います。
「介護福祉」は少し上がると思うので、注意してくださいね!
「機械」はどの専門系高校もきれいな『人気校の波形』を描きます。ただ、今年は少し波形が小さいので、最終はそこまで下がらないのかなぁ・・・
「建設」「電子」は波形がぐちゃぐちゃなので、難しいですが、急激に上がることがないと思うので、このまま倍率『1』くらいでしょう。
そして、「生産機械」は逆波形なので、もしかすると、『1』を上回るかもしれません。注意が必要です。
ここでも、注意して欲しいのが、倍率が1を切ったとしても全員が合格できるわけではありません。不合格になる方もいらっしゃいます。
2022年度第2回進路希望調査まとめ
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
卒業見込み者 | 18,415人 | 17,869人 | 17,584人 | 17,499人 |
卒業見込み者(中3生)はここ4年で1,000人も減りました。
先日、中学受験のブログを書いた時に小6生のデータをアップしたのですが、小6生は既に17,000人を下回っています。
今後、もっと栃木県は減っていくでしょう。
それに伴い、高校の募集定員を減らしています。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
県立全校募集定員 | 11,675人 | 11,475人 | 11,395人 |
第2回進路希望調査希望者 | 13,011人 | 12,586人 | 12,555人 |
全校倍率 | 1.11 | 1.10 | 1.10 |
この調節は難しいですよね
これからもっともっと高校の規模を小さくしていかなければならないようです。
それに伴い、高校の倍率変動も大きくなる時があると思います。
その都度、どんどん情報をアップしていきますので、ぜひ、これからもご覧いただけたらと思います。
少子化は日本にとって絶対的にやばい状況です。
まだ経済的には世界の上位にいますが、人口が減少している国は転落していく運命です。
次世代の世界上位になるであろう、インド、アフリカはすぐそこまできています。
インド?アフリカ?
うそでしょ!?
今、インド、アフリカは急速に発展し、世界の大企業(GAFAMなど)は、人口の増えているインド、アフリカを中心に開発を行っています。日本など相手にしていません。
これからを担う子供たちには、大変な世の中になるかもしれません。
日本がこれから世界とどう戦うか・・・
なんか話が大きくなってない?
す、す、すみません!
このお話はまたの機会に!
では、ご自身の志望校の倍率変動をしっかりと受け止め、検討してください!
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