さぁ、今年初の進路希望調査ができましたね!いかがでしょうか。

やっぱり、宇都宮中央は!!

宇都宮清陵は・・・!!
では、今年の第1回進路希望調査に関しては考察していきます。

2022年度第1回進路希望調査
下記表の見方
- 『2021年度第1回』は2020年10月1日までに集計されたもの
- 『2021年度最終出願』は2021年2月26日に公表されたもの
- 宇都宮清陵は2020年度までは240名定員、2021年度は200名定員
- 宇都宮中央女子高校は2022年度から宇都宮中央高校(共学)へ
宇都宮市内の普通科高校の第1回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 最終出願 | ※2021年度 第1回 | ※2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 |
宇都宮 | 280 | 1.42 | 1.24 | 1.52 | 1.26 | 1.41 |
宇都宮東 | 55 | 1.18 | – | 1.25 | – | 0.93 |
宇都宮南 | 320 | 1.55 | 1.30 | 1.50 | 1.33 | 1.54 |
宇都宮北 | 320 | 1.83 | 1.52 | 1.88 | 1.43 | 1.85 |
宇都宮清陵 | 200 (※240) | 0.74 | 1.08 | 0.91 | 1.37 | 0.78 |
宇都宮女子 | 280 | 1.45 | 1.19 | 1.39 | 1.16 | 1.33 |
宇都宮中央 (宇都宮中央女子) | 240 | 1.27 | 1.20 | 1.42 | 1.19 | 2.57 |
(総合家庭) | 40 | 1.65 | 1.19 | 1.43 | 1.59 | 1.53 |
石橋 | 240 | 1.86 | 1.33 | 1.90 | 1.22 | 1.61 |
宇都宮市内、周辺の普通科高校の2022年度の第1回進路希望調査と、過去2年間分の第1回進路希望調査とその年度の最終出願状況でした。
以前にも『栃木県県立高校第1回進路希望調査について』という記事で過去3年間分のデータを考察しましたが
今回公表された2022年度1回進路希望調査データも、ある高校を除いてはほぼ同じようなデータが出ました。
しかし、そのある高校というのが・・・
- 宇都宮中央高等学校
- 宇都宮清陵高等学校
上記2校です。
宇都宮中央高等学校について
宇都宮中央高等学校の倍率は、やはり爆上げです!!

こんなに高いとは思わなかった・・・

でも、警告はしておきましたよ!
下記ブログ内で!
下野模擬テストの10月結果データとほぼ同じようなデータになったかなぁって感じです。
それにしても、宇都宮中央高校の倍率は高すぎのような気がします。
例年、第1回進路希望調査では、300名くらいの女子が希望していました。今回、616名ということは男子が同じ(300名)くらい希望しているということになります。

それは倍率が2.57になりますよねぇ・・・
そして、宇都宮中央高等学校の偏差値が近い高校である
- 宇都宮北高等学校
- 石橋高等学校
- 真岡高等学校
- 真岡女子高等学校
の倍率が下がるかなぁって思ったのですが、そこまで変わらず・・・(石橋高等学校はちょい下げですね。)
しか~し!
宇都宮東高等学校の倍率が爆下げでした!!

ここが下がるとは思いませんでした!!
宇都宮清陵高等学校について
宇都宮清陵高等学校は、昨年の入試で定員を240名から200名に減らし、最終倍率は1.37ということで例年になく、爆上げになりました。
今年は、周りの高校と同じような倍率になって欲しかったですが、やはりダメでしたねぇ・・・

宇都宮清陵高等学校の人気が・・・
今回倍率が0.78ですが、おそらく徐々に上がると思います。しかし、宇都宮市内でこれだけの倍率だと今後、誰でも入れる高校という形になり、偏差値は下がる一方のような気がします。
また、定員を下げ、普通科から総合学科に変更という流れになりそうな気がします・・・
宇都宮市内普通科高校のまとめ
宇都宮市内の第1回進路希望調査は高めに出てきます。
しかし、徐々に倍率は下がり、最終倍率の際には、いつも同じくらいの倍率になります。
なので、第1回進路希望調査の倍率が高いとしても、焦らず、今は気持ちを強く持ち、実力をつけていって欲しいと思います。
ただ、『宇都宮中央高等学校』はわかりません。
倍率が2の前半、1の後半になることはあるかもしれませんが、そこまで下がらないかもしれません。
『宇都宮中央高等学校』を第一志望にしている方は、本当に注意してください。

宇都宮市内の専門系高校の第1回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 最終出願 | ※2021年度 第1回 | ※2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 |
宇都宮白楊 (農業経済) | 40 | 1.83 | 1.73 | 1.38 | 1.54 | 1.93 |
(生物工学) | 40 | 2.03 | 1.42 | 1.65 | 1.88 | 2.00 |
(食品科学) | 40 | 1.93 | 1.54 | 1.68 | 1.54 | 2.43 |
(農業工学) | 40 | 1.03 | 2.04 | 1.00 | 1.17 | 1.18 |
(情報技術) | 40 | 2.35 | 1.58 | 1.65 | 1.69 | 1.75 |
(流通経済) | 40 | 1.73 | 2.08 | 1.03 | 1.42 | 1.90 |
(服飾デザイン) | 40 | 1.88 | 1.65 | 1.95 | 1.50 | 1.95 |
宇都宮工業 (機械システム) | 120 | 1.69 | 1.24 | 1.74 | 0.94 | 1.88 |
(電気情報システム) | 80 | 1.33 | 1.30 | 1.49 | 1.42 | 1.73 |
(建築デザイン) | 40 | 3.43 | 1.70 | 2.63 | 1.50 | 2.80 |
(環境建設システム) | 80 | 0.79 | 1.37 | 0.60 | 0.97 | 0.80 |
宇都宮商業 (商業) | 200 | 1.41 | 1.40 | 1.26 | 1.29 | 1.43 |
(情報処理) | 80 | 1.39 | 1.08 | 1.35 | 1.25 | 1.25 |
宇都宮市内の専門系高校の第1回進路希望調査とその年度の最終出願でした。
今回の第1回進路希望調査で例年になく高かった高校は
- 宇都宮白楊高等学校の食品科学
- 宇都宮白楊高等学校の流通経済
- 宇都宮工業高等学校の電気情報システム
専門系高校は、やりたいことが決まっていて志望しているので、最終倍率はそこまで下がりません。
それを踏まえると、もう一度検討された方が良いかもしれません。
宇都宮白楊高校まとめ
第1回進路希望調査も高め、最終出願倍率も1.5~2.0になるので白楊高校は注意が必要です。
今年は、全体的に見ても高めなので、本当にやりたいことなのか考えて下さい。
白楊高校は、専門系なので、ほとんどの方がやりたいことが明確です。将来のやりたいことが明確ではない方には、オススメできません。
宇都宮工業高校まとめ
宇都宮工業高等学校も、今年は全体的に高めのような気がします。
環境建設システム以外は、倍率が2に近い値になっています。環境建設システムも例年になく高めなので注意が必要です。
宇都宮工業高等学校も、これだけ倍率が高いので、やりたいことが明確ではない方には、オススメできません。
宇都宮商業高校まとめ
宇都宮商業高校は例年とほぼ同様です。
栃木県東部エリアの普通科系高校の第1回進路希望調査
- 烏山高校は2019年度までは200名定員、2020年度から160名定員
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 最終出願 | ※2021年度 第1回 | ※2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 |
真岡 | 200 | 1.24 | 1.18 | 1.12 | 1.07 | 1.08 |
真岡女子 | 200 | 0.95 | 0.95 | 0.95 | 0.98 | 0.97 |
益子芳星 | 160 | 0.66 | 0.90 | 0.83 | 1.00 | 0.66 |
茂木 | 160 | 1.10 | 1.06 | 0.95 | 0.96 | 1.08 |
烏山 | 160 (※200) | 0.83 | 0.96 | 0.84 | 1.02 | 0.60 |
高根沢 | 80 | 1.24 | 1.07 | 0.94 | 0.81 | 0.71 |
(商業) | 120 | 0.69 | 0.95 | 0.62 | 1.00 | 0.50 |
さくら清修 | 240 | 1.39 | 1.39 | 1.32 | 1.09 | 1.17 |
栃木県東部の普通科、総合学科系高校の第1回進路希望調査とその年度の最終出願でした。
栃木県東部の普通科系高校まとめ
- 烏山高等学校
- 高根沢高等学校
上記2校は毎年下がり傾向にあります。これは、これから定員が下がるかもしれませんし、廃校にも近づいているように感じます。ただ、立地的に考えると烏山高等学校が特例校に指定され、存続はしそうですが・・・
- 茂木高等学校
- 益子芳星高等学校
上記2校は、もうすでに栃木県教育委員会で、特例校として指定されています。
なので、希望者が少なくなっても直ぐに廃校になることはないと思います。
特例校については、少しだけ『栃木県県立高等学校再編について』で記載しました。
ただ、どこを見ても子供の数が減っていることが原因で、倍率が下がっています。
今後、高等学校再編の議題になりそうです。
そして、注意して欲しいのが、倍率が1を切ったとしても全員が合格できるわけではありません。不合格になる方もいらっしゃいます。
栃木県東部エリアの専門系高校の第1回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 最終出願 | ※2021年度 第1回 | ※2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 |
真岡北陵 (生物生産) | 40 | 1.03 | 1.00 | 0.98 | 1.19 | 1.00 |
(農業機械) | 40 | 0.85 | 1.00 | 0.58 | 0.81 | 1.05 |
(食品科学) | 40 | 1.30 | 1.08 | 0.75 | 1.04 | 1.13 |
(総合ビジネス) | 40 | 0.78 | 1.19 | 0.70 | 0.61 | 1.05 |
(介護福祉) | 40 | 1.03 | 0.85 | 0.80 | 0.76 | 0.77 |
真岡工業 (機械) | 40 | 1.78 | 1.12 | 2.00 | 1.19 | 1.38 |
(生産機械) | 40 | 0.78 | 0.96 | 0.65 | 1.15 | 0.50 |
(建設) | 40 | 0.95 | 1.00 | 1.13 | 0.96 | 1.15 |
(電子) | 40 | 1.18 | 1.19 | 0.88 | 1.04 | 1.18 |
栃木県東部の専門系高校の第1回進路希望調査とその年度の最終出願でした。
栃木県東部の専門系高校まとめ
真岡北陵高等学校は、例年になく、少しだけですが高めです。
真岡工業高等学校は、例年とほぼ同じですね。
ただ、倍率は1付近です。
ここでも、注意して欲しいのが、倍率が1を切ったとしても全員が合格できるわけではありません。不合格になる方もいらっしゃいます。
2022年度第1回進路希望調査まとめ
今年の話題は、『宇都宮中央高等学校』だと思います。
早々に、今回の第1回進路希望調査で大きな話題になったのではないかと思います。
そして、今年はもう一校注目しなければなりません。それが『足利高等学校』です。
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 2020年度 最終出願 | ※2021年度 第1回 | ※2021年度 最終出願 | 2022年度 第1回 |
足利高等学校 | 160 | 1.12 | 1.11 | 1.19 | 1.13 | 1.44 (240名定員) |
足利女子高等学校 | 160 | 1.20 | 1.18 | 1.46 | 1.39 | – |
今年の入試から『足利高等学校』と『足利女子高等学校』が合併し、共学となります。定員は240名で、今回の第1回進路希望調査は1.44。
『足利女子高等学校』の例年の倍率を見ると、そこまででもないのかなぁって感じます。これは、定員が240名に増えているからです。結局、希望者は例年とあまり変わりありません。
これで、定員が160名のままだったら、倍率は2倍になっていたと思います。
と、いうことでこちらはそこまでの話題ではありません。
とにかく、『宇都宮中央高等学校』をこれからも追っていこうと思います。

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