さぁ、12月も半ばになりました!
今年もあと少しで終わりますね!
と、いうことは・・・私立高校の受験が近い!!
栃木県は、年明けの4日から私立の受験が始まります。
うちの子、平然としていて・・・
私の方が緊張してきたわ!!
私立入試まで何をしたら・・・
子供たちはそんな感じですよねぇ!毎年、お父さん、お母さんの方が緊張されています。
では、この私立受験間近の12月。何をしたら良いかお話をしていきましょう!
12月受験生のやるべきこと!
栃木県の中学3年生は、1月の頭に私立受験があるのでまずはやはり!
私立高校の過去問を解く!
この時期は、これが何よりも大切です。
私立高校を何校受験するかでも変わりますが、ここ2年くらいの私立高校の過去問は必ず解いてください!
過去2年分の過去問を解くのじゃ!
注意していただきたいのが、古い過去問ではいけません。
と、いうのも過去問を解く理由にあります。
過去問を解く理由
試験が近くなると過去問を解くと思います。ただ、ここでなぜ過去問を解くのか?理解して解いているでしょうか。
ここを理解していないと、何年もの過去問を解くと思います。
過去問を解かなければならない理由は大きく二つかと思います。
- 問題の傾向を知る
- 問題のレベルを知る
問題の傾向、レベルを知る
問題の傾向とは、例えば栃木県県立高校の英語を例に挙げます。
ずっと、栃木県高校入試や実力テスト、下野模擬テストの英語は
- リスニング
- 文法
- 会話文
- 英作
- 物語文
- 説明文
上記のように問題が出題されていましたが、令和2年度の入試から
- リスニング
- 文法
- 会話文+英作
- 物語文
- 説明文
と変更されました。その後、実力テストも下野模擬テストもこの形式になっています。
この変更はとても大きく、今までであれば3番の会話文は得点しやすい問題でした。
しかし、令和2年度からは、会話文と英作が合体し、一番得点しにくい問題になりました。
この情報から、3番に時間をかけるよりも、4番や5番に時間を費やした方が良いということが分かります。
出題の順番、難易度、得点のしやすさを知ることで、当日焦らず対応ができます。
出題傾向が変わったらどうするか?
しかし、ここで問題ですが・・・
いつ問題の傾向が変わるかわからないということです。
令和2年度の受験生も、いつも通りの出題傾向だと思って受験されたと思います。しかし、傾向が変わった。
こういった時にどうするべきか?
傾向を知ることは意味がないのか?
そんなことはありません。
これらを知らない方よりも知っている方の方が優位に受験を進められます。
試験開始直後にすること!
試験開始となったらすぐに、問題全体を見て下さい。
これはざっとで構いません。
いつもと変わりがないか確認をしてから、解き始めます。
もし、変わっているようであれば、まずは、その部分を少し読みましょう!
以前の問題とどう変わっているか確認してから、問題に入りましょう!
宇都宮市内の私立高校の問題形式と難易度
宇都宮短期大学附属高等学校の入試問題の特長
年明け4日、5日は宇都宮短期大学附属高等学校の入試です。これは、中学校によって日にちが決められています。
- 5教科マーク形式
- 各教科最後の問題は記述
- 全学部(学科)統一問題
これら知ってる?
皆さん、マーク形式ということは把握しているようですが、最後の問題が記述ということを忘れがちです。
そして、注意が必要なのが、全学部(学科)統一問題ということです。最上位の特別選抜から情報商業まですべてが同じ問題を解きます。
と、いうことは、難易度が超基礎からハイレベルまでと幅広い問題が出題されます。
上位学部(学科)で合格したい方は、ハイレベル問題も解けないといけません。しかし、生活教養や情報商業を希望されている方は、ハイレベル問題は捨てましょう。
と、いうことで宇都宮短期大学附属高等学校に関しては、希望されるところによって問題を選んだ方がよろしいと思います。
作新学院高等学校の入試問題の特長
こちらは6日に総合進学部と情報科学部。7日にトップ英進と英進学部の入試になります。
- 5教科マーク形式
- 試験レベルが2段階
作新については、5教科完全マーク形式です。記述は出題されないのでいつもよりかは点数を確保することができると思います。
また、試験レベルは2段階に分かれています。
- トップ英進と英進部は応用問題
- 総合進学部と情報科学部は基礎問題
過去問を解く際は、希望している学部の過去問を解いてください。ここを間違えて解いていると、入試本番動揺して、試験に集中が出来なくなりますよ。
文星芸術大学附属高等学校・宇都宮文星女子高等学校の入試問題の特長
こちらは、7日に3教科マーク形式。8日に5教科記述形式の入試になります。
- 3教科マーク形式は超基礎問題
- 5教科記述形式は県立入試問題同等
こちらも、希望される入試方式の過去問を解いてください。絶対に間違えないように!
5教科記述形式は、普段の学校の実力テスト、また塾などで受験される下野模擬テストとほぼ同様です。なので、過去問を持っていなくても、実力テストや下野模擬テストの過去問と解くことで対応は可能です。
しかし、3教科マーク形式はまだ開設して3年目です。過去問は2年分しかありません。2年分あれば十分ですが、心配な方はとにかく各科目基礎問題を解いておきましょう!
宇都宮海星女子学院高等学校の入試問題の特長
こちらは5日に全ての入試が行われます。
- 一般試験(3教科記述)
- 推薦試験(作文、面接)
- 自己推薦試験(作文、面接)
- 海外帰国生徒試験(作文、面接)
過去問は宇都宮海星女子学院高等学校のHPで必要事項を入力するとすぐにダウンロードできます!
3教科については、形式は県立入試の問題に似ています。しかし、そこまで難しい問題ではないように感じます。
作文についても掲載されているので、上記リンクをクリックしてみて下さい。
12月にやるべきことのまとめ
と、いうことでこの12月はしっかりと過去問を解いてください。
そして、入試の傾向や難易度を理解し、この冬休みに最後の確認をしていきましょう!
最後に一つ!
入試に近づくにつれて、科目の比率を徐々に変えていきましょう!
入試に近くなればなるほど、暗記系に力を注いだ方が点数が上がります。
理科・社会の暗記は特に、ギリギリまで知識が向上し、点数に繋がります。
ぜひ、こういったところも頭に置いておいてくださいね!
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