だいぶお堅い題材ですが・・・
ちょくちょく栃木県教育委員会のHPをチェックしていて、ちょっと気になったことをこのブログでもアップしています。
教育委員会の内容は難しい・・・
ということで気になったところだけをピックアップ!
中学生の卒業数
栃木県のピーク時の卒業者数は平成元年で33,066人でした。
現在何人だと思いますか?
昨年度(令和4年度)の卒業生は17,320人
今年度(令和5年度)の卒業生は少し増えて17,419人
来年度(令和6年度)の卒業生は17,002人でここからもっともっと減っていきます。
卒業生が減っているので、やはり県立高校の募集定員も減っています。
そして、1学年のクラス数も減り、1クラスの生徒数も減っています。
衰退化している日本では、各地で現れている現象だと思います。
これは、地方にいけばいくほど起こり、大きな問題になっていることだと思います。
行政の方は大変ですよね
都市部に集中してくれれば、学校だけだけではなく、様々な問題が解決していくのですが、なかなか難しい問題ですよね。
話を戻しますね!
では現在の高校のクラス数は?そして、今後どうなっていくかですが
県立高校の学級数
令和3年度(一昨年度)、令和10年度(5年後)、令和17年度(12年後)は、こういった形になっています。
※現在令和5年度
宇都宮市内の高校でも、12年後には全学校が1クラス減る(≒40名)見込みとなっています。
そして、地方になればなるほど、2クラス(≒80名)近く減る見込みのようです。
普通科の人数を減らすことは可能だと思います。
単純に募集定員を減らしていけば良いので。
募集定員が減った時は、倍率が大きく上がるので
注意が必要です。
しかし、専門系の高校はそうはいきません。
基本的には各学科1クラスだと思うので、1クラスの人数を徐々に減らすか、学科を統合していくか・・・難しい選択になります。
そして、最後の選択肢として、学校を統合させるか・・・
栃木県内も過去にたくさんの高校が統合しています。
- 足尾高等学校+日光高等学校→日光明峰高等学校
- 芳賀高等学校+益子高等学校→益子芳星高等学校
- 藤岡高等学校+栃木南高等学校→栃木翔南高等学校
- 喜連川高等学校+氏家高等学校→さくら清修高等学校
- 足利西高等学校+足利商業高等学校→足利清風高等学校
- 烏山女子高等学校+烏山高等学校→烏山高等学校
- 粟野高等学校+鹿沼農業高等学校→鹿沼南高等学校
- 田沼高等学校+佐野松陽高等学校→佐野松桜高等学校
- 塩谷高等学校+矢板高等学校→矢板高等学校
- 足利高等学校+足利女子高等学校→足利高等学校
この春に足利も統合しています。
県内で言うと、宇都宮市内以外は統合の可能性が強くなっています。
ただ、高校生が通える範囲を考えると
統合ばかりは・・・
まとめ
栃木だけではなく、日本中が同じことだと思いますが、こどもの人数が激減しています。
これは、地方にいけばいくほど深刻で、問題になっています。
今回、このブログでお伝えしたことは、今ある高校は近い将来ないかもしれないということです。
そして、縮小していく時に募集定員が激減し、その際に倍率が急上昇することもあるということです。
近くで言うと、宇都宮清陵高等学校。
2020年度までは倍率が1に近づき、2021年度1クラス減らし、倍率が1.4近くに跳ね上がりました。
ただ、2022年度はまた1近くになったのですが・・・
この倍率が急上昇する時、本当に注意必要です。
まだ、どの高校が募集定員を減らすということは明記していませんが、今、小学校に通っている、保育園、幼稚園に通っているお子様をお持ちのご家庭は心の準備をしておいた方が良いかもしれません。
教育委員会のHPを追っていこうと思います。
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