親子で学ぶ『算数講座(速さ編)』

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★小学生の内容ですが、意外と中学生もあやしいと思うので、中学生も読んでくださいね★

さぁ!次は『速さ』です!

例年、『速さ』は小学校6年生で習っていました。しかし今は5年生で習うようになりました。

しかも『単位量あたりの大きさ』の流れで習います。

『単位量』はある程度大丈夫になったわ!

私はまだ『単位量』が・・・

『単位量あたりの大きさ』についてはこちらをご覧ください!

親子で学ぶ『算数講座(単位量編)』

こちらを読んでいただくともっと『速さ』が理解できると思います。

『速さ』

『単位量あたりの大きさ』の流れで習うので、『速さ』も『単位量あたりの大きさ』として見ていきます。

『速さ』とは、『1秒間あたりの距離』または『1分間あたりの距離』または『1時間あたりの距離』です。

『速さ』の『単位』は

  • m/s または 秒速~m
  • km/h または 時速~km

中学生なら『m/s』『km/h』と表しますが、小学生は『秒速~m』『時速~km』と表す方が多いと思います。

どちらにしても

  • 『m/s』『秒速~m』であれば、『1秒間経過したときに進む距離(m)』
  • 『km/h』『時速~km』であれば、『1時間経過したときに進む距離(km)』

という形になり、『単位量あたりの大きさ』と同じモノになります。

『速さ』を求める問題

100mを16秒で走った時の速さを求めましょう。

『速さ』とは、『1秒間あたりの距離』です。

と、言うことなので『秒』を割算の後ろにおきます。

100(m)÷16(秒)=6.25(m/s)

答えは、秒速6.25mとなります。

320kmを5時間で進む列車の時速を求めましょう。

『時速』ということなので同じく『速さ』!『時速』は『時』という言葉あるので『1時間あたりの距離』です。

ということなので、『時間』を割算の後ろにおきます。

320(km)÷5(時間)=64(km/h)

答えは、時速64kmとなります。

距離を求める問題

秒速6mで10秒間走った距離(道のり)を求めましょう。

秒速6mとは『1秒間に6mを進む』ということです。

1秒で6mなので、10秒だと・・・10倍ってことですね!

秒速6m×10(秒)=60(m)

高速道路を時速80kmで、1時間30分(=1.5時間)走行した距離を求めましょう。

時速80kmとは『1時間に80kmを進む』ということです。

1時間で80kmなので、1.5時間だと・・・1.5倍ってことですね!

時速80m×1.5(時間)=120(km)

私の愛車は高速道路では時速80kmくらいなので

東京ディズニーランドまではノンストップで1時間半くらいかなぁ!

時間を求める問題

学校まで5kmを自転車で時速15kmで走る時間を求めましょう。

時速15kmとは『1時間に15kmを進む』ということです。

1時間に15kmなので、5kmは1/3【5(km)÷15(km)=5/15=1/3】の距離になります。

距離が1/3なので時間も1/3倍して下さい。

1(時間)×1/3=1/3(時間)

1/3時間って???

1/3時間とは、1時間を3つに分ければいいです!

ということは・・・20分ですよね!

高速道路を時速80kmで600km走った時の時間を求めましょう。

時速80kmとは『1時間に80kmを進む』ということです。

1時間に80kmということは、600kmは7.5倍【600(km)÷80(km)=7.5】の距離です。

距離が7.5倍なので、時間も7.5倍にして下さい。

1時間×7.5=7.5(時間)

さぁ、600kmはどこまでの距離でしょう!

600kmはUSJまでの距離です!

USJまで7.5時間かかります・・・

USJ行ったことないので行ってみたいのですが、遠い・・・

と、それはさておき

これらは『単位量あたりの大きさ』を利用した解き方になります。

必殺技の伝授

基本的な概要、考え方については『単位量あたりの大きさ』を基に解いてほしいのですが

ここで昔からずっとある必殺技を伝授します。

それが『み・は・じ』です!

『き・は・じ』または『は・じ・き』で習った方もいらっしゃると思います。

  • 『み』は『道のり』(または、『き』は『距離』)
  • 『は』は『速さ』
  • 『じ』は『時間』

こんな図ですよね!(割算の場合は矢印の順番に割算をします。)

速さを求めたければ・・・

距離(道のり)を求めたければ・・・

時間を求めたければ・・・

上記図に当てはめれば簡単に解くことが出来ます。

ただ、単位には注意してくださいね!

※単位についてはまた後日お話をします。

まとめ

はい!いかがでしょうか。

最後にお子様への教え方ですが・・・

お子様への教え方

学校で教わっていなかったとしても『み・は・じ』で教えてしまった方がよいと思います。

その際には、お子様に『み・は・じ』の図を描かせて、

求めたいものを指で隠してみて!

そうすると何算をしないといけないかなぁ?

このくらいにしておきましょう!あとは・・・

し~・・・

すべてを教えてしまうと『思考力』が付きません。

単位を変えなければならない問題については、また後日アップします。もしばらくお待ちください。

小学校5年生は、前回の『単位量あたりの大きさ』、今回の『速さ』、そして今ブログ作成中の『割合』がネックとなります。

正直、小学校の算数の中で一番の大変なところです。

ご自宅でも少しでも多く問題を解いていただきたいと思います。

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