
さぁ、栃木県第1弾
特色選抜入試の内定が発表されました!
いかがだったでしょうか!
内定をもらった人は、本当におめでとうございます!
ただ、ここからが本当の勝負です!!
のんびりしていると、一般選抜の人との差が大きくなりますよ!
そして、残念だった人は少し休憩をしましょう。
今後をどうするかじっくりご検討下さい。

これで人生が終わるわけではありません。
修正することは全然できます!
特色選抜は宝くじのようなものだと思ってもいいのかなぁって思います。
次は、実力で勝ち取っていきましょう!
2025年度栃木県特色選抜入試内定発表
これは、栃木県教育委員会のHPに公開されている内容です。
宇都宮市内の普通科系高校の特色内定者と一般選抜定員
- 宇都宮清陵高等学校特色選抜 昨年度特色選抜定員+10%
募集定員 | 特色選抜 定員 | 受験者 | 特色選抜 内定者 | 一般選抜 定員 | |
宇都宮 | 280 | 28 (10%) | 58 | 29 海外1 (10%) | 251↘ (-1) |
宇都宮東 | 160 | 55 | 54 | 54 海外2 | 7 ↗ |
宇都宮南 | 280 | 84 (30%) | 138 | 98 (35%) | 182↘ (-14) |
宇都宮北 | 320 | 32 (10%) | 86 | 48 海外2 (16%) | 270↘ (-18) |
宇都宮清陵 | 160 | 48 (30%) | 41 | 41 海外1 (26%) | 118↗ (+6) |
宇都宮女子 | 280 | 28 (10%) | 61 | 31 (11%) | 249↘ (-3) |
宇都宮中央 | 240 | 24 (10%) | 104 | 25 海外2 (11%) | 215↘ (-1) |
(総合家庭) | 40 | 8 (20%) | 26 | 10 (25%) | 30↘ (-2) |
石橋 | 240 | 48 (20%) | 112 | 60 海外3 (26%) | 177↘ (-15) |
特色選抜入試は、定員より多め、具体的には定員+5%くらい多めに合格を出す傾向にあります。
しかし、トップ校はほぼ定員で切ってしまうので
- 宇都宮高等学校 特色定員+2名
- 宇都宮女子高等学校 特色定員+3名
- 宇都宮中央高等学校 特色定員+3名
- 宇都宮中央高等学校総合家庭 特色定員+2名
トップ校は、厳しいですね。
小論文としても難しい問題ですし、倍率的にもとても高くなっています。
なので、あまり特色選抜はオススメできません。
実力があるのであれば、順当に一般選抜を受験された方が合格確率は上がると思います。
そして、

定員よりも多めに合格者を出すということは、
一般選抜の合格者が減らされるということです。
ここも踏まえておかないといけません。
特に、トップ校以外は、特色選抜を定員+5%多く合格者を出します。
- 宇都宮南高等学校 特色定員+14名
- 宇都宮北高等学校 特色定員+18名
- 石橋高等学校 特色定員+15名
その分、一般選抜の定員が減ります。
上記高校は、まだ全体の募集定員が多いので、そこまでの影響はありませんが・・・
全体の募集定員が少なくなればなるほど、一般選抜は影響していきます。

今回、宇都宮市内で珍しく
特色選抜で定員割れしていた高校があります。
- 宇都宮東高等学校 特色定員ー7名
- 宇都宮清陵高等学校 特色定員ー6名
こちらは、特色選抜定員が埋まらなかったので、その分一般選抜の定員が増えます。
特に宇都宮東高等学校に注目ですね!
一昨年、2023年度入試の際も特色選抜が定員割れして、一般選抜で3席募集がかかりました。

ただ、流石にこの3席を
狙おうとする強者はいませんでした。
今回は、どうでしょうか。
一昨年よりも少し多めの7名です。
強者が出てきて欲しいですね!
変更期間は、2月25日、26日です。
宇都宮市内の専門系高校の特色内定者と一般選抜定員
募集定員 | 特色選抜 定員 | 受験者 | 特色選抜 内定者 | 一般選抜 定員 | |
宇都宮白楊 (農業経営) | 40 | 12 (30%) | 22 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(生物工学) | 40 | 12 (30%) | 32 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(食品科学) | 40 | 12 (30%) | 21 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(農業工学) | 40 | 12 (30%) | 27 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(情報技術) | 40 | 12 (30%) | 16 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(流通経済) | 40 | 12 (30%) | 25 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(服飾デザイン) | 40 | 12 (30%) | 31 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
宇都宮工業 (機械) | 120 | 36 (30%) | 63 | 42 海外1 (35%) | 77↘ (-7) |
(電気情報) | 80 | 24 (30%) | 45 | 28 (35%) | 52↘ (-4) |
(建築) | 40 | 12 (30%) | 21 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(環境建設) | 80 | 24 (30%) | 40 | 28 (35%) | 52↘ (-4) |
宇都宮商業 (商業) | 200 | 60 (30%) | 104 | 70 (35%) | 130↘ (-10) |
(情報処理) | 80 | 24 (30%) | 33 | 28 (35%) | 52↘ (‐4) |

宇都宮市内専門系高校は、
すべて35%と、+5%多く合格者を出しています。
特に上記高校は、全体の募集定員が少ないので、一般選抜への影響が大きくなります。
- 宇都宮白楊高等学校 特色定員+2名
一般選抜の定員がが予定の28名から26名になっています。
2月21日前後に公表される倍率を見てみないとわかりませんが、たった26名の募集です。
とても狭き門になっています。

倍率が1.5倍前後になることは
覚悟しておきましょう!
宇都宮工業高等学校は
- 機械 特色定員+7名
- 電気情報 特色定員+4名
- 建築 特色定員+2名
- 環境建設 特色定員+4名
建築は全体の募集定員が少ないので、厳しい戦いになります。倍率は1.5倍を覚悟して下さい。
その他も毎年1.2〜1.3倍となっています。
宇都宮商業高等学校は、
- 商業 特色定員+10名
- 情報処理 特色定員+4名
ここのところ宇都宮商業高等学校は、そこまでの倍率になっていません。
情報処理は特に定員前後くらいに例年なっています。
狙い目かもしれませんね!

専門系高校は、全体の募集定員がとても少なく
宇都宮市内だと人気が高いので、倍率が上がりがちです。
なので、希望される人は、覚悟をして受験をして下さい。
栃木県東部エリアの普通科系高校の特色内定者と一般選抜定員
- 真岡高等学校特色選抜 昨年度特色選抜定員+10%
募集定員 | 特色選抜 定員 | 受験者 | 特色選抜 内定者 | 一般選抜 定員 | |
真岡 | 200 | 60 (30%) | 93 | 70 (35%) | 130↘ (-10) |
真岡女子 | 200 | 40 (20%) | 67 | 50 (25%) | 150↘ (-10) |
益子芳星 | 120 | 36 (30%) | 41 | 41 (34%) | 79↘ (-5) |
茂木 | 160 | 48 (30%) | 59 | 55 (34%) | 105↘ (-7) |
烏山 | 160 | 48 (30%) | 40 | 40 (25%) | 120↗ (+8) |
高根沢 | 80 | 24 (30%) | 17 | 17 海外1 (23%) | 62↗ (+6) |
(商業) | 80 | 24 (30%) | 24 | 24 (30%) | 56→ |
さくら清修 | 240 | 72 (30%) | 135 | 84 (35%) | 156↘ (-12) |

真岡高等学校が特色選抜定員を昨年度から10%多くしました。
これは、定員割れが続いたからでしょうか。
特色選抜である程度の人数を確保するためなのか・・・
- 真岡高等学校 特色定員+10名
- 真岡女子高等学校 特色定員+10名
- 益子芳星高等学校 特色定員+5名
- 茂木高等学校 特色定員+7名
- さくら清修高等学校 特色定員+12名
こちらは、一般選抜定員が少なくなっていますが、そもそも第1回、第2回進路希望調査で定員割れしているところばかりなので、
特色選抜で多めに合格者を出したとしても、そこまで影響はないのかなぁって思います。
- 烏山高等学校 特色定員ー8名
- 高根沢高等学校 特色定員ー6名
- 高根沢高等学校商業 特色定員±0名
こちらも、一般選抜への影響はないでしょう!
栃木県東部エリアの専門系高校の特色内定者と一般選抜定員
募集定員 | 特色選抜 定員 | 受験者 | 特色選抜 内定者 | 一般選抜 定員 | |
真岡北陵 (生物生産) | 40 | 12 (30%) | 15 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(農業機械) | 40 | 12 (30%) | 6 | 5 (13%) | 35↗ (+7) |
(食品科学) | 40 | 12 (30%) | 17 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(総合ビジネス) | 40 | 12 (30%) | 14 | 12 (30%) | 28→ |
(介護福祉) | 30 | 9 (30%) | 10 | 10 (33%) | 20↘ (-1) |
真岡工業 (機械) | 40 | 12 (30%) | 14 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(生産機械) | 40 | 12 (30%) | 16 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(建設) | 40 | 12 (30%) | 23 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |
(電子) | 40 | 12 (30%) | 27 | 14 (35%) | 26↘ (-2) |

こちらも専門系なので
基本的に35%の合格者を出しています。
ただ、農業機械については定員割れしていて、総合ビジネスも人数が少なかったので、厳しく見られていますね。
- 生物生産 特色定員+2名
- 農業機械 特色定員ー7名
- 食品科学 特色定員+2名
- 総合ビジネス 特色定員±0名
- 介護福祉 特色定員+1名
今年は真岡北陵はずっと定員割れしているので、全くといっていいほど一般選抜には影響しません。
真岡工業は
- 機械 特色定員+2名
- 生産機械 特色定員+2名
- 建設 特色定員+2名
- 電子 特色定員+2名

きれいに特色選抜+2名の合格者です。
こちらも電子以外は、ずっと定員割れしているので、影響はないでしょう。
2025年度栃木県特色選抜入試内定発表!まとめ
特色選抜は、
- 内申書
- 作文または小論文
- 面接
で、決まります。
採点基準は、各高校に委ねられています。

なぜ、合格なのか?
なぜ、不合格だったのか?
全くわからない部分が多く、難しい入試です。
合格された方は、大いに喜んでもらって構わないと思いますが、
不合格だった方は、辛いと思いますが、そこまで落ち込むことはありません。
内申点、作文または小論文、面接だけであなた自身のすべてはわかりません。
特に、受験勉強でここまで5教科に費やしてきた努力は、特色選抜では測れません。
言いすぎかもしれませんが、宝くじに当たらなかったくらいに思ってもらって、
次に向けて、気持ちを入れ替えてもらった方がよいと思います。
ここで立ち止まってしまっては、今までの努力も水の泡になってしまいます。

次に向けて頑張りましょう!
高校入試については、『努力は報われます!』
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