今回は、栃木市エリアです。
2023年度入試からは募集定員の変更はなく、今年も唯一変更がないエリアです。
栃木市も市内にある程度の種類の高校が集まっているので、他エリアに出なくても間に合う状況ですが、
交通の便を考えると小山、佐野、宇都宮、鹿沼と様々な選択肢があります。
では、今回の第1回進路希望調査はどうなっていたか・・・
2024年度第1回進路希望調査栃木版
栃木エリアの第1回進路希望調査
- 栃木翔南高等学校は2021年度に定員が200⇒160名に!
- 栃木翔南高等学校は2023年度に定員が160⇒200名に!
高校名 | 募集定員 | 2021年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023 年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024 年度 第1回 |
栃木 | 240 | 1.07 | 1.03 | 1.22 | 1.01 | 1.02 | 1.02 | 1.05 | 0.95 | 1.15 | 0.85 |
栃木女子 | 240 | 1.10 | 1.07 | 1.09 | 1.23 | 1.17 | 1.18 | 1.12 | 1.10 | 1.11 | 1.00 |
栃木農業 (植物科学) | 40 | 1.15 | 0.83 | 1.20 | 0.80 | 0.93 | 1.03 | 0.63 | 0.75 | 0.87 | 1.08 |
(動物科学) | 40 | 1.28 | 1.20 | 1.10 | 1.45 | 1.18 | 1.07 | 1.70 | 1.30 | 1.28 | 1.58 |
(食品科学) | 40 | 1.28 | 1.28 | 1.23 | 1.40 | 1.23 | 1.27 | 0.85 | 0.93 | 1.20 | 1.45 |
(環境デザイン) | 40 | 0.55 | 0.95 | 1.30 | 0.90 | 1.00 | 1.17 | 0.53 | 0.73 | 0.87 | 0.68 |
栃木工業 (機械) | 80 | 1.54 | 1.25 | 1.33 | 1.08 | 0.99 | 0.96 | 1.16 | 1.04 | 0.98 | 1.03 |
(電気) | 40 | 0.40 | 0.93 | 1.12 | 0.70 | 1.03 | 1.04 | 1.03 | 0.98 | 1.04 | 0.65 |
(電気情報) | 40 | 1.33 | 1.18 | 1.31 | 1.18 | 1.15 | 1.15 | 1.35 | 1.23 | 1.42 | 1.00 |
栃木商業(商業) | 120 | 0.98 | 1.03 | 0.97 | 0.96 | 0.92 | 1.04 | 0.93 | 1.05 | 1.03 | 0.98 |
(情報処理) | 40 | 0.98 | 1.00 | 0.92 | 1.13 | 1.10 | 1.08 | 0.88 | 0.58 | 0.89 | 1.15 |
栃木翔南 | 200⇒160 ⇒200 | 1.82 | 1.63 | 1.43 | 1.29 | 1.24 | 1.18 | 1.19 | 1.01 | 1.05 | 0.88 |
壬生 | 160 | 0.96 | 0.94 | 1.21 | 1.04 | 1.04 | 1.30 | 1.03 | 0.97 | 1.11 | 0.78 |
栃女以外は定員割れしています!!
ちょっとびっくりですね!
栃木高等学校は、昨年度第2回進路希望調査で初めて定員割れをしましたが、初回から定員割れになるとは・・・
栃高は県内でも上位に入る高校です。傾斜もかけるような高校が定員割れ?!
しかも、0.85倍ということで、全然足りない状況です。
この定員の足りなさからすると、周辺の市から集まってくるような感じはしますね!
偏差値60付近の石橋、宇都宮中央、小山、鹿沼・・・
宇都宮市内からも栃高は
通える距離です!
これは、第2回進路希望調査が楽しみですね!
栃木女子高等学校も、倍率1はキープしましたが、年々下がっている状況です。
このあと、多少は上がるかもしれませんが、上位校というのは、倍率が大きく上がることはほぼありません。
栃木翔南高等学校は
募集定員を上げ下げしています。
2021年度入試で1クラス(40人)減らして、倍率が跳ね上がりましたが、
2023年度入試では1クラス増やして、倍率は1付近に・・・
中学生の人数を考えてのことだと思いますが、なぜ?
まぁ、とりあえず、栃木市内の普通科は、全体的に定員割れということになります。
そして、ちょっと北になりますが壬生高等学校!
壬生高校は、例年第1回進路希望調査から徐々に倍率があります。今年はだいぶ低いので、どんどん集まってくるかもしれません。
最終的には定員を上回るかもしれませんね!
栃木農業高等学校は、動物科学、食品科学がだいぶ高めに出ています。
動物科学は昨年度も高く、その後は1.28まで下がったので、今年もどんどん下がっていくでしょう!
宇都宮市内も、白楊高等学校が食品科学が倍率3.03と高く、
今年は、『食品科学』がキーポイントですかね!
植物科学は、微妙な位置にいますが、これから上がることはそこまで考えられないので、第2回を待ちましょう!
そして、環境デザインは、例年通り上がっていくでしょう!
最終的には、倍率1くらいになるかもしれませんね!
栃木工業高等学校、栃木商業高等学校は、基本的には、倍率1付近にいます。
そこまで大きな上げ下げはないように感じますが、唯一栃木工業の電気がだいぶ低いので、このままのわけはないと思います。
全体的に1に収束しているので
志望校としている人は、ちょっと安心・・・
ただ、これが令和9年度入試までです。
令和10年度入試では、
- 栃木農業高等学校
- 栃木工業高等学校
- 栃木商業高等学校
の一斉統合が予定されています。
令和10年度入試の際にどれだけの倍率になるか・・・
昨年までの特色選抜と一般選抜の倍率の比較
では、もう『特色選抜』についてどうするか決めなくてはいけない時期になってきましたのでこちら!
壬生高等学校が以外は、特色選抜と一般選抜の倍率が大きく離れています。
壬生高等学校を志望校にしているのであれば
ある程度、GOでいいと思います。
栃木高等学校、栃木女子高等学校、栃木翔南高等学校は、基本的に特色選抜の倍率が2倍以上になっています。
この第1回進路希望調査の結果からも、一般選抜の方が戦いやすいような気がしますが、あとはご家族のお考えになります。
私から言えることは、今現在、合格基準点を超えている。または下野模擬テストで『安全圏』が出ているのであれば、スキルを伸ばすために挑戦しても良いのかなぁって感じます。
動物科学、食品科学はやはり特色選抜の倍率は上がりますね!
3倍を超えると、分が悪すぎるので、オススメはできません。
今回の第1回進路希望調査を見ると、やはり今年も特色選抜の倍率はだいぶ高く出るでしょう。
植物科学、環境デザインは、右下がりになっているので、このままの流れなら、特色選抜は挑戦してもいいのかなぁって感じます。特に環境デザインは!
栃木工業、栃木商業は、2022年度を見ると特色選抜の倍率が少し低くなっています。
これは、2022年度第1回進路希望調査が少し低めに出たのが原因かもしれません。
今回の第1回進路希望調査も低く出ているので、チャンスかもしれませんね!
志望している人は、
特色選抜を検討してもいいかもしれません!
2024年度第1回進路希望調査栃木版まとめ
第1回進路希望調査が低めに出ているのであれば、特色選抜は検討する価値はあると思います。
宇都宮市内は
どの高校をとっても
高くなるのでオススメできませんが・・・
あとは、
- 内申書
- 現状の成績(合格基準点を超えている or 『安全圏』が出ている)
学校の先生にしっかりと相談して決めて下さいね!
特色選抜は受けるのは自由だから!
と、言われて人は要注意ですよ!
もう一度、自分に有利な選択をして下さいね!
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