英検のHPに朗報がありました!
なんと!
なんと・・・!!
2023年度バージョンの問題形式でまだ受験できます!
要するに、Writingが1題で受けられるのです!!
これは、本当によい情報なのでこの後も読んでくださいね!
英検の問題変更
突如、昨年2023年7月に英検協会が発表した『一部問題のリニューアル』
このブログでも取り上げました。『2024年から英検の問題が変わる!!』
英検協会でも『特設サイト』を2023年12月4日に公開し、だいぶ話題になりました。
一番は、Writingの問題が
1題から2題に増加するというところです。
何がそんなに話題になるかというと
2023年度バージョン
英検の問題はスコアが、基準となるスコアを総合的に超えられれば合格となります。
例えば、英検3級は各分野
- Reading(30題)で550点満点
- Listening(30題)で550点満点
- Writing(1題)で550点満点
の合計1650点
←――――――― 3技能合計1650点 ―――――――→ Reading
30題で550点Listening
30題で550点Writing
1題で550点そして、合格基準点は1103点で、要するに全体で69%取れれば合格です。
これを見た時に、どう対策をとると、合格への近道になるかお分かりになると思います。
そうです!
Writingがキーポイントになるということです!
Writingはたった1題で550点分の配点があります。
Writingはしっかりと練習して用意しておけば満点も取れます!
(内容としては、本当に簡単な受験者への質問です。また語数は25~35語。)
なので、しっかりと書ければ、550点で全体の約33%分を得点することができます。
そうすると、合格までに残りはなんと!
1103-550=553点!
ReadingとListeningは
各550点中の半分ずつ取れれば
合格となります。
正直、Readingは大問1がハードで、皆さん苦戦します。
問題数で言うと15題。
Reading30題中、15題が点数の取りづらいところなのです。
残りの15題は、
- 会話文5題
- 掲示物2題
- Eメール3題
- 長文5題
こちらの方が、前後の文を理解すると、比較的取れるのかなぁって思います。
大問1で0点はないと思いますので、もろもろでReading275点(50%)くらいだったとしても
残り、553-275=278点
Listeningも約50%で良くなります。
Listeningは毎日聴いて
聞き慣れて行けば、半分ということはないと思います。
そうすると、合格基準点は楽々超えていきます!
ただ、当たり前ですが
ちゃんと毎日練習をしないと合格にはなりません。
そして・・・
2024年度バージョン
この2024年度からの一部問題リニューアルで
キーポイントととなるWritingが1題から2題に変更になります。
時間も50分から65分に変更です。
具体的に・・・
英検3級はEメール内で、2つの質問に対する内容を自由に答える問題となります。
(語数は15~25語。)
今までWritingとは異なり、
内容に沿った答えを作らなければなりません。
しかも質問が2つ!!
2023年度までのWritingであれば、自分のことを書けばよかったので用意することができました。
しかし、2024年度からのWritingは、より日常に合わせた問題になっています。
そして、なによりWritingの配点550点は変更なし。
また、合格基準点も1103点で変更なしです。
Writing2題で550点・・・
要するに、点数が分散してしまったことになります。
1題は、今までと変わらないので、用意して取れると思います。
ただ、それではWritingの点数は半分です。
2題目の問題に時間を費やして・・・どれだけ取れるか・・・
この大変さが伝わるでしょうか?!
なので、2023年度内で英検を取得して欲しかったのです。
ただ・・・なんと!
抜け道が!!
えっ!?
旧問題でまだ間に合う英検がある!
そして、本題です!
通常の、年に3回の英検では、もう旧バージョン(Writing1題)の問題は受験できません。
なんだ・・・ダメなんじゃな~い
確かに、年に3回の英検では、もう無理です。
しかし・・・英検はこれだけではありませんよね!
あっ!?
S-CBT!!
そうです!
なんとS-CBTでは、まだ旧バージョンの問題(Writing1題)でギリギリ受験できます!
期限は4月までです。
5月になると、もう新バージョンで、Writingが2題になってしまいます。
急がないと!!
申し込みは?
大丈夫ですよ!
焦らなくても!!
S-CBTとは、簡単に言うと『1日で全ての受験が終わる英検』です。
メリットは、
- 1日で終わる
- (会場によるが)毎週末受験ができる
- 最大年間で6回受験ができる
デメリットは、
- 会場が限られている
- 会場によって日程も限られている
- 地方になると会場がない可能性がある
詳しくは、以前のブログ記事で『英検で受験回数を増やす方法!』
最寄りの会場によっては
メリットしかありません!
ただ・・・栃木県民に関しては・・・
会場が小山しかありません。
小山!?
小山駅西口テストセンター
住所は、〒323-0025栃木県小山市城山町3-7-1高島屋第2ビル4階
JR小山駅から徒歩5分
小山の方は、とても良いですよね!
なぜ、宇都宮にないのか・・・
申し込みが殺到してしまうからでしょうか・・・
まぁ、とりあえず小山まで行ける人は、申し込んで欲しいと思います。
では、申し込みについてです。
先程調べたところ
4月の1週目まで満席になっていました。
あとは、2~4週の週末です。
2月14日時点の小山駅西口テストセンターの4月の予定はこちら!
(あくまで2月14日時点ですので、必ず確認をして下さい。『お申し込みサイト』で確認ができます。)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
31 満 | 1 満 | 2 | 3 満 | 4 | 5 | 6 |
7 空きあり | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 空きあり | 13 |
14 空きあり | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 空きあり | 20 |
21 空きあり | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 空きあり | 27 空きあり |
28 満 | 29 | 30 | 1 | 2 | 3 | 4 |
旧バージョン(Writing1題)の受験は4月まです。
お早めにお申し込み下さい!
お申し込みページはこちら⇒⇒⇒『英検S-CBT申し込み』
- 4月1~7日までの受験の申し込み受け付けは、2月28日(水)10時まで
- 4月8~28日までの受験の申し込み受け付けは、3月6日(水)10時まで
となります。
英検の検定料は、通常の英検よりも少しお高めになります。
英検準1級 | 英検2級 | 英検準2級 | 英検3級 |
9,800円 | 8,900円 | 8,400円 | 7,100円 |
旧問題でまだ間に合う英検がある!?まとめ
と、いうことで、まだ、まだ旧バージョン(Writing1題)の問題で英検が受けられます。
- 旧バージョン(2023年度まで)はWritingが1題
- 新バージョン(2024年度から)はWritingが2題
旧バージョンであれば、Writing1題で約33%の得点となります。(全体の69%の得点で合格)
しっかりと練習して用意すれば、Writingで満点の550点を取り、合格まで残り553点。
Reading、Listeningを合わせて553点で合格です。
極端な話をすると
もし、Writing満点、Listening満点であれば、Readingは3点で良いことになります。
←―― | ――3技能合格1103点―― | ―――――――――――→ |
Read -ing 3点 | Listening30題 満点550点 | Writing1題 満点550点 |
ただ、なかなかListeningで満点は厳しいですし、
またReadingで3点というのもないので
実際はこういう形にはなりませんが
これでも合格です。
現実的なところでいうと、⇓⇓⇓これならできそうな感じですね!
←――――― | 3技能 | 合格1103点―――――――――――→ |
Reading 250点 | Listening 253点 | Writing 500点 |
Readingは単語力が大切になります。
なかなか言葉を増やすのは難しいので、上図のようにWritingで稼いでおくとよいと思います。
ただし、これはあくまで旧バージョンの試験です。
新バージョンになると、Writingが2題となるので上図のような簡単な図にはなりません。
なので、もし可能であれば、この4月にS-CBTで受験をして取得してもらえたらと思います。
補足:新設級について
以前英検準2級と英検2級の間にもう一つ階級が出来るお話をしました。
これの新しい情報です。
まず、名称が決定したようです!
それが『準2級プラス』!
英語表記は、『Grade Pre-2 Plus』
1次試験合格基準スコアは、1402点。
級 | 2級 | 準2級プラス | 準2級 | 3級 | 4級 | 5級 |
合格基準スコア | 1520 | 1402 | 1322 | 1103 | 622 | 419 |
この『準2級プラス』の設立により、英検準2級を合格し、英検2級になかなか合格できなかった人が、着実に段階を追って上級の合格の階段を上ることができるようなった・・・という予定です。
正直、実際の問題を見てみないと・・・
また、生徒たちの意見を聞かないと
実際にそうなったのかは、まだ・・・
実際のスタートは、2025年度受験からです。
この4月からは2024年度受験なので、まだ実施までには1年あります。
これについては、また情報が上がり次第、更新していきます。
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