下野模擬テスト(2021.10)結果報告

下野模擬テスト

さぁ、当塾では10月20日に10月実施分の下野模擬テストの結果表が届きました!

いかがだったでしょうか。

だいぶ上がっていたわ!!

うちは点数は上がっているけど、偏差値が・・・

8月を過ぎ、基本的に運動部は引退。全体的に受験モードに入っていると思います。

だからこそ、点数は上がっていても、偏差値を上げていくことは難しくなります。

では、10月の下野模擬テストについての考察をしていきたいと思います。

10月実施分下野模擬テスト総括

下野模擬テスト10月実施分の受験者数

  • 9,099名(令和4年3月卒業見込み者17,006名)
  • 下野模擬テスト受験率54%(卒業見込み者に対する)

昨年の10月の下野模擬テストも同じくらいの9,421名の受験者でした。

もう10月ですが、受験率が50~60%ということで、まだまだ受験が視野にない方が多いということになります。

栃木県は競争率が低いことがデータからも読み取れます。

下野模擬テスト10月実施分の平均点

今回の下野模擬テストの各教科の平均点は

  • 国語 59.9点
  • 社会 59.7点
  • 数学 45.9点
  • 理科 55.7点
  • 英語 53.3点
  • 合計 274.5点

今年は、ある程度平均点が平らになっています。

【上記が平均点ということは、偏差値が50付近の学校(宇都宮商業、宇都宮工業、宇都宮南、茂木高校、さくら清修)を志望校とする方は、このくらいを取らないといけません。】

昨年度の下野模擬テストは、毎回数学の平均点が30点台で・・・

下野さん、いろいろ大変だっただろうなぁ・・・

あまりに平均点が低く過ぎても、高過ぎても、ちゃんとした指針にはなりません。

問題を作る人は大変なんです

さぁ、もう少し細かく見ていきましょう!

下野模擬テスト10月実施分の最高得点と偏差値

5教科の最高得点と偏差値

  • 最高得点:484点 偏差値74

最高得点の484点は素晴らしいですね!

男の子のようなので、県立高校であれば『宇都宮高等学校』、私立高校であれば『作新学院高等部のトップ英進S1』でしょうか。

それとも県内には興味がなく、都内の高校かもしれませんね!

各教科の最高得点

  • 国語の最高得点:96点(1名) 偏差値78
  • 社会の最高得点:100点(10名) 偏差値69
  • 数学の最高得点:100点(8名) 偏差値76
  • 理科の最高得点:100点(13名) 偏差値72
  • 英語の最高得点:100点(7名) 偏差値72

10月実施分の下野模擬テストはちょっと100点を取る方が多いように感じます。

下野模擬テスト10月実施分の各高校の倍率

11月の頭に『第一回進路希望調査』の結果が新聞や、ネット上に公表されます

今回の10月実施分の各高校の第一志望の倍率を見ていきましょう!(おそらく宇都宮市内は下記データと『第一回進路希望調査』が同じくらいになると思います。)

募集定員第一志望者倍率
宇都宮高等学校2804601.64
宇都宮東高等学校16051
宇都宮南高等学校3203951.23
宇都宮北高等学校3204961.55
宇都宮女子高等学校2804241.51
宇都宮中央高等学校2405552.31
(総合家庭)40501.25
宇都宮清陵高等学校2001040.52
石橋高等学校2403801.58

下野模擬テスト上での第一志望ですが、やはり『宇都宮中央高等学校』の人気が高いですね!

逆に、『宇都宮清陵高等学校』の人気が・・・

募集定員第一志望者倍率
宇都宮白楊高等学校
(農業経営)
40501.25
(生物工学)40491.23
(食品科学)40621.55
(農業工学)40300.75
(情報技術)40461.15
(流通経済)40501.25
(服飾デザイン)40501.25
宇都宮工業高等学校
(建築デザイン)
40882.20
(環境建設システム)80440.55
(電気情報システム)801071.34
(機械システム)1201661.38
宇都宮商業高等学校
(商業)
2002001.00
(情報処理)80640.80

やはり『宇都宮工業高等学校』の『建築』は人気ですね!それとは逆に、『環境建設』の人気がありません。ただ、これは例年通りです。最終的には、『建築』の倍率が高いからと、『環境建設』に変更する方が多々います。

『宇都宮白楊高等学校』内でも『農業工学』は人気がありません。これも例年通りだと思います。「農業」という言葉はやはり子供たちには興味がわかないようですね!

私は農業に興味があるのですが!

募集定員第一志望者倍率
真岡高等学校2001460.73
真岡女子高等学校2001130.57
益子芳星高等学校160200.13
茂木高等学校160600.38
烏山高等学校160350.22
高根沢高等学校
(商業)
120190.16
(普通)80210.26
さくら清修高等学校2401920.80

同じ時期の去年のデータも私の手元にあるのですが、それと比較してもより第一志望者が減少しています。

地方になると、下野模擬テストを受けるという習慣がないというのもあると思いますが、今回は低すぎるように感じます。

地方は11月の頭に出る『第一回進路希望調査』をしっかりと確認をして下さい。

募集定員第一志望者倍率
真岡北陵高等学校
(生物生産)
40100.25
(農業機械)40110.28
(食品科学)40100.25
(総合ビジネス)40150.38
(介護福祉)3080.27
真岡工業高等学校
(機械)
40170.43
(電子)40150.38
(生産機械)4090.23
(建設)40110.28

真岡市は『真岡高等学校』から『真岡北陵高等学校』と偏差値が58~35までの学校があります。

しかも普通科も専門科もあり、真岡市内で完結し、出る必要性がないことから、下野模擬テストを受けて、現時点の学力を測定する必要性がなくなるように感じます。

流石に、『真岡高等学校』『真岡女子高等学校』を考えてる方は、受験されると思うのですが・・・

そういえば、私も中学生の時は

そんなに外部模試を受けていなかったような・・・

(田舎なので)

まとめ

と、いうことで10月実施分の下野模擬テストの結果報告でした。

何よりももうすぐ(11月頭)公表される『第一回進路希望調査』の結果がどうなるかです。

宇都宮市内は、この下野模擬テストの第一志望者データとほぼ同じようなデータになると思います。

今年は、とにかく『宇都宮中央高等学校』です!

ここの倍率に注目ですね!

そして、下野模擬テストもあと11月、12月、1月と3回のみとなります。(1月は大手某塾は受けけないという方針が出ているようなので、受験者数はだいぶ減ります。)

下野模擬テストを受けていく中で、持っている知識のチェックと、取りこぼしている知識の確認をしながら、第一志望校に近づいていけたらと思います。

コメント

  1. 親の受験は何年前? より:

    はじめまして。中3と中1の子供がいます。中3が大田原女子髙、中1が宇都宮中央髙を考えています。田舎で塾には通えません。すみませんが、両校の模試、入試の目安の点数を教えていただけないでしょうか?上の子は先生にもう少し頑張れといわれました。中央髙は年々難しくなりそうな気がします。

    • コメントありがとうございます。

      今のお子様の現状がどのくらいかが定かではないので
      あくまで、全体的な判断ですが

      大田原女子(偏差値56.2)は募集定員が200名(特色選抜40名、一般160名)
      ※ただ、毎年特色選抜は50名取っています。
      と、なると一般が150名定員となります。

      過去の最終倍率
      2019年 1.06
      2020年 1.05
      2021年 1.12
      (合格倍率も例年同じです。)

      また、今回10月の第一志望者数は110名
      定員を割ってしまっています。
      (地方に行くと下野を受けない方が多くなります。)

      偏差値的に見ると、320~330点欲しいところです。
      ただ、これは合格者の平均です。

      合格の下限はもっと下になると思います。

      高校に入ってからのことを考える(授業についていけるかどうか)と
      絶対的に330点くらいは欲しいと思います。

      そして、宇都宮中央高校については
      正直、今年を見てみないとわかりません。
      女子校としては、人気が下がっていましたが
      今年は、ガラリと変わると思います。

      宇都宮中央高等学校については
      逐一配信をしていきたいと思いますので、
      ご覧いただけたらと思います。

タイトルとURLをコピーしました