2023年度栃木県特色選抜入試倍率

さぁ、2023年度栃木県県立高等学校入試も明日から始まります!

まずは、特色選抜入試です!

その特色選抜入試の倍率が2月2日に発表されました。

昨年度、宇都宮中央高等学校の倍率が

とんでもないことになっていました!

今年度は?

今年度は、宇都宮市内はちょっと加熱傾向にあります。

受験される方は要注意です!覚悟も必要だと思いますよ!

と、いうことで、早速本題に入ります。

宇都宮市内の普通科高校の特色選抜倍率

数値で表すとこんな感じです。

中学1、2年生は、3年間数値をご覧いただき、来年、再来年どう動くか検討してくださいね!

募集定員特色選抜
募集定員
2020年度
特色倍率
2020年度
一般倍率
2021年度
特色倍率
2021年度
一般倍率
2022年度
特色倍率
2022年度
一般選抜
2023年度
特色選抜
宇都宮28028
(10%)
1.931.242.001.261.431.201.39
宇都宮東5555
(100%)
1.621.161.510.98
宇都宮北32032
(10%)
2.631.522.721.433.501.513.25
宇都宮南32096
(30%)
1.571.301.361.331.381.351.61
宇都宮清陵20040
(20%)
1.311.081.981.371.451.001.73
宇都宮女子28028
(10%)
1.821.192.571.161.821.142.25
宇都宮中央
(宇都宮中央女子)
24024
(10%)
2.961.203.131.194.921.884.25
(総合家庭)408
(20%)
2.001.192.251.592.881.653.50
石橋24048
(20%)
2.331.332.441.222.291.142.90

宇都宮市内上位校

さぁ、では宇都宮市内、近辺の上位校の特色選抜の倍率です。

宇都宮中央高等学校(61.3)はもうわかっている結果ですね!今年度も倍率4を上回っています。

宇都宮中央高等学校の特色選抜の定員は24名なので、受験者が102名・・・

大学受験並みの倍率になっています・・・

どうして、もっと大人が・・・

それにしても今年度は特色選抜が少し加熱しているように感じます。

  • 宇都宮中央高等学校の総合家庭科(54.6)の倍率が3.50 定員8名 受験者28名
  • 石橋高等学校(62.7)の倍率2.90 定員48名 受験者139名
  • 宇都宮女子高等学校(66.4)の倍率2.25 定員28名 受験者63名

ここ最近を考えると高めなので、特色選抜を受験される方は、覚悟が必要のようです。

そして、なぜかここが倍率が下がっていました。それが宇都宮高等学校(67.6)、宇都宮東高等学校(62.1)です。

なぜ、宇高だけは倍率が下がっているのか・・・

確率的なことを考えてなのか・・・

なによりも驚きが、宇都宮東高等学校が定員を割ったということです。

これには驚きでした。

割った分の定員をどうするのか、今後を見ていきたいと思います。

とは言え、今回はとにかく宇都宮市内、近辺の特色選抜は加熱していることが分かります。

学校の先生としても、

特色選抜をやりたいなら、

やってみなさい!

のスタンスのようなので、周りを見てもほとんどの方が受験されるのかなぁって思います。

受験者はとにかくあと2日間、面接の準備、小論文の練習を行いましょう!

宇都宮市内中・下位校

そして、宇都宮市内の中位、下位の普通科です。

宇都宮北高等学校(56.7)も昨年度よりは倍率が低くなっていますが、ここ最近では少し高めになっています。

  • 宇都宮北高等学校の倍率3.25 定員32名 受験者104名

そして、宇都宮南高等学校(50.3)はここのところは特色選抜入試も、一般選抜入試も変わらない倍率でしたが、今年度は少し上がりましたね!!

  • 宇都宮南高等学校の倍率1.61 定員96名 受験者155名

倍率が特色、一般と変わりなかったので

宇南だけは、どちらでもと思っていましたが

今年度は少し特色は分が悪いです。

そして、最後に宇都宮清陵高等学校(42.1)です。

  • 宇都宮清陵高等学校の倍率1.73 定員40名 受験者69名

清陵は一般選抜の倍率を考えると、絶対的に一般選抜を受験した方が合格確率100%に近くなります。

ここのところを、学校でももっと説明してくれればいいのになぁって思いますが・・・

中学1、2年生へ

今年度の特色選抜の倍率は加熱傾向にあります。

今年度高いからといって、来年度が低くなるということはそこまでないと思います。

特色選抜の選考方法や特色選抜の試験方式をしっかりと確認してもらい、どう受験するか検討してください。

『栃木県県立高校入試 特色選抜の出願、選考方法』

宇都宮市内の専門系高校の特色選抜倍率

募集定員特色選抜
募集定員
2020年度
特色倍率
2020年度
一般倍率
2021年度
特色倍率
2021年度
一般倍率
2022年度
特色倍率
2022年度
一般選抜
2023年度
特色選抜
宇都宮白楊
(農業経済)
4012
(30%)
3.331.732.171.543.251.732.75
(生物工学)4012
(30%)
2.331.422.421.882.001.652.83
(食品科学)4012
(30%)
2.831.541.831.542.831.584.08
(農業工学)4012
(30%)
1.832.041.081.172.331.651.33
(情報技術)4012
(30%)
1.831.581.921.692.331.772.08
(流通経済)4012
(30%)
2.422.082.001.423.081.772.67
(服飾デザイン)4012
(30%)
3.001.652.671.502.501.813.50
宇都宮工業
(機械システム)
12036
(30%)
2.461.241.960.941.751.181.94
(電気情報システム)8024
(30%)
1.881.301.941.421.501.231.63
(建築デザイン)4012
(30%)
5.131.704.001.502.251.462.33
(環境建設システム)8024
(30%)
2.061.371.690.971.501.171.54
宇都宮商業
(商業)
20060
(30%)
1.931.402.171.291.871.481.70
(情報処理)8024
(30%)
1.671.081.331.251.291.041.54

宇都宮白楊高等学校

宇都宮白楊高等学校もだいぶ上がっているところがあります。例年よりも上がっているところは

  • 食品科学(47.0)の倍率4.08 定員12名 受験者49名
  • 服飾デザイン(45.3)の倍率3.50 定員12名 受験者42名
  • 生物工学(44.1)の倍率2.83 定員12名 受験者34名

特に食品科学は気を付けて下さいね!

4倍もの倍率は凄すぎます。

例年と同じくらいは

  • 農業経営(44.0)の倍率2.75 定員12名 受験者33名
  • 流通経済(47.4)の倍率2.67 定員12名 受験者32名
  • 情報技術(46.1)の倍率2.08 定員12名 受験者25名
  • 農業工学(42.1)の倍率1.33 定員12名 受験者16名

どこもやはり覚悟は必要ですね。

白楊高等学校の定員を考えると、ある程度割り切ることも必要かもしれません。

たった12席を奪い合うことになります。

内申に自信がない方は、もう次の試験も視野に入れておいてください。

宇都宮工業高等学校

宇都宮工業高等学校は倍率が落ち着ていますね。

建築についても以前の元気はなく、2倍くらいになっています。

  • 建築デザイン(50.8)の倍率2.33 定員12名 受験者28名
  • 機械システム(47.6)の倍率1.94 定員36名 受験者70名
  • 電気情報システム(49.8)の倍率1.63 定員24名 受験者39名
  • 環境建設システム(45.0)の倍率1.54 定員24名 受験者37名

一般選抜入試の倍率とほぼ変わらないようであれば、ノールックで特色選抜を挑戦することをオススメします!

ただ、特色選抜の倍率発表は、必ず2月の2日、3日くらいです。

特色選抜入試が2月8日付近だとすると、一般選抜入試のように倍率を見てから変更等はできません。

ここが簡単ではないところです。

例年のデータを比較して出すか、出さないか・・・

宇都宮商業高等学校

宇都宮商業高等学校です。

宇都宮商業高等学校も特色選抜は元気ですね!

特に久しぶりに情報処理の倍率が上がっています。受験される方にとっては嫌なことだと思いますが・・・

ただ、それでも

  • 商業(50.6)の倍率1.70 定員60 受験者102
  • 情報処理(49.6)の倍率1.54 定員24 受験者37

宇都宮商業高等学校は一般入試でも、特色選抜入試でも、そこまで今は倍率が変わりません。

いつもこれくらいなら

ノールックでも・・・

ただ、実力テストや下野模擬テストの点数が基準点を満たしている方であればです!

中学1、2年生へ

宇都宮市内でも、ここ最近の宇都宮工業高等学校、宇都宮商業高等学校であれば、特色選抜を出されてもいいのかなぁって感じます。

ただ、内申書に自信があり、また面接、作文に自信がある方に限りますが。

栃木県東部エリアの普通科系高校の特色選抜倍率

募集定員特色選抜
募集定員
2020年度
特色倍率
2020年度
一般倍率
2021年度
特色倍率
2021年度
一般倍率
2022年度
特色倍率
2022年度
一般選抜
2023年度
特色選抜
真岡20040
(20%)
1.281.181.531.071.531.081.55
真岡女子20040
(20%)
1.550.951.600.981.981.061.45
益子芳星16048
(30%)
1.340.901.561.001.061.021.44
茂木16048
(30%)
1.651.061.210.961.811.011.38
烏山16048
(30%)
1.440.961.381.020.880.821.25
高根沢8016
(20%)
1.691.071.060.811.440.600.88
(商業)12036
(30%)
1.080.951.581.001.000.701.06
さくら清修24072
(30%)
2.131.392.011.091.831.331.75

栃木県東部エリアの普通科系

では、栃木県東部エリアの分析です。

  • 真岡高等学校(56.4)の倍率1.55 定員40 受験者62
  • 真岡女子高等学校(54.1)の倍率1.45 定員40 受験者58
  • 茂木高等学校(46.6)の倍率1.38 定員48 受験者66
  • 益子芳星高等学校(38.1)の倍率1.44 定員48 受験者69

基本的には変わりありません。

多少変わったところは、益子芳星高等学校が昨年度とは異なり、例年通りになったくらいだと思います。

栃木県東部エリアの普通科系Ⅱ

こちらは、さくら清修高等学校(46.9)はいつも通り

  • さくら清修高等学校の倍率1.75 定員72 受験者126

さくら清修であれば、まだ一般選抜の方がいいように感じますが、残りの高校については

  • 烏山高等学校(41.4)の倍率1.25 定員48 受験者60
  • 高根沢高等学校(38.0)の倍率0.88 定員24 受験者21
  • 高根沢高等学校商業(35.1)の倍率1.06 定員36 受験者38

この3校であれば、内申が問題なければノールックで大丈夫でしょう!

中学1、2年生へ

宇都宮市のちょっと東や北になると、だいぶ倍率が下がります。

こういったところであれば、

チャンスが二度あるから!

と言えるでしょう!

栃木県東部エリアの専門系高校の特色選抜倍率

募集定員特色選抜
募集定員
2020年度
特色倍率
2020年度
一般倍率
2021年度
特色倍率
2021年度
一般倍率
2022年度
特色倍率
2022年度
一般選抜
2023年度
特色選抜
真岡北陵
(生物生産)
4012
(30%)
1.831.002.581.191.831.191.00
(農業機械)4012
(30%)
1.331.001.670.811.171.230.83
(食品科学)4012
(30%)
2.001.081.921.042.081.191.83
(総合ビジネス)4012
(30%)
1.671.191.000.611.501.120.83
(介護福祉)4012
(30%)
1.560.851.220.761.890.701.22
真岡工業
(機械)
4012
(30%)
1.581.122.251.191.671.041.33
(生産機械)4012
(30%)
1.920.962.081.151.251.081.50
(建設)4012
(30%)
1.831.001.920.962.500.851.42
(電子)4012
(30%)
1.921.191.081.041.751.270.83

真岡北陵高等学校

真岡市の専門系高校です!

今年度の真岡北陵高等学校の生物生産(35.2)農業機械(35.1)総合ビジネス(38.9)はラッキーですね!

倍率が1以下です。

  • 生物生産の倍率1.00 定員12 受験者12
  • 農業機械の倍率0.83 定員12 受験者10
  • 総合ビジネスの倍率0.83 定員12 受験者10

確実に合格をもぎ取ってくださいね!

そして、

  • 食品科学(38.5)の倍率1.83 定員12 受験者22
  • 介護福祉(33.1)の倍率1.22 定員9 受験者11

こちらは多少の不合格者が確実に出ます。

あと1日しっかりと対策を!

真岡工業高等学校

真岡工業高等学校は年によって人気のあるところがバラバラです。

今年度は機械(40.4)よりも生産機械(38.9)の方が特色選抜については上になっています。

  • 生産機械(38.9)の倍1.50 定員12 受験者18
  • 建設(39.6)の倍率1.42 定員12 受験者17
  • 機械(40.4)の倍率1.33 定員12 受験者16
  • 電子(43.5)の倍率0.83 定員12 受験者10

電子はラッキーですね!定員を割っています。

中学1、2年生へ

今年度は真岡北陵高等学校も真岡工業高等学校も定員を割っていました。

しかし、来年度割るとは限りません。

ただ、ここ最近のデータからすると、そこまで特色選抜も倍率が高いわけではなさそうです。

あとは、どう見るかですが・・・

2023年度栃木県特色選抜入試倍率まとめ

データをまとめるのが遅くなり、特色選抜前日になってしまいました。

すみません。

今年の受験生にとっては、倍率が出た時には、どう転がってもやるしかない状況なので、再確認として明日までの残り時間を頑張ってもらえたらと思います。

そして、現中学2年生、1年生、そして小学生については、これらの知識を付けてもらい、本当に特色選抜を受験することが得なのかをご検討いただけたらと思います。

特色選抜の対策をずっとしてきて、思ったことは

  • 3年間の内申書に自信のない方
  • 秀でたモノがない方(内申)
  • 人と話すことが苦手な方(面接)
  • 文を書くことが苦手な方(作文・小論文)
  • 普段から本を読まない方(言葉のチョイス)
  • 普段からニュースなどを見ない方(作文・小論文の知識)

こういった方にはあまりオススメはできません。

特色選抜の対策で、逆に苦労をされると思います。

今は、一般選抜の方が断然入りやすくなっています。

一般選抜の当日に失敗したら?

と、おっしゃる方もいらっしゃいますが、

そうならないように5教科の勉強を続けて欲しいと思います。

途中で、面接、作文・小論文の練習を入れてしまうと、余計に5教科の勉強を減らしてしまいます。

確率の低い特色選抜を行い、プラスして一般選抜の確率も下げてしまいます。

ここのところをご検討ください。

補足

特色選抜は定員きっかりに取りません。

もしかすると、定員よりも多く取り、一般選抜の定員を減らすかもしれません。

10人、20人も多くは取りませんが・・・

来週の特色選抜の結果で、またデータをアップしたいと思います。

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