2023年度栃木県県立高校一般選抜最終倍率初日

さぁ!2023年度の一般選抜入試最終の初日の倍率がアップされましたね!

いかがだったでしょうか。

今年度は、あの宇都宮中央高等学校がなんと!!

って、もう知っていますよね!

昨年度あれだけ騒がれていた宇都宮中央高等学校の倍率がだいぶ下がりました。

『1.57』ということで、宇都宮北高等学校よりも倍率が下になっています。

これは、どういうことか・・・

どちらにしても、最後の変更期間が2月24日から始まります。

今年は2月23日が天皇誕生日で祝日となっています。

変更期間をお忘れなく!

2023年度栃木県県立高校一般選抜最終倍率初日

宇都宮市内の普通科高校の最終倍率初日

本当の最終倍率は2月28日になりますが、ここからそこまで大きく変わることはないと思います。

なので、今回のこの倍率をしっかりと把握し、あと2週間頑張ってもらいたいと思います。

高校名募集定員2020年度
第1回
第2回最終2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終
宇都宮2801.421.301.241.521.431.261.411.321.201.391.351.20
宇都宮東551.181.491.251.240.931.250.951.040.00
宇都宮南3201.551.371.301.501.331.331.541.321.351.641.411.40
宇都宮北3201.831.651.521.881.611.431.851.611.511.701.621.61
宇都宮清陵2000.740.791.08※0.91※1.001.370.780.841.000.850.961.23
宇都宮女子2801.451.361.191.391.311.161.331.261.141.491.431.28
宇都宮中央2401.271.201.201.421.201.19※2.57※2.201.882.421.891.57
(総合家庭)401.651.151.191.431.531.59※1.53※1.101.651.251.301.26
石橋2401.861.601.331.901.541.221.611.381.141.641.471.34

やはり人気校は、最終倍率が下がります。

その中で気になる点が2つ!

宇都宮中央高等学校と、宇都宮東高等学校です。

宇都宮東高等学校は一般選抜を

やらないのでは?

そうです。毎年特色選抜入試で定員いっぱいになっていました。

しかし、今回特色選抜入試で定員割れになり、3席空いた状態になっています。

たった3席?!

ここから出願する勇気のある人って?

以前にも佐野高等学校が7席の一般選抜入試を行い、1名出願し、受験されていました。

ただ、今回はたった3席・・・

この3席に出願する強者は・・・

28日が楽しみですね!

そして、宇都宮中央高等学校です。

倍率が1.57ということで、多少高いのは高いですが、ただ、昨年と比べれば何ともない倍率になりました。

総合家庭科についても倍率1.26と、いたって普通です。

確かに第2回進路希望調査時点で既に普通科は1.89と昨年の最終倍率とほぼ同等になっていて、それよりも下がるであろうことは予想が付きました。

しかし、下がり過ぎのような・・・

第2回進路希望調査の時点で倍率1.89ということは志望者が453名。

特色選抜の受験者101名で合格者が27名、不合格者が74名。

昨日アップされた最終倍率初日の倍率が1.57ということで、志願者が332名。

これだけの倍率が高い宇都宮中央高等学校に周りの高校から再挑戦する方はなかなかいないので

第2回進路希望調査から最終倍率の減少が453-332=121名

合格者が27名いるので、121ー27=94名

あくまで推測ですが

特色選抜で不合格者のほとんどが変更したように感じます。

では、その方々がどの高校を移動するかというと、おそらくですが

  • 男子なら、宇都宮北高等学校か、真岡高等学校、鹿沼高等学校等
  • 女子なら、宇都宮北高等学校か、真岡女子高等学校、鹿沼高等学校等

後述しますが、真岡高等学校は多少上がりましたが、そこまでではな、また真岡女子高等学校は逆に倍率が下がっています。

また、鹿沼高等学校も倍率下がっていることからも、宇都宮北高等学校に移動したのではないかと感じます。

その証拠に宇都宮北高等学校の倍率は、例年通りの下げにはなりませんでした。

何が言いたいかというと

宇都宮北高等学校に宇都宮中央高等学校を目指して勉強してきた子が移動しているということです。

なので、宇都宮北高等学校の競争率が上がっているかもしれません。

ただ、これはあくまで予測です。

でも、現状模試などの点数が320点くらいの方は、残りの2週間必死に勉強をして下さい。

宇都宮高等学校、宇都宮女子高等学校、石橋高等学校は、例年とほとんど変わりません。

もう前述しましたが、宇都宮北高等学校は例年通りに倍率が下がっていません。

これは、偏差値が上の高校から移動してきているということを意味します。

なので、宇都宮北高等学校を志望している方は、本当にここから頑張ってください。

おそらく、今年度一番競争率が高いところになると思います。

宇都宮南高等学校は多少下がりませんでしたが、

いつも通りです!

そして、宇都宮清陵高等学校はだいぶ上がりました。

やっと上がって来たって感じですね!

でも、まだ1.23なので、まだまだ低めですね。

宇都宮市内の普通科なので、もう少し競争が欲しいとこです。

受験生にとっては、大変なことですが・・・

宇都宮市内は、これで全てが定員を上回った受験となります。

確実に合否の明暗が分かれます。

後悔のないよう、この2週間をお過ごしください。

宇都宮市内の専門系高校の最終倍率初日

高校名募集定員2020年度
第1回
第2回最終2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終
宇都宮白楊
(農業経済)
401.831.831.731.381.151.541.931.781.731.681.501.92
(生物工学)402.031.551.421.651.081.882.001.551.651.881.631.50
(食品科学)401.931.401.541.681.501.542.432.031.581.951.751.81
(農業工学)401.031.282.041.000.931.171.181.181.650.750.781.08
(情報技術)402.351.701.581.651.601.691.751.731.771.751.551.58
(流通経済)401.731.732.081.031.181.421.901.981.771.281.631.77
(服飾デザイン)401.881.901.651.951.451.501.951.731.812.301.631.65
宇都宮工業
(機械システム)
1201.691.821.241.741.240.941.881.381.181.631.471.17
(電気情報システム)801.331.181.301.491.141.421.731.411.232.041.601.31
(建築デザイン)403.432.701.702.631.851.502.802.081.462.351.531.46
(環境建設システム)800.790.801.370.600.660.970.800.901.170.710.851.15
宇都宮商業
(商業)
2001.411.361.401.261.321.291.431.471.481.091.101.22
(情報処理)801.391.261.081.351.091.251.250.961.041.061.051.13

宇都宮白楊高等学校は、『農業工学』以外は倍率が1.5~2.0の間となっています。

定員が少ないことが一番の原因です。

たった26席を、少ないところで28名、多いところで50名で競います。

覚悟して頑張りましょう!

宇都宮工業高等学校は、『建築』がもっと下がるかなぁって思いましたが、下がらず、これで全てがほぼ例年通りですね。

グラフが綺麗すぎて

予測しやすいです!

ただ、例年と同じということは、受験生にとっては大変になります。

残り、2週間必死で頑張りましょう!

宇都宮商業高等学校です。

今年度は調査時にだいぶ低い値からスタートしたので、

宇商が定員割れになる?!

とひやひやしましたが、なんとか最後に倍率が上がりましたね!

やはり、皆さん、考えていることが同じ模様です。

宇商が倍率低いみたいよ・・・

じゃあ、もしかして・・・

それで、倍率は上がりましたが、それでも今年度は低いのでチャンスです!!

宇都宮市内の専門系もなんだかんだで、全て定員を上回りました。

受験生はこの2週間頑張りましょう!

そして、ここからが大変です・・・

東部エリアは本当にヤバイ・・・

栃木県東部エリアの普通科高校の最終倍率初日

高校名募集定員2020年度
第1回
第2回最終2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終
真岡2001.241.141.181.121.101.071.081.051.081.040.980.99
真岡女子2000.950.960.950.950.990.980.971.001.060.950.920.87
益子芳星1600.660.710.900.830.931.000.660.681.020.780.740.78
茂木1601.101.041.060.950.980.961.081.071.010.880.890.86
烏山1600.830.840.960.841.001.020.600.720.820.670.660.61
高根沢801.241.001.070.940.830.810.710.690.600.550.730.85
(商業)1200.690.840.950.620.861.000.500.610.700.510.590.59
さくら清修2401.391.381.391.321.131.091.171.211.331.371.231.14

初めて、真岡高等学校の倍率が切りました。

そして、最終的に必ず定員を上回っていた益子芳星高等学校も定員を割っています。

後述しますが、真岡エリアは全て定員を割っています。

今までデータを集計してきてなかったことです。

受験生にとっては、嬉しいことですが

ただ、注意が必要です。

定員を割っているからといって、受験者全員が合格するわけではありません。

『宇都宮市近辺の高校の近年の合格倍率』

上記リンクを見てもらうとわかりますが、定員を割っていても合格倍率が『1』となっていないこともあります。

定員割れしているから

もう大丈夫!

と、思っていると足をすくわれますよ!

さくら清修高等学校は下がりましたが、まぁ例年通りです。

人口が増えているエリアだと思いますので、倍率が少し高いのはしかたありませんね。

そして、高根沢高等学校の普通科はなんとか取り戻しました。ただ、それでも定員割れしているので確率的には入りやすいかなぁって感じます。

高根沢高等学校の商業、烏山高等学校は、下げが止まりません。

倍率が0.6付近となると

  • 烏山高等学校倍率0.61 志望者63名(定員103名)
  • 高根沢高等学校商業倍率0.59 志望者49名(定員83名)

正直、学校としては

あまり落とせません。

ただ、こちらも確認はしておいてください。

『宇都宮市近辺の高校の近年の合格倍率』

栃木県東部エリアの専門系高校の最終倍率初日

高校名募集定員2020年度
第1回
第2回最終2021年度
第1回
第2回最終2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終
真岡北陵
(生物生産)
401.031.051.000.980.951.191.001.181.190.530.500.57
(農業機械)400.850.881.000.580.880.811.051.031.230.730.630.61
(食品科学)401.300.981.080.750.881.041.131.031.190.981.150.92
(総合ビジネス)400.780.951.190.700.600.611.051.231.120.630.530.47
(介護福祉)401.030.970.850.800.670.760.770.700.700.670.530.38
真岡工業
(機械)
401.781.351.122.001.551.191.381.201.041.080.930.92
(生産機械)400.780.800.960.650.951.150.500.801.080.430.630.38
(建設)400.951.081.001.130.830.961.151.100.850.800.750.77
(電子)401.181.151.190.880.731.041.181.031.270.750.750.80


真岡北陵高等学校は今年度は本当に異例で、こんなにほとんどの科が倍率が低いことはなかったと思います。

真岡エリアはもう少し情報を集めてみたいと思います。

  • 農業機械倍率0.61 志望者19名(定員31名)
  • 生物生産倍率0.57 志望者16名(定員28名)
  • 総合ビジネス倍率0.47 志望者14名(定員30名)
  • 介護福祉倍率0.38 志望者8名(定員21名)

同じく、学校としては

あまり落とせません。

しかし、合格倍率は1になっていないことも把握しておいてください。

『宇都宮市近辺の高校の近年の合格倍率』

真岡工業高等学校も全て定員割れしています。

人気の『機械』でも定員を割ってしまっているので、やはりどこかに原因がありそうです。

早急に情報を集めてみます。

『宇都宮市近辺の高校の近年の合格倍率』

同じく、上記リンクを確認してください。

2023年度栃木県県立高校一般選抜最終倍率初日まとめ

2023年度の栃木県県立高等学校の一般選抜入試最終倍率は

  • 宇都宮市内は全て定員を上回り
  • 栃木県東部エリアは全て定員割れ

と、いう結果になりました。

定員割れしていても、受験者全員が合格するわけではありません。

ここは注意して下さい。

実際に、過去に定員割れしていても、不合格者が出ています。

ここで、考えていただきたいのですが・・・

定員を上回っている場合は、当日の点数と内申書で判定されます。

要するに、『合格できる』『高校にふさわしい』と思われる方でも当日の点数で合格できないということはあります。

当日の点数で上から定員に達し次第、点数で切られてしまうからです。

特に、上位校になると当日の学力検査と内申書の比率が『9:1』です。

一発勝負に強いモノが勝ち残ります。

しかし、定員を割っている場合はどうでしょう。

競争相手がいないので、人数に達したからバッサリ切られることはないと思います。

では、どこで判断されるかと考えると

その高校、その高校である程度の基準点はあると思います。

これは、これから高校生活を送る上で、基礎知識がないと授業についていけないからです。

その基準点にあまりに満たない者が、『高校にふさわしくない』と判断され、合格できなくなります。

これは、厳しいようですが

苦しい3年間を過ごすよりは良いと思います。

高校はそもそも義務教育ではありません。

義務ではないのです。

『点数でバッサリ切られる』というのも辛いですが、『あなたはふさわしくない』と言われる方がより精神的に辛いように感じます。

そうにならないように、定員割れしていても最後まで頑張って欲しいと思います。

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