2023年度栃木県県立高校一般選抜最終倍率ダイジェスト！

２月27日に栃木県教育委員会のHPにアップされていたものです。

栃木県全域の高校の一般選抜最終倍率の決定をダイジェストでお話をします！

一般選抜入試まであと１週間となります。

もうここからはやるしかないという状況です！

2023年度栃木県県立高等学校一般選抜最終倍率決定

ここからの表の見方

• 『第１回』は11月に公表された第１回進路希望調査
• 『第２回』は１月に公表された第２回進路希望調査
• 『一般選抜定員』は募集定員から特色内定者を引いた人数
• 『最終初日』は２月21日時点の倍率
• 『取り下げ』は最終初日の倍率を見てから出願を取り下げた人数
• 『再提出』は最終初日の倍率を見て新しく出願した人数
• 『最終決定』は変更後の２月27日時点の倍率

基本的な考え方として

『取り下げた』ということは・・・２月21日時点の最終倍率初日を見た時点で、

• 志望する高校の倍率が高いので、安全策を取られた方
• 気になっていた高校の倍率が低いので、挑戦する方

『再提出』ということは・・・２月21日時点の最終倍率初日を見た時点で、

• 安全策として、志望校を下げてきた
• 気になっていた高校に挑戦しにきた

再提出が多いところは、実力のある方が多く来たと考えた方が良いでしょう。

そうです。焦ってください。

特に、定員を割っていたところが増えて、定員を上回ったということであれば、尚更大変です。

自分の高校をしっかりと確認してください。

鹿沼エリアの一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
鹿沼	240	1.25	1.13	180	1.02	2	6	188↗	1.04↗
鹿沼東	200	1.00	1.00	130	1.07	3	4	140↗	1.08↗
鹿沼南	40	1.03	1.15	30	0.90		2	29↗	0.97↗
（食料生産）	40	1.00	1.10	26	1.12	1		28↘	1.08↘
（環境緑地）	40	0.48	0.53	29	0.90			26	0.90
（ライフデザイン）	40	0.98	0.95	26	1.04		4	31↗	1.19↗
鹿沼商工 （情報科学）	40	1.05	1.08	30	0.87		1	27↗	0.90↗
（商業）	120	0.79	0.83	78	1.17	7	1	85↘	1.09↘

鹿沼エリアは出願人数の増加、倍率の増加は５校。逆に減少は２校。そして増減なしは１校でした。

鹿沼高等学校（57.3）、鹿沼東高等学校（50.5）については、鹿沼市内でも偏差値が高いので、最終変更で増えたとなると、だいぶ実力のある方が降りてきた考える方が普通でしょう！
鹿沼高等学校は８名、鹿沼東高等学校は10名定員よりも多くいるので注意して下さいね！

鹿沼南高等学校『ライフデザイン（37.0）』は変更前時点でも定員を上回っていたにもかかわらず、４名増えています。これは要注意です！

栃木エリアの一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
栃木	240	1.05	0.95	182	1.14	5	7	209↗	1.15↗
栃木女子	240	1.12	1.10	179	1.11	2	2	199	1.11
栃木農業 （植物科学）	40	0.63	0.75	31	0.84		1	27↗	0.87↗
（動物科学）	40	1.70	1.30	29	1.34	3	1	37↘	1.28↘
（食品科学）	40	0.85	0.93	30	1.23	2	1	36↘	1.20↘
（環境デザイン）	40	0.53	0.73	30	0.90	1		26↘	0.87↘
栃木工業 （機械）	80	1.16	1.04	52	0.94	1	3	51↗	0.98↗
（電気）	40	1.03	0.98	26	0.92	1	4	27↗	1.04↗
（電気情報）	40	1.35	1.23	26	1.46	2	1	37↘	1.42↘
栃木商業（商業）	120	0.93	1.05	78	1.04	1		80↘	1.03↘
（情報処理）	40	0.88	0.58	28	0.79		3	25↗	0.89↗
栃木翔南	160	1.19	1.01	149	1.04	2	4	157↗	1.05↗
壬生	160	1.03	0.97	110	1.07	1	5	122↗	1.11↗

栃木エリアの目立つところは、

• 栃木高等学校（61.4）が取り下げ５の再提出が７
• 栃木翔南高等学校（52.6）が取り下げ２の再提出が４

どちらも再提出者は強者だと思います。

あとは

• 栃木工業高等学校『機械（40.1）』２名増加
• 栃木工業高等学校『電気（41.2）』３名増加
• 栃木商業高等学校『情報処理（44.4）』３名増加
• 壬生高等学校（41.4）４名増加

こちらも注意して下さいね！

小山エリアの一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
小山	200	1.05	1.06	150	1.02	6	5	152↘	1.01↘
（数理科学）	40	0.50	0.33	31	0.71	1	5	26↗	0.84↗
小山南	80	0.86	0.64	60	1.23	4	3	73↘	1.22↘
（スポーツ）	80	0.80	0.73	36	1.06		2	40↗	1.11↗
小山西	200	1.34	1.24	149	1.17	7	2	170↘	1.14↘
小山北桜 （食料環境）	40	0.58	0.70	30	0.73		3	25↗	0.83↗
（建築システム）	40	0.60	0.68	33	0.76		5	30↗	0.91↗
（総合ビジネス）	40	0.68	0.90	30	1.37	7		34↘	1.13↘
（生活文化）	40	0.70	1.00	30	1.00	1	3	32↗	1.07↗
小山城南	200	1.13	1.05	147	1.18	6	4	171↘	1.16↘
上三川	160	1.21	1.17	120	1.38	5	3	164↘	1.37↘

小山エリアの気になるところは、まず全体的に取り下げ、再提出が多いところです。

こちらも小山エリアで偏差値の高い小山高等学校（54.9）が取り下げ６の再提出５です。

その次に注意して欲しいところは、小山北桜高等学校『生活文化（36.7）』です。

変更前は定員きっかりの人数でしたが、変更後２名増えています。

ということは・・・

佐野エリアの一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
佐野	160	1.33	1.20	40	1.25	1	1	50	1.25
佐野東	200	1.41	1.30	150	1.47	4	3	219↘	1.46↘
佐野松桜 （情報制御）	80	1.13	1.18	52	1.19	1		61↘	1.17↘
（商業）	80	0.86	0.85	52	0.92		2	50↗	0.96↗
（家政）	40	1.78	1.30	26	1.50		1	40↗	1.54↗
（介護）	30	1.23	1.07	20	1.20			24	1.20

佐野エリアです。

佐野エリアは多少静かですね！

佐野東高等学校（49.1）は取り下げ４の再提出３です。

やはり、倍率を見ると上から降りてきたと考えた方が良いでしょう。

足利エリアの一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
足利	160 →240	1.61	1.43	179	1.31	4		230↘	1.28↘
足利南	160	0.83	0.82	106	0.76		2	83↗	0.78↗
足利工業 （機械）	80	1.36	1.00	54	0.89			48	0.89
(電気システム)	40	0.85	1.15	26	1.12			29	1.12
（産業デザイン）	40	1.45	1.43	26	1.54	2		38↘	1.46↘
足利清風	120	0.85	0.88	78	0.86		2	59↗	0.88↗
（商業）	80	0.90	0.79	54	0.91			49	0.91

足利エリアも、そこまで動きはありません。

• 足利高等学校（56.5）が取り下げ４
• 足利工業高等学校『産業デザイン（41.3）』が取り下げ２

足利高等学校のようにエリアで偏差値が高いとなかなか増えることはなく、減るのが普通です。

そして、再提出が

• 足利南高等学校（37.4）再提出２
• 足利清風高等学校（43.1）再提出２

今市、日光、馬頭、大田原、黒羽の一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
今市	160	1.29	1.17	108	1.14	4	2	121↘	1.12↘
今市工業 （機械）	80	0.61	0.61	52	0.50	1	2	27↗	0.52↗
（電気）	40	0.35	0.50	29	0.34			10	0.34
（建設工学）	40	0.78	0.73	26	0.54		1	15↗	0.58↗
日光明峰	80	0.49	0.55	52	0.48		1	26↗	0.50↗
馬頭	80	0.44	0.34	70	0.34	1		23↘	0.33↘
（水産）	25	0.48	0.96	17	0.76			13	0.76
大田原	200	0.84	0.84	165	0.83	2	4	139↗	0.84↗
大田原女子	200	1.24	1.17	150	1.13	6	2	165↘	1.10↘
黒羽	120	0.48	0.61	88	0.75	2	11	75↗	0.85↗

北エリアを見ていきましょう！

こちらも大田原高等学校が取り下げ２で、再提出が４です。

定員を割っていたので、取り下げた２名はどうしたのでしょうか。

逆に、再提出４は、おそらくですが、定員割れしていたので、下から挑戦しに上がって来た方でしょう。

ここでは、定員を上回っている高校は

• 今市高等学校（46.3）
• 大田原女子高等学校（58.7）

のみです。ただ、安心はしないでくださいね！

倍率を割っているからといって全員が合格するというわけではありません。

那須、黒磯、矢板の一般選抜最終倍率

高校名	募集定員	第１回	第２回	一般選抜 定員	最終 初日	取り下げ	再提出	出願人数	最終 決定
那須拓陽	80	1.56	1.24	52	0.79	1	6	46↗	0.88↗
（農業経営）	40	1.68	1.43	26	1.23	4	1	29↘	1.12↘
（生物工学）	40	0.80	0.68	26	1.12	3		26↘	1.00↘
（食品化学）	40	1.15	1.20	26	1.15	3		27↘	1.04↘
（食物文化）	40	1.25	1.20	26	0.77		6	26↗	1.00↗
那須清峰 （機械）	40	1.70	1.35	26	1.23	3		29↘	1.12↘
（機械制御)	40	0.40	0.63	27	0.81	1	3	24↗	0.89↗
（電気情報）	40	1.25	1.35	26	1.46	4	2	36↘	1.38↘
（建設工学）	40	1.00	0.98	26	1.00	2		24↘	0.92↘
（商業）	40	0.45	0.58	26	1.23	3		29↘	1.12↘
那須	80	0.44	0.53	61	0.67	3		38↘	0.62↘
（リゾート）	40	0.48	0.48	29	0.41		1	13↗	0.45↗
黒磯	200	1.02	0.98	150	0.94	3	5	143↗	0.95↗
黒磯南	160	1.38	1.33	104	1.12	7	3	112↘	1.08↘
矢板 （農業経営）	40	0.83	0.93	26	1.19	5		26↘	1.00↘
(機械）	40	0.75	0.83	26	1.00	1	1	26	1.00
(電子)	40	0.28	0.25	36	0.44	1	5	20↗	0.56↗
（栄養食物）	40	0.80	0.63	27	1.04	2		26↘	0.96↘
（介護福祉）	30	0.57	0.57	21	0.43		3	12↗	0.57↗
矢板東	160	0.72	0.74	62	0.85		6	59↗	0.95↗

もう少し、北エリアを見ていきましょう！

ここでは、黒磯高等学校（51.2）が取り下げ３の再提出５です。

倍率を割っていることを考えると、再提出の５名は、挑戦者でしょう！

それにしても取り下げた３名はもったい！

那須拓陽高等学校『生物工学（41.0）』の再提出３名は滑り込みセーフって感じです。

また、

• 那須拓陽高等学校『食物文化（44.4）』
• 矢板高等学校『農業経営（34.8）』
• 矢板高等学校『栄養食物（35.5）』

で居残った方もラッキーですね！

那須清峰高等学校『建設工学（39.0）』は定員きっかりだったのに・・・

2023年度栃木県県立高校一般選抜最終倍率ダイジェストまとめ

倍率は運もあります。

しかし、本番の試験の点数は運ではありません。

今できる限りの実力を発揮できように準備をしていきましょう！

そして、何よりもここからの体調管理を今まで以上に行ってください。

勉強時間は大切です。しかし、夜遅くまで勉強することが正しいわけではありません。

急に不規則な生活をして、体調を崩しては元も子もありません。

勉強時間を取るのであれば、今まで通りに生活をしている中でしっかりと確保してください。

来週の今日には既に試験は終わっています。

後悔のないよう頑張りましょう！