英検の結果が返ってきました!
今回の全国的な点数はどうだったのか。
また、当塾の塾生の結果はどうだったのか。お話をします。
先週、少しだけお話をしましたが
今回は平均的なお話と、これからの課題をお話しますね!
2022年度第1回英検の全国的な結果と当塾の結果
英検は、一問が1点や5点という決まった点数になっていません。なので、対策をする時などは割合で点数を出すしかありません。
- 5級 : 419点/850点 (49%)
- 4級 : 622点/1000点 (62%)
- 3級 : 1103点/1650点 (69%)
- 準2級: 1322点/1800点 (73%)
- 2級 : 1520点/1950点 (78%)
上記( )内の割合を越えられれば合格です。
では、今回の平均点はどうだったのか・・・
5級の結果
下記表は全国平均点、一次合格者平均点、当塾の受験者平均点です。
( )内は割合です。
満点 | 全国 | 一次合格者 | 当塾 | |
Reading | 425 | 294(69%) | 304(72%) | 274.2(65%) |
Listening | 425 | 257(60) | 268(63) | 244.6(58) |
total | 850 | – | – | 518.8(61) |
英検5級は49%を越えれば合格です。
全国平均点はReading、Listeningともに49%を超えているので、ほとんどの方が合格していることが分かります。
標準偏差が分かれば、もっと分析ができるのですが・・・
そして、当塾というと・・・今回、どちらも全国平均点に達していないことが分かりました。
不合格だった方はもちろんですが、合格された方ももっと単語とListeningをやらなければならないと感じました。
反省です。
4級の結果
満点 | 全国 | 一次合格者 | 当塾 | |
Reading | 500 | 358(72) | 375(75) | 354.4(71) |
Listening | 500 | 326(65) | 345(69) | 362.4(72) |
total | 1000 | – | – | 716.8(72) |
英検4級は62%を越えれば合格です。
全国的に見ると英検4級もほとんどの方が合格していますが、Listeningが65%なので、危ないところですね!Readingで稼いでいる感はあります。
そして、当塾としては・・・Readingは全国平均に近づきましたが、合格者平均までは至りませんでした。
ただ、Listeningは全国、合格者平均を越えられました!
今回英検4級を受験した方はほとんど中2生でした。
対策を毎日しっかりとやってくれた結果だと思います!
英検4級合格された方々は既に英検3級のスコアをクリアしたり、あと少しでクリアする方々ばかりでした。なので、10月に英検3級に挑戦するために、これから準備をしていきたいと思います。
英検もスコア制になっています。
取ったスコア(点数)によって、合格までどのくらいだったか、またどのくらい合格点を上回っていたか。もっというと、次の級までどのくらいかも確認することができます。
もし、スコアが次の級を越えているのであれば、直ぐに次の級を受験することをオススメします。
3級の結果
満点 | 全国 | 一次合格者 | 当塾 | |
Reading | 550 | 399(73) | 416(76) | 395.5(72) |
Listening | 550 | 373(68) | 391(71) | 390(71) |
Writing | 550 | 391(71) | 430(78) | 384(70) |
total | 1650 | – | – | 1169.5(71) |
英検3級は69%を越えれば合格です。
英検3級となると、全国平均点のListeningの割合が合格基準点を越えられなくなっています。
また、英検3級からWritingが入りますが、一次合格者のWritingの平均点が高めなことが分かります。
英検3級を合格するには、Writingが重要なように感じます。
そして、当塾としては・・・平均的に得点をしていますが、全国と比較するとやはりListeningが高めになります。
昨年度はWritingにもっと強かったのですが
今年はまだ、あまり中3生が受けていないので、これからですね!
10月の英検は、高校受験を控えてる中学3年生にとって最後の英検になります。ここで取れないとその次の英検は1月となり、内申書に書くことができなくなります。
絶対的に、10月の英検で合格しましょう!
準2級の結果
満点 | 全国 | 一次合格者 | |
Reading | 600 | 399(74) | 416(78) |
Listening | 600 | 373(71) | 391(76) |
Writing | 600 | 391(72) | 430(80) |
total | 1800 | – | – |
英検準2級は73%を越えれば合格です。
流石に、準2級は全国平均では、合格まではいかないようです。
ただ、1次合格者の平均点は8割近くとなるので、英語が好きな方、得意な方が受験しているように感じます。
3級までなら、誰でも受けてみようと思うのですが
流石に準2級までになると・・・
英検準2級は単語力や熟語力がとても大切です。また速読がどこまでできるかも重要です。
高校在学レベルなので、高校生は取得しておきたいところです。
今回塾生は受けませんでしたが、英検3級を合格している中学生、そして高校生もいるので、次回は受けてもらおうと思います。
2級の結果
満点 | 全国 | 一次合格者 | |
Reading | 650 | 499(77) | 527(81) |
Listening | 650 | 489(75) | 519(80) |
Writing | 650 | 489(75) | 548(84) |
total | 1950 | – | – |
英検2級は78%を越えれば合格です。
英検は上級になれば、難易度は当たり前ですが、合格基準点が上がります。
3技能を78%以上となるとなかなか難しくなります。
レベルとしては、高校卒業レベルです。大学進学を考えている方は、やはり取得しておきたいところ。
しかし、全国的に見ても平均点が合格基準点(78%)を越えていません。ただ、1次合格者は80%を越え、だいぶ高い数値を取っています。
受験される方は、やはり英語に自信がある。得意な方と見受けられます。
まとめ
どんな検定もまずは試験自体の傾向を知りましょう。
- どれくらいの受験者なのか
- どういった受験者がいるのか
- どのくらいの合格点なのか
- どのくらいの合格率なのか などなど
こういったところを分析すると自ずと対策方法が見えてきます。
また、試験の出題傾向がわかれば、鬼に金棒です。
検定は誰かに勝たなければならないモノではありません。合格基準点を上回ればだれでも合格できます。
と、なると、効率よい点数の取り方を検討してみて下さい。
- Listeningが得意な方は、Listeningで高得点を取る!
- 長文が得意な方は、長文で高得点を取る!
- Writingが得意な方は、Writingで高得点を取る!
配分を考えてみると、直ぐに近道が見つかります。
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