数検ってご存知でしょうか?
数検?英検なら知ってるけど・・・
ん~・・・そんな検定もあるんだ!?
そうです。皆さん、英検はご存知ですが、数検をご存知ない方が多いと思います。
では、今回は数検についてお話をしたいと思います。
数検って?
概要よりも先に、皆さんが少しでも数検に興味を持ってもらえるようこちらからお話します!
数検ってなんのために?
小学生のお子様をお持ちの保護者様
学校のテストでは毎回100点で
本当の実力がわからないわ!
総合力がどのくらいあるのかわからないし、
もう少し難しいテストをやらせたい!
中学生のお子様をお持ちの保護者様
実力や入試のために、総合的なテストを受けさせたい!
英検にプラスして他の資格を取らせたい!
高校生
学校で模試は受けているけど
もっと数学の試験を受けたい!
私立大学受験のために資格を追加したい!
と、いう方にはぜひ受験していただきたいです!
数検取得で得をする!
内申書に記載!
数検は、英検同様資格として内申書に書くことができます。
高校入試はもちろんですが、大学入試でも求めている人材の中に含まれている場合があります。
思考力が養える!
『大学入試改革』で問われている『思考力』『判断力』『表現力』のうち、『思考力』がより養えます!
数検は記述式です。
高校生レベルの数検になると、解答を導き出す過程も大切になります。
以前のセンターのように解答を出せばよいというわけではありません。
だからこそ、『思考力』そして『表現力』も養うことができます。
『思考力』のために頑張ろう!
数検の概要
数検とは、そのままで数学検定です。
中学生以上は数検。小学生は算数検定となります。
数検(数学検定)と学年対応
- 数検1級(大学・一般程度)
- 数検準1級(高3程度)
- 数検2級(高2程度)
- 数検準2(高1程度)
- 数検3級(中3程度)
- 数検4級(中2程度)
- 数検5級(中1程度)
算数検定と学年対応
- 算数検定6級(小6程度)
- 算数検定7級(小5程度)
- 算数検定8級(小4程度)
- 算数検定9級(小3程度)
- 算数検定10級(小2程度)
- 算数検定11級(小1程度)
学年対応の注意点
- 数検準2級~1級は各級の対応学年+1学年分
- 数検5級~3級は各級の対応学年+2学年分
- 算数検定は各級の対応学年+1学年分
例えば、準1級は対応学年が高3なので、高2の内容も含みます。
数検3級は対応学年が中3なので、中2、中1の内容も含みます。
算数検定6級は対応学年が小6なので、小5の内容も含みます。
これは、実力を図るためにはいいテストね!
数検は1次・2次と分かれている
算数検定は1つのテストですが、数検は1次試験・2次試験と分かれています。
- 1次試験は計算技能検定
- 2次試験は数理技能検定
1次の計算技能検定とは、単純に計算問題です。
2次の数理技能検定とは、応用問題(文章題、関数など)です。
英検のように1次が合格してから、2次試験というわけではなく、その日のうちに両方の試験を行います。
数学が得意な方は両方取得して欲しいところですが、苦手な方は1次の計算はクリアしたいですね!
数学苦手だけど、計算はできるようにしよう!
数検受験方式と申し込み方法(2024年4月現在)
受験方式
- 個人受検A日程(旧個人受検)
- 個人受検B日程(旧提携会場受検)
- 団体受検
注:2024年4月から個人受検は名前が変更されています。
個人受検A日程は、個人でお申し込みをして、数検の指定された日時、会場で受験する形式です。
個人受検B日程は、個人で、用意されている会場から選択し、お申し込みをする形式です。
- A日程は年3回
- B日程は年数回
B日程の会場は
多くて、東京が56会場
会場がない県もあります。
栃木県は4会場しかありません。
団体受験は、数検を実施する私営の団体に申し込み、その私営の団体の指定した日時、会場で受験する形式です。
申し込み方法
個人受験をご希望の方は、数検のHP!
団体受験をご希望の方は、実施団体にお申し込み下さい。
注:団体受験をご希望の場合、その団体を探さないといけません。ましてや、あまり『数検申し込み受付中』とうたっている団体は少ないと思います。
数検の検定料(2024年4月現在)
個人受験検定料
- 数検1級(大学・一般程度)8,500円
- 数検準1級(高3程度)7,300円
- 数検2級(高2程度)6,500円
- 数検準2(高1程度)5,600円
- 数検3級(中3程度)4,900円
- 数検4級(中2程度)4,300円
- 数検5級(中1程度)4,300円
- 算数検定6、7、8級(小6、5、4程度)3,200円
- 算数検定9、10、11級(小3、2、1程度)は実施なし
団体受験検定料
- 数検1級(大学・一般程度)は実施なし
- 数検準1級(高3程度)6,400円
- 数検2級(高2程度)5,600円
- 数検準2(高1程度)4,800円
- 数検3級(中3程度)4,300円
- 数検4級(中2程度)3,800円
- 数検5級(中1程度)3,800円
- 算数検定6、7、8級(小6、5、4程度)3,100円
- 算数検定9、10、11級(小3、2、1程度)2,500円
団体受験の方がお得ね!
でも会場はどこにあるのかしら?
数検の試験時間と出題数(2024年現在)
- 数検1級(大学・一般程度) 1次:7問60分 2次:2題必須、5題から2題選択120分
- 数検準1級(高3程度) 1次:7問60分 2次:2題必須、5題から2題選択120分
- 数検2級(高2程度) 1次:15問50分 2次:5題から2題選択90分
- 数検準2(高1程度) 1次:15問50分 2次:10問90分
- 数検3、4、5級(中3、2、1程度) 1次:30問50分 2次:20問60分
- 算数検定6、7、8級(小6、5、4程度) 30問50分
- 算数検定9、10、11級(小3、2、1程度) 20問40分
高校レベルになると問題数は減り、時間が伸びます。その分、より『思考力』が問われます。
数検の合格基準
数検も1次と2次で合格基準が異なります。
- 数検1次は70%
- 数検2次は60%
算数検定は70%
あくまで基準です。
まとめ(数検の対策方法、問題集)
数検は普段の勉強が大切です。
数学(算数)自体、毎日の積み重ねです。解いた分だけ力になり、応用問題にも対応ができます。
テスト前に、試験前にちょっとだけやって、対策ができるほど甘くはありません。
なので、毎日数学(算数)を解いてください。
それと、数検の過去問集を使用することが良いと思います。
しっかりと過去問を解き、さらに数検用の問題集を解いていきましょう!
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