今週月曜日(12/9)に、栃木県の教育委員会のHPに県立中高一貫校の出願状況がアップされていました。
栃木県の県立中高一貫校は
- 宇都宮東高等学校附属中学校
- 佐野高等学校附属中学校
- 矢板東高等学校附属中学校
です。
そして、12月3日に国立中学校の出願状況もアップされていました。
合わせてお話したいと思います。
全体的に倍率は下がってきているようですね。
国立中学校の出願
栃木県の国立中学校は、
宇都宮大学共同教育学部附属中学校です。
こちらの詳しい内容は過去ブログをご覧ください。
2025年度入試の出願はすでに終わっています。
そして、今年度の倍率と過去の倍率はこちら!
国立 | H31 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 |
倍率 | 3.7 | 3.3 | 2.8 | 3.3 | 3.0 | 2.9 | 2.5 |
グラフで見るとこんな感じ!
やはり、徐々に倍率が下がってきています。
栃木県だけではないですが、やはり子どもの人数が減っているというのも影響しているのかなぁって思います。
2025年度の募集は男子24名、女子25名の49名です。
希望者が男子75名で、女子が48名の合計123名。倍率が2.5倍。
4倍だった頃からすると、だいぶ下がりましたね。
栃木県の国立中学校は、幼稚園、小学校、中学校まではありますが、高校がありません。
なので中学受験をしても、高校受験は必ずあります。
そのことで敬遠される方もいますが、まだまだ人気はあります。
素晴らしい授業を受けられるというのもあると思いますが、その前の入る段階で、塾などでだいぶ勉強されていくので、やはり高校受験も余裕で乗り越えていくのかなぁって感じます。
基本的には宇高・宇女。
狭き門をくぐる力をつけているから、高校入試も上手くいのだと思います。
質を下げないためにも、倍率が戻って欲しいですね!
県立中高一貫校の出願
栃木県県立中高一貫校の2025年度の倍率はこちら!
県立 | H31 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 |
宇都宮東 | 4.5 | 4.1 | 3.9 | 3.6 | 3.5 | 3.2 | 3.3 |
佐野 | 2.6 | 2.7 | 2.3 | 2.6 | 2.2 | 2.4 | 2.1 |
矢板東 | 2.4 | 2.1 | 1.5 | 2.1 | 1.6 | 1.8 | 1.7 |
同じようにグラフで見るとこちら!
ずっと下がり続けていた宇都宮東高等学校附属中学校がちょっと倍率を戻しました!
逆に佐野高等学校附属中学校と矢板東高等学校附属中学校が下がっています。
こう見ると、一時期のにぎわいはなくなってきていますね。
中学入試だけではなく、高校入試もにぎわいがなくなってきています。
宇都宮東高等学校は2023年度入試(今の高校2年生が高校受験の時)に初めて特色選抜の倍率が定員を下回りました。
2023年度特色選抜倍率0.98。
そして、その年は初めて一般選抜も募集をかけています。
(※宇都宮東高等学校は基本的には一般選抜は行いません。)
たった3席ですが・・・
この時の内容は過去ブログに書いています。
2024年度は、流石に定員以上となりましたが、あの時は本当にびっくりしました。
そして、今年度の高校入試の倍率は、
こんな感じで、宇都宮東高等学校は過去最低の倍率となっています。
もしかすると、今年度も・・・
2027年度入試には、宇都宮東高等学校の高校募集が停止します。
そうすると、もう中学入試からしか入ることができません。
こういったことがこれからどう影響していくか見ていきたいと思います。
2025年度(令和7年度)栃木県国立中学校と県立中高一貫校の出願状況!まとめ
国立、県立ともに倍率が下がり、一時期よりも入りやすくはなっています。
ただ、それが記念受験者(ただただ受験をしてみたい人)がいなくなっているのか。
レベル関係なく、子供の人数が少なくなっていて、受験しようとしている人が少なくなっているのか。
前者なら、倍率が下がったとしても、入りやすくなったわけではありません。強者は残っているからです。
後者なら、入りやすくなっています。強者も弱者もいなくなっているからです。
ここは全く見えないところなので、
どうすることもできませんが・・・
まぁ、こういった時は前者で考えて置いた方がよいでしょう。
とにかく、国立中学校ではすべての教科満点を取る気持ちで!
県立中高一貫校も適性検査は満点を取る気持ちで挑んでください!
合格できるかは、お子様のやる気にかかっています!!
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