星の杜高等学校の説明会に行ってきました!(2026年度)

9月2日(火)に星の杜高等学校の塾用の説明会に行ってきました!

10時から説明会が始めると思って、10時ちょっと前に星の杜に到着すると、もう既に駐車場にはたくさん車があり、急いで駐車して、中に入ると・・・

・・・?!

説明会の会場にはだれもいなくて・・・

パンフレットを見ると・・・10時30分から・・・

あ・・・

でも、なんで駐車場はいっぱいだったのか・・・

まぁ、とりあえず、説明会のお話に入りますね!

星の杜高等学校の説明会

6月の星の杜中学校の説明会で話題になっていた

星の杜中学校入試の出願数:前年度比175%!

出願数が倍近くになっていたということです!

実際の数値としては、前々年度(2024年度)の出願数48名に対して、前年度(2025年度)の出願数84名(総合型➕️一般)

1クラス⇒2クラス!!

星の杜の勢いがすごいですね!!

合格者はどれくらいだったかというと・・・下記リンクにまとめてありますのでそちらをご覧ください。

『2025年度栃木県私立中学入試の倍率』

私立中学校なので、募集定員(60名)よりも多くの合格者を出しています。

まだ、出願数からするとほとんどの方が合格されているということですが、今後そうはいかなくなってくるのかなぁって思います。

今年度の出願数がどれだけ増えるか楽しみですね!

そして、星の杜高等学校の出願数ですが・・・こちらもだいぶ増加傾向になっています。

  • 出願数前年度比144.5%(第1回、第2回含む)
  • 単願出願数前年度比164.6%
  • 推薦出願数前年度比221.4%

単願、推薦者の比率が高いということは、それだけ星の杜を希望している人が多いということ!

ここのところ、私立高校の単願者が増えているというのはよく聞きます。

星の杜もこれだけの増加ということは、やはり今の流れですね!

実際の数値としては、前々年度(2024年度)の出願数215名に対して、前年度(2025年度)の出願数318名(第1回、第2回含む)

その中の単願者数は、前々年度(2024年度)82名に対して、前年度(2025年度)135名

また、推薦入試については、前々年度(2024年度)14名に対して、前年度(2025年度)31名

3クラス⇒5クラス!!

ん?・・・人数はそこまででは・・・これはどう見たら?

確かに、他の私立高校と比べると人数的にはそこまでではありませんが

ただ、海星だった頃と比べるととてつもない変化です!

宇都宮市内の私立高校は今までずっと作新、宇短附の2強でした。

しかし、文星がどんどん上がってきて3強、そして、星の杜が急浮上してきたので、今の中学3年生は本当にたくさんの選択肢があるようになりました。

選択肢がたくさんあり、素晴らしいことでもありますが、逆に迷ってしまいますね。

私立高校は、県立高校にない利点がそれぞれあります。

お子様の今後を検討していただき、どこの私立高校がいいのかじっくり考えてみてください。

あくまで、高校は通過点です。

その先を見据えて、高校選択をしてください!

星の杜高等学校入試

星の杜高等学校で注意しなければならない点があります。

それが、総合型入試、推薦入試を受験する際です。

どちらも出願資格があります。

出願資格を満たしていない人は、受験できません!

総合型入試の出願資格は・・・

  • 第3学年次において9教科(国、社、数、理、英、音、美、保、技)の評定値の合計が27以上である生徒
    • ※第3学年次の評定に『1』がある場合はこれに該当しません。

推薦入試の出願資格は・・・

  • 第3学年次において5教科(国、社、数、理、英)の評定値が18以上である生徒、または第3学年次において3教科(国、数、英)のいずれかに『5』がある生徒
    • ※3年間の評定に『1』がある場合はこれに該当しません。

他の私立高校にも、また星の杜の一般入学試験にも出願資格はあります。

ただ、それは・・・

  • 『卒業見込みのある者』または『中学校を卒業した者』
  • 『アドミッション・ポリシーを満たす者』

などです。

これらは、特に気にすることはなく、基本的にはだれもが出願資格をクリアできます。

星の杜のこの出願資格は、そこまで厳しい資格ではありませんが、もしかすると引っかかる人もいるかもしれません。

もし、わからない場合は、担任の先生に確認して下さいね!

では、入試についての詳しい内容です。

まずは、日程と試験内容!

  • 第1回入試:2026年1月5日(月)
    • 一般入試
    • 推薦入試
    • 海外帰国生入試
  • 第1回入試:2026年1月6日(火)
    • 総合型入試(PBL試験、プレゼン試験、英語プレゼン試験)
  • 第2回入試:2026年1月30日(金)
    • 一般入試

先程のお伝えしましたが、総合型入試と推薦入試には出願資格がありますよ!

注意して下さいね!

一般入試

  • 第1回入学試験:5教科(記述式の問題)各教科50分
    • 5教科または3教科の得点率の高い方の結果で判定
  • 第2回入学試験:3教科(記述式の問題)各教科50分

6割を目指して下さいとおっしゃっていました!

基礎と応用の比率が7:3だそうです。

問題の形式と難易度は、県立高校入試と同様です。

ただ、数学の問題はそこまでのレベルではないように感じました。

推薦入学試験

  • 作文:50分 600字以内
    • 文章を読んで自分の考えを書く
  • 個人面接:10分程度
    • 例:自分が今まで真剣に取り組んできたこと

前述しましたが、出願資格をしっかりと確認してくださいね!

海外帰国生入学試験

  • 作文:50分 600字以内
    • 例:日本との文化の違いについて
  • 個人面接:10分程度
    • 例:入学して取り組んでみたいこと

※すべて日本語で行います。

こちらも出願資格があります。

『海外の学校に継続して1年以上在籍した方』です!

よく、1年以内、2年以内という縛りがありますが、星の杜は何年以内という縛りはありません!

総合型入学試験

  • PBL試験
  • プレゼンテーション試験
  • 英語プレゼンテーション試験

前述しましたが、出願資格をしっかりと確認してくださいね!

PBL試験

  • グループワーク(3〜4名程度)60分程度
    • 30分:グループワーク、25分:発表、5分:個人の考え
    • 正解のない問題の解決策をグループで考え発表

問題を見せてもらいましたが、なかなか難しい問題が出題されるようですね・・・

プレゼンテーション試験

プレゼンテーション試験は、今年から内容が変更されています!

  1. 志望理由
  2. 取り組んできたこと、実績
  3. 上記2を通して身についた力と、それを今後どのように活かしていくか

上記3つを必ず入れないといけません!

『志望理由』が入っているので要注意です!

でも、その高校に行きたいのであれば、志望理由はありますよ!

英語プレゼンテーション試験

  • プレゼンテーション試験と形式、内容は同じ
    • 作成資料も、質疑応答もすべて英語で!

やはり『志望理由』をしっかりと作成してくださいね!

特待生制度

私立高校の就学支援金制度の拡充が来年予定しています。

私は、ここが一番気になっていたことで、どう変わるのか・・・

特待生には下記内容の給付があります。

  • 特待S:入学金(入学手続き金を除く)、施設設備費資金(3年間)
  • 特待A:入学金(入学手続き金を除く)

そうなりましたか・・・単純に授業料についてがなくなった・・・

ここから来週にかけて、私立高校の説明会が続くので、後日まとめて考察をしたいと思います。

そして、大切な各種資格による加点です!

英検・数検加点
準1級以上20点
2級15点
準2級プラス、準2級10点

準2級プラスは、準2級と同じ加点となっています。

こちらも、他の私立高校と合わせて後日まとめます!

星の杜高等学校の説明会に行ってきました!(2026年度)まとめ

昨年度の出願の内訳は

  • 単願者135名
  • 併願者183名

その中で、入学した方は

  • 単願者127名
  • 併願者35名

これの意味することはおわかりでしょうか。

併願の合格が35名というわけではありません。

併願の合格は150名もいます。

これは、やはり併願は、第1志望校が合格すればそちらに流れます。

今回はそこが重要ではなく、単願者の方を見て下さい。

単願ということは、第1志望であるということ。

他に流れることがなく、星の杜に入りたい!と言っている人です。

135名中127名合格

単願者も不合格になり得るということです。

通常、私立高校の単願は合格になります。

しかし、募集定員が150名ということで、安心できません!!

しかも・・・

星の杜中学校から上がってくる人たちもいます。

今年度、来年度は上がってくる人たちが25〜30名。

この時点で、高校から入れる人が125名〜120名!!

しかもその先は、現中学1年生が55名いるとなると・・・今後高校の募集定員が増えていかないとどんどん入りづらくなります。

星の杜に入るのであれば、単願受験!

もっというと、中学から入学することをオススメします!

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