2024年9月13日に岩瀬日本大学高等学校の説明会に行ってきました!
毎年、私立高校の説明会は全て行っているのですが・・・
昨年、岩日さんの説明会は、
当日の朝、愛車が動きたくないと駄々をこね、
身動きがとれず・・・
昨年は、急に欠席となり、大変申し訳ございませんでした。
今年はちゃんと動いてくれましたが、古い車なので・・・
と、岩日さんの情報です。
芳賀中については、宇都宮市内の私立高校にプラスして、もう1つ選択肢があります。
岩瀬日本大学高等学校の説明会
岩日さんは、毎年真岡市まで説明会のために、わざわざ来てくれています。
学校自体は、茨城県にありますが
栃木県南東部の受験生にとっては、宇都宮の私立高校に行くよりももしかすると近いかもしれません。
ましてや日本最大のマンモス大学
日大の附属です。
高校でしっかりと成績を残せば、自分の志望する学部、学科に進学することができます。
日大進学は100%!!
昔とは異なり、
今は日大に進学するのも
なかなか大変です!
もちろん、国公立の進学も可能です。
このメリットはしっかりと活用しなければ!
岩瀬日本大学高等学校入試
岩日さんは試験方式が様々あります。
まずは、日程が
- 2025年1月9日:学力特待推薦A、学力特待推薦B、学力推薦、特技推薦
- 2025年1月18日:前期一般単願、一般併願
- 2025年1月26日:前期追試
- 2025年3月12日以降:後期一般単願
どれを受けたらいいの?
そうですよね・・・
単純に一般を受けるだけでは
正直もったいんです!岩日さんは!
詳しくお話をしますね!!
岩日さんは、宇都宮市内の私立高校のように、学部・学科・コースを選び、受験する形態ではありません。
そもそも学部・学科・コースとしては、
- 特別進学コース:1クラス30名の少人数制で、国公立大学を目指すコース
- 日大進学コース:1クラス35名で日本大学を中心とした大学に進学するコース
の2つのコースしかありません。
全募集定員は200名です。
とても少人数なので
一人一人細かく対応してくれます。
その中で、岩日さんの受験は、特待生制度を中心に組み立てられています。
各試験内容を説明する前に、合格区分をご紹介しておきますね!
合格区分の目安
特待区分 | 単願・併願 | 合格コース | 得点率(%) | 偏差値レベル |
学力Ⅰ種特待 | 併願 | 特別進学 | 85 | 66 |
学力Ⅰ種特待 | 単願 | 特別進学 | 80 | 60 |
学力Ⅱ種特待T | 併願 | 特別進学 日大進学 | 80 | 60 |
学力Ⅱ種特待 | 併願 | 特別進学 日大進学 | 75 | 62 |
学力Ⅱ種特待 | 単願 | 特別進学 日大進学 | 70 | 60 |
一般T | 併願 | 特別進学 日大進学 | 70 | 60 |
一般A | 併願 | 日大進学 | 50 | |
一般B | 併願 | 日大進学 | 45 | 47 |
そして、併願から単願に切り替えると
ランクアップできるものもあります!
それが『T』と付く合格区分です。
- 『学力Ⅱ種特待T』は単願に切り替えると『学力Ⅰ種特待』にランクアップできる
- 『一般T』は単願に切り替えると『学力Ⅱ種特待』にランクアップできる
- 『一般A』は単願切り替えすると『学力Ⅲ種特待』にアンクアップできる
そして、特待制度の優遇はこちら!
- 学力Ⅰ種特待:入学金、施設拡充費、授業料、施設費、体育費給付(3年間保証)
- 学力Ⅱ種特待:入学金の一部(150,000円)と施設費給付(3年間保証)
- 学力Ⅲ種特待:入学金の一部(90,000円)給付
※Ⅲ種特待は、単願に切り替えた者(Ⅰ種、Ⅱ種は除く)
※3年次11月までの欠席が10日を超える場合、3年間の評定に『1』がある場合は対象外
これだけでは、どのくらい得があるのか
わかりませんよね!
と、いうことで次に書きました。
岩瀬日本大学附属高等学校の費用
岩瀬日本大学附属高等学校の費用です。
- 入学金:180,000円
- 施設拡充費:90,000円/年(2、3年次は80,000円/年)
- 後援会入会金:2,000円
- 授業料:33,000円/月(396,000円/年)
- 施設費:4,000円/月(48,000円/年)
初年度の年間総額は、716,000円
ただ、その他に父母と教師の会等諸会費、ICT教育費、修学旅行積立金、実力テストなどの年間諸経費がかかります。
このその他というところが
定かではありませんが・・・
ここはどこの私立高校もあまり公表されていません。
前述した特待生制度を利用すると
- Ⅰ種特待:716,000円/年 ⇒ 2,000円/年
- Ⅱ種特待:716,000円/年 ⇒ 518,000円/年
- Ⅲ種特待:716,000円/年 ⇒ 626,000円/年
Ⅰ種特待はなんと
たった2,000円!!
しかも3年間保証です!!
当たり前ですが、3年間保証といってもやはり怠学、素行不良があれば制度から除外されます。
Ⅰ種特待以外も、まだまだ費用を抑える方法はあります。
それが・・・
国の高等学校就学支援金制度:33,000円/月または9,900円/月
茨城県の私立高等学校等入学軽減事業:96,000円または、48,000円
世帯年収が関わってきますが
私立高校は、もう県立高校と同等と見てもいいのかなぁって思います。
では、試験方式についてです!
学力特待推薦A
学力特待推薦Aは、
学力Ⅰ種特待合格を希望する者のみです。
コースは特別進学コースとなります。
内申の条件:
- 3教科の評定合計が『12』以上 or 5教科の評定合計が『20』以上
- 欠席日数が3年間で30日以内
選考方法:
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)マークシート方式
※学科試験は3教科判定
加点方式:
- 英検・数検・漢検のいずれか1つで準2級以上、または2つ以上で3級以上取得で内申書に『1』
学力特待推薦Aは、学力Ⅰ種特待に合格できなければ不合格です。
前述しましたが、合格目安は併願で85%、単願で80%。
学力特待推薦B
学力特待推薦Bは、
学力Ⅰ種、Ⅱ種特待合格を希望する者のみです。
コースは特別進学でも日大進学でも!
内申の条件:
- 3教科の評定合計が『12』以上 or 5教科の評定合計が『20』以上
- 欠席日数が3年間で30日以内
選考方法:
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)マークシート方式
※学科試験は3教科判定
加点方式:
- 英検・数検・漢検のいずれか1つで準2級以上、または2つ以上で3級以上取得で内申書に『1』
学力特待推薦Aは、学力Ⅰ種、Ⅱ種特待に合格できなければ不合格です。
前述しましたが、合格目安は
- Ⅰ種併願で85%、単願で80%
- Ⅱ種併願で75%、単願で70%。
学力推薦
特待区分が決まっていない場合は、
学力推薦が良さそうです!
※上記学力特待推薦と異なるところはマーカー
内申の条件:
- 3教科の評定合計が『9』以上 or 5教科の評定合計が『15』以上 or 9教科評定合計が『27』以上
- 欠席日数が3年間で30日以内
選考方法:
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)マークシート方式
- 面接
※学科試験は3教科のうち平均点の高い2教科で判定
加点方式:(下記いずれかで『1』点加点)
- 英検・数検・漢検のいずれかで3級以上取得
- 生徒会会長・副会長の役職経験者
- 部活動の部長の役職経験者
- 3年間皆勤
特技推薦
入学後、部活動を3年間活動する強い意志がある者です!
種目は:
硬式野球、サッカー、ソフトテニス、剣道、卓球、女子硬式野球、バドミントン、ライフル射撃、バスケットボール、陸上競技
※上記学力特待推薦、学力推薦と異なるところはマーカー
内申の条件:
- 3教科の評定合計が『8』以上 or 5教科の評定合計が『13』以上 or 9教科評定合計が『24』以上
- 欠席日数が3年間で30日以内
選考方法:
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)マークシート方式
- 面接
※学科試験は3教科のうち平均点の高い2教科で判定
一般単願
選考方法:
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)記述式
- 面接
一般試験は、推薦試験とはことなり記述式です。
一般併願
選考方法:
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英・社・理)記述式
※3教科、5教科の平均点の高い方で判定
併願は5教科記述式です。
ボーダーはそこまで高くありません。
追試
前期一般試験の欠席をした者のみです。
一般単願
選考方法
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)マークシート方式
- 面接
一般併願
選考方法
- 書類審査
- 学科試験(国・数・英)マークシート方式
岩瀬日本大学高等学校の説明会に行ってきました!(2025年度)まとめ
岩日さんの試験方式等はいかがだったでしょうか。
もし、ご質問等ございましたら、何なりとお申し付けください。
また、進路実績ですが
- 現役大学進学率:85.1%
- 日本大学進学率:100%
また、特別進学コースでは、国公立大学進学は12名!(19名中)
19名中12名はすごいですね!
少人数だからできるところなのかなぁって思います。
国や県が頑張ってくれていて
今や、私立高校に通うハードルが下がっています。
県立高校に行き、授業についていけなくなったから、塾や予備校に通う。
または、大学受験のために塾や予備校に通う。
前述しましたが、
私立高校の授業料33,000円/月
おそらく、大手塾、大手予備校の月の授業料はそれ以上かと・・・
私立高校の優遇制度を利用して
少人数でみてもらう!
自ずと、塾や予備校代はかからず、もしかすると県立高校よりも費用がかからなくなるかもしれません。
と、いうことで、近々高校の費用についてブログをアップします。
ここのところ、県立高校の倍率が下がっていることの理由もわかるかもしれません。
国の高等学校就学支援金は、私立高校に通われている半数の方が利用しているようです。
国、県、私立高校の優遇制度を上手に利用して、大学進学ができたらと思います。
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