栃木県県立高校が減っていく・・・

6月17日土曜日に清原中のテスト後ということで、塾をお休みして、久しぶりに連休となったので、1日は自宅で生い茂っている竹を切っていました。

天気が良かったので

汗だくに・・・

伐採中、終わった後にビールと一緒に食べようと燻製をしていました!

チーズにベーコン、ウインナー、卵!

とても美味しかったです!

と、飲んで食べている時に、スマホを見てビックリ!!

と、いうことで、今日は土曜日にスマホに入って来たニュースをご紹介します!

下野新聞のニュース

下野新聞のネットニュースのタイトルが

『栃農、栃工、栃商統合へ 小山は中高一貫 3期県立高再編計画案』

でした!

もう目が点になりました・・・

今日、栃木県教育委員会のHPを見てみましたが、まだ詳しい内容は掲載しておらず、下野新聞のネットニュースのみの情報となりますが、少しお話をします。

6月16日に複数の関係者に取材をして判明した内容のようですが・・・

と、まず『県立高校再編計画』とは、なんぞやということで、お話をすると。

『県立高校再編計画』

一番近い話で言うと、

  • 宇都宮中央高等学校の共学化
  • 足利高等学校と足利女子高等学校の統合

です。

これが、第2期の再編計画で、平成30年度~令和4年度に段階的に県立高校が変わっていきました。

一番は栃木県の少子化ですね。

少子化が進むにつれて、県立高校の倍率が下がっていきます。

倍率が下がるということは、競争率が下がっていきます。

競争率が下がると、誰でも入れるようになってきてしまいます。

流石に偏差値が高い高校は

誰でも入れるようになりませんが・・・

偏差値が50以下となると、やはり入りやすくなってしまいます。

高校に入るための偏差を下げることは、良くないことです。

子どもたちに合った授業が受けられなくなります。

そのためにも、高校の在り方を検討している機関があります。

芳賀高等学校、益子高等学校が合併したのは

第1期再編計画の際です。

その機関がまた動き始めたようです。

近いうちに、栃木県教育委員会のHPにアップされると思うので、詳しい内容はまた後程!

『第3期再編計画』

まずは、

  • 栃木農業高等学校
  • 栃木工業高等学校
  • 栃木商業高等学校

上記3校の統合です。

確かに、昨年度2024年度入試の最終倍率が1前後となっています。

  • 栃木農業高等学校(倍率0.87~1.28)
  • 栃木工業高等学校(倍率0.98~1.42)
  • 栃木商業高等学校(倍率0.89~1.03)

統合して人数調整がされそうですね。

そして、

  • 今市高等学校
  • 今市工業高等学校
  • 日光明峰高等学校

の3校も統合案が上がっているようです。

こちらの2024年度入試の最終倍率が

  • 今市高等学校(倍率1.12)
  • 今市工業高等学校(倍率0.34~0.58)
  • 日光明峰高等学校(倍率0.50)

日光明峰は第1期に統合したのに・・・

そして、上記をはじめてとして、県内全域の職業系専門高校の統合を進める方針ということです。

具体的に

  • 鹿沼南高等学校(倍率0.90~1.19)
  • 鹿沼商工高等学校(倍率0.90~1.09)

の2校の統合。

  • 真岡北陵高等学校(倍率0.33~0.92)
  • 真岡工業高等学校(倍率0.54~1.00)

の2校の統合。

  • 那須拓陽高等学校(倍率0.88~1.12)
  • 那須清峰高等学校(倍率0.89~1.38)

の2校の統合。

真岡北陵、真岡工業も!!

そして、追加で

  • 小山高等学校の中高一貫校化
  • 宇都宮清陵高等学校の昼夜間の定時制と通信制を持つ単位制のフレックス・ハイスクール化

も方針で出ていました。

ここが一番のビックリでした。

  • 小山高等学校(倍率0.84~1.01)
  • 宇都宮清陵高等学校(倍率1.17)

宇都宮清陵高等学校が定時制と通信制へ・・・

まぁ、立地からしても宇都宮市内からだいぶ離れていて、全盛期から考えるとおそらく10は偏差値が下がり、現状偏差値42となると、普通科として成り立たなくなっているのかもしれません。

それにしても大きな変化がおきそうです。

計画としては、大きくは2024年度~2035年度。

その中で、前期としてまず2024年度~2029年度。後期として2030年度~2035年度。

ここから、約10年間は目が離せない状況です。

情報が集まりましたら、アップしていきますが、これから10年の間に高校受験をされるお子様がいらっしゃるご家庭は、情報を必ず集めていってください。

栃木県県立高校が減っていく・・・まとめ

まだ教育員会が正式に発表している段階ではないので、確定ではありませんが、

少なくとも、7月に決定し、公表されるようです。

2023年度の県内中学校卒業者が約17,600人。

2035年度の県内中学校卒業者が約12,600人の見通し。

約10年間で、5,000人の少子化・・・

ちょっと怖いですね。

栃木県はどうなっていくのか・・・

もっというと日本はどうなっていくのか・・・

本当に怖いです。

県内では、第1期、第2期再編計画で高校の数を68校だったのが、58校に減少し、この後も・・・。

また、情報が集まり次第、アップしていきます。

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