皆さんは、毎日何時間勉強しているだろうか?
これは、中学生、高校生だけではなく、小学生、大人も同じである。
先生!急にどうしたの?
以前、大人の勉強時間についてもお話をしました。
日本の社会人は一日平均6分間という驚きな数値です。
これは、0時間と答える方が多いので、平均がグッと下がってしまいっているようです。
耳が痛いお話・・・
と、言いながら、私もそこまでやっているわけではないので、受験生に負けないように勉強を頑張ています。
と、いうことで、少し時間についてのお話をします。
まずは、8月の子供たちの勉強時間です。
8月の勉強時間集計
夏期講習が終わり、8月の勉強時間を集計しました。
いきなりですが、上位10名の結果です。
順位 | 学年 | 時間(分) |
1 | 3 | 12,860 |
2 | 3 | 10,836 |
3 | 3 | 10,459 |
4 | 3 | 9,464 |
5 | 3 | 8,166 |
6 | 3 | 7,281 |
7 | 3 | 6,196 |
8 | 2 | 4,556 |
9 | 3 | 4,452 |
10 | 3 | 3,522 |
この8月の休講日は11日なので開講日は20日間となります。
その中での勉強時間となります。(休憩時間:昼40分、夜40分を含む)
1位の生徒はほぼ毎日、一日中塾にいました。
凄いですね!
塾での勉強時間は70分×8コマなので、560分≒9時間となります。
都内の受験生だとこれ以上の勉強時間だと思いますが、栃木、宇都宮ではそこまで競争率が高いわけではないので、これでも勉強している方だと思います。
えっ!?そんなに!
時間の限界
さぁ、ここからが本題です。
結局のところ、勉強となると時間の限界を作ってしまいます。
これが、趣味などであればどうでしょうか。
スマホ(SNS、YouTube、ゲームetc…)、ゲーム、スポーツetc…
時間がいくらあっても足りません!
ゲーム、YouTubeでいつの間にか夜中に・・・
SNSを見てたら朝になってた・・・
まぁ、そうなりますよね。
- 勉強=楽しくない
- 趣味=楽しい
楽しくないモノは、後回しにしたくなります。ましてややりたくありませんよね。
でも、それでいいのでしょうか。
この夏も、中学1、2年生は、「部活が忙しくて」という理由で勉強を避けていた方がいます。
前図を見ると、2年生でも塾で4,556分勉強をしています。これは、学校の宿題以外にです。
差が付きますね!
中3の受験生でも、寝坊したから、塾で夕方まで勉強したから、塾が休みの日だから、と避けている方もいました。
でも、よく考えて下さい。
「やらされてる(受動的)勉強」は楽しくないのは当たり前です。
特に、中学1、2年生には目標が定まっておらず、「勉強」=「やらされてる(受動的)」感が強いと思います。
勉強の本当の意味を理解することは難しいのかなぁって思います。
しかし、中学3年生は違います。
もう目の前の試験で人生の方向性が徐々に決まっていきます。
「勉強」=「やらされてる(受動的)」感ではいけません。
「勉強」=「自らやる(能動的)」感ではないといけません。
そういう考えた根付くと、勉強もどれだけ時間があっても足りません。
自ずと、時間の限界というモノはなくなるでしょう。
時間の限界のまとめ
考え方次第で、気持ちの持ちよう次第で、時間の限界を超えることができます。
「やらされている感(受動的)」と「自らやる(能動的)」では、全く異なります。
まだまだ、受験生でも必死さが、切羽詰まった感が、緊張感が足りません。
自分の人生のために、
人生となると大き過ぎてわかりづらいですかねぇ・・・
では、来年の楽しい高校生活のために、自分から(能動的)動き出しましょう!
そして、私たち大人も、子供たちに負けずに、子供と一緒に『勉強』をしましょう!!
次回は、『どれだけ勉強をすればよいか?』というテーマで記事を書きます。
補足
成績はやればやるほど上がります。これは、どの方も同じです。
入試ギリギリまで点数を上げることは可能です。
ただ、「時間に限界を感じる」「能力的に限界を感じる」「諦める」「このくらいでいいかと思う」「目標を下げる」と上がりません。
要するに、全てにおいて『限界』を感じたら、そこまでです。
もっと上を見ましょう!
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