今、リスニングが重要視されていることをご存知でしょうか。
リスニングが?
まぁ、入試で必要だと思うけど・・・
あとは、英検取得のため?
そうですね。高校入試の英語の試験の中にリスニングが入っています。
そして、英検にも!ただ、今回はそこのお話ではなく、もう少し先のお話です。
では、少しだけお話していきます。
リスニングが大切な理由
高校入試の英語の試験の中に必ずリスニングの問題が入っています。
英語は4技能からなっています。
- Reading(リーディング)読む
- Writing(ライティング)書く
- Listening(リスニング)聞く
- Speaking(スピーキング)話す
しかも、今やSpeaking(話す)を二つに分け
- Interaction(やりとり)
- Production(発表)
5技能とも6技能とも言われています。
この前、4技能とか言われていたのに
増えてる!!
ただその中で、スピーキングは入試などの試験内では判定できないので、リーディングとライティング、リスニングのみとなります。
この3技能全てが、高校入試、大学入試では大切です。
ここで、なぜリスニングが大切なのかですが
全ては『大学入試改革』で英語の比率が変わったからです。
以前、センター試験では
- リスニング50点
- リーディング200点
という形でした。
しかし、『大学入試改革』でセンター試験から共通テストに変わり
- リスニング100点
- リーディング100点
となりました。
え”~~~リスニングが半分!!
そうなんです。リスニングが半分を占めることになります。
だから大学入試では、リスニングが大切になります。
じゃあ、リスニングの対策しないと!
そうなんですが・・・リスニングの対策ってどうしますか?
リスニングは『英語耳』になること
リスニングは、聞き慣れが大切です。
これは、日本人で言うと、小さい時から毎日耳にしてきた『日本語』なら基本的には難なく聞き取れると思います。
耳が『日本語』に慣れ、ちょっと聞き取れない部分があったとしても、聞き取った前後の文で理解します。
英語も同じです。英語圏の方にとっては、毎日耳にする『英語』なら基本的に難なく聞き取れます。
中学英語や英検3級までなら、英語圏の小学校低学年程度です。そこまで難しいことは言っていません。
大切なのはここからです!
なにより『聞き慣れる』というのがなかなか難しい。これは、大学受験前になって対策をしようとしても形にはなかなかなりません。
以前、大手塾のCMでありましたが
聞こえないんじゃない!言っていないんだ!
その通りだと思います。
日本人は英語をカタカナで聞き取ります。本当の発音ではなく、間違った英語で認識しているので、『聞こえないのではなく、元々言っていないのです。』
あのCMを見た時、上手いこと言うなぁって思いました!
勉強!勉強!!
だから、日本人も英語の中で生活をすれば、直ぐに英語耳に慣れるでしょう。それなので、英語を習うのであれば、英語圏に行ってしまった方が早いと言われます。
または、ご自宅では英語を使って会話をする。
ただ、これらはなかなか難しいと思います。
ということで、過去問などのCDを使い、毎日聞くことにより徐々に慣れるようにして頂けたらと思います。
今や、YouTubeという素晴らしいモノがあります。これを使っても構わないと思います。
YouTubeは上手く使えば、悪ではありません。
上手く使えばですよ!
『英語耳』についてもう少し
そして、もう少し早く英語を認識するために!
ただただ、聞くだけではいけません。定着を早める方法が、『口に出す』です!
日本人のいけないところは、前述しましたが、カタカタ英語になることです。
カタカナ英語で、間違った発音が頭の中に入っています。それでは、ネイティブな発音の英語を聞き取れるわけがありません。
『英語を耳にして、直ぐに口も動かす!そしてネイティブな発音との違いを修正する』
海外に行った方が英語の上達が早いのはそこです。聞くだけでは生活ができません。実際に口に出し、相手に伝える。その時に、間違えて修正する。
この『間違えからの修正』が学びには大切です。
ご自宅で勉強する時、学校の授業の時、そして塾にいる時は間違えていいんです!むしろ間違えた方が記憶に残ります。
普段はたくさん間違えて、本番で間違えないよう定着していきましょう!
リスニングのまとめ
今回は、英語のリスニングの重要性と対策についてお話をしました。
高校後に大学受験もお考えの方は、普段から英語を耳にする習慣をつけて欲しいと思います。
それは、英検の過去問のCDであれ、YouTubeであれ、なんでも構いません。
『英語耳になる(英語を聞き慣れる)』ことがとても大切です。
そして、もう少し頑張れる方は、『英語を口に出して、ネイティブな発音との違いを修正』して下さい。そうするとより英語を耳にした時に、聞き取れると思います。
これを機会に、ご自宅でも英語を耳にしてみて下さい。
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