2025年度第２回進路希望調査北部版

では、今回は栃木県北部の第２回進路希望調査です。

北部はほとんどが定員割れとなっています。

定員以上になっているのが

• 今市高等学校
• 大田原女子高等学校
• 那須拓陽高校
• 那須清峰高等学校
• 黒磯高等学校
• 黒磯南高等学校

のみです。

ただ、定員割れしていても、絶対に希望者全員が合格できるわけではないので注意してください。

では、実際のデータを見ていきましょう！

2025年度第２回進路希望調査

今市、日光の第２回進路希望調査

• 今市工業機械は2025年度入試に定員が80名⇒40名！

高校名	募集定員	2022年度 第１回	第２回	最終	2023年度 第１回	第２回	最終	2024年度 第１回	第２回	最終	2025年度 第１回	第２回
今市	160	1.29	1.36	1.30	1.29	1.17	1.12	1.31	1.21	1.26	1.11	1.04
今市工業 （機械）	80⇒40	0.55	0.44	0.34	0.61	0.61	0.52	0.49	0.44	0.39	★0.68	★0.80
（電気）	40	0.43	0.50	0.42	0.35	0.50	0.34	0.23	0.25	0.13	0.40	0.38
（建設工学）	40	0.53	0.60	0.52	0.78	0.73	0.58	0.20	0.35	0.15	0.50	0.60
日光明峰	80	0.30	0.50	0.57	0.49	0.55	0.50	0.46	0.53	0.47	0.35	0.31

• 今市高等学校募集定員160名　希望者167名　倍率1.04
• 今市工業高等学校機械募集定員40名　希望者32名　倍率0.80
• 今市工業高等学校建設工学募集定員40名　希望者24名　倍率0.60
• 今市工業高等学校電気募集定員40名　希望者15名　倍率0.38
• 日光明峰高等学校募集定員80名　希望者25名　倍率0.31

今市高等学校も、流石に徐々に倍率が下がってきています。

募集定員160名に対して希望者167名となると、もうほぼ全員が合格という形になってきています。

周辺の高校の倍率が定員割れをしていることを考えると

今市高等学校の倍率はここから上がることはないのかなぁって思います。

今市工業高等学校も少し今年度は高いようですが、このまま定員割れのまま入試となるでしょう！

日光明峰高等学校についてもここから定員以上になることはないでしょう！

このエリアは落ち着いて、頑張ってもらえれば問題ないと思います。

馬頭、大田原、黒羽の第２回進路希望調査

• 馬頭高等学校は2024年度入試に定員が80名⇒40名！
• 黒羽高等学校は2024年度入試に定員が120名⇒80名！

高校名	募集定員	2022年度 第１回	第２回	最終	2023年度 第１回	第２回	最終	2024年度 第１回	第２回	最終	2025年度 第１回	第２回
馬頭	80⇒40	0.30	0.33	0.71	0.44	0.34	0.33	★0.70	★0.90	★1.30	0.63	0.73
（水産）	25	0.64	0.44	0.54	0.48	0.96	0.76	1.04	1.04	0.76	0.93	0.92
大田原	200	1.19	1.16	1.13	0.84	0.84	0.84	0.95	0.93	1.00	0.99	0.99
大田原女子	200	0.95	0.99	1.00	1.24	1.17	1.10	0.97	0.96	0.99	1.03	1.00
黒羽	120⇒80	0.52	0.69	0.90	0.48	0.61	0.85	★0.86	★1.06	★1.49	0.55	0.61

今年度は、いつも通りの定員割れです。

• 馬頭高等学校普通科募集定員40名　希望者29名　倍率0.73
• 黒羽高等学校募集定員80名　希望者49名　倍率0.61

周辺地域を考えても、ここから定員以上になるようなことはないのかなぁって思います。

• 大田原高等学校募集定員200名　希望者198名　倍率0.99
• 大田原女子高等学校募集定員200名　希望者200名　倍率1.00
• 馬頭高等学校水産募集定員25名　希望者23名　倍率0.92

そして、大田原高等学校は第１回、第２回とギリギリ定員を満たしていません。

2022年度、2024年度を見ても、今年はこのままかもしれません。

大田原女子高等学校も、今のこの倍率で改めて挑戦してくる人はそこまでいないように感じます。

馬頭高等学校の水産科についても、あまりここから定員以上になる感じはしません。

このエリアも、もうこのままあまり動きはないと思います。

那須の第２回進路希望調査

• 那須高等学校は2024年度入試に定員が80名⇒40名！
• 黒磯高等学校は2022年度入試に定員が200名⇒160名！
• 黒磯高等学校は2023年度入試に定員が160名⇒200名！
• 黒磯高等学校は2025年度入試に定員が200名⇒160名！
• 那須清峰高等学校機械制御は2025年度入試に募集停止！

高校名	募集定員	2022年度 第１回	第２回	最終	2023年度 第１回	第２回	最終	2024年度 第１回	第２回	最終	2025年度 第１回	第２回
那須拓陽	80	1.58	1.21	0.98	1.56	1.24	0.88	1.58	1.35	0.77	1.51	1.51
（農業経営）	40	1.00	0.95	0.88	1.68	1.43	1.22	1.38	1.18	1.15	1.25	0.98
（生物工学）	40	0.68	1.10	1.04	0.80	0.68	1.00	0.48	0.93	1.31	0.68	0.78
（食品化学）	40	1.00	0.85	1.04	1.15	1.20	1.04	1.08	1.10	1.00	1.05	1.33
（食物文化）	40	1.58	1.38	1.00	1.25	1.20	1.00	1.33	1.30	0.85	1.10	1.13
那須清峰（機械）	40	1.50	1.00	0.77	1.70	1.35	1.12	1.10	0.73	0.58	1.23	1.28
（機械制御)	40	0.30	0.33	0.74	0.40	0.63	0.89	0.40	0.55	1.27	★-	★-
（電気情報）	40	1.28	1.18	1.12	1.25	1.35	1.38	1.23	1.23	1.54	1.23	1.05
（建設工学）	40	0.75	0.73	0.58	1.00	0.98	0.92	0.90	1.10	0.77	0.75	0.90
（商業）	40	0.58	0.58	0.50	0.45	0.58	1.12	0.90	0.85	0.62	0.75	0.65
那須	80⇒40	0.44	0.64	0.71	0.44	0.53	0.67	★0.90	★0.93	★0.85	0.83	0.95
（リゾート）	40	0.28	0.43	0.54	0.48	0.48	0.41	0.30	0.55	0.96	0.33	0.30
黒磯	200⇒160 ⇒200⇒160	★1.44	★1.28	★1.06	★1.02	★0.98	★0.94	1.33	1.22	0.95	★1.38	★1.22
黒磯南	160	1.02	0.93	0.95	1.38	1.33	1.12	1.21	1.09	1.18	1.13	1.06

• 普通科募集定員80名　希望者121名　倍率1.51
• 食品科学募集定員40名　希望者53名　倍率1.33

那須拓陽高校の普通科は下がりませんでしたね！！

例年でいうと、確実に第１回、第２回、最終と倍率が下がっていくものですが、今年は希望を突き通すという人が多いのかもしれません。

ただ、流石に1.51の倍率は高すぎます。

最終的には、1.25を下回るのかなぁって思いますが・・・

食品科学も例年になく高くなっています。

最悪な状況になった時もちゃんと考慮して志望校選択をしてくださいね！

『高校は、人生の一通過点』でしかありません。

これからの人生、いくらでも逆転は可能ですよ！

• 食物文化募集定員40名　希望者45名　倍率1.13
• 農業経営募集定員40名　希望者39名　倍率0.98
• 生物工学募集定員40名　希望者31名　倍率0.78

そして、定員前後の食物文化、農業経営。

こちらはこの定員ギリギリのところだと、どちらに転んでもおかしくありません。

しっかりと、志望校として合っているのか確認をしてください。

データ上ですが、例年最終倍率で急激に倍率が上がります。

これは、

と、考える人が多いからです。

確かに現状は倍率が低く、入りやすくはなっています。

しかし、こういった考えの人が多いので、最終的に他の科よりも倍率が上がってしまいがちです。

もしかすると、粘って今倍率の高いところにいた方が、最終的に定員割れするかもしれません。

• 機械募集定員40名　希望者51名　倍率1.28
• 電気情報募集定員40名　希望者42名　倍率1.05

電気情報については、例年通りの倍率になっています。

この倍率だとここからそこまでの動きはないでしょう！

機械については、今年度から機械制御の募集がなくなった分、第２回で下がりませんでした。

例年だと、おそらくですが機械を希望していた人が、倍率が高くて機械制御に移動していたと思います。

今年度は、そこまで下がらないような気がします。

• 建設工学募集定員40名　希望者36名　倍率0.90
• 商業募集定員40名　希望者26名　倍率0.65

建設工学、商業については定員割れしています。

ただ、機械、電気情報が高い分、安心はできません。

と、いう人もやはりいます。

なので、倍率の高いところから低いところに移動することも普通にあります。

油断をしないようにしてくださいね！

• 黒磯高等学校募集定員160名　希望者195名　倍率1.22
• 黒磯南高等学校募集定員160名　希望者170名　倍率1.06

黒磯高等学校は、ここ最近は最終的に定員割れになっています。

希望していた人は、どこの高校に行ったのか・・・

もしかすると、今年度も最終的に定員割れするかもしれません。

黒磯南高等学校もこのままだと定員ギリギリで入試を迎えることになるかもしれません。

選択を間違えないようにしてくださいね！

• 那須高等学校普通科募集定員40名　希望者38名　倍率0.95
• 那須高等学校リゾート観光募集定員40名　希望者12名　倍率0.30

普通科は、昨年度も定員近くまで倍率が上がってきています。

今年度もこのままいくと、競える場なっていくのかなぁって思います。

リゾート観光は、昨年度はどこから移動して来たのか、急激に倍率が上がり0.96！！

これだけの急上昇を見てしまうと、0.30も安心できません。

確実に学力を伸ばしておいてくださいね！

矢板の第２回進路希望調査

• 変更なし

高校名	募集定員	2022年度 第１回	第２回	最終	2023年度 第１回	第２回	最終	2024年度 第１回	第２回	最終	2025年度 第１回	第２回
矢板 （農業経営）	40	0.73	0.75	0.76	0.83	0.93	1.00	0.73	0.83	0.73	0.63	0.58
(機械）	40	0.75	0.55	0.46	0.75	0.83	1.00	0.65	0.45	0.41	0.40	0.68
(電子)	40	0.53	0.78	0.73	0.28	0.25	0.56	0.50	0.50	0.47	0.38	0.40
（栄養食物）	40	1.00	1.08	1.04	0.80	0.63	0.96	0.73	0.88	1.28	0.65	0.60
（介護福祉）	30	0.80	0.87	0.80	0.57	0.57	0.57	0.77	0.80	0.75	0.77	0.93
矢板東	90	0.53	0.71	0.89	0.72	0.74	0.95	0.62	0.66	0.63	0.87	0.86

こちらは、昨年度栄養食物が最終倍率で急激に上がり、0.88から1.28に！！

定員割れしていて、安心していたところにこれだけの変更があると、ビックリですね！

ただ、最終変更で５名辞退したので、受験倍率は1.08。

それでも、ほぼ大丈夫だろうと思っていた人にとっては、最悪なシナリオでしたね。

今月中に出願をすると思いますので、しっかりと志望校を検討してください。

もし・・・となったとしても納得のいく形になるようにしてくださいね！

2025年度第２回進路希望調査北部版まとめ

ということで、2025年度第２回進路希望調査北部版でした。

定員以上になっているところは

• 今市高等学校
• 大田原女子高等学校
• 那須拓陽高校
• 那須清峰高等学校
• 黒磯高等学校
• 黒磯南高等学校

こちらは、まだ下がる見込みもあります。

皆さん、安全に、確実に、合格したいからです。

しかし、その他の高校はここから倍率が上がるかもしれません。

特に、定員ギリギリのところは注意が必要です。

北部は、高校が転々としています。

通いたい志望校もあると思いますが、もし・・・となった時に遠方まで通うのが良いのか

それとも、近場で通える高校にする方が良いのか、考えないといけません。

これは、中心部でも例外ではありません。

今、中学３年生は約17,000人ですが、ここから10年後には14,000人・・・

ここは本当に深刻な問題です。

栃木県の教育委員会さんに頑張ってもらいましょう！