2024年度(令和6年度)中学受験の1年間の流れ

前回、中3生用に1年間の流れをアップしましたので、

今回は、小6生の中で、中学受験をされる方用にアップします。

既に私立中受験までは

7ヶ月です!

県立、国立中受験についても、あと9ヶ月!!

まだまだ時間があるね

本当にそうでしょうか?

中学受験をお考えの方には、習い事をされている方がほとんどのような気がします。

小学生の睡眠時間、息抜きの時間も考慮すると、もう時間がありません。

私立中学入試であれば、まだ何とかなる方が多いと思いますが、県立・国立中の入試は正直厳しすぎます。

そこのところも踏まえて話を進めたいと思います。

中学受験の現実

中学受験をお考えの方の中には、

中学受験をすれば、

高校受験をしなくてもいいんでしょ!

高校受験は大変だから

中学受験をしておいた方が!

一番多いのがこういったお考えの方です。

確かに中学受験をして、中高一貫校であれば、高校受験はありません。

しかし、私立中学校は進級試験はちゃんとありまし、国立中(宇大附属)は併設の高校がないので、高校受験はしないといけません。

そして、中学受験より高校受験の方が大変と思っている方は、もう少し情報を集めていただいた方がよろしいと思います。

昨年度(2023年度)の県立の中高一貫校の倍率です。

定員合格倍率
宇都宮東高等学校
附属中学校
1053.5
佐野高等学校
附属中学校
1052.2
矢板東高等学校
附属中学校
701.6
定員特色選抜
定員
一般選抜
定員
特色選抜
合格倍率
一般選抜
合格倍率
宇都宮東高等学校555500.980
佐野高等学校5516393.001.25
矢板東高等学校9027631.411.00
※特色選抜とは、要するに自己推薦です。

注:特色選抜入試の合格者は定員を多少上下します。またそれにより一般選抜入試の定員が上下します。

上記二つの表を見ていただいてもお分かりの通り、中学受験の方が合格倍率が高くなります。

合格倍率とは、合格者÷受験者数です。

要するに、合格倍率とは、何倍の人数が受験していたかがわかります。

宇都宮東高等学校附属中学校は、倍率3.5倍なので、105×3.5≒368名の受験者です。

この数値が多いと見るか、少ないと見るか・・・

言えることは、基本的にこの368名は、小学校内で学力が1位、2位だと思います。

小学校のレベルによっては、1位でも太刀打ちできないかもしれません。

厳しいですが

まずは、現実を把握してください。

このブログでは、中学受験のお話を様々していますが、『受験を諦めた方がいい』とお伝えしているわけではありません。

そこは、お間違えないようお願いします。

あくまで合格することが難しいとお伝えしているだけです。

むしろ、今後のスキルアップのために、受験したいとお考えの方へは、

めっちゃ応援しますし

情報、スキルなどなどご提供いたします!

では、もう少し詳しい内容はこちらを見ていただき、話を進めたいと思います。

『栃木県国立中学校、県立中学校の中学受験の現実』

2024年度中学受験の1年間の流れ

ではこの1年の流れです。

どの入試を受けるかによって変わってきますが、もし県立・国立中をお考えの方は、私立中入試で弾みをつけていただけたらと思います。

  • 県立中をご検討されている方は、宇短附中、文星中
  • 国立中をご検討されている方は、作新中、宇短附中、文星中

国立中は、特に作新中を受験してみて下さい!

星の杜はちょっと入試スタイルが異なるので

星の杜に行きたい方用ですね!

と、いうのも、受験方式が県立中、国立中で異なるからです。

  • 県立中は適性検査+作文
  • 国立中は4教科

オススメは、4教科なら4教科

適性なら適性だけを勉強した方がよいと思います。

4教科も、適性もとなると、やることが多いのでオススメしません。

合格確率を上げるためには、入試科目は絞るのが鉄則です!

しかし、スキルを伸ばしたいのであれば、4教科、適性を両方行われてもと思います。
では、具体的な日程をお話します。

私立中学入試

例年下記のような出願期間、方法になっています。

  • 第1回出願期間:11月上旬
  • 出願方法:インターネット(※作新のみ受付窓口へ)
  • 第2回出願期間:12月上旬
  • 出願方法:インターネット(※作新のみ受付窓口へ)

第1回私立中学入試

  • 試験日:11月中旬

【試験方法】

  • 作新中等部:4教科(各40分)
  • 宇短附中:4教科(各40分)または2教科+適性+作文(各40分)
  • 文星中:4教科(国・算各50分、理・社各25分)または適性(50分)+作文(45分)
  • 星の杜中:2教科または総合型選抜

第2回私立中学入試

  • 試験日:12月中旬

【試験方式】

  • 作新中等部:2教科(各40分)
  • 宇短附中:2教科+適性(各40分)
  • 文星中:4教科(国・算各50分、理・社各25分)または適性(50分)+作文(45分)
  • 星の杜中:総合型選抜

県立中学入試

こちらは、既に日程が公表されています。

  • 出願期間:11月27日(月)~11月30日(木)
  • 出願方法:郵送(30日消印有効)
  • 受検票交付:12月19日(火)
  • 交付方法:郵送
  • 適性検査、作文及び面接:1月6日(土)
  • 入学予定者選考結果:1月11日(木)
  • 通知方法:郵送

国立中学入試

  • 出願期間:12月中旬
  • 出願方法:郵送
  • 受検票交付:12月下旬
  • 交付方法:郵送
  • 入学志願者選考(学力検査、面接):1月初旬
  • 合格発表:選考の翌日

詳しい令和6年度入試の募集要項は

まだまだ先に発表されます。

2024年度(令和6年度)中学受験の1年間の流れまとめ

中学受験は、本当に難しいです。

近くの公立中は不安で・・・

中高一貫校で早めに大学入試の準備をしたい!

これからのスキルのためにも

経験としても

受験はさせたいわ!

と、いう方々は、ノールックでゴーです!

しかし、ここで質問です!

お子様はやる気になっていますか

もし、やる気になっていないのであれば、家族会議をお願いします。

そもそも本人がやる気になっていなければ、合格確率は0に近くなります。

と、いうことで、1年間の流れでした。

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