前回、中3生用に1年間の流れをアップしましたので、
今回は、小6生の中で、中学受験をされる方用にアップします。
既に私立中受験までは
7ヶ月です!
県立、国立中受験についても、あと9ヶ月!!
まだまだ時間があるね
本当にそうでしょうか?
中学受験をお考えの方には、習い事をされている方がほとんどのような気がします。
小学生の睡眠時間、息抜きの時間も考慮すると、もう時間がありません。
私立中学入試であれば、まだ何とかなる方が多いと思いますが、県立・国立中の入試は正直厳しすぎます。
そこのところも踏まえて話を進めたいと思います。
中学受験の現実
中学受験をお考えの方の中には、
中学受験をすれば、
高校受験をしなくてもいいんでしょ!
高校受験は大変だから
中学受験をしておいた方が!
一番多いのがこういったお考えの方です。
確かに中学受験をして、中高一貫校であれば、高校受験はありません。
しかし、私立中学校は進級試験はちゃんとありまし、国立中(宇大附属)は併設の高校がないので、高校受験はしないといけません。
そして、中学受験より高校受験の方が大変と思っている方は、もう少し情報を集めていただいた方がよろしいと思います。
昨年度(2023年度)の県立の中高一貫校の倍率です。
定員 | 合格倍率 | |
宇都宮東高等学校 附属中学校 | 105 | 3.5 |
佐野高等学校 附属中学校 | 105 | 2.2 |
矢板東高等学校 附属中学校 | 70 | 1.6 |
定員 | 特色選抜 定員 | 一般選抜 定員 | 特色選抜 合格倍率 | 一般選抜 合格倍率 | |
宇都宮東高等学校 | 55 | 55 | 0 | 0.98 | 0 |
佐野高等学校 | 55 | 16 | 39 | 3.00 | 1.25 |
矢板東高等学校 | 90 | 27 | 63 | 1.41 | 1.00 |
注:特色選抜入試の合格者は定員を多少上下します。またそれにより一般選抜入試の定員が上下します。
上記二つの表を見ていただいてもお分かりの通り、中学受験の方が合格倍率が高くなります。
合格倍率とは、合格者÷受験者数です。
要するに、合格倍率とは、何倍の人数が受験していたかがわかります。
宇都宮東高等学校附属中学校は、倍率3.5倍なので、105×3.5≒368名の受験者です。
この数値が多いと見るか、少ないと見るか・・・
言えることは、基本的にこの368名は、小学校内で学力が1位、2位だと思います。
小学校のレベルによっては、1位でも太刀打ちできないかもしれません。
厳しいですが
まずは、現実を把握してください。
このブログでは、中学受験のお話を様々していますが、『受験を諦めた方がいい』とお伝えしているわけではありません。
そこは、お間違えないようお願いします。
あくまで合格することが難しいとお伝えしているだけです。
むしろ、今後のスキルアップのために、受験したいとお考えの方へは、
めっちゃ応援しますし
情報、スキルなどなどご提供いたします!
では、もう少し詳しい内容はこちらを見ていただき、話を進めたいと思います。
2024年度中学受験の1年間の流れ
ではこの1年の流れです。
どの入試を受けるかによって変わってきますが、もし県立・国立中をお考えの方は、私立中入試で弾みをつけていただけたらと思います。
- 県立中をご検討されている方は、宇短附中、文星中
- 国立中をご検討されている方は、作新中、宇短附中、文星中
国立中は、特に作新中を受験してみて下さい!
星の杜はちょっと入試スタイルが異なるので
星の杜に行きたい方用ですね!
と、いうのも、受験方式が県立中、国立中で異なるからです。
- 県立中は適性検査+作文
- 国立中は4教科
オススメは、4教科なら4教科
適性なら適性だけを勉強した方がよいと思います。
4教科も、適性もとなると、やることが多いのでオススメしません。
合格確率を上げるためには、入試科目は絞るのが鉄則です!
しかし、スキルを伸ばしたいのであれば、4教科、適性を両方行われてもと思います。
では、具体的な日程をお話します。
私立中学入試
例年下記のような出願期間、方法になっています。
- 第1回出願期間:11月上旬
- 出願方法:インターネット(※作新のみ受付窓口へ)
- 第2回出願期間:12月上旬
- 出願方法:インターネット(※作新のみ受付窓口へ)
第1回私立中学入試
- 試験日:11月中旬
【試験方法】
- 作新中等部:4教科(各40分)
- 宇短附中:4教科(各40分)または2教科+適性+作文(各40分)
- 文星中:4教科(国・算各50分、理・社各25分)または適性(50分)+作文(45分)
- 星の杜中:2教科または総合型選抜
第2回私立中学入試
- 試験日:12月中旬
【試験方式】
- 作新中等部:2教科(各40分)
- 宇短附中:2教科+適性(各40分)
- 文星中:4教科(国・算各50分、理・社各25分)または適性(50分)+作文(45分)
- 星の杜中:総合型選抜
県立中学入試
こちらは、既に日程が公表されています。
- 出願期間:11月27日(月)~11月30日(木)
- 出願方法:郵送(30日消印有効)
- 受検票交付:12月19日(火)
- 交付方法:郵送
- 適性検査、作文及び面接:1月6日(土)
- 入学予定者選考結果:1月11日(木)
- 通知方法:郵送
国立中学入試
- 出願期間:12月中旬
- 出願方法:郵送
- 受検票交付:12月下旬
- 交付方法:郵送
- 入学志願者選考(学力検査、面接):1月初旬
- 合格発表:選考の翌日
詳しい令和6年度入試の募集要項は
まだまだ先に発表されます。
2024年度(令和6年度)中学受験の1年間の流れまとめ
中学受験は、本当に難しいです。
近くの公立中は不安で・・・
中高一貫校で早めに大学入試の準備をしたい!
これからのスキルのためにも
経験としても
受験はさせたいわ!
と、いう方々は、ノールックでゴーです!
しかし、ここで質問です!
お子様はやる気になっていますか
もし、やる気になっていないのであれば、家族会議をお願いします。
そもそも本人がやる気になっていなければ、合格確率は0に近くなります。
と、いうことで、1年間の流れでした。
コメント