ではでは、またここから栃木県全域の第2回進路希望調査についてお話をしたいと思います。
やはり、中心部となると倍率『1』を上回ってきますが、少しでも離れてしまうと倍率『1』に至りません。
倍率『1』に満たないということは、県が設定している高校の定員まで、希望者がいないということです。
とはいえ、全員が合格するというわけではありません。
流石に県立高校なので、5教科合計100点にいかない。また一教科について10点いかないとなると厳しくなると思います。
なので、定員を割っているからと言って、余裕で見ていると切られてしまうかもしれませんので注意して下さい。
では、データを見ていきましょう!
あくまでデータ上の検証です。
ご参考までに
2023年度第2回進路希望調査鹿沼版
鹿沼エリアの第2回進路希望調査
鹿沼南(普通)は2021年度に定員が80→40名に!
高校名 | 募集定員 | 2020年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2021年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 |
鹿沼 | 240 | 1.47 | 1.28 | 1.19 | 1.53 | 1.39 | 1.37 | 1.38 | 1.25 | 1.2 | 1.25 | 1.13 |
鹿沼東 | 200 | 1.27 | 1.22 | 1.16 | 1.20 | 1.14 | 1.11 | 1.09 | 1.02 | 1.13 | 1.00 | 1.00 |
鹿沼南 | 40 | 0.56 | 0.54 | 0.63 | 1.13 | 0.95 | 0.93 | 1.08 | 0.93 | 1.00 | 1.03 | 1.15 |
(食料生産) | 40 | 0.98 | 0.90 | 1.03 | 0.58 | 0.80 | 0.83 | 0.98 | 1.00 | 1.00 | 1.00 | 1.10 |
(環境緑地) | 40 | 1.03 | 1.10 | 1.03 | 0.60 | 0.60 | 0.63 | 0.45 | 0.63 | 1.03 | 0.48 | 0.53 |
(ライフデザイン) | 40 | 1.10 | 0.88 | 0.75 | 1.00 | 0.98 | 1.08 | 0.93 | 0.93 | 1.08 | 0.98 | 0.95 |
鹿沼商工 (情報科学) | 40 | 1.68 | 1.23 | 1.40 | 1.00 | 0.88 | 1.20 | 1.58 | 1.63 | 1.20 | 1.05 | 1.08 |
(商業) | 120 | 1.03 | 1.26 | 1.45 | 0.98 | 1.03 | 1.32 | 0.83 | 0.90 | 1.14 | 0.79 | 0.83 |
鹿沼高等学校(偏差値57.3)、鹿沼東高等学校(50.5)ともに普通科ですが、年々倍率は下がっています。第1回進路希望調査、第2回進路希望調査、最終と基本的には倍率が下がっているので、今年はここ数年で一番低い倍率になりそうです。
鹿沼高等学校は倍率がもう少しで『1』になります。今年はそれに近い値になるかもしれません。
また、鹿沼東高等学校は現状倍率がちょうど『1』ということで、もしかすると定員を割るかもしれません。
ただ、鹿沼高等学校は宇都宮内から通われている方もいるので油断は禁物です。
鹿沼高等学校の偏差値からすると、石橋高等学校、宇都宮中央高等学校から流れてくる場合があります。ここには注意しましょう!
鹿沼商工高等学校の『情報科学(40.7)』は乱高下しています。今年は低めのスタートなので最終倍率は急激に上がるかもしれないの注意して下さい。
鹿沼商工高等学校の『商業(39.9)』はいつも通りのグラフなのでこの最終で上がるでしょう。例年と同じであれば倍率『1』を上回るので、気を付けてください。
上記グラフを見ると、全体的に下がっていることも読み取れます。
鹿沼南高等学校は、『環境緑地(34.4)』を除くと倍率『1』付近に固まっています。定員の少なさと倍率『1』付近を考慮すると、不合格者が1人、2人になる時もあるかもしれません。
その中に入らないようここからのあと1ヶ月と3週間、しっかりと復習、また実践問題を解いていきましょう!
そして、『環境緑地(34.4)』は今年の第1回、第2回の低さから考えると、上がることを覚悟しておいてください。
専門系の高校は、普通、やりたいことが決まっている方が希望すると思うので
昨年度のような急激な上げは考えにくいのですが・・・
ただ、現実的に『環境緑地』の偏差値を考えると、そうではないのかもしれません。
2023年度栃木県県立高校第2回進路希望調査鹿沼版まとめ
鹿沼市内は、宇都宮市からはJR日光線、栃木市からは東武日光線があり、交通の便は良いと思います。
そうなると、宇都宮市内から、栃木市内から通われる方もいるでしょう。
逆に、鹿沼市内から宇都宮市や栃木市に通われる方もいると思います。
どちらにしても、最終倍率の際は、基本的に倍率の高い高校から倍率の低い高校へ流れます。
第2回で倍率が低いからと言って、余裕でいない方が良いと思います。
ここでお話しする内容はあくまで
データ上での予測です。
倍率が低い高校ほど、注意して最終倍率見ていきましょう。
補足
定員を割っているから
全員合格するの?
この質問はよくありますが、合格倍率を見るとどうなっているかわかります。
鹿沼市内の高校の合格倍率についてはこちら⇒『2023年度栃木県県立高校第1回進路希望調査鹿沼版』
上記リンク内にここ4年の合格倍率をアップしました。
ぜひ、そちらもご覧ください。
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