さぁ!今年度最初の倍率が発表されました!
今回も宇都宮中央高等学校は倍率が高いのか!?
毎年、人気のある宇都宮北高等学校、石橋高等学校はどうなっているでしょうか。
毎年高いから、今年も同じなんでしょ!
こう毎年データをとっていると、不思議なもので、普通科高校の希望者数はほとんど変わりがありません。
なので、募集定員が変わった時には、倍率が0.3〜0.5くらい変わります。
今年は、宇都宮市内でいうと、宇都宮南高等学校が1クラス(40名)募集定員を減らしています。
なので、倍率が上がるのは必須です。
宇都宮南高等学校は、偏差値が50。
一番ボリュームのある層なので、多少今年度は荒れそうです。
では、実際の倍率を見ていきましょう!
宇都宮市内の普通科高校の第1回進路希望調査
近年の宇都宮市内の普通科高校の変更はこちら!
- 宇都宮清陵高等学校は2024年度入試から定員を200から160に変更
- 宇都宮中央高等学校は2022年度入試から女子校から男女共学
- 宇都宮南高等学校は2025年度入試から定員を320から280に変更
高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 |
宇都宮 | 280 | 1.41 | 1.32 | 1.20 | 1.39 | 1.35 | 1.16 | 1.33 | 1.31 | 1.25 | 1.36 |
宇都宮東 | 55 | 0.93 | 1.25 | – | 0.95 | 1.04 | 0.00 | 0.84 | 1.15 | – | 0.73 |
宇都宮南 | 320⇒280 | 1.54 | 1.32 | 1.35 | 1.64 | 1.41 | 1.39 | 1.38 | 1.26 | 1.28 | ★1.82 |
宇都宮北 | 320 | 1.85 | 1.61 | 1.51 | 1.70 | 1.62 | 1.57 | 1.69 | 1.49 | 1.57 | 1.77 |
宇都宮清陵 | 200⇒160 | 0.78 | 0.84 | 1.00 | 0.85 | 0.96 | 1.17 | ★1.10 | ★0.99 | ★1.37 | 0.95 |
宇都宮女子 | 280 | 1.33 | 1.26 | 1.14 | 1.49 | 1.43 | 1.28 | 1.31 | 1.20 | 1.16 | 1.12 |
宇都宮中央 | 240 | ★2.57 | ★2.20 | ★1.88 | 2.42 | 1.89 | 1.54 | 2.68 | 2.15 | 1.72 | 2.60 |
(総合家庭) | 40 | ★1.53 | ★1.10 | ★1.65 | 1.25 | 1.30 | 1.23 | 1.50 | 1.73 | 1.47 | 1.45 |
石橋 | 240 | 1.61 | 1.38 | 1.14 | 1.64 | 1.47 | 1.34 | 1.63 | 1.47 | 1.34 | 1.70 |
いつも通りにグラフで見ていきましょう!
宇都宮市内普通科上位校
やはり今年も宇都宮中央高等学校が高いですね!!
宇都宮中央高等学校普通科は募集定員が240名。希望者623名。倍率2.60。
昨年度最高倍率2.68まではいきませでしたが、共学初年度より高くなっています。
どうしてここまで中央高校を希望されるか・・・
単純に目新しいから希望している人が多いのかなぁって感じます。
と、いうのも、やはり『どうして中央がいいの?』と聞くと
ん〜・・・
という人が多く・・・
これだけの高倍率となると、オススメができません。
中には、ちゃんと理由がある人がいます。
中央高校で、勉強と吹奏楽を両立させたいの!
こういった人には、いくら高倍率でも進むべき理由があるので、頑張らなくてはいけません。
高倍率だからこそ、志望理由を考えてみてください。
思いつかないようであれば、やめておいた方がよいでしょう!
そして、こういった人気のある高校は、必ず倍率が徐々に下がっていきます。
これは、グラフを見ていただければおわかりになると思います。
昨年度も第1回が2.68。第2回が2.15。最終倍率が1.72。
第1回進路希望調査は9月中に行われたものです。
やはり現実を考えず、単純に行きたい高校を学校に提出していると思います。
そして、この第1回進路希望調査を見て、11月中に第2回進路希望調査を学校に提出します。
流石に、この高倍率を見ると、
無理かもしれない・・・
と思う人が出てきます。
まぁ、そう考える人が普通ですが、中には『ゼッタイ、中央!』という人もいると思います。
最終的に1.7くらいになったとしても、現状の目安をお伝えすると、
下野模擬テストで『可能圏』、また『努力圏』でも本当に可能圏よりの人以上でないともう厳しいでしょう。
宇都宮中央高等学校を希望している人は、もう一度ご検討を!
宇都宮高等学校、石橋高等学校は例年通り!
こちらも例年、徐々に倍率が下がっていくので、これ以上倍率が高くならないでしょう。
最終的に宇都宮高等学校は1.2前後、石橋高等学校は1.4前後。
宇都宮高等学校は、とにかく減るだけです。
しかし、石橋高等学校は、宇都宮高等学校や宇都宮女子高等学校から下がってくる人もいます。
下はいなくなり、上が増えるので、覚悟してここからの入試勉強にあたりましょう!
宇都宮中央高等学校の総合家庭は予想しづらいところが・・・
こういった普通科ではない科は、例年同じようにはいきません。
なので、なおさら注意が必要です。
募集定員も40名しかないので、要注意です。
現状、そこまで倍率が高くないので、このあと上がるかもしれません。
最終段階まで余談を許さない状況です。
そして、宇都宮女子高等学校はどうしたのでしょう?
2023年度の第1回進路希望調査からずっと倍率が下がって来ています。
ここ3年で一番低い倍率になっています。
募集定員280名。希望者数314名。倍率1.12。
倍率1.12であれば、泣く泣く志望校を下げている人は、挑戦するのもよいかもしれません。
宇都宮市内普通科中・下位校
さぁ、注目の宇都宮南高等学校です!
流石に1クラス(40名)減らした影響が出ていますね。
宇都宮北高等学校よりも倍率が高くなっています。
ここ5、6年だけでも最高倍率です。
募集定員280名。希望者509名。倍率1.82。
今年は中央だけではなく、南も荒れそうです。
宇都宮南高等学校は、他の高校とは異なり、一般選抜の倍率と特色選抜の倍率があまり変わりませんでした。
なので、
倍率が変わりないのであれば
特色に挑戦したいという人には
背中を押してきました。
しかし、今年はそうはいかないかもしれません。
特色選抜の倍率は、出願が完了してから公表されます。
この1.82倍の中にどれだけの特色希望者がいるか・・・
正直、今年の宇都宮南高等学校は違うかもしれませんね!
希望している人は、とにかく覚悟して受験して下さい。
宇都宮北高等学校はここ最近を考えるとちょっと高めです。
募集定員320名。希望者566名。倍率1.77。
ここから徐々に1.5近くまで下がると思いますが、ただ宇都宮北高等学校は、中央や石橋から下がってくる人がいます。
下がいなくなり、上が増えるので、やはり注意が必要ですね。
特に中央の2.60倍はかなり多いので、強敵が来ることは必須です。
現状『安全圏』でも気を抜かない方がよいでしょう。
また、『可能圏』の人は、もう今からラストスパートをかけて必死で頑張った方がよいと思います。
清陵高等学校は、定員割れしています。
募集定員160名。希望者152名。倍率0.95。
昨年度、募集定員を200名から160名に変更しています。
それが影響して、最終倍率はだいぶ上がりましたが、今年度はまた定員割れ・・・
もう清陵高等学校の人気は取り戻せないまま・・・
ただ、こういった第1回進路希望調査の倍率が低い高校はこの後倍率が上がっていきます。
なので、最終的には定員以上の人数になるとは思います。
希望している人は、余裕で遊んでいないように!!
宇都宮市内の専門系高校の第1回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 |
宇都宮白楊 (農業経済) | 40 | 1.93 | 1.78 | 1.73 | 1.68 | 1.50 | 1.81 | 1.55 | 1.50 | 1.35 | 1.90 |
(生物工学) | 40 | 2.00 | 1.55 | 1.65 | 1.88 | 1.63 | 1.54 | 1.68 | 1.35 | 1.50 | 1.28 |
(食品科学) | 40 | 2.43 | 2.03 | 1.58 | 1.95 | 1.75 | 1.77 | 3.03 | 2.18 | 1.88 | 2.23 |
(農業工学) | 40 | 1.18 | 1.18 | 1.65 | 0.75 | 0.78 | 1.15 | 0.88 | 0.75 | 1.46 | 1.05 |
(情報技術) | 40 | 1.75 | 1.73 | 1.77 | 1.75 | 1.55 | 1.58 | 1.93 | 1.28 | 1.28 | 1.25 |
(流通経済) | 40 | 1.90 | 1.98 | 1.77 | 1.28 | 1.63 | 1.73 | 1.38 | 1.35 | 1.12 | 1.13 |
(服飾デザイン) | 40 | 1.95 | 1.73 | 1.81 | 2.30 | 1.63 | 1.62 | 1.55 | 1.40 | 1.31 | 1.53 |
宇都宮工業 (機械システム) | 120 | 1.88 | 1.38 | 1.18 | 1.63 | 1.47 | 1.08 | 1.75 | 1.53 | 1.23 | 1.83 |
(電気情報システム) | 80 | 1.73 | 1.41 | 1.23 | 2.04 | 1.60 | 1.13 | 1.34 | 1.13 | 1.39 | 1.64 |
(建築デザイン) | 40 | 2.80 | 2.08 | 1.46 | 2.35 | 1.53 | 1.42 | 1.95 | 1.50 | 1.23 | 1.93 |
(環境建設システム) | 80 | 0.80 | 0.90 | 1.17 | 0.71 | 0.85 | 1.21 | 0.78 | 0.74 | 1.15 | 1.05 |
宇都宮商業 (商業) | 200 | 1.43 | 1.47 | 1.48 | 1.09 | 1.10 | 1.21 | 1.22 | 1.19 | 1.34 | 1.24 |
(情報処理) | 80 | 1.25 | 0.96 | 1.04 | 1.06 | 1.05 | 1.12 | 0.84 | 0.83 | 1.00 | 1.10 |
宇都宮白楊高等学校
白楊は『農業経済』と『食品科学』以外は元気がありません。
『食品科学』は女子に人気のある科です。
昨年度は、なぜ急激に倍率が上がったのかよくわかりませんが、今年も倍率2.23とだいぶ高めです。
専門科系高校は、その年によって行きたい人が多ければ倍率が上がります。
これ以上倍率が上がることはないと思いますが、それでも希望している人で最後まで戦うのであれば、要注意です。
そして、『農業経済』も高めで1.90。
『農業系』でここまで高いのは、なぜ?
今まで『農業経済』『農業工学』はそこまでの人気がありませんでした。
特に『農業工学』は、どうしても白楊高等学校に行きたいという人の第2志望になりがち。
どちらにしても、現状高倍率になっているのでここからは下がると思いますが、様子を見ていきましょう!
残りは、1.05〜1.53倍
ちょっと人気が・・・
女子に人気な『服飾デザイン』『流通経済』もだいぶ低くなっています。
これは、やはり私立高校に流れている影響があるのか?
それともそもそもニーズがないのか?
今や、私立高校もだいぶ行きやすくなっています。
以前ブログでもお伝えした『栃木県の県立・私立高校の費用について』
金銭的には、だいぶ抑えることも可能です。
ましてや私立高校のキレイで整った設備に惹かれる人も多いと思います。
お子様がどういった環境で勉強をしたいか?
ここが一番だと思いますが・・・
宇都宮工業高等学校
宇都宮工業高等学校はいつもきれいな波形になっていますね!
例年とほぼ変わりはありません。
多少、『電気』『環境』が高いように思えますが、このまま例年通りになるでしょう。
定員割れはないと思いますので、しっかりと学力を伸ばして『可能圏』『安全圏』と上がっていってくださいね!
宇都宮商業高等学校
『情報』が第1回から浮上しました!!
とは言え、
- 商業の募集定員200名。希望者247名。倍率1.24。
- 情報の募集定員80名。希望者88名。倍率1.10。
そこまでの倍率ではありません。
宇都宮商業高等学校は、波形が決まっていません。
なので、この後上がるか、下がるか・・・
変わらずっていうこともあるかもしれません。
なので、準備を怠らないように!
栃木県東部エリアの普通科高校の第1回進路希望調査
- 益子芳星高等学校は2024年度入試から定員を200から160に変更
- 高根沢高等学校(商業)は2024年度入試から定員を120から80に変更
高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 |
真岡 | 200 | 1.08 | 1.05 | 1.08 | 1.04 | 0.98 | 0.99 | 0.81 | 0.83 | 0.89 | 1.20 |
真岡女子 | 200 | 0.97 | 1.00 | 1.06 | 0.95 | 0.92 | 0.87 | 0.99 | 1.02 | 1.03 | 0.89 |
益子芳星 | 160⇒120 | 0.66 | 0.68 | 1.02 | 0.78 | 0.74 | 0.78 | ★0.57 | ★0.65 | ★0.71 | 0.59 |
茂木 | 160 | 1.08 | 1.07 | 1.01 | 0.88 | 0.89 | 0.93 | 0.89 | 0.86 | 0.64 | 0.78 |
烏山 | 160 | 0.60 | 0.72 | 0.82 | 0.67 | 0.66 | 0.64 | 0.69 | 0.67 | 0.67 | 0.59 |
高根沢 | 80 | 0.71 | 0.69 | 0.60 | 0.55 | 0.73 | 0.83 | 0.68 | 0.73 | 0.75 | 0.78 |
(商業) | 120⇒80 | 0.50 | 0.61 | 0.70 | 0.51 | 0.59 | 0.61 | ★0.70 | ★0.79 | ★0.81 | 0.44 |
さくら清修 | 240 | 1.17 | 1.21 | 1.33 | 1.37 | 1.23 | 1.16 | 1.26 | 1.15 | 1.11 | 1.37 |
栃木県東部エリア普通科系高校
おおっと!!
真岡高校が上がった!!
って、急に上がりすぎ!!
ここ数年、真岡高等学校は定員割れが多く、だいぶボーダーが下がっていたと思います。
おそらく、300・・・250・・・200点くらいに・・・
昨年度は特に1年通して定員割れしていたので200点なくても入れてしまった人もいるのでは・・・というレベルです。
もう真岡高等学校がだめなのかなぁって心配していました。
しかし、今年度は元気です!!
募集定員200名。希望者239名。倍率1.20。
あれっ!?そこまででもないですね・・・
まぁ、でもまずは倍率が1を超えて良かったです。
ちゃんと競争をして選抜ができるということなので・・・
逆に真岡女子高等学校が!!
というか、茂木、益子芳星も・・・
真岡女子高等学校募集定員200名。希望者178名。倍率0.89。
茂木高等学校募集定員160名。希望者124名。倍率0.78。
益子芳星高等学校募集定員120名。希望者71名。倍率0.59。
こちらもだいぶボーダーが下がっているのかなぁって思います。
真岡女子高等学校も真岡高等学校同様に300・・・250・・・200点でも。
茂木高等学校はもっと下がって、200点切って180点くらいでも全然可能になって来ていると思います。
益子芳星高等学校はもっとですね。
定員割れが続くと、ボーダーがどんどん下がります。
ましてや倍率が0.5近くになると、急激にボーダーが下がっていきます。
もう、あの高校には誰でも入れるよねって噂も・・・
子供の数が減っていること、また私立高校へ流れていることが、県立高校の人気を落とし、高校の質も下げていってしまいます。
受験生にとっては、入りやすくていいのかもしれませんが!
さくら清修はいつもどおり元気ですね!
さくら清修高等学校は、微妙に年々下げて来ましたが、今年は急激に戻し、
募集定員240名。希望者328名。倍率1.37。
さくら清修の周辺は、人口が増えている地域だったと思います。
なので、まだまだ人気は止まりませんね。
高根沢、烏山は・・・
烏山高等学校募集定員160名。希望者94名。倍率0.59。
高根沢高等学校普通科募集定員80名。希望者62名。倍率0.78。
高根沢高等学校商業募集定員80名。希望者35名。倍率0.44。
烏山、高根沢地区は、JRで宇都宮への出ることが可能になっています。
ということは、志の高い子は宇都宮に流れてくるのかなぁって思います。
それにより、地元の高校が定員割れしていきます。
募集定員の半分しか希望をしていないというのは、だいぶ厳しい状況です。
交通の便からすると、『特例校』になりづらいような・・・
今後の様子を見ていきましょう!
栃木県東部エリアの専門系高校の第1回進路希望調査
高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 |
真岡北陵 (生物生産) | 40 | 1.00 | 1.18 | 1.19 | 0.53 | 0.50 | 0.57 | 1.15 | 1.08 | 1.04 | 0.60 |
(農業機械) | 40 | 1.05 | 1.03 | 1.23 | 0.73 | 0.63 | 0.61 | 0.68 | 0.68 | 0.57 | 0.45 |
.(食品科学) | 40 | 1.13 | 1.03 | 1.19 | 0.98 | 1.15 | 0.92 | 0.98 | 1.13 | 1.19 | 1.28 |
(総合ビジネス) | 40 | 1.05 | 1.23 | 1.12 | 0.63 | 0.53 | 0.60 | 0.63 | 0.78 | 0.81 | 0.73 |
(介護福祉) | 40 | 0.77 | 0.70 | 0.70 | 0.67 | 0.53 | 0.33 | 0.33 | 0.50 | 0.45 | 0.40 |
真岡工業 (機械) | 40 | 1.38 | 1.20 | 1.04 | 1.08 | 0.93 | 1.00 | 1.03 | 0.93 | 1.00 | 0.70 |
(生産機械) | 40 | 0.50 | 0.80 | 1.08 | 0.43 | 0.63 | 0.54 | 0.45 | 0.45 | 0.96 | 0.33 |
(建設) | 40 | 1.15 | 1.10 | 0.85 | 0.80 | 0.75 | 0.77 | 1.20 | 1.30 | 0.77 | 0.73 |
(電子) | 40 | 1.18 | 1.03 | 1.27 | 0.75 | 0.75 | 0.83 | 0.85 | 0.93 | 0.88 | 1.05 |
真岡北陵高等学校
宇都宮市内同様に『食品科学』だいぶ人気です!
真岡エリアで、これだけ元気なところはありません。
今年度希望している人は、不運としか言いようがありません。
募集定員40名。希望者51名。倍率1.28。
おそらく、これ以上倍率が上がることはないと思います。
逆に下がっていくと思いますが、注意が必要ですね。
他の学科は、倍率0.8を切っています。
昨年度元気のあった『生物生産』も今年度は
募集定員40名。希望者24名。倍率0.60。
約半分の希望者ということで、受験者においてはだいぶ入りやすくなっています。
昨年度との差が激しすぎますね・・・
令和11年度には、真岡北陵高等学校と真岡工業高等学校が『未来共創型専門高校』へ再編されます。
要するに合併です。
令和11年度は現小学校5年生が高校受験をする時です。
真岡エリアは、宇都宮から行くと、キレイになっているように思えますが、合併を構想しているということを考えると、人口的にはそこまで増える見込みではないのかなぁって思います。
令和11年度まで、真岡北陵高等学校は倍率を維持していられるのかどうか・・・様子を見ていきたいと思います。
真岡工業高等学校
真岡工業高等学校も『電子』が定員を上回っていますが
その他の学科は0.75を切っています。
真岡工業高等学校も受験生にとっては、だいぶ入りやすい高校になっています。
真岡エリアは、多少周辺から通う人はいると思いますが、そこまでの人数ではなく、おそらくこのまま定員割れしたまま受験になると思います。
競争率がないと、それだけ高校のレベルが下がっていきます。
ただ、子どもの数や、私立への流れができてしまうと、もう仕方のないことなのかもしれません。
さみしい感じもしますが、だれにも止められませんね。
2025年度栃木県高等学校第1回進路希望調査まとめ
栃木県でもまだ宇都宮市内であれば、やはり競争率は高くなります。
しかし、地方にいくとなかなか難しく、競争率がなくなり、だれでも希望すれば入れてしまう状況になっています。
受験生やご家族にとっては、嬉しいことかもしれません。
しかし、競争率がなく、だれでも入れてしまうとなると、子どもたちは学びを止めてしまいがちです。
それがよいことか・・・
本来、高校受験はその高校のレベルに合った子を選抜するためにあります。
選抜した結果、そのレベルにあった授業が展開されます。
それができず、入ってくる子どもたちのレベルがまちまちだと、中学校と同じ状況になり、どのレベルで授業をしたらよいのか・・・あまりよい状況とは思えません。
まぁ、無理矢理でも通常のレベルの授業をすると思いますが・・・
それに子どもたちがついていけるかどうか・・・
教育委員会ももっと抜本的改革をしていく必要があるように感じます。
ただ、そうすると、今度は・・・
そして、最後に栃木県全体の倍率です。
栃木県全体 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
募集定員(人) | 11395 | 11475 | 11075 | 10795 |
第1回進路希望調査 倍率 | 1.17 | 1.13 | 1.13 | 1.14 |
第2回進路希望調査 倍率 | 1.10 | 1.07 | 1.07 | – |
最終倍率 | 1.12 | 1.09 | 1.10 | – |
基本的にきれいな同じ波形になっています。
第1回は高く、第2回で急激に落ち、最終倍率では少し上がる・・・
- 第1回進路希望調査は9月中に
- 第2回進路希望調査は11月中に
- 最終倍率は1月中に
中学校に提出をします。
全体の最終倍率は1.1前後で落ち着いているので
全体的な募集定員はいい感じなのかもしれません。
ただ、中心地と地方とではだいぶ倍率差ができてしまっているので、そこは調節が必要な気がします。
次回は、特色選抜についてお話をしたいと思います。
12月頭には、中学校に特色選抜の有無をお伝えして、『特色選抜の志願理由書』を書かなければなりません。
今回の第1回進路希望調査を踏まえて、どうするべきかご検討ください。
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