2024年度第1回英検の結果(リニューアル問題はどうだった?)

2024年6月28日に英検の結果表が当塾に届きました。

なので、いつも通りに結果報告をさせていただきます。

今回は、リニューアルして初の英検です。

どのような結果になったのか!

では、早速見ていきましょう!

2024年度第1回英検の結果

今回の一番の注目すべき点は、やはりライティングがリニューアルされて、どういう結果になったのかです。

昨年度、一昨年度の結果を振り返りながら、データを見ていきたいと思います。

英検2級

英検2級は、Reading、Listening、Writing各技能650点で、合計1950点です。

合格基準点は1520点(約78%)なので、各技能は、平均すると507点が必要となります。

もちろん、各技能が必ず507以上を

取らなくてはいけないわけではありません。

合計して1520点を上回れば合格となります。

満点全国平均一次合格者平均当塾平均
Reading650502531522
Listening650490518488
Writing650490539532

今回、当塾では中学3年生も英検2級を頑張ってくれました。

やはり、トップ校を目指している子です。

全体平均はReading、Writingは上回っています!

素晴らしいですね!

そして注目のWritingですが

昨年度と一昨年度との比較をしてみましょう!

2024年度
第1回
2023年度
第3回
2023年度
第2回
2023年度
第1回
2022年度
第3回
2022年度
第2回
2022年度
第1回
Writing
全国平均
490490494486492493489

全体の平均はほぼ変わりありません。

と、言いますか

ここでは、やはり難易度がどうだったかは

わからないようです。

というのも、英検の点数の付け方は、1問何点という形で点数が決まっていません。

全体の丸付けが終わった後に、点数の配点を決めていきます。

なので、平均は変わらなかったのかなぁって思います。

ここで、Writingの平均点が例年と変わっていれば、いろいろ考察ができたのですが

実際、やりやすくなったのか、やりづらくなったのか・・・・

まぁ、でもこれから様々なところで

対策問題が出てくると思いますので

また少しずつ変わっていくのかなぁって思います。

:上記予想問題集は必ず『6訂版』をご購入ください。

『5訂版』には、リニューアル問題の対策はありません。

私は、『5訂版』を買ってしまい・・・

お間違えのないよう!

英検準2級

英検準2級は、Reading、Listening、Writing各技能600点で、合計1800点です。

合格基準点は1320点(約73%)なので、各技能は、平均すると440点が必要となります。

満点全国平均一次合格者平均当塾平均
Reading600447470446
Listening600430453436
Writing600432476446

今や、英検準2級は中学3年生で持っていて当たり前になっています。

上位校を目指すのであれば、なおさらです。

上位校を目指すというのに

英検準2級を持っていない人は

やばいと思ってください。

当塾でも、英検準2級はほぼ中学3年生です。

そして、こちらもWritingを見ていきます。

2024年度
第1回
2023年度
第3回
2023年度
第2回
2023年度
第1回
2022年度
第3回
2022年度
第2回
2022年度
第1回
Writing
全国平均
432436437442442442?

やはり、全国平均は変わらず・・・

注:上記予想問題集は必ず『6訂版』をご購入ください。

『5訂版』には、リニューアル問題の対策はありません。

英検3級

英検3級は、Reading、Listening、Writing各技能550点で、合計1650点です。

合格基準点は1103点(約67%)なので、各技能は、平均すると368点が必要となります。

満点全国平均一次合格者平均当塾平均
Reading550398419382
Listening550369388350
Writing550385425369

今回英検3級も中学3年生がほとんどでした。

そして、頑張れる子は、中学2年生でも受験しています。

基本的には、志の高い子は

学校の授業に合わせず、

どんどん挑戦をしていきます。

この『挑戦』というところがとても大切です。

えっ!?英検〜

無理無理・・・

と、頑張ろうともせず、最初っから諦めてしまうのはもったいないです。

頑張って『挑戦』していきましょう!

では、英検3級もWritingのデータを振り返って見ましょう!

2024年度
第1回
2023年度
第3回
2023年度
第2回
2023年度
第1回
2022年度
第3回
2022年度
第2回
2022年度
第1回
Writing
全国平均
385381384386388382391

やはり、同じですね。

全国平均は変わりません。

注:上記予想問題集は必ず『6訂版』をご購入ください。

『5訂版』には、リニューアル問題の対策はありません。

英検4級

英検4級は、Reading、Listening各技能500点で、合計1000点です。

合格基準点は622点(約62%)なので、各技能は、平均すると311点が必要となります。

満点全国平均一次合格者平均当塾平均
Reading500351372355
Listening500318338334

英検4級は、小学生でも取得できるレベルです。

小学生で英会話に通っていたりすると

普通に取得していると思います。

小学生の時に、英会話はとても重要です。

なるべくネイティブな先生がいる英会話をオススメします。

中学生になると、しっかりと単語と文法を学んで取得していきましょう!

英検5級

英検5級は、Reading、Listening、Writing各技能425点で、合計850点です。

合格基準点は419点(約49%)なので、各技能は、平均すると210点が必要となります。

満点全国平均一次合格者平均当塾平均
Reading425289301310
Listening425250263241

英検5級ももちろん小学生でも取得可能です。

合格基準点も419点ということで、約半分が正解すれば取得できます。

だいぶ難易度は低いので、小学生もどんどん挑戦をして欲しいですね!

2024年度第1回英検の結果まとめ

全国平均からのデータからは、難しくなったとか、簡単になったとかはわかりませんでした。

ただ、言えることは、

例年と変わりないと言うことです。

これは、ちゃんとみなさんがリニューアル問題の対策を取っていて、しっかりと点数が取れたということなのか。

英検協会が、採点を例年と変わらないようにつけたからなのか・・・

定かではありませんが、ちょっと様子を見ていきたいと思います。

補足:リニューアル問題について

最後に、リニューアル問題についてもう少し考察していきます。

当塾は6月1日土曜日(E日程)に実施しました。

日程はA〜Fまであり、全て問題は異なります。

英検2級のリニューアル問題

英検協会がHPでアップされているサンプル問題と同じような感じでした。

3段落構成で、1段落が3〜4行程度。

要約問題で、語数は45〜50語。

E日程の題材は、『自転車通勤について』

単語のレベルとしてはそこまでではなく

中学生でも読めるような感じです。

まだ、様子見なのか、本当に読みやすかったと思います。

英検準2級のリニューアル問題

英検準2級も、英検のHPのサンプル問題とほぼ同じです。

知り合いからのEメールの質問に答える問題。

また、その質問に答えるため、理解を深めるために下線が引かれているモノについてこちらから質問をする。

Eメール文としては、5〜6行程度。

語数は、40〜50語。

E日程の題材は、『ペンを使う機会が減るのではないか』

こちらも読みやすく

中学生でも理解できる内容だと思います。

英検3級のリニューアル問題

英検3級も、同様です。サンプル問題同等です。

友達からのEメールには2つの質問があり、それに答える問題。

Eメール文は4行程度。

語数は、15〜25語。

E日程の題材は、『サンドウィッチについて』

3級のEメールはだいぶ短いので

小学生でも読める内容です。

どの級もまだまだ、様子を見ているように感じます。

全国的に、ある程度書けるのであれば、少し難易度が上がっていくのかなぁって思いますが・・・

と、いう形で、リニューアル第1回目の英検でした。

英検協会から、データ分析等が出てきましたら、また書きたいと思います。

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