宇都宮短期大学附属中学校の説明会に行ってきました!(2024年度)

昨日、6月22日(木)の13時から宇都宮短期大学附属中学校の塾用の説明会がありました。

これで中学入試は3校目!

残すところは、宇都宮市内ではあと1校!

2024年度の中学入試の情報は

だいぶ揃いました!

では、都宮短期大学附属中学校の説明会の内容を少しご紹介!

宇都宮短期大学附属中学校説明会

まずは、校長先生からのお話がありました。

校長先生が自ら、20分程度スライドを使用し、宇都宮短期大学附属中学校の説明、また現状の栃木県の入試状況などをお話していただきました。

その中で、やはり栃木県県立高校の第三期再編計画の話がありました。

私もこの月曜日にブログを作成しましたが⇒⇒⇒『栃木県県立高校が減っていく・・・』

教育関係の方、みなさんビックリされているようです。

栃木県の激化する少子化は

もうどうにもならないのかもしれませんね。

その後に10程度、映像で宇都宮短期大学附属中学校・高校の様々な行事を見て、

そして、お馴染みの萩原さんから説明がありました。

宇短附の萩原さんと言ったら

超有名人ですよね!

あの方の話は面白いですね!

所々にクスっと笑わせてくれ、飽きずに聞いてしまいます!

今回は、NHKの大河ドラマ『どうする家康』になぞらえて、『どうする宇短附』ということで、少子化の中どうやって宇短附が生き残っていくかという形でお話をして頂きました。

では、気になったところを中心にお話していきますね!

日本の人口、栃木県の中学3年生の人口の推移

まず、こういったところからお話が始まりました!

日本の人口は2004年12月に12,784万人(高齢化率19.6%)をピークに下がり

2030年には11,522万人(高齢化率31.8%)

2050年には9,515万人(高齢化率39.6%)

2100年には4,771万人(高齢化率40.6%)・・・

日本の人口は100年近くで

本当にヤバいことになっていきます。

海外に移り住む方も出てきてるようですしね・・・

栃木県としても、中学3年生の人口が平成元年の33,066人をピークに下がり

平成10年で26,145人

平成20年で19,656人

令和元年で18,229人

令和5年で17,387人

令和8年で16,705人・・・

ここ35年で中学3年生の人口が半分になっています。

これだけの減少は、やはり高校としての運営を変えていかなければなりません。

県立高校としては、統合、廃校とすればいいですが、私立高校はそうはいかないので

萩原先生がおっしゃっていた『どうする宇短附』は現実的な問題なのかもしれません。

とはいえ、宇短附さんの人気があれば

特に問題ないように感じますが・・・

宇都宮短期大学附属高等学校の試み

宇都宮短期大学附属高等学校の試みのお話の中で気になったところを!

  • 文理融合カリキュラム
  • メタバース教育

昨年度の説明会でお話されていたのが『文理融合』でした。

昨年度の説明会は、

行くことができなかったのですが・・・

高校の普通科ですと、通常2年生の際に文系・理系にわかれて授業が進められます。

これは、大学入試を見据えて、早めに必要な科目を重点的に勉強するためにもあります。

ここで、嫌いな教科から離れることも可能ですね!

それを逆に、文理分けずに、勉強を進めていくということです。

と、いうのも昨今、大学入試では文理関係なく、どちらの力も必要とされていることがあります。

また、萩原さんがおっしゃっていたのが、理系は男子が多く、理系に行きたいと思う女子が入りづらくなっているという点も考慮しているようでした。

実際は、来年度から稼働していくようですが、

イメージとしては、大学と必修科目、選択科目と同じなのかなぁって感じました。

  • 2年次では、ほとんどが全員同じ必修科目、少しだけ文理に分かれるような選択科目を受ける。
  • 3年次では、全員同じ必修科目は少なくなり、ほとんどが自分に必要な選択科目を受ける。

また、稼働してどうなるか、お話を聞きたいと思います。

そして、一番びっくりしたのが

メタバースです!

ここに関しては、私の情報不足でした。

4月7日下野新聞のネットニュースに掲載されていました・・・

『メタバースで授業 体調不良の生徒をサポート 宇短大附高 6月にも』

メタバースがここまで来たかって感じです!!

宇短附さんはこういったことが本当に早いです!

どこまでメタバースが稼働するのか、とても興味深いです。

では、宇都宮短期大学附属中学校の入試についてです!

宇都宮短期大学附属中学校入試

昨年度から入試の形態が変更されています。

第1回入試

  • 必須科目:国語・算数
  • 選択科目:適性検査+作文 または 社会+理科

400点満点(合格の目安は5割程度)

第2回入試

  • 必須科目:国語・算数・適性検査

300点満点(合格の目安は5割程度)

特待生制度

  • スーパー学力特待生:入学金、施設充実費、授業料免除
  • 1種学力特待生:授業料免除
  • 2種学力特待生:入学金免除

1種特待以上になれると

公立中よりも得かもしれませんね!

  • スーパー学力特待生:8.5割程度
  • 1種学力特待生:8.2割程度
  • 2種学力特待生:8割程度

2種学力特待生の方は、ぜひ2回目受験をしてくださいとおっしゃっていました。

再受験は無料です!

宇都宮短期大学附属中学校の説明会に行ってきました!まとめ

宇都宮短期大学附属中学校に入ると、基本的に、何もない限りは中高一貫校として6年間過ごします。

その6年間、一貫校として少人数のクラスです。

高校から公立中に通っていた生徒と混ざることはありません。

作新、文星さんだと

高校では混ざって授業を受けます。

デメリットは、中高一貫校という少人数のクラスに合わなかった時に、6年間という長い時間を過ごせるかです。

昔、働いていた塾の生徒で、宇短附中のクラスに合わなくて、途中で辞め、公立中に通っていた子もいました。

せっかく、一貫校に入ったので

できる限り6年間通えるといいですよね。

また、宇都宮短期大学附属中学校は、高等学校も合わせて、世間の流れにとても早く動き、新しいことをどんどん導入していただける良い環境です。

  • お子様自身が、新しいモノを求めているか。
  • 保護者様が、お子様に新しいモノに触れて欲しいか。

こういった観点からも宇都宮短期大学附属中学校は良いかもしれません。

まずは、宇都宮短期大学附属中学校の説明会などにご参加いただき、ご判断いただけたらと思います。

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