
年が明け、栃木県中学受験も大詰めとなってきました。
昨年末12月2日に宇都宮大学附属中学校が、12月8日に栃木県教育委員会が中学入試の出願者数をアップしています。
そちらについて考察したいと思います。
今年受験の人は、正直このブログを見て、気を引き締めることしかできないと思いますが、
来年以降で中学受験を検討されている人は、もしよろしければ参考にしていただけたらと思います。
注:今年度(令和8年度)の合格人数が載っていますが、それは募集定員として見てください。
2026年度栃木県の国立・県立中学受験直前
栃木県の国立中学校は、宇都宮大学附属中学校。
県立中学校は、
- 宇都宮東高等学校附属中学校
- 佐野高等学校附属中学校
- 矢板東高等学校附属中学校
のみとなります。
今年度の受験日程は、どちらの学校も
- 2026年1月10日(土)
に行われます。

宇都宮大学附属中学校は面接が1月14日(水)にもありますよ。
試験内容としては、
- 宇都宮大学附属中学校は、4教科の試験と面接
- 県立中高一貫校は、適性検査と面接
試験内容が全く異なるので、どちらかに絞った方が確率が上がると思います。
では、公式ホームページで更新されていた情報を見ていきましょう!
宇都宮大学附属中学校

まずは、宇都宮大学附属中学校です!
全体だけではなく、男女別のデータも公表されています。

まず、男子(青)と女子(赤)の受験者数ですが、年々出願者数は下がっています。
特に女子はこの7年間で40%も減少していることになります。
それだけ、今の世代の小学校6年生が少ないのか・・・
- 今年の栃木県の高校3年生(上図ではR2に相当):約17,400人
- 今年の栃木県の中学3年生(上図ではR5に相当):約16,500人
- 今年の栃木県の小学6年生:約15,400人
確かに3年毎に約1,000人近く減っていることになります。
ただ、だからと言って、そこまで減ってよいものか・・・

ニーズが関係しているのか、どうなのか・・・
そして、それとは逆に合格者数(男子水色、女子ピンク)は、女子の方が多くなっています。
なので、105人の割合としても女子が50%(棒グラフ)を上回ってきています。
今後、比率がどうなっていくか・・・今の時代背景を考えると半々という形にはならなそうです。
注:今年度令和8年度は、まだ募集定員の人数を載せています。
ここは、附属小学校から上がってくる人数にもよるのかなぁって思います。

ただ、女子はだいぶラッキーかもしれません。
次のグラフには倍率をアップしましたが、だいぶ合格する確率が上がっています。


こちらもきれいに右下がりです・・・
女子の受験者数が減り、合格者数が増えているので、倍率はだいぶ下がってきています。
今年の募集定員きっかりに男女が合格すると、女子の倍率は1.7倍!!
中学入試は2倍以上、3倍以上は普通ですが、1.7倍となるとだいぶ低い方になります。

ちなみに高校入試の1.7倍はとても高い方に当たります。
全体の倍率としても今年度は2.14倍。
受験する側としては、だいぶ受験しやすい倍率になってきました。

逆に学校側としては、もっと倍率が上がって
より競争する場になって欲しいところだと思います。
宇都宮大学附属中学校というと、そのままエスカレーターで高校生になれるわけではありません。
全員が、宇都宮高等学校、宇都宮女子高等学校、または都内へ進学していきます。
偏差値で言うと、65以上!!
それだけ、レベルの高い生徒が集まっている場所ということです。
宇都宮大学附属中学校は、とにかく別格です。
ただ、この別格が、このまま倍率が下がっていくことになるとそうではなくなっていくかもしれません・・・
県立中高一貫校
次に中高一貫校について見ていきましょう!

中高一貫校については、令和7年度入試から男女それぞれの人数を公表しなくなりました。
これも男女の比率を撤廃したことが理由だと思います。
では、まず全体的な倍率を見ていきましょう!

宇都宮大学附属中学校同様に倍率が右下がりです。
特に、宇都宮東高等学校附属中学校は平成31年度には4.5倍あった倍率が、今年度(令和8年度)では2.78倍。

こちらも40%近く減っていることになります。
令和2年度から計算しても32%ダウンです。
男女どちらが影響しているかは、次からのグラフをご覧ください。
宇都宮東高等学校附属中学校

昨年度と今年度は、男女別の人数は公表されていないのでグラフが途切れてしまっていますが
令和6年度までを見ても、女子の倍率がどんどん下がっていることがわかります。
実際の人数は次のグラフです。

宇都宮大学附属中学校とは異なり、女子の方が受験者数が多く、また合格していく人数も多くなっています。

それにより、令和6年度は約7:3!!
これは、男女比率の撤廃後のデータです。
男女比率が存在した時は、最大で令和3年度の6:4。

どれだけ女子が優秀だったとしても、これが限界値です。
男女比率が撤廃されると、本当の意味での実力勝負。
令和6年度のデータを見ると、確実に女子の方が優秀だということがおわかりになると思います。

あとは、適性検査に合っているということ。
そして内申書が良いということも言えるかもしれません。
昨年度の男女の人数も知りたいですね。
佐野高等学校附属中学校
次に佐野高等学校附属中学校です。
こちらも急激に下がっています。

令和2年度の倍率が2.72倍で、今年度(令和8年度)は1.79倍。
こちらもだいぶ下がり、約35%ダウン。

この2年分の男女の比率はわかりませんが、
だいぶ受験者が少なくなっていることがわかります。
令和6年度以前の男女比は次のグラフのようになっています。

やはり、女子の方が受験者が多く、合格者も女子の方が多くなっています。

男女比撤廃された令和6年度を見ると、男女の倍率はそこまでの差がないので、佐野高等学校附属中学校を受験した人は男女としては同じようなレベルだったのかなぁって思います。
昨年度はどうだっかは、定かではありません。
ただ、とにかく実力勝負の世界になっています。
男女関係なく、内申書と当日の試験が良い者が合格していきます。
周りに負けないよう頑張ってもらえたらと思います。
矢板東高等学校附属中学校
次に矢板東高等学校附属中学校です。

こちらは今までできた中学校のような高い倍率ではありませんが、下がっていっているわけではありません。

上げ下げは激しく見えますが、約0.5倍の振れ幅に収まっています。
次のグラフを見てもらうと、矢板東高等学校附属中学校はだいぶ女子が多めになっていることがわかります。

基本的に6:4の男女比です。
唯一、令和3年度のみ男子の受験者が多かったこともあり、男女比が逆転して男子の方が多くなっていますが、その他はほぼ毎年6:4。
昨年度がどうなっているか定かではありませんが、もしかすると同じ傾向なのかなぁって思います。

こう、データを並べて見てくると、やはり小学生のうちから将来を考えているのは女子なんだなぁって感じます。
女子の方がやはり大人ですね!
おそらくですが、精神年齢を考えると小学校高学年が一番男女で離れているのかもしれません。

男子は子どもですからね・・・
2026年度栃木県の国立・県立中学受験直前!まとめ
さぁ、今年度の入試状況はいかがだったでしょうか。
本番は来週(1月10日)です。
結果によっては、合格者数がズレる場合もありますが、そこまでの変動がないでしょう。
今回受験される方は、あと1週間、できる限りのことを頑張ってくださいね。
そして、来年受験を考えている方は、早期に6年生の知識をつけて、いろいろな問題に対応できるよう頑張ってください。
普通は、小学校の授業では中学入試はまかなえません!
そして、最後に中高一貫校の高校受験について少しだけ!
中高一貫校の高校入試について
宇都宮東高等学校は令和11年度入試を最後に、高校からの募集がなくなります。要するに高校から宇都宮東高等学校に入れないということです。
令和11年度入試となると、今の小学校6年生が高校受験の時です。

と、いうことは、今の小学校5年生が宇都宮東高等学校に入りたいと言っても、高校からは入れません!中学入試で合格しないと宇都宮東高等学校の校舎は使えません!!
今、小学校5年生で、将来宇都宮東高等学校に通いたいと考えている方は、間違えないでくださいね!
中学入試しかチャンスはありません!!
お間違えのないように!
では、ここ数年の中高一貫校の倍率です。

- 第1回・・・第1回進路希望調査(9月集計で11月発表)
- 第2回・・・第2回進路希望調査(11月集計で1月発表)
- 最終・・・最終倍率(1月集計で2月発表)
栃木県の中学3年生は年に2回進路希望調査が行われます。
その結果を見て、最終決定をします。
上のグラフがそのデータです。

宇都宮東高等学校はそもそも最終倍率は出ません。
その前の特色選抜入試でほぼ募集定員を決めてしまうからです。
ただここ最近、2023年度、2025年度のように、特色選抜で募集定員を満たせずに、最終倍率が出るようになっています。
それだけ、倍率が下がっているということです。
佐野高等学校についても一年おきに、定員割れとなっていますし、矢板東高等学校については毎年定員割れです。
募集定員がそもそも少ないことも原因だと思いますが、あとは中学受験を乗り越えてきた生徒の学力だと思います。
やはり狭き門を通ってきた方々です。
その時点で、相当の学力だと思います。
その人たちと張り合うためには、宇都宮中央高等学校や石橋高等学校レベル以上の力を持っていないといけないと思います。

ここを考えると、手が出ない人が多いのだと思います。
進路希望調査を除いて、特色選抜のデータを入れると・・・

佐野高等学校はだいぶ挑戦している人がいるように見えますが、佐野高等学校の特色選抜定員は16名です。
- 宇都宮東高等学校 特色選抜定員:55名 一般選抜定員:枠が空き次第
- 佐野高等学校 特色選抜定員:16名 一般選抜定員:39名
- 矢板東高等学校 特色選抜定員:27名 一般選抜定員:63名
これだけの狭き門です。

入試は、自分を優位にして受験するものです。
周りの高校の募集定員と倍率を見るとオススメはあまりできません。
もし、宇都宮東高等学校を選ぼうとするのであれば、宇都宮中央高等学校を勧めると思います。
その子のレベルにもよりますが、石橋高等学校を勧める場合もあります。

まぁ、普通はそう考えるので、その逆を狙うのも一つの手ですが・・・
やはり中高一貫校なので、中学入試から入学した方が一番その学校の特色を得られると思います!
と、いうことで、今回の考察はここまでにしたいと思います。


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