2025年度第2回進路希望調査佐野、足利版

続いて佐野、足利版の第2回進路希望調査考察にいきたいと思います。

佐野はそこまでではありませんが

足利の倍率が・・・

私立高校の判定が良かった人は、私立に決めていきます。

今回の第2回進路希望調査はあくまで11月時点での希望者です。

1月時点の希望者数ではありませんのでお間違えなく。

では、11月時点の倍率を見ていきましょう!

※あくまでデータからの考察です。

2025度第2回進路希望調査佐野版

  • 佐野松桜高等学校の商業は2024年度入試に定員が80名⇒40名!
高校名募集定員2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終2024年度
第1回
第2回最終2025年度
第1回
第2回
佐野550.960.850.851.331.231.251.000.960.791.221.36
佐野東2001.421.221.131.411.301.461.361.291.421.421.21
佐野松桜
(情報制御)
801.201.051.121.131.181.170.940.850.921.001.00
(商業)80⇒401.151.141.080.860.850.96★2.38★1.78★1.121.450.98
(家政)401.301.151.191.781.301.541.201.081.191.651.38
(介護)301.070.971.201.231.071.200.600.630.760.930.90

佐野エリア

定員以上は

  • 佐野松桜高等学校家政募集定員40名 希望者55名 倍率1.38
  • 佐野高等学校募集定員55名 希望者75名 倍率1.36
  • 佐野東高等学校募集定員200名 希望者242名 倍率1.21
  • 佐野松桜高等学校情報制御募集定員80名 希望者80名 倍率1.00

佐野高等学校は倍率が下がると思っていましたが・・・

逆に上がりましたね!!

募集定員50名の狭き門にチャレンジしようという気持ちは素晴らしいと思います!

ただ、佐野高等学校は一貫校です。

中学受験を乗り越えてきた猛者たちがいるところです。

学校自体は素晴らしいと思いますが、本当に自分に合っている学校かもう一度考えてみましょう!

佐野高等学校の入るための偏差値51.3。

偏差値的に同等レベルは

  • 佐野東高等学校
  • 小山高等学校(数理)
  • 栃木翔南高等学校
  • 鹿沼東高等学校

高校は人生の中では、本当に一通過点でしかありません。

もう一度、志望校を検討された方が良いかもしれません。

佐野東、佐野松桜の家政科、商業科の第1回進路希望調査はやはり高すぎましたね。

だいぶ倍率が下がっています。

佐野松桜の商業科は定員割れまで下がっています。

ただ、ここで注意ですが

下がりすぎると今度は狙われます。

特に定員割れまでいくと、上がる傾向があるので注意が必要です。

これは、普通ですよね。

あっ!?

定員割れしている!

じゃあ、ここなら絶対合格できるんだ!

定員よりも希望者の方が少ないんだったら

出願してみようかなぁ・・・

これはみんな思うことです。

だからこそ、最終的には倍率が跳ね上がったりします。

えっ!?

定員割れしていたのに、倍率がすごく高くなっている!!

なので、倍率が下がったり、下がりすぎて定員割れした場合、

もしそこの高校を希望するのであれば、もしものことをちゃんと考えておいてください。

入試に『絶対に大丈夫!』はありません。

そして、定員割れは

  • 佐野松桜高等学校商業募集定員40名 希望者39名 倍率0.98
  • 佐野松桜高等学校介護福祉募集定員30名 希望者27名 倍率0.90

こちらは、例年定員前後受験となっているので、そこまで大きな変動はないように感じます。

ただ、定員割れで終わるということは思っていない方が良いかもしれません。

なぜなら、どうしても佐野松桜高等学校に行きたいという人がいるからです。

学科を変えてでも入りたい人は、倍率の低いところに移ってきます。

2025年度第2回進路希望調査足利版

  • 足利高等学校は2022年度入試で足利女子高等学校と統合160名⇒240名!
  • 足利清風高等学校の普通科は2022年度入試で定員が80名⇒120名!
  • 足利清風高等学校の普通科は2024年度入試で定員が120名⇒80名!
高校名募集定員2022年度
第1回
第2回最終2023年度
第1回
第2回最終2024年度
第1回
第2回最終2025年度
第1回
第2回
足利160⇒240★1.44★1.27★1.241.611.431.281.291.111.321.481.30
足利南1601.081.071.300.830.820.780.750.880.970.770.81
足利工業
(機械)
801.190.981.001.361.000.890.980.800.870.990.93
(電気システム)400.780.801.000.851.151.120.830.930.810.530.55
(産業デザイン)401.281.131.001.451.431.460.850.901.041.031.00
足利清風80⇒120
⇒80
★1.18★1.09★0.960.850.880.88★1.45★1.18★1.151.301.04
(商業)800.980.901.080.900.790.911.041.051.310.640.78

足利、足利南、足利清風

ここは2極化していますね!

  • 足利高等学校募集定員240名 希望者312名 倍率1.30
  • 足利清風高等学校募集定員80名 希望者83名 倍率1.04

第1回進路希望調査よりはだいぶ下がりましたが、足利高等学校はまだまだ1.30倍です。

高校入試なので、1.3倍くらいの倍率は競争をする場としては、とてもいいところだと思います。

特に、進学校となるとこれくらいはほしいところですね。

ただ、全国的に見ても

県立、公立、市立高校の倍率は下がっています。

栃木県内でもなかなか厳しい状況になっています。

受験生としては、倍率が低いことについては嬉しいことと思いますが

高校側としては、競争がないと学校自体の質が下がってしまい、偏差値が保てなくなります。

現に、栃木県東エリアの真岡高等学校、真岡女子高等学校、茂木高等学校は入るための偏差値がどんどん下がり、だれでも入れるようになってきてしまっています。

ここは教育委員会に頑張ってもらうしかありませんね。

  • 足利南高等学校募集定員160名 希望者129名 倍率0.81
  • 足利清風高等学校商業募集定員80名 希望者62名 倍率0.78

足利南高等学校は、本当にずっと定員割れをしています。今年度もここから定員以上に上がるようなことはないように感じますが・・・

そして、足利清風商業についてもだいぶ低い位置からスタートして、今回の第2回で少し上がりましたが、やはりこちらも定員以上はなかなか見込めないのかなぁって思います。

足利工業

足利工業は、ほぼ変動なしです。

  • 産業デザイン募集定員40名 希望者40名 倍率1.00
  • 機械募集定員80名 希望者74名 倍率0.93
  • 電気システム募集定員40名 希望者22名 倍率0.55

特に、第1回、第2回と0.5倍付近の電気システムは例年になく低く、ここから定員まで浮上することは流石に考えづらいですね。

足利工業高等学校は、今のところ高校再編計画の中には入っていません。

なので、少なくとも2029年度(令和11年度)までは、そのまま存続します。

しかし、ここまで来るとその後はどうなるか・・・

2025年度第2回進路希望調査佐野、足利版まとめ

2025年度の佐野と足利の第2回進路希望調査でした。

佐野エリアで定員以上は

  • 佐野高等学校
  • 佐野東高等学校
  • 佐野松桜高等学校家政
  • 佐野松桜高等学校情報制御

定員割れは

  • 佐野松桜高等学校商業
  • 佐野松桜高等学校介護福祉

足利エリアの定員以上は

  • 足利高等学校
  • 足利清風高等学校
  • 足利工業高等学校産業デザイン

定員割れは

  • 足利南高等学校
  • 足利清風高等学校商業
  • 足利工業高等学校機械
  • 足利工業高等学校電気システム

定員以上の高校を希望される人は、最後まで学力をつけてください。

また定員割れしている高校を希望している人は、油断しないように頑張りましょう!

第1回私立高校入試が終わり、徐々に進路が決まっていきます。

さぁ、特色選抜までは、あと半月。

一般選抜までは、1ヶ月半。

今できることを頑張っていきましょう!

特色選抜についてはこちら!

『2025年度第1回進路希望調査佐野、足利版』

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