2023年度栃木県県立高等学校合格倍率ダイジェスト!

さぁ!いつも通りに

栃木県全域の合格倍率をダイジェストでお送ります!

『2023年度宇都宮市内、栃木県東部エリアはこちら』

2023年度の栃木県県立高等学校入試もこれで終了です。

受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

今は、高校が始まる少しの間ですが、ゆっくりしてくださいね!

ただ、ずっと遊んでいてはいけませんよ!

もう既に高校生活の競争は始まっています。

えっ!?もう!!

受験が終わったその日から、高校の準備をしている方は、普通にいます。

高校始まるのが4月となると、何もしない方と1ヶ月差が付きます。

これは相当の差だと思います。

いい機会だと思いますので、ぜひ、このブログを読んでくれた方は、直ぐに準便をしていきましょう!

では、早速お話をしますね!

2023年度栃木県県立高等学校合格倍率

合格倍率とは、受験者数÷合格者数で算出します。

受験者数が合格者数に対してどれだけいたかという数値です。

逆に何倍の確率で合格できるかという見方もあります。

なので、合格倍率が1を切ることはありません。

合格倍率1倍とは、受験者全員が

合格したということにもなります。

鹿沼エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
鹿沼2401801881801.041.191.32
鹿沼東2001301381301.061.131.11
鹿沼南403028281.001.001.00
(食料生産)402627261.041.031.04
(環境緑地)402926261.001.031.00
(ライフデザイン)402631261.191.081.08
鹿沼商工
(情報科学)
403027271.001.201.17
(商業)1207885781.091.131.31

鹿沼エリアです。

ここ近年のデータですが、どの高校も倍率1に近づいている感じがします。

特に鹿沼高等学校は受験者数188名で合格者数180名。合格倍率1.04と、2年前から約0.3ポイントダウン。

もう定員を割るのも時間の問題です。

鹿沼高等学校の偏差値は57.3とだいぶ高く。もっと競争率が欲しいところです。

鹿沼東高等学校の偏差値50.5。こちらも偏差値から考えると倍率1.06は低過ぎのように感じます。

ただ、ここまでの偏差値の高校です。

定員を割ったとしても、誰でも入っていいわけではありません。

日本人はブランド志向が強いですが、入ったところで・・・

もし、授業についていけなかったら?どうしますか?

よく聞く話で、

入学して1年で

もう5人やめちゃった・・・

こっちは入学して早々に

2人だよ・・・

高校の授業は、中学校の授業と比べると比になりません。

志望校を高く設定することは素晴らしい事です。

目標は高く設定しないと

成績は上がりません。

しかし、志望校の偏差値に追いついていない場合、本当にそこを受験してよいか、もう一度検討しなければなりません。

定員割れしているから

受験しよう!

と安易に考えてしまって、合格してしまうと・・・

流石に、高校側も基準に満たない子を合格にはしませんが、その当日はめっちゃとれたかもしれません。

その高校の授業についていけるか

検討した方が良いかもしれません。

栃木エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
栃木2401822071821.141.021.18
栃木女子2401791991791.111.161.08
栃木農業
(植物科学)
40312731
(+6)
1.081.031.29
(動物科学)402936291.241.071.10
(食品科学)403036301.201.271.23
(環境デザイン)40302626
(+4)
1.181.131.30
栃木工業
(機械)
80525152
(+6)
1.111.001.33
(電気)40262726
(+1)
1.081.081.16
(電気情報)402637261.421.151.31
栃木商業(商業)1207879781.011.031.00
(情報処理)40282526
(+1)
1.001.081.00
栃木翔南1601491561491.051.181.40
壬生1601101211101.101.291.20
( )は第2,3志望の合格者

栃木エリアです。

栃木農業高等学校、栃木工業高等学校、栃木商業高等学校はシビアですね。

第1志望の受験者でも優先して合格できるわけではありません。

例えば、栃木農業高等学校の『植物科学』ですが・・・

一般選抜定員31名で、第1志望受験者数27名。

定員割れしています!

これなら、27名は全員が・・・

と言いたいところですが、実際の合格者は25名。合格倍率1.08。

なので、表の合格倍率は、あくまで第一志望者数と第一志望者の中の合格者です。

2名は、当日のテスト、または内申書で引っかかってしまったということになります。

そして、他学科の第2志望者6名を合格に。

厳しい現実です。

でも、これからの社会を考えると、仕方のないことかもしれません。

  • 栃木農業『環境デザイン』第1志望受験者数26名。第1志望の合格者24名。合格倍率1.18
  • 栃木工業『機械』第1志望受験者数51名。第1志望の合格者46名。合格倍率1.11

この2つも、定員割れしているのにもかかわらず、第1志望者を減らし、第2志望者を合格にしています。

こういった情報を知らない方は、

最終倍率を見た時に、安心をされていたのではないでしょうか。

専門系高校は定員割れしていても、第2志望、第3志望があるので、注意が必要です。

小山エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
小山2001501511501.011.071.10
(数理科学)403126261.001.131.00
小山南806071601.181.101.38
(スポーツ)803640361.111.001.00
小山西2001491701491.141.391.30
小山北桜
(食料環境)
403024241.001.001.05
(建築システム)403330301.001.001.00
(総合ビジネス)403033301.101.001.00
(生活文化)403032301.071.001.03
小山城南2001471711471.161.071.09
上三川1601201641201.371.271.24

小山エリアです。

ここは、上三川高等学校以外は、だいぶ合格倍率が低くなっています。

受験者の人数が少ないというのもありますが、あまり競争率がありません。

上三川高等学校がは宇都宮と小山の間にあるので、宇都宮からも小山からも希望する方がいのかなぁって感じます。

小山高等学校偏差値54.9。『数理科学』51.8は競争率が全くなく、口コミなでの情報は集められていませんが、データから察すると、あまり保護者間で良くないのかもしれません。

小山は全体的に、とにかく静かです。

佐野エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
佐野1604050401.251.001.00
佐野東2001502181501.451.131.15
佐野松桜
(情報制御)
805261521.171.101.02
(商業)805250501.001.061.00
(家政)402640271.181.191.23
(介護)302024201.201.201.05

佐野エリアです。

今年は、異常に佐野東高等学校の倍率が高かった年ですね。

過去2年間は1.1くらいだったのが、今回は1.45!

でも、進学校であるならば、

こうでないといけませんね!

そして、佐野高等学校が徐々に人気が出てきてるようです。

一貫校として、保護者方に認められてきてるのかぁって感じます。

足利エリアの一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
足利2401792291791.281.24
足利南16010683831.001.291.00
足利工業
(機械)
80544853
(+5)
1.001.021.19
(電気システム)402629261.121.001.05
(産業デザイン)402638261.461.001.00
足利清風1207869671.031.011.00
(商業)805449491.001.081.31
( )は第2,3志望の合格者

足利エリアです。

足利高等学校を除くと、昨年合格倍率が高かったところが、低くなり。低かったところが高くなっています。

そして、足利工業の『機械』ですが、第2、3志望の方も5名合格していますが、第1志望者の48名も全員合格しています。

こちらは、全員が合格で良かったですね!

足利高等学校は、足利女子高等学校との合併後、そこまで倍率が上がっていません。

皆さん、けん制している感じですかね。

今市、日光、馬頭、大田原、黒羽の一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
今市1601081211081.121.271.13
今市工業
(機械)
805227261.041.001.00
(電気)402910101.001.001.00
(建設工学)402614141.001.001.00
日光明峰805225251.001.001.00
馬頭807023221.051.001.05
(水産)251713131.001.251.06
大田原2001651391391.001.121.21
大田原女子2001501651501.101.001.12
黒羽1208874741.001.001.00

栃木県北部エリアです。

北部は基本的に定員を割っての受験となっています。

でも全員が合格できるわけではないんでしょ?

ご察しの通りです。

今市工業の『機械』は受験者が定員の半分にも関わらず、1名不合格としています。

馬頭は定員の3分の1にも関わらず、こちらも1名不合格にしています。

今市工業、馬頭だと、内申書がだいぶ関わってきます。

とはいえ、当日の点数も合計で100点未満だとだいぶ影響するでしょう。

那須、黒磯、矢板の一般選抜最終倍率

高校名募集定員一般選抜
定員
受験者数合格者数2023年度
合格倍率
2022年度
合格倍率
2021年度
合格倍率
那須拓陽805246461.001.021.00
(農業経営)402629261.121.001.00
(生物工学)402626261.001.041.07
(食品化学)402627261.041.041.12
(食物文化)402626261.001.001.00
那須清峰
(機械)
402629261.121.001.00
(機械制御)40272327
(+6)
1.101.001.00
(電気情報)402635261.351.121.27
(建設工学)40262426
(+3)
1.041.001.00
(商業)402629261.121.001.00
那須806137371.001.001.00
(リゾート)402913131.001.001.00
黒磯2001501431431.001.061.00
黒磯南1601041121041.081.001.00
矢板
(農業経営)
402626261.001.001.08
(機械)402626261.001.001.08
(電子)403619191.001.001.00
(栄養食物)402724241.001.041.00
(介護福祉)302112121.001.001.20
矢板東1606259591.001.001.02
( )は第2,3志望の合格者

那須清峰高等学校が唯一、第2志望で合格を出しています。

  • 『機械制御』は第1志望者23名で、合格者21名。合格倍率1.10。
  • 『建設工学』第1志望者24名で合格者23名。合格倍率1.04。

どちらも定員割れしていますが、第1志望者を1、2名不合格にして、第2志望者を取っています。

あとは、特に目立ったモノはありません。

北部はやはり志望者が少ないのが、心配ですね。

2023年度栃木県県立高等学校合格倍率ダイジェスト!まとめ

と、いうことで、2023年度栃木県県立高等学校入試でした。

志望していた高校に合格をされた方、本当におめでとうございます!

来年度から高校生活、頑張ってくださいね!

高校生活はもっと大変だよ!

そして、今回、入試当日にいつもの力を発揮することができなかった方は、残念ですが、これで人生が決まるわけではありません。

まだまだ、あなた方には、これからの人生を如何様にも変えることができます。

それは、よくも変えられますし、逆に悪くも変えられます。

あなたの選択次第です。

成功することが一番ですが、失敗して、立ち止まり、振り返って、これからを良くする。

それによって、人間的に強くなっていきます。

もしかすると、順調に進むよりも、最終的には良い方向になるかもしれません。

高校がゴールではありません。

高校はあくまで通過点です。

これからの高校生活一日一日を大切に過ごせるのはあなただと思います。

陰ながら応援しています。

そして、新中学3年生へ!

新年度も、どんどん情報をアップしていきます。

学力をつけることも大切ですが、情報も戦略には大切です。

ここからの1年も、有益な情報を書いていきますので、ぜひ毎回読んでいただきたいと思います。

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