令和8年度(2026年度)県立高校入学者選抜を受検するみなさんへ(教育委員会より)

2025年7月8日に栃木県教育委員会のHPに動きがありました。

新しい情報がいくつかあるので、今週中に情報を共有したいと思います。

早く知りたい方はこちら⇒⇒⇒『栃木県教育委員会HP(県立高校再編ページ)

まずは、現中学3年生の方への情報です。

とても大切なので、後述する高校が志望校の人、また志望校になるかもしれない人は必ず確認して下さい。

ここから栃木県高校入試は目まぐるしく変わっていきます。

遅れないようにしてくださいね!

令和8年度(2026年度)に学科の改編等を行う学校

以前の予定では、栃木農業高等学校と真岡工業高等学校と矢板高等学校が改編でした。

しかし!

開けてみてビックリ!

2校追加になっています!

上記3校の周辺の高校も、改編の体調になっています。

栃木市、真岡市、矢板市の方は、要注意です!

では、詳しく見ていきましょう!

栃木農業高等学校

  • 農業科学:40名【植物科学・動物科学・環境デザインを改編】
  • 食品科学:40名

栃木農業高等学校は2028年度(令和10年度)に栃木工業高等学校、栃木商業高等学校と統合します。

その準備段階なのか、植物科学、動物科学、環境デザインが一気に一つにまとまり、農業科学となります。

募集定員は各それぞれ40名の120名だったのが、1学科にまとまり、40名のみとなります。

要するに2クラス分の人数が減少したことになります!

例年下図のように、特に定員割れしているわけではありません。

そうなってくると、今年度の受験は荒れそうな気がします。

志望校とされる人は、要注意です!

栃木工業高等学校

  • 機械:40名【1学級(40名)減】
  • 電気:40名
  • 電子情報:40名

そして、こちらも2028年度(令和10年度)に統合する栃木工業高等学校です。

機械を1クラス減らし、40名定員となります。

栃木工業高等学校は、ここのところどの学科も定員前後となっています。

1クラス減らす機械については、今年度倍率が上がるかもしれません!

こちらも要注意です!!

真岡工業高等学校

  • 機械システム:40名【機械・生産機械を改編】
  • 電子:40名
  • 建設:40名

次に真岡工業高等学校です。

真岡工業高等学校も2029年度(令和11年度)に真岡北陵高等学校と統合します。

その前に、機械と生産機械が1つになり、40名定員となります。

実質1クラス減という形です。

真岡エリアは、定員割れが続いています。

昨年度も、電子以外は定員割れとなり、ほとんどの方が合格されていっています。

ただ、実質1クラス分が減らされると、倍率は上がってくると思います。

要注意です!

真岡北陵高等学校

  • 生物生産:40名
  • 農業機械:40名
  • 食品科学:40名
  • 総合ビジネス:20名【20名減】
  • 介護福祉:20名【10名減】

そして、真岡エリアの統合されるもう1校の真岡北陵高等学校です。

こちらもだいぶ低迷しています。

その中でも倍率の低い、総合ビジネス、介護福祉の定員を減らします。

全体で30名減少と言うことでなので、ほぼ1クラス減ということになります。

ただ、介護福祉の希望者があまりにも少ないので、もしかするとそこまでの影響はでないかもしれません。

でも、要注意です!!

矢板高等学校

  • 農業経営:40名
  • 工業システム:40名【機械・電子を改編】
  • 栄養食物:40名
  • 介護福祉:30名

そして、最後に矢板高等学校です。

こちらは、機械と電子を1つにします。

矢板エリアも、真岡エリア同様に基本的には定員割れをしています。

今回、機械と電子を1つにしますが、どちらもだいぶ大きく定員割れしているので、もしかするとそこまで影響はないかもしれません。

ただ、志望校とされる人は注意しておいてくださいね!

令和8年度(2026年度)県立高校入学者選抜を受検するみなさんへ(教育委員会より) まとめ

今年度も高等学校の改編がだいぶあります。

これも、少子化と進学の選択が増えたことが原因でしょう。

少子化は、現状止めることはできません。

もし、止めることができたとしても、これから生まれてくる世代です。

ここから栃木県は、まだまだ子供の数が減っていきます。

  • 現中学3年生は約16,800名
  • 現中学1年生は約15,700名
  • 現小学校3年生は約14,700名
  • 現小学校1年生は約13,400名

高校の数ももっと減ることでしょう。

そして、もう一つの要因の進学の選択肢です。

今年度から私立高校の授業料の無償化が上限撤廃されます。

月の授業料約33,000円が無料です。

そして、通信制の高校の人気が上がってきていることでも選択肢が増えています。

これにより、『公立離れ』が全国的に起こっています。

栃木県も例外ではありません。

さぁ、ここから教育委員会がどう動いていくか・・・

情報を追っていきたいと思います。

まずは、今年度の受験生!

栃木市、真岡市、矢板市の方、またその周辺の方は、情報を集めて、高校選択をしてください。

入試は、自分を優位に立たせたもの勝ちです!

勉強面は当たり前ですが、内申的、精神的、情報的などなど、全てにおいて優位に立てるようにして下さい。

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