
『高校をどう選択するか』の第2弾として、今回は栃木県内の医療系大学の中でも自治医科大学に絞ります!
栃木県内の大学というと、まずは国立大学は
- 宇都宮大学
そして、私立大学は
- 帝京大学
- 自治医科大学
- 国際医療福祉大学
- 獨協医科大学
- 白鷗大学
- 足利大学
- 作新学院大学
- 宇都宮共和大学
- 文星芸術大学

その中で、医療系大学は、自治医科大学、国際医療福祉大学、獨協医科大学です!
では、合格数を元に見ていきましょう!
各高校別自治医科大学の合格人数
各大学には様々な学部・学科があります。
なので偏差値が様々で、受験の難易度も様々です。

ここでは、あくまで大学という大きな括りでデータを分析していきます。
また、下記前提をご確認をいただき、読み進めてください。
【前提】
※数値は河合塾のHP、代ゼミのHP、パスナビから引用しています。
- 合格者数で考察。
- 学部・学科は絞らず、大学という括りで考察。
- 自治医科大学偏差値(ボーダー)
- 医学部 67.5
- 看護学部 45.0
- 自治医科大学一般合格倍率(2025-2024-2023-2022の順)
- 医学部 14.8 15.8 14.9 17.0(平均15.6)
- 看護学部 2.0 3.0 2.5 2.8(平均2.6)
- すべての大学を網羅しているわけではなく、このブログ内にある『国公立大学について』内にある大学を基準にしています。
宇都宮市内トップ校
まずは、宇都宮市内トップ校+石橋高校の宇都宮大学に合格した人数のデータです。
令和になってからのデータをアップします。


こう、データを集めてみると、偏差値が高い高校だから合格者が多いというわけではないことがわかりますね!
確かに、偏差値が高い高校は、狙っている大学が高くなります。
なので、難関という大学や医学部については、合格者が多くなります。
しかし、偏差値が少し下がるだけで、だいぶデータが変わっていきます。

なので、「どの大学に進学をしたいのか」ここまで検討して高校の志望校選択をしてもらいたいですね!
一番、目立つところから見ていきましょう!
まずは、宇都宮中央高等学校!

といいますか、一番データが出ている年は、女子校の時のデータです。
共学になって1期生(令和7年度)は石橋高等学校に抜かれています。
宇都宮中央高等学校が女子校だった頃は、自治医科大学に進学をしたい人には、バッチリあった高校だったと言えますね!
医学部が多かったのか、看護学部が多かったのか、確認できていないので定かではありませんが、偏差値レベルからすると女子校の時は、ほぼ看護学部だったのかなぁって思います。
- 宇都宮中央高等学校の過去6年間の難関国立大学合格者数の平均19.8名。
- 難関私立大学合格者数の平均40.2名。
- 自治医科大学医学部 合格者0(令和7年度)

続いて、宇都宮女子高等学校、石橋高等学校!
こちら2校は、ある程度似たようなデータになっています。
ただ、難関国公立大学、難関私立大学を比べると
- 宇都宮女子高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均64.2名。
- 難関私立大学合格者数の平均189名。(重複あり)
- 自治医科大学医学部 年に1〜2名合格
- 石橋高等学校の過去6年間の難関国立大学合格者数の平均61.7名。
- 難関私立大学合格者数の平均120名。(重複あり)
- 自治医科大学医学部か看護学部か不明
多少、私立大学に差がありますが、国公立大学はほぼ同じくらいという形です。
石橋高等学校からの合格者が医学部なのか、看護学部なのか、定かではないので、どちらに軍配が上がるのかわかりませんが、
ただ、宇都宮女子高等学校から自治医科大学の医学部に、年に1〜2名という合格者を考えると、もしかすると石橋高等学校は看護が多いのかもしれません。

石橋高等学校は、入ってから成績がだいぶ上がります。
それを考えると、まだわかりませんが・・・
最後に、宇都宮高等学校、宇都宮東高等学校です。
- 宇都宮高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均115.2名。
- 難関私立大学合格者数の平均197名。(重複あり)
- 自治医科大学は医学部がメイン
- 宇都宮東高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均42.7名。
- 難関私立大学合格者数の平均103名。(重複あり)
- 自治医科大学医学部か看護学部か不明
宇都宮高等学校は、難関国公立大学に力を入れていることがわかります。
自治医科大学でも、医学部がメインで受験しています。
合格者数が少ないことを考えると、それだけ医学部は大変だということですね。
宇都宮東高等学校は1学年が160名。他の高校、特に宇都宮北高等学校からすると約半分。
それを考慮すると、この難関国公立大学、私立大学、医療系の合格数は素晴らしいものがあります。

宇東生は、流石厳しい中学受験を乗り越えてきただけありますね!
宇都宮市内偏差値55〜62
宇都宮市内+石橋高校+真岡エリアの偏差値55付近から62付近の高校のデータです。


ここ2年を見ると、だいぶ真岡女子高等学校が宇都宮中央高等学校に追いついていますね!
- 真岡女子高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均7.2名。
- 難関私立大学合格者数の平均8.5名。(重複あり)
- 自治医科大学医学部か看護学部か不明
こうなってくると、真岡女子高等学校は難関という大学はなかなか難しいという結果になっていますが、自治医科大学に進みたいということであれば、真岡女子高等学校を選択するのもありですね!
宇都宮北高等学校、真岡高等学校については、医学部はなかなか厳しいところです。
- 宇都宮北高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均16.3名。
- 難関私立大学合格者数の平均27.2名。(重複あり)
- 自治医科大学医学部合格者 0人
- 真岡高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均32.8名。
- 難関私立大学合格者数の平均59.7名。(重複あり)
- 自治医科大学医学部合格者 0人(令和7年度)
宇都宮市内偏差値42〜57
宇都宮市内+真岡エリアの偏差値42付近から57付近の高校のデータです。

- 宇都宮南高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均2.8名。
- 難関私立大学合格者数の平均4.8名。(重複あり)
- 自治医科大学合格者は看護学部のみ
- 茂木高等学校の過去6年間の難関国公立大学合格者数の平均1.3名。
- 難関私立大学合格者数の平均0.6名。(重複あり)
- 自治医科大学受験者R2に1名
- 宇都宮清陵高等学校の3年間(R2〜R4)の難関国公立大学合格者数の平均0.3名。
- 難関私立大学合格者数の平均0.3名。(重複あり)
- 自治医科大学受験者なし
宇都宮南高等学校、茂木高等学校、宇都宮清陵高等学校については、難関という大学は本当に厳しくなります。
今回の自治医科大学についても、やっと宇都宮南高等学校が2名いるくらいです。
なかなか難しいラインということがわかります。
自治医科大学に進学するために高校をどう選択するか?まとめ
今回は、あくまで過去6年間の合格者数の考察になります。
自治医科大学の中でも医学部の偏差値は67.5(ボーダー)。
平均偏差値ではなくボーダーなので、だいぶ高くなります。

過去4年間の合格倍率が平均15.6倍!
医学部となると浪人生も多く、パスナビの情報によると、合格者の現役生割合が44%。
半数以上が既卒生となります。
医学部は1年間浪人して、2年間浪人して、という人が普通になる学部です。
現役生が学校生活の中で受験に必要な科目以外もやらなくてはならない中、浪人生たちは必要な科目のみを勉強しています。

ただ、浪人生は浪人生で毎日予備校通いで大変です。
しかし、その分確率は高くなるのかもしれません。
看護学部は偏差値45.0(ボーダー)。
過去4年間の合格倍率が平均2.6倍。
こちらは、偏差値がだいぶ下がるので、現役生には現実的なのかもしれません。
ただ、前述してきた通り、宇都宮北高等学校や真岡女子高等学校以上でないとなかなか進めない現状です。

先にお伝えしますが、
国際医療福祉大学であれば、宇南、茂木、清陵からも合格者がだいぶ出てきます。
国際医療福祉大学についての詳細は、また後日に!
と、いうことで、自治医科大学についての各高校の合格者数でした。
前提を踏まえて、自治医科大学に合格したいのであれば・・・
- 宇都宮中央高等学校
- 真岡女子高等学校
がベストだと思います。

割合的にはどうなのか、もっと詳しい内容はまた後日アップしたいと思います。


コメント