まずは学級数の減少・・・ということは

早くも『第三期県立高等学校再編計画』がスタートします。

益子、黒羽、那須、馬頭に

または周辺にお済みの方はご注意を!

栃木県の県立高校は、もう倍率が1前後の高校ばかりです。

教育委員会の方針はもう仕方ないことでしょう。

と、いうことで、もう今回の受験生から高校がどんどん変わっていくのは必須です。

急に学級数が減って・・・

急に学校が統合して・・・

えっ!知らなかった!!

では、すまなくなります。

情報を確実に確保して、正しい選択をして下さい。

令和6(2024)年度県立高校入学者選抜

まずは、令和6年度県立高校入学者選抜で変更点があります。

対象は令和5(2023)年度の中学3年生です。

要するに、今の中学3年生です。

もうすでに9月中に学校で第1回進路希望調査が行われたと思います。

その集計結果は11月に発表されます。

その時点でおそらくですが、後述する高校の倍率は例年になく上がっていると思います。

志望校とする方は、注意が必要です。

では、令和6年度受験の変更点です。

益子芳星高等学校

益子芳星高等学校は3学級特例校となります。

令和5(2023)年度受験までは4学級で、募集定員が160名でした。

例年、益子芳星高等学校は第1回、第2回進路希望調査では定員割れをしてしまい、なんとか最終段階では、ギリギリ定員に達し、受験ということになっていました。

しかし、昨年度では最終段階でも『0.78』と定員に全く足りず・・・

こういった経緯があるので

致し方ないですね・・・

今回の受験生から3学級特例校ということで、募集定員は120名!

1学級(1クラス)減らすということになります。

この9月時点で、

『募集定員見込』と教育委員会のHPには書いてありますが

ほぼ確定でしょう・・・

変更がありましたら、また情報を更新します。

ちなみに・・・昨年度データでお伝えすると

益子芳星高等学校の募集定員160名。特色選抜合格者56名。一般選抜合格者80名。合計136名。

募集定員を120名にしても

確かに倍率は1を上回るかもしれませんが

それほど影響はないかもしれません・・・

現実的に、不合格者が例年になく出ることは、覚悟が必要です。

補足

また、単位制を導入するというこも掲載されています。

単位制とは・・・

・多様な選択科目の中から、一人一人の興味・関心や進路希望に応じて選択できます。

(普通科目のほか、商業、芸術などの専門科目や地域課題等を探究する科目を開設)

・学習習熟度別授業や少人数授業により、きめ細かな授業を展開します。

教育委員会HPより

黒羽高等学校

黒羽高等学校は2学級特例校となります。

2020年度入試の際に3学級

160名から120名に変更したばかりですが・・・

こちらは例年、第1回、第2回進路希望調査、そして最終段階でも定員割れをしています。

地方になればなるほど、やはり厳しい状況ですね。

ちなみに・・・昨年のデータでは、

黒羽高等学校の募集定員は120名。特色選抜合格者32名。一般選抜合格者74名。合計106名。

2学級(2クラス)となると80名(見込)。

倍率急上昇するのは必須かもしれませんね。

那須高等学校

那須高等学校も2学級特例校となります。

(普通科1学級+リゾート観光科1学級)

那須の普通科も2020年度入試に2学級

120名から80名に変更したばかりです。

こちらも第1回、第2回進路希望調査、また最終段階でも定員を割っています。

ちなみに、昨年のデータは

那須高等学校の普通科募集定員80名。特色選抜合格者19名。一般選抜合格者37名。合計56名。

普通科のみだと1学級(1クラス)なので40名(見込)です。

やはりこちらも倍率がだいぶ上がります。

馬頭高等学校

馬頭高等学校も2学級特例校となります。

馬頭は普通科2学級(2クラス)と

水産科1学級(1クラス)できていましたが

やはり第1回、第2回進路希望調査、また最終段階でも定員を割っているので定員減です。

昨年度、一昨年度の普通科の倍率は驚異の『0.3』前後・・・

合格者データからすると

普通科の募集定員80名。特色選抜合格者10名。一般選抜合格者22名。合計32名。

馬頭の普通科1学級なので40名(見込)となると

今年もまだ定員割れしそうな感じです・・・

まずは学級数の減少・・・ということは まとめ

教育委員会のHPでは、『募集定員見込』と書いてありますが

現状、これだけの発表がされているので、定員減は逃れられないでしょう。

今回は、基本的に県北ということで

県北の受験生は注意が必要です。

そして、これは『第三期県立高等学校再編計画』の一歩目に過ぎません。

まだ、1学級(40名)減だけですが、ここから高校が統合、生徒募集停止などが出てきます。

特に令和9年度からが大きな変化になると思うので

現小学校6年生以下のお子様をお持ちの保護者様は、高校入試の情報を常にチェックしてください。

私のブログ内でも常に新しい情報を追っていきたいと思いますので

宜しくお願い致します。

追記:まだまだあった募集定員減!!

令和6(2024)年度は、まだ定員の減少がありました。

上記は、『第三期県立高等学校再編計画』内のモノで、今回の入試ではまだ募集定員の減少があります。

令和6(2024)年度3月の中学校卒業見込者数17,052人。前年比でいうと378人減。

約400人中学3年生が少ないので、県立高校の募集定員を11,075人(前年比400人減)としています。

1学級(1クラス)減の高校

  • 宇都宮清陵高等学校(普通科)5学級から4学級に (200名⇒160名)
  • 鹿沼東高等学校(普通科)  5学級から4学級に (200名⇒160名)
  • 小山高等学校(普通科)   5学級から4学級に (200名⇒160名)
  • 佐野松桜高等学校(商業科) 2学級から1学級に (80名⇒40名)
  • 足利清風高等学校(普通科) 3学級から2学級に (120名⇒80名)
  • 高根沢高等学校(商業科)  3学級から2学級に (120名⇒80名)

注:変更がありましたら、また情報を更新します。

教育委員会も、ちゃんと地区ごとで、中学3年生の人数を考慮して、1学級(1クラス)を削減していると思いますが、

  • 宇都宮清陵高等学校(毎年定員前後)
  • 鹿沼東高等学校(倍率が徐々に下がり、定員と同じくらい)
  • 小山高等学校(倍率が徐々に下がり、定員と同じくらい)

この3校については、今年受験を考える方は要注意です!

ここのところ定員と同じくらいということは

1クラス減らすとなると倍率が・・・

残りの3校も昨年度のデータでは定員割れをしていますが、それでも1クラス減らすとなると倍率は上がるでしょう!

まずは、11月の第1回進路希望調査でどうなるか!

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