2026年2月25日木曜日に栃木県教育委員会のHPに最終倍率が公表されました。

これで、当日(3月5日)の受験人数が決定しました。
当日体調不良や、私立高校などに進路を決めた人がいるようであれば、受験人数が減ることもありますが、
人数が増えることはもうありません。
今回の公表で定員割れしている高校は、他人との勝負よりも自分との勝負になります。
点数をちゃんと確保すれば、確実に合格できます。
逆に定員以上であれば、他人との勝負です。
誰よりも多くの点数を取った者から合格していきます。
受験生は、当日がんばってくださいね!

そして、来年受験の中学2年生は、今回の倍率を見ておいてください。
どの高校が人気で合格しづらいのか、どの高校が人気がなくて合格しやすいのか・・・
自分の成績とも相談して、進路を徐々に決めていってください!
では、データを見ていきましょう!
2026年度栃木県立高等学校一般選抜最終倍率決定
ここからの表の見方
- 『第1回』は11月に公表された第1回進路希望調査
- 『第2回』は1月に公表された第2回進路希望調査
- 『一般選抜定員』は募集定員から特色内定者を引いた人数
- 『最終初日』は2月19日時点の倍率
- 『取り下げ』は最終初日の倍率を見てから出願を取り下げた人数
- 『再提出』は最終初日の倍率を見て新しく出願した人数
- 『最終決定』は変更後の2月25日時点の倍率
基本的な考え方として
『取り下げた』ということは・・・2月19日時点の最終倍率初日を見た時点で、
- 志望する高校の倍率が高いので、安全策を取るために取り下げた
- 気になっていた高校の倍率が低いので、挑戦するために取り下げた
『再提出』ということは・・・2月19日時点の最終倍率初日を見た時点で、
- 安全策として、志望校を下げての再提出
- 気になっていた高校に挑戦するための再提出
再提出が多いところは、実力のある方が多く来たと考えた方が良いでしょう。

え”っ!?ほんとに!?
やばい!!
そうです。焦ってください。
特に、定員を割っていたところが増えて、定員を上回ったということであれば、尚更大変です。
自分の高校をしっかりと確認してください。

ただ、ちゃんと志望校の基準点を上回っているのであれば
焦る必要はありません。
では、見ていきましょう!
宇都宮市内の普通科高校の最終倍率
| 高校名 | 募集定員 | 第1回 | 第2回 | 一般選抜 定員 | 最終 初日 | 取り下げ | 再提出 | 出願人数 | 最終 決定 | 5年間の 平均倍率 |
| 宇都宮 | 280 | 1.27 | 1.22 | 255 | 1.23 | 7 | 1 | 308 | 1.21↘ | 1.22 |
| 宇都宮東 | 55 | 1.04 | 1.31 | – | – | – | – | – | – | – |
| 宇都宮南 | 280 | 1.43 | 1.24 | 185 | 1.14 | 3 | 9 | 217 | 1.17↗ | 1.36 |
| 宇都宮北 | 320 | 1.65 | 1.51 | 270 | 1.57 | 10 | 7 | 420 | 1.56↘ | 1.56 |
| 宇都宮清陵 | 160 | 0.79 | 0.71 | 128 | 0.97 | 4 | 128 | 1.00↗ | 1.17 | |
| 宇都宮女子 | 280 | 1.31 | 1.26 | 250 | 1.21 | 3 | 299 | 1.20↘ | 1.17 | |
| 宇都宮中央 | 240 | 2.23 | 1.81 | 203 | 1.65 | 10 | 1 | 326 | 1.61↘ | 1.64 |
| (総合家庭) | 40 | 1.35 | 1.28 | 31 | 1.06 | 1 | 34 | 1.10↗ | 1.36 | |
| 石橋 | 240 | 1.84 | 1.62 | 179 | 1.43 | 5 | 3 | 254 | 1.42↘ | 1.31 |
倍率が上がった高校が3校、倍率が下がった高校が5校

まずは、倍率が上がった高校
基本的に倍率が上がる高校は、偏差値の低い高校です。
宇都宮市内の普通科は、どこも定員割れすることはありません。なので、偏差値が高い高校ほど、倍率は下がります。
- 宇都宮南高等学校 3名取り下げ9名再提出で6名増加 1.17 (5年間の平均1.36)
- 宇都宮清陵高等学校 4名再提出で4名増加 1.00 (5年間の平均1.17)
- 宇都宮中央高等学校総合家庭 1名再提出で1名増加 1.10 (5年間の平均1.36)
宇都宮中央高等学校の総合家庭、宇都宮南高等学校は受験者が増加したものの、過去5年の平均を見るとそこまでの倍率ではありません。
実力を発揮していただければ、特に問題ないと思います。
そして、気になる宇都宮清陵高等学校ですが・・・

4名増えて、なんとか定員を満たすことができました。
ここで注意なのが、定員きっかりだからと言って、自動的に全員が合格となるわけではありません。
当日に、あまりに点数が取れないと、不合格になることもあります。
少なくても180点(平均36点)以上は必ず取れるように頑張りましょう!
そして、倍率が下がった高校ですが
- 宇都宮中央高等学校 10名取り下げ1名再提出で9名減少 1.61 (5年間の平均1.64)
- 宇都宮高等学校 7名取り下げ1名再提出で6名減少 1.21 (5年間の平均1.22)
- 宇都宮女子高等学校 3名取り下げで3名減少 1.20 (5年間の平均1.17)
- 宇都宮北高等学校 10名取り下げ7名再提出で3名減少 1.56 (5年間の平均1.56)
- 石橋高等学校 5名取り下げ3名再提出で2名減少 1.42 (5年間の平均1.31)

倍率が下がっても注意しなければならないのが、再提出者です。
宇都宮中央高等学校、石橋高等学校の再提出者は、おそらくですが宇都宮高等学校、宇都宮女子高等学校の取り下げ者です。
そうなってくると、だいぶ力のある方が再提出をしています。
ただ、まだこの2校は再提出者が少ないので良いのですが、注意すべきなのが宇都宮北高等学校です。
再提出者が7名!!
この7名は、おそらく宇都宮中央高等学校、石橋高等学校から降りてきた方だと思います。
10名取り下げ者はいますが、その分志願者のレベルが上ったと思った方が良いでしょう!
残り1週間、必死で周りよりも点数が取れるよう頑張ってください。
宇都宮市内の専門系高校の最終倍率
| 高校名 | 募集定員 | 第1回 | 第2回 | 一般選抜 定員 | 最終 初日 | 取り下げ | 再提出 | 出願人数 | 最終 決定 | 5年間の 平均倍率 |
| 宇都宮白楊 (農業経済) | 40 | 1.63 | 1.70 | 27 | 1.81 | 2 | 47 | 1.74↘ | 1.69 | |
| (生物工学) | 40 | 1.63 | 1.18 | 28 | 1.36 | 2 | 1 | 37 | 1.32↘ | 1.51 |
| (食品科学) | 40 | 3.08 | 2.43 | 26 | 2.42 | 4 | 59 | 2.27↘ | 1.77 | |
| (農業工学) | 40 | 1.40 | 1.08 | 28 | 1.50 | 3 | 45 | 1.61↗ | 1.43 | |
| (情報技術) | 40 | 1.95 | 1.40 | 26 | 1.58 | 41 | 1.58 | 1.58 | ||
| (流通経済) | 40 | 2.00 | 1.93 | 26 | 2.15 | 3 | 53 | 2.04↘ | 1.65 | |
| (服飾デザイン) | 40 | 1.70 | 1.38 | 26 | 1.38 | 1 | 37 | 1.42↗ | 1.55 | |
| 宇都宮工業 (機械システム) | 120 | 1.81 | 1.48 | 78 | 1.35 | 2 | 103 | 1.32↘ | 1.24 | |
| (電気情報システム) | 80 | 1.44 | 1.26 | 52 | 1.17 | 4 | 1 | 58 | 1.12↘ | 1.24 |
| (建築デザイン) | 40 | 2.33 | 1.48 | 26 | 1.38 | 2 | 2 | 36 | 1.38 | 1.41 |
| (環境建設システム) | 80 | 1.03 | 1.26 | 52 | 1.50 | 3 | 5 | 80 | 1.54↗ | 1.29 |
| 宇都宮商業 (商業) | 200 | 1.40 | 1.24 | 128 | 1.34 | 6 | 4 | 169 | 1.32↘ | 1.33 |
| (情報処理) | 80 | 0.86 | 0.83 | 55 | 0.96 | 5 | 58 | 1.05↗ | 1.08 |

ここで注意していただきたのが、やはり宇都宮白楊高等学校です
- 食品科学 4名取り下げで4名減少 2.27 (5年間の平均1.77)
- 流通経済 3名取り下げで3名減少 2.04 (5年間の平均1.65)
取り下げする人がいましたが、それでも倍率が2倍超え!!
過去5年間の平均を見ても、とてつもなく倍率が高いことがわかります。

皆さん、頑固ですね。
この『公立離れ』が叫ばれている中、倍率が2倍超えというのは・・・
でも、やりたいことがそこしかないのでしょう。
これは、仕方ないことですね。
残り1週間、必死でがんばってくださいね!
その他、注意すべき高校は、
- 農業経営 1.74 (5年間の平均1.69)
- 農業工学 1.61 (5年間の平均1.43)
- 機械 1.32 (5年間の平均1.24)
- 環境 1.54 (5年間の平均1.29)
過去を見ると、今年は倍率が高めになっています。

競争率が高いということなので、とにかく周りよりも高い点数を取らないといけません。
残り1週間、必死でがんばってくださいね!
栃木県東部エリアの普通科高校の最終倍率
| 高校名 | 募集定員 | 第1回 | 第2回 | 一般選抜 定員 | 最終 初日 | 取り下げ | 再提出 | 出願人数 | 最終 決定 | 5年間の 平均倍率 |
| 真岡 | 200 | 1.03 | 1.01 | 130 | 1.09 | 1 | 141 | 1.08↘ | 1.06 | |
| 真岡女子 | 200 | 0.82 | 0.83 | 150 | 0.78 | 2 | 119 | 0.79↗ | 0.93 | |
| 益子芳星 | 120 | 0.65 | 0.64 | 78 | 0.62 | 1 | 47 | 0.60↘ | 0.90 | |
| 茂木 | 160 | 0.90 | 0.94 | 104 | 0.99 | 1 | 2 | 104 | 1.00↗ | 0.76 |
| 烏山 | 160 | 0.73 | 0.73 | 104 | 0.77 | 4 | 84 | 0.81↗ | 0.70 | |
| 高根沢 | 80 | 0.60 | 0.60 | 56 | 0.41 | 1 | 22 | 0.39↘ | 0.67 | |
| (商業) | 80 | 0.33 | 0.36 | 64 | 0.39 | 25 | 0.39 | 0.62 | ||
| さくら清修 | 200 | 1.56 | 1.44 | 130 | 1.30 | 10 | 159 | 1.22↘ | 1.20 |

このエリアになると、定員割れの方が多くなります。
過去の平均を見ても定員割れしていることを考えると・・・
こちらは定員以上をまず見ていきましょう!
- さくら清修高等学校 10名取り下げで10名減少 1.22 (5年間の平均1.20)
- 真岡高等学校 1名取り下げで1名減少 1.08 (5年間の平均1.06)
- 茂木高等学校 1名取り下げ2名再提出で1名増加 1.00 (5年間の平均0.76)
さくら清修高等学校は過去見ても、定員割れになりません。
10名取り下げは凄いですが、倍率としては例年通りです。
真岡高等学校、茂木高等学校はギリギリ定員以上です。
どちらも、上から下までのレベルの生徒が受験しているところです。
極端に、低くなければ合格はできます。
学校や、塾の先生に

ん〜・・・
と、悩まさせなければ、合格すると思います。
ただ、『合格』と『授業についていける』は異なります。
真岡高等学校では、実力テストや下野模擬テストで200点を切ってしまうのであれば、絶対的に授業についていけません。
各教科についても、60点を切ってしまうのであれば、ついていけないでしょう。

もし、当てはまってしまう人は、高校入学後必死で勉強をしてください!
最後に気になるのが、真岡女子高等学校です。
今年は、平均から見てもだいぶ倍率が低くなっています。
今回の倍率は本当に心配です・・・
来年は盛り上がると良いのですが・・・
栃木県東部エリアの専門系高校の最終倍率
| 高校名 | 募集定員 | 第1回 | 第2回 | 一般選抜 定員 | 最終 初日 | 取り下げ | 再提出 | 出願人数 | 最終 決定 | 5年間の 平均倍率 |
| 真岡北陵 (生物生産) | 40 | 0.80 | 0.85 | 27 | 0.67 | 18 | 0.67 | 0.80 | ||
| (農業機械) | 40 | 0.35 | 0.50 | 30 | 0.57 | 17 | 0.57 | 0.74 | ||
| (食品科学) | 40 | 0.80 | 0.88 | 26 | 0.46 | 12 | 0.46 | 0.93 | ||
| (総合ビジネス) | 20 | 1.20 | 0.75 | 13 | 0.38 | 5 | 0.38 | 0.72 | ||
| (介護福祉) | 20 | 0.85 | 0.60 | 13 | 0.38 | 5 | 0.38 | 0.44 | ||
| 真岡工業 (機械) | 40 | 1.63 | 1.13 | 26 | 1.00 | 1 | 1 | 26 | 1.00 | 0.98 |
| (建設) | 40 | 0.63 | 0.90 | 26 | 0.85 | 22 | 0.85 | 0.81 | ||
| (電子) | 40 | 0.63 | 0.53 | 29 | 0.52 | 1 | 16 | 0.55↗ | 0.92 |

真岡北陵、真岡工業は・・・
受験生にとっては、とてもラッキーな受験です。
多少、真岡工業高等学校の機械が定員きっかりの希望者なので、心配ですが、
確実に点数を取ってくれれば、特に問題なく合格となると思います。
2026年度栃木県立高等学校一般選抜最終倍率決定まとめ
と、いうことで、2026年度栃木県高等学校一般選抜最終倍率が決定しました。
全国的な『公立離れ』は、栃木県も例外ではありません。
まだ宇都宮市内は定員以上になっていますが、今後なにも対策がなされなければ、おそらく定員割れしていくでしょう。
西日本では、『複数志願制』が行われています。
要するに、公立高校も第2志望まで判定されるという制度です。

公立(県立)高校で懸念されるところは、一発勝負というところだと思います。
それが、第2志望まで書けるとだいぶ解消されるのかなぁって思います。
来年度から、栃木県の高校入試は大きく変わり、その中に新しく、
- 追検査:3月初旬(本試験でどうしても別室で受験ができない生徒用)
- 再募集:追試験後(定員に満たしていない高校のみ、再度募集される)
が行われます。
追検査は今の話とは異なりますが、再募集はあくまで定員に満たしていない高校のみです。
そうなると、『公立離れ』対策には、ちょっとならないのかなぁって思います。
『複数志願制』はとてもよいと思うので、導入して欲しいなぁって思います。
最後に・・・
栃木県全体としては
| 募集定員 | 特色選抜 内定者 | 第1回 | 第2回 | 一般選抜 定員 | 最終 初日 | 取り下げ | 再提出 | 出願人数 | 最終 決定 |
| 10,795 | 2,854 | 1.13 | 1.05 | 7,259 | 1.05 | 176 | 163 | 7,602 | 1.05 |

毎年、第2回進路希望調査から最終倍率に、倍率が上がっていましたが、今年は変わらず・・・
- 第2回進路希望調査は、11月時点での希望
- 最終倍率は、私立高校入試後の出願状況

これを見ると、やはり私立高校や通信制高校に流れていることがわかります。
これからどうなっていくのか。
情報を集め、データ化して、見ていきたいと思います。

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