では、次に佐野、足利エリアに参りましょう!
佐野、足利エリアも電車を使えば、群馬県、埼玉県にも通うことが可能です。
佐野は、JR両毛線と東武佐野線。
足利は、同じくJR両毛線と東武伊勢崎線。
佐野市内、足利市内でも様々な学科の県立高校が存在し、私立高校も佐野日大高校、足利大学附属高校、白鷗大足利高校。
これだけの選択肢があると、どこかに集中することはなかなかないのかなぁって思いますが・・・
では、実際の倍率を見ていきましょう!
2025年度第1回進路希望調査佐野版
- 佐野松桜高等学校の商業は2024年度入試に定員が80名⇒40名!
高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 |
佐野 | 55 | 0.96 | 0.85 | 0.85 | 1.33 | 1.23 | 1.25 | 1.00 | 0.96 | 0.79 | 1.22 |
佐野東 | 200 | 1.42 | 1.22 | 1.13 | 1.41 | 1.30 | 1.46 | 1.36 | 1.29 | 1.42 | 1.42 |
佐野松桜 (情報制御) | 80 | 1.20 | 1.05 | 1.12 | 1.13 | 1.18 | 1.17 | 0.94 | 0.85 | 0.92 | 1.00 |
(商業) | 80⇒40 | 1.15 | 1.14 | 1.08 | 0.86 | 0.85 | 0.96 | ★2.38 | ★1.78 | ★1.12 | 1.45 |
(家政) | 40 | 1.30 | 1.15 | 1.19 | 1.78 | 1.30 | 1.54 | 1.20 | 1.08 | 1.19 | 1.65 |
(介護) | 30 | 1.07 | 0.97 | 1.20 | 1.23 | 1.07 | 1.20 | 0.60 | 0.63 | 0.76 | 0.93 |
佐野エリア
まずは、佐野エリアを見ていきましょう!
今年度は、昨年度(2024年度)の佐野松桜の商業科のような急激な倍率上昇はありません。
ただ、佐野松桜の家政科はちょっと高めですね。
佐野松桜高等学校家政科募集定員40名。希望者数66名。倍率1.65。
募集定員が少ない分、倍率が高めに出てきてしまいますが、今のところ合格者40名に対して、不合格者26名と考えるとそこまでではないように感じます。
続いて、佐野松桜高等学校商業科募集定員40名。希望者数58名。倍率1.45。
佐野東高等学校募集定員200名。希望者数283名。倍率1.42。
佐野東高等学校はちょっと高めに出ているので
今後は下がっていくと思いますが、ちょっと注意が必要ですね。
と、いうのも、やはり偏差値レベルからしても、一番ボリュームのあるゾーンです。
佐野東高等学校(49.3)のレベルからすると、ちょっと上が
- 小山高等学校(55.0)第1回倍率1.23
- 足利高等学校(55.3)第1回倍率1.48
そして、同等レベルが
- 佐野高等学校(51.3)第1回倍率1.22
- 小山翔南高等学校(51.2)第1回倍率1.24
ここから流れてくることもあり得るでしょう。
なので、佐野東いレベルに達していない人は抜けていき、逆に上のレベル、同等レベルの人が流れてきます。
下がいなくなり、上が増えます。
要注意です。
佐野高等学校は2022年度、2024年度に定員割れをしていましたが・・・
なんか、1年おきに定員割れしていますね・・・
今年度は残念ながら、定員割れをしていません。
まぁ、これ以上は上がらず、下がっていくとは思いますが、
そもそも一貫校なので、覚悟して入学していかないと、一貫校の生徒とのレベル差に圧倒されてしまいます。
しっかりと最後まで学力をつけていきましょう!
佐野松桜の情報制御、介護については、定員割れをしているので上がっていくかもしれません。
覚悟しておいて下さいね。
では、こちらも特色選抜と一般選抜の倍率を見ていきましょう!
例年、佐野松桜の情報制御以外は、やはり特色選抜の倍率は高くなっています。
介護も昨年度は定員きっかりでしたが・・・
一般選抜の倍率を考えると、だいぶ特色選抜は高く、特色選抜にかける時間を考慮して動いて欲しいと思います。
特色選抜の内容は、佐野東高等学校のみが『小論文』でその他は『作文』になっています。
『作文』であれば、直ぐに対応が可能だと思いますが、
ただ、佐野松桜の作文の制限時間が『30分』・・・
これは、本当に用意をしていかないと
書けない制限時間です。
作文の過去の題材を確認したい方は、ぜひコメントまたはお問い合わせ下さい。
2025年度第1回進路希望調査足利版
- 足利高等学校は2022年度入試で足利女子高等学校と統合160名⇒240名!
- 足利清風高等学校の普通科は2022年度入試で定員が80名⇒120名!
- 足利清風高等学校の普通科は2024年度入試で定員が120名⇒80名!
高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 |
足利 | 160⇒240 | ★1.44 | ★1.27 | ★1.24 | 1.61 | 1.43 | 1.28 | 1.29 | 1.11 | 1.32 | 1.48 |
足利南 | 160 | 1.08 | 1.07 | 1.30 | 0.83 | 0.82 | 0.78 | 0.75 | 0.88 | 0.97 | 0.77 |
足利工業 (機械) | 80 | 1.19 | 0.98 | 1.00 | 1.36 | 1.00 | 0.89 | 0.98 | 0.80 | 0.87 | 0.99 |
(電気システム) | 40 | 0.78 | 0.80 | 1.00 | 0.85 | 1.15 | 1.12 | 0.83 | 0.93 | 0.81 | 0.53 |
(産業デザイン) | 40 | 1.28 | 1.13 | 1.00 | 1.45 | 1.43 | 1.46 | 0.85 | 0.90 | 1.04 | 1.03 |
足利清風 | 80⇒120 ⇒80 | ★1.18 | ★1.09 | ★0.96 | 0.85 | 0.88 | 0.88 | ★1.45 | ★1.18 | ★1.15 | 1.30 |
(商業) | 80 | 0.98 | 0.90 | 1.08 | 0.90 | 0.79 | 0.91 | 1.04 | 1.05 | 1.31 | 0.64 |
足利、足利南、足利清風
では、次に足利エリアを見ていきましょう!
ここはやはりまず足利高等学校を見ていきましょう!
足利高等学校は2022年度入試から共学となり、募集定員が160から240に増加しました。
ただ、よく考えると、それまでは足利高等学校160名、足利女子高等学校160名で合計320名だったのが、共学になり240名に。
募集人数を80名減らしているにも関わらず、2022年度はそこまで上がりませんでした。
2023年度、2024年度も最終倍率は1.28、1.32と上がらず・・・
今年度もそこまで高くありませんが、これ以上上がることはないのかなぁって思います。
足利清風の普通科も、これ以上は上がらない感じはしますね。
また足利清風の商業は、倍率が0.64。
もしかすると、これを見て普通科の人は商業に下げて来る可能性もありますよね。
ただ、商業ということで、今後の進路が決まって来てしまいますが・・・
足利南は2023年度からずっと定員割れです。
足利南高等学校は総合学科で偏差値レベル35.5。
なかなか厳しい状況です。
では、特色選抜と一般選抜の比較にいきましょう!
もう、明らかなグラフになっています。
足利高等学校の特色選抜の倍率はだいぶ高いですね。
ここ最近は2.5倍以上。
特に2023年度の倍率は2.94倍!!
2023年度は第1回進路希望調査から高倍率だったので、今年度も特色選抜は高くなりそうです。
足利清風については、今年度普通科は第1回から高いので、特色選抜も高くなると思いますが、逆に商業は狙い目かもしれません。
足利南はノールックで特色選抜ゴーですね!
足利工業
次に足利工業高等学校です。
今年度は産業デザイン以外は定員割れしています。
特に電気システムは、倍率0.53。
毎年、第1回、第2回と上がる傾向にあるので、このあと上がると思いますが、ここまでくると定員割れしたまま本番になりそうですね。
全体的にこの倍率だと外から来ることもあると思いますが、おそらく内部での学科変更くらいになりそうな気もします。
安心して今年度は受験できそうですね。
そして、特色選抜、一般選抜の倍率比較です。
産業デザインの倍率が目立ちますが、これはやはり第1回、第2回で倍率が高かったからだと思います。
今年度はそこまで高くはないので、昨年度と同等くらいなのかなぁって思います。
電気、機械については、挑戦していっても良いのかなぁって思います。
特色選抜は『作文』となっていますし、頑張って準備をして下さいね!
2025年度第1回進路希望調査佐野、足利版まとめ
佐野エリアも足利エリアもそこまでの競争率ではありません。
佐野エリアは6学科中1学科が定員割れ。最大倍率1.65。
足利エリアは7学科中4学科が定員割れ。最大倍率1.48。
倍率が高いところは次の第2回進路希望調査で下がります。
逆に低いところは上がっていきます。
あとは、各高校のグラフを見ながら今年度はどうなっていくのか予測もしてみてください。
第2回進路希望調査の結果は、1月の私立明けに公表されます。
そして、中学校で三者面談が行われ、最終出願となります。
そして、そして2月末に最終出願倍率として公表され・・・
なんと、そこからもう一度変更が可能です!!
ここからのお子様の学力の上がりと、高校の倍率とを比較してもらい、出願してもらえたらと思います。
あとは、特色選抜ですね!
特色選抜は『自己推薦』です。
なので、だれでも出願できます。
よって、倍率が高くなります。
おそらく、クラスの中でもほとんどの人が受験していくと思います。
特色受けるに決まってんじゃん!
私もみんなが受けるから受ける!!
こういった状況になると、自分も受けないといけないのかなぁって思うかもしれませんんが
ちゃんとご家族でご検討下さい。
- 学力がその高校に合っている(内申、実力ともに)
- 特色選抜倍率が毎年そこまで高くない
- 作文または小論文、面接が得意
- 秀でた特徴がある
すべてに当てはまるのであれば、ゴーで大丈夫だと思います。
しかし、
- 学力がその高校に合っていない(内申、実力ともに)
- 特色選抜の倍率が高い
- 作文または小論文、面接が得意ではない
- 特に秀でたものがない
一つでも当てはまるのであれば、要検討です。
特に、学力がその高校に合っていないのであれば、高校に入った後、授業についていけないのは必至です。
高校は合格して終わりではありません。
ここのところをお忘れなく
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