
さぁ、2026年度入試もこれが出てくると始まったぁって感じがしますね!
2ヶ月前の9月中に中学校で進路希望調査が行われたと思います。
志望校を書いて、学校に提出されましたよね?

あっ!書いた!!
その集計が終わり、11月6日(木)にネット上にアップされていました。
スマホは便利です。
こういった情報を検索していると、勝手にAIが判断して、情報が更新される度にすぐに入ってきます。

もちろん、受験生の皆さん、また受験生の保護者様のスマホにも入試の情報は入ってきますよね!

え”っ!?
では、もう志望校の倍率はわかっていると思いますが、今後どうなっていくのかも合わせてお話をしていきたいと思います。
宇都宮市内の普通科高校の第1回進路希望調査

データは並べると、確実ではないですが、これからの予測が立てられます。
入試は情報戦です。
正確な情報を知って、自分を優位にしていきましょう!
では、データを見ていきます。
- 宇都宮中央高等学校は2022年度入試から女子校から男女共学
- 宇都宮清陵高等学校は2024年度入試から定員を200から160に変更
- 宇都宮南高等学校は2025年度入試から定員を320から280に変更
| 高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2026年度 第1回 |
| 宇都宮 | 280 | 1.41 | 1.32 | 1.20 | 1.39 | 1.35 | 1.16 | 1.33 | 1.31 | 1.25 | 1.36 | 1.33 | 1.33 | 1.27 |
| 宇都宮東 | 55 | 0.93 | 1.25 | – | 0.95 | 1.04 | 0.00 | 0.84 | 1.15 | – | 0.73 | 0.95 | 0.00 | 1.04 |
| 宇都宮南 | 320⇒280 | 1.54 | 1.32 | 1.35 | 1.64 | 1.41 | 1.39 | 1.38 | 1.26 | 1.28 | ★1.82 | ★1.56 | ★1.65 | 1.43 |
| 宇都宮北 | 320 | 1.85 | 1.61 | 1.51 | 1.70 | 1.62 | 1.57 | 1.69 | 1.49 | 1.57 | 1.77 | 1.60 | 1.61 | 1.65 |
| 宇都宮清陵 | 200⇒160 | 0.78 | 0.84 | 1.00 | 0.85 | 0.96 | 1.17 | ★1.10 | ★0.99 | ★1.37 | 0.95 | 0.91 | 1.35 | 0.79 |
| 宇都宮女子 | 280 | 1.33 | 1.26 | 1.14 | 1.49 | 1.43 | 1.28 | 1.31 | 1.20 | 1.16 | 1.12 | 1.07 | 1.08 | 1.31 |
| 宇都宮中央 | 240 | ★2.57 | ★2.20 | ★1.88 | 2.42 | 1.89 | 1.54 | 2.68 | 2.15 | 1.72 | 2.60 | 2.16 | 1.58 | 2.23 |
| (総合家庭) | 40 | ★1.53 | ★1.10 | ★1.65 | 1.25 | 1.30 | 1.23 | 1.50 | 1.73 | 1.47 | 1.45 | 1.25 | 1.37 | 1.35 |
| 石橋 | 240 | 1.61 | 1.38 | 1.14 | 1.64 | 1.47 | 1.34 | 1.63 | 1.47 | 1.34 | 1.70 | 1.49 | 1.36 | 1.84 |

これだけでは、なかなかデータ分析は難しいと思います。
なので、グラフにしましたので、そちらをご覧ください。
宇都宮市内普通科上位校

まずは、やはり宇都宮中央高等学校ですね!
今年の第1回進路希望調査は、2022年度共学募集になってからを考えると、一番低い倍率になりました。
- 宇都宮中央高等学校 倍率2.23 (過去4年間の最終倍率の平均1.65)

2.23倍って!?
高すぎない?!
確かに、2.23倍だけを見てしまうと、高く感じるかもしれません。
ただ、共学になってからのデータを見ると、そこまでではないことがおわかりになると思います。
また、最終倍率(※2月特色後集計⇒2月末公表)の平均を見ると1.65倍。

あくまで平均なので、1.65よりも高くなるかもしれませんし、低くなるかもしれません。ただ、例年これくらいの値になっているということは確かです。
グラフを見ていただけると、確認できると思います。
これをどう見るかです。
- 2.23倍を見て、あきらめるのか?
- グラフから、今後下がっていくと予想できるから、様子を見るのか?
- 最終倍率の平均が1.65倍だから、今はまだ志望校としておくのか?
- 最終倍率が2倍を超えないなら、なんてことないと考えるのか?

倍率なんて、どうでもよくない?
当日に誰よりも点数を多く取ればいいでしょ?
そういった考えもあるでしょう!

皆さんは、どうされますか?
私としては、もっと視野を広くしていただき、検討された方がよいと思います。
- 宇都宮中央高等学校の倍率が例年より低いこと。
- 宇都宮女子高等学校と石橋高等学校の倍率が少し高いこと。
これらから考えると、今年の宇都宮中央高等学校は少し不安です。
第1回進路希望調査なので、あまり現実を見ずに、希望を提出をされた方も多くいらっしゃると思います。
ただ、宇都宮女子高等学校や、石橋高等学校はある程度自信がないと希望を出さないと思います。
そうなると、学力的にはだいぶ高いと予想されます。
その方々が今後、不安になった時にどうするか・・・おそらく、宇都宮中央高等学校に下げて来るでしょう。
偏差値50後半の宇都宮北高等学校、また各市のトップ校まで下がるかはなかなか考えづらいところですが・・・
どちらにしても、学力が高い方々が降りてきます。
下野模擬テストなどで、今、『可能圏』または『努力圏』でも『可能圏』に近くないと、なかなか厳しいラインになると思います。
第2回進路希望調査が、今月11月中に行われ、その結果が1月の私立入試明けに公表されます。

その時にまた様子を見てみましょう!
続いて、石橋高等学校を見ましょう!
- 石橋高等学校 倍率1.84 (過去4年間の最終倍率の平均1.29)
1.84倍は、例年と比べるとちょっと高めです。
ただ、最終倍率の平均が1.29倍を見ると、今後確実に下がっていくことがわかります。
石橋高等学校の場合、その上が宇都宮高等学校・宇都宮女子高等学校です。
- 宇都宮高等学校 倍率1.27 (過去4年間の最終倍率の平均1.23)
- 宇都宮女子高等学校 倍率1.31 (過去4年間の最終倍率の平均1.17)
宇都宮高等学校の倍率から考えると、そこまで石橋高等学校に降りてくることはなさそうです。
しかし、宇都宮女子高等学校からは、降りてきそうな感じがします。

石橋高等学校、宇都宮中央高等学校は、上の高校からレベルの高い人が降りてきて、そして希望者の下の方から脱落者が出てきます。
こういったことが最終出願まで行われていくと、受験者全体のレベルが上がっていくことになります。
ただ、厳しいことだけではなく、良いこともあります。
それが、脱落者の方が多いので、倍率は下がっていくことです。
宇都宮高等学校・宇都宮女子高等学校については、上の高校がないので入れ替えが行われるわけではなく、自信がなくなった方が脱落していき、合格する確率が上がっていきます。

こういったことと、今の自分の偏差値、また今後伸びていくであろう自分の偏差値を検討して、志望校を定めていって下さい。
普通科は、偏差値の高い高校の方がレベルの高い授業を受けられます。
但し、高すぎて授業についてけなくなってしまうと、意味がありません。
もし、そうなってしまうと、偏差値が1つ下の高校、もっと言うと2つ下の高校に通っている人よりも大学のランクが下がるかもしれません。

ん?じゃあ、授業に余裕でついていけるようにランクを下げた方がいいのでは?

それも違いますね!
- 授業レベルが下がること
- 受験シーズンに学校が受験モードにならないこと
- 校内でトップの順位になると推薦が使いづらいくなること
1つ目が一番の大切なことです。
ただ、2つ目も大切です。高校の偏差値を下げ過ぎると、ほとんどの人が推薦等で年内には進学先が決まっていきます。
そうなると、もし、一般受験をするとなった時に、年明けの一番大切な時期に、学校内がガヤガヤし、集中できなくなります。
また、3つ目は意外だと思いますが、現実的にあります。
『成績の良い人から推薦で決まっていく』・・・偏差値40台以下の高校であれば、あるかもしれません。
しかし、偏差値が50台になると、これは通用しません。
- 『自力で受験するのが普通の流れ』
- 『自力で進学できないものにある程度の大学を渡す』
偏差値60台になると、全員が自力で受験。

少し覚えていた方が良いことだと思います。
安易に、偏差値が高いから・・・偏差値が低いから・・・
授業のレベルが高いから・・・授業に余裕でついていけるから・・・と決めてはいけません。
じっくり、入学後のことも考えて志望校を選択して下さい。
宇都宮市内普通科中・下位校


では、続いて北、南、清陵ですが・・・
清陵は全日制最後の年なのに・・・
- 宇都宮清陵高等学校 倍率0.79 (過去4年間の最終倍率の平均1.22)
宇都宮清陵高等学校は、2027年度入試(現中学2年生の受験の際)には全日制課程としては存在しません。
要するに、今回、2026年度入試が全日制課程の最後の募集となります。
募集定員は160名中、今回の第1回進路希望調査は127名希望。
4年前の2022年度の第1回目と同じような値です。

清陵は毎年スタートは低めになります。
それだけ、最初は人気がないということ。
ただ、この後、偏差値50前後の高校を希望している人たちが降りてきます。
- 宇都宮南高等学校 倍率1.43 (過去4年間の最終倍率の平均1.41)
特に、宇都宮南高等学校から降りてくる人が多いでしょう。
また、宇都宮市内の専門系高校の倍率が高すぎて、降りてくる人も多いと思います。
希望している人は、定員割れしていると安心してはいけません。
確実に、模試や学校のテストで平均点くらいの人たちが来ます。
そうなると、倍率が上がり、ボーダーも上がります。
覚悟して下さい。
宇都宮南高等学校は例年と比べるとスタートが少し高いので、この後下がっていくと思われます。
ただ、他の高校と同じで、下がっていく中で入れ替えが行われていくはずです。
偏差値50台後半の宇都宮北高等学校などから、安全策を取って、宇都宮南高等学校に下げてきます。
そして、宇都宮南高等学校を希望していた下の層が、倍率の高さに脱落していきます。

こちらも確実にボーダーが上がっていくことでしょう!
模試で可能圏が出ている、学校内で50%のところにいても安心はできません。
そして、最後に宇都宮北高等学校です。
- 宇都宮北高等学校 倍率1.65 (過去4年間の最終倍率の平均1.57)
1.65倍となると高めに見えますが、例年と比べるとそこまでではありません。
なおさら、偏差値60付近を希望している人たちが降りてくるでしょう。
そうなると、やはりボーダーが上がります。
ただ、最終倍率にはもう少し下がりそうですね。
高校のレベルが中堅クラスとなると、上位校から必ず脱落者が入ってきます。
全員が全員、レベルの高い生徒とは限りませんが、それでも第1回、第2回、最終と調査をしていくうちにボーダーは上がっていくと思われます。

この11月という時期に、目標点数付近、また下野模試で可能圏に入っていたいところです。
宇都宮市内の専門系高校の第1回進路希望調査
| 高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2026年度 第1回 |
| 宇都宮白楊 (農業経済) | 40 | 1.93 | 1.78 | 1.73 | 1.68 | 1.50 | 1.81 | 1.55 | 1.50 | 1.35 | 1.90 | 1.50 | 1.77 | 1.63 |
| (生物工学) | 40 | 2.00 | 1.55 | 1.65 | 1.88 | 1.63 | 1.54 | 1.68 | 1.35 | 1.50 | 1.28 | 1.45 | 1.81 | 1.63 |
| (食品科学) | 40 | 2.43 | 2.03 | 1.58 | 1.95 | 1.75 | 1.77 | 3.03 | 2.18 | 1.88 | 2.23 | 1.25 | 1.31 | 3.08 |
| (農業工学) | 40 | 1.18 | 1.18 | 1.65 | 0.75 | 0.78 | 1.15 | 0.88 | 0.75 | 1.46 | 1.05 | 1.13 | 1.23 | 1.40 |
| (情報技術) | 40 | 1.75 | 1.73 | 1.77 | 1.75 | 1.55 | 1.58 | 1.93 | 1.28 | 1.28 | 1.25 | 1.18 | 1.65 | 1.95 |
| (流通経済) | 40 | 1.90 | 1.98 | 1.77 | 1.28 | 1.63 | 1.73 | 1.38 | 1.35 | 1.12 | 1.13 | 1.58 | 1.62 | 2.00 |
| (服飾デザイン) | 40 | 1.95 | 1.73 | 1.81 | 2.30 | 1.63 | 1.62 | 1.55 | 1.40 | 1.31 | 1.53 | 1.43 | 1.69 | 1.70 |
| 宇都宮工業 (機械システム) | 120 | 1.88 | 1.38 | 1.18 | 1.63 | 1.47 | 1.08 | 1.75 | 1.53 | 1.23 | 1.83 | 1.51 | 1.53 | 1.81 |
| (電気情報システム) | 80 | 1.73 | 1.41 | 1.23 | 2.04 | 1.60 | 1.13 | 1.34 | 1.13 | 1.39 | 1.64 | 1.35 | 1.33 | 1.44 |
| (建築デザイン) | 40 | 2.80 | 2.08 | 1.46 | 2.35 | 1.53 | 1.42 | 1.95 | 1.50 | 1.23 | 1.93 | 1.58 | 1.58 | 2.33 |
| (環境建設システム) | 80 | 0.80 | 0.90 | 1.17 | 0.71 | 0.85 | 1.21 | 0.78 | 0.74 | 1.15 | 1.05 | 1.18 | 1.37 | 1.03 |
| 宇都宮商業 (商業) | 200 | 1.43 | 1.47 | 1.48 | 1.09 | 1.10 | 1.21 | 1.22 | 1.19 | 1.34 | 1.24 | 1.23 | 1.34 | 1.40 |
| (情報処理) | 80 | 1.25 | 0.96 | 1.04 | 1.06 | 1.05 | 1.12 | 0.84 | 0.83 | 1.00 | 1.10 | 1.09 | 1.23 | 0.86 |
宇都宮白楊高等学校


今回の第1回進路希望調査で一番高い倍率を出した白楊の食品科学!
食品科学って1年おきに倍率が高くなっていますね・・・
- 宇都宮白楊高等学校 食品科学倍率3.08 (過去4年間の最終倍率の平均1.65)
これだけ高いと、平均1.65倍まではなかなか下がらないかもしれません。
なので、今年希望される人は覚悟した方が良いですね。

そして、今回の食品科学の倍率の高さに隠れてしまっていますが、他にも2倍くらいのところがあります。
- 農業経営 倍率1.63 (過去4年間の最終倍率の平均1.67)
- 生物工学 倍率1.63 (過去4年間の最終倍率の平均1.56)
- 農業工学 倍率1.40 (過去4年間の最終倍率の平均1.39)
- 情報技術 倍率1.95 (過去4年間の最終倍率の平均1.58)
- 流通経済 倍率2.00 (過去4年間の最終倍率の平均1.55)
- 服飾デザイン 倍率1.70 (過去4年間の最終倍率の平均1.58)
流通経済、服飾デザインは、女子に人気なところで、今年もやはり高めのスタートとなっています。
そして、情報技術も今年は高い位置からスタートしています。

基本的にこの後下がる傾向にありますが、例年の最終倍率まで下がるかは微妙なところです。
また、農業工学が例年よりも人気があるのがちょっと気になるところです。
いつもなら人気がなく、だいぶ低い位置からスタートし、そして最終的に・・・

おっ!?農業工学が低いから、農業工学を第1志望にしよっと!
と、皆さんが考えて、結局他の学科よりも倍率が高くなったりします。
今年は、意外と白楊が全体的に人気があり、倍率が高いので、今後どうするかは早めの決断が必要な感じがします。
農業工学=安全地帯ということにはならなそうです。
宇都宮工業高等学校


宇都宮工業高等学校はいつも通りな感じがします。
- 機械 倍率1.81 (過去4年間の最終倍率の平均1.22)
- 電気 倍率1.44 (過去4年間の最終倍率の平均1.27)
- 建築 倍率2.33 (過去4年間の最終倍率の平均1.41)
- 環境 倍率1.03 (過去4年間の最終倍率の平均1.23)
宇都宮工業高等学校は、グラフが2つに分かれます。
機械・電気・建築の人気波形と、環境のあまり人気のない波形。
人気だからこそ、第1回目は高く、徐々に現実を見て、倍率が下がっていきます。
人気がないと、最初は低い位置からスタートして、徐々に皆さんが

環境の倍率が低いから、第1志望にすれば宇工に進学できるかも!!
と、思うので、倍率が上がっていきます。
先程の宇都宮白楊高等学校の農業工学と一緒で、倍率が低いところに逃げてきます。
そうなると、いつの間にか倍率が他の学科よりも高くなってしまうことも・・・

ここは、難しい選択ですが、
倍率が下がるのを、我慢して待つか。
それとも・・・
ただ、お伝えしたいのが、
宇都宮白楊高等学校も、宇都宮工業高等学校も専門系高校です。
食品科学系を学びたいのに、農業工学に志望校を変更していいのか・・・
建築系を学びたいのに、環境に志望校を変更していいいのか・・・

そもそも、やりたいことはなんですか?
普通科ではないので、学科を変更することが今後のためになるのか。
ちゃんとご検討いただかないといけないと思います。
宇都宮商業高等学校


さぁ、今年も情報処理の倍率が低く出てしまいました。
- 商業 倍率1.40 (過去4年間の最終倍率の平均1.33)
- 情報処理 倍率0.86 (過去4年間の最終倍率の平均1.09)
こういったところは、皆さん、注目します。
情報処理系に、今興味がなかったとしても・・・

将来に役立つから、宇商に行って、資格を取る!

それが、本当の気持ちや考えであればいいのですが、無理やりこじつけるのであれば、ちょっと違うかなぁって思います。
専門系の高校は、ある程度将来の方向性が決まってきます。
興味がないのに進んでしまうと、あとで修正がきかなくなってしまうことも・・・
自分の人生です。
しっかりと将来のことを考えて選択して下さい。
栃木県東部エリアの普通科高校の第1回進路希望調査
- 益子芳星高等学校は2024年度入試から定員を200から160に変更
- 高根沢高等学校(商業)は2024年度入試から定員を120から80に変更
- さくら清修高等学校は2026年度入試から定員を240から200に変更
| 高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2026年度 第1回 |
| 真岡 | 200 | 1.08 | 1.05 | 1.08 | 1.04 | 0.98 | 0.99 | 0.81 | 0.83 | 0.89 | 1.20 | 1.22 | 1.25 | 1.03 |
| 真岡女子 | 200 | 0.97 | 1.00 | 1.06 | 0.95 | 0.92 | 0.87 | 0.99 | 1.02 | 1.03 | 0.89 | 0.91 | 0.97 | 0.82 |
| 益子芳星 | 160⇒120 | 0.66 | 0.68 | 1.02 | 0.78 | 0.74 | 0.78 | ★0.57 | ★0.65 | ★0.71 | 0.59 | 0.63 | 0.67 | 0.65 |
| 茂木 | 160 | 1.08 | 1.07 | 1.01 | 0.88 | 0.89 | 0.93 | 0.89 | 0.86 | 0.64 | 0.78 | 0.77 | 0.85 | 0.90 |
| 烏山 | 160 | 0.60 | 0.72 | 0.82 | 0.67 | 0.66 | 0.64 | 0.69 | 0.67 | 0.67 | 0.59 | 0.63 | 0.61 | 0.73 |
| 高根沢 | 80 | 0.71 | 0.69 | 0.60 | 0.55 | 0.73 | 0.83 | 0.68 | 0.73 | 0.75 | 0.78 | 0.61 | 0.76 | 0.60 |
| (商業) | 120⇒80 | 0.50 | 0.61 | 0.70 | 0.51 | 0.59 | 0.61 | ★0.70 | ★0.79 | ★0.81 | 0.44 | 0.53 | 0.52 | 0.33 |
| さくら清修 | 240⇒200 | 1.17 | 1.21 | 1.33 | 1.37 | 1.23 | 1.16 | 1.26 | 1.15 | 1.11 | 1.37 | 1.23 | 1.13 | ★1.56 |
栃木県東部エリア普通科系高校


真岡高等学校は、昨年度はいい感じだったのですが、
今年も倍率が低くなってしまいましたね。
- 真岡高等学校 倍率1.03 (過去4年間の最終倍率の平均1.05)
栃木県の東エリアを考えると、真岡高等学校よりも偏差値が高い高校がありません。
そうなると、これ以上希望者が増えることは考えづらいところです。
ただ、宇都宮市内の方でも真岡市寄りになると、真岡高校は通うことは可能です。
そうなると、偏差値レベルから
- 宇都宮北高等学校
- 宇都宮中央高等学校
- 石橋高等学校
あとは、小山高等学校を希望していたけど・・・こういった線はあるかもしれません。

ただ、例年のグラフを見ると、そこまで上がり・下がりはないように感じます。
真岡高等学校は、宇都宮高等学校から宇都宮南高等学校くらいのレベル生徒が通っています。
そうなると、現状下野模擬テストで平均以上、校内で上位30%くらいの順位であれば、ほぼ安泰だと思います。

ただ、ご注意いただきたいのが、高校は入って終わりではありません。
入学してからが大変です。
それを考えると、安泰だったとしても学力を上げないと、授業についていけませんよ。
残りの高校は定員割れです。
- 真岡女子高等学校 倍率0.82 (過去4年間の最終倍率の平均0.97)
- 茂木高等学校 倍率0.90 (過去4年間の最終倍率の平均0.87)
- 益子芳星高等学校 倍率0.65 (過去4年間の最終倍率の平均0.80)
この3校は、もう常連ですね。
真岡女子高等学校は、年によっては浮上することもありますが、今年は今まで一番低い倍率です。
茂木、益子についてはもう浮上することは難しでしょう。

倍率が低いと、安全策を取って、他の高校から来る人も多くなります。
確実に、倍率は上がるはずです。
ただ、倍率が下がるときも稀にあります。(グラフ:茂木高校2024年度第2回〜最終)
周辺で、偏差値が高い高校も定員割れしていると、登る人もいます。

定員割れしているんだから、ワンチャンいける!
要因はこれだけではなく、
- 特色選抜の合格者数
- 私立高校への切り替え
- 通信制への切り替え
こういった要因があると、定員割れてしていても倍率が下がる場合があります。

今年は、この3校は浮上しなそうです。


今年さくら清修は定員を一クラス(40名)減らしています。
その影響が大きいですね!
- さくら清修高等学校 倍率1.56 (過去4年間の最終倍率の平均1.18)
令和になってから1.4以上になることは一度もありませんでした。
しかし、流石に1クラス(40名)分も減らしてしまうと、倍率だいぶ上がります。
例年通りの240名定員であれば、今回の第1回進路希望調査の倍率は1.3倍!!(240名定員で希望者数311名)
いつもよりも少し低いくらいでした。

まぁ、定員減はどうすることもできないので、立ち向かうしかありません。
ただ、このままの倍率ではなく、必ず下がりますので、安心して下さい。
他の3校については、
- 烏山高等学校 倍率0.73 (過去4年間の最終倍率の平均0.69)
- 高根沢高等学校 倍率0.60 (過去4年間の最終倍率の平均0.74)
- 高根沢高等学校 商業倍率0.33 (過去4年間の最終倍率の平均0.68)
こちらは、上がっても0.8付近に落ち着くと思われます。
ただ、さくら清修高等学校がどこまで影響するか・・・
栃木県東部エリアの専門系高校の第1回進路希望調査
- 真岡北陵高等学校の総合ビジネスは2026年度入試から定員を40から20に変更
- 真岡北陵高等学校の介護福祉は2026年度入試から定員を40から20に変更
- 真岡工業高等学校の機械と生産機械は統合し、機械システムに改編(定員40名)
| 高校名 | 募集定員 | 2022年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2023年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2024年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2025年度 第1回 | 第2回 | 最終 | 2026年度 第1回 |
| 真岡北陵 (生物生産) | 40 | 1.00 | 1.18 | 1.19 | 0.53 | 0.50 | 0.57 | 1.15 | 1.08 | 1.04 | 0.60 | 0.75 | 0.58 | 0.80 |
| (農業機械) | 40 | 1.05 | 1.03 | 1.23 | 0.73 | 0.63 | 0.61 | 0.68 | 0.68 | 0.57 | 0.45 | 0.55 | 0.60 | 0.35 |
| .(食品科学) | 40 | 1.13 | 1.03 | 1.19 | 0.98 | 1.15 | 0.92 | 0.98 | 1.13 | 1.19 | 1.28 | 0.93 | 0.85 | 0.80 |
| (総合ビジネス) | 40⇒20 | 1.05 | 1.23 | 1.12 | 0.63 | 0.53 | 0.60 | 0.63 | 0.78 | 0.81 | 0.73 | 0.70 | 0.71 | ★1.20 |
| (介護福祉) | 40⇒20 | 0.77 | 0.70 | 0.70 | 0.67 | 0.53 | 0.33 | 0.33 | 0.50 | 0.45 | 0.40 | 0.50 | 0.30 | ★0.85 |
| 真岡工業 (機械) | 40 | 1.38 | 1.20 | 1.04 | 1.08 | 0.93 | 1.00 | 1.03 | 0.93 | 1.00 | 0.70 | 0.75 | 0.81 | ★1.63 |
| (生産機械) | 40⇒停止 | 0.50 | 0.80 | 1.08 | 0.43 | 0.63 | 0.54 | 0.45 | 0.45 | 0.96 | 0.33 | 0.53 | 0.54 | – |
| (建設) | 40 | 1.15 | 1.10 | 0.85 | 0.80 | 0.75 | 0.77 | 1.20 | 1.30 | 0.77 | 0.73 | 0.80 | 0.73 | 0.63 |
| (電子) | 40 | 1.18 | 1.03 | 1.27 | 0.75 | 0.75 | 0.83 | 0.85 | 0.93 | 0.88 | 1.05 | 1.08 | 1.12 | 0.63 |
真岡北陵高等学校


今年は、総合ビジネス以外は定員割れです。
ただ、これも希望者が多いのではなく、総合ビジネスの募集定員が40名から20名になっているので、上がってしまっているだけです。
- 総合ビジネス 倍率1.20 (過去4年間の最終倍率の平均0.80)
例年と同じく40名であれば、倍率は0.6倍(募集定員40 希望者24名)
そうなると、すべてが定員割れだったことになります。
他の学科は・・・
- 生物生産 倍率0.80 (過去4年間の最終倍率の平均0.84)
- 農業機械 倍率0.35 (過去4年間の最終倍率の平均0.78)
- 食品科学 倍率0.80 (過去4年間の最終倍率の平均1.05)
- 介護福祉 倍率0.85 (過去4年間の最終倍率の平均0.46)
周辺を考えても、そこまで変更はないように感じます。
あるとしたら、総合ビジネスが下がるくらいでしょう。
真岡工業高等学校


真岡工業は機械と生産機械が統合されているので、その分、急激に倍率が上がっています。
過去4年間の機械と生産機械の第1回進路希望調査の平均倍率は
- 機械 募集定員40名 平均1.05
- 生産機械 募集定員40名 平均0.43
今年は、その2学科が機械システムとなって募集定員40名、希望者65名で、倍率1.63。
ほぼ、過去の機械と生産機械の倍率を足した分になります。
例年通り、2つに分かれていたら、定員以上にはなっていないでしょう。
この倍率がどこまで下がるか・・・予想しづらいところです。
他の学科は・・・
- 建設 倍率0.63 (過去4年間の最終倍率の平均0.80)
- 電子 倍率0.63 (過去4年間の最終倍率の平均1.03)

両方とも、だいぶ低いスタートです。
ただ、周辺を考えても、そこまで増える見込みがないように感じます。
2026年度栃木県立高等学校第1回進路希望調査まとめ
再編計画により、真岡エリアの専門系と、さくら清修周辺は影響を受けそうです。

例年とは異なるので、予想がしづらく、
志望校としている人は注意が必要です。
今月行われる第2回進路希望調査の結果が、年明け、しかも私立入試明けに発表されます。
そこを開けてみないとまだまだどうなるかわかりません。
様子を見ながら、確実に学力を上げていきましょう!

宇都宮市内は、倍率の高い白楊の食品科学、宇都宮中央。
そして、倍率の低い清陵、宇商の情報がどうなっていくか・・・
周辺の高校にも影響は出てくると思うので、注意してくださいね!
最後に、栃木県全域について・・・
栃木県全域の募集定員と倍率です。
| 栃木県全体 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度 |
| 募集定員(人) | 11395 | 11475 | 11075 | 10795 | 10405 |
| 第1回進路希望調査 倍率 | 1.17 | 1.13 | 1.13 | 1.14 | 1.13 |
| 第2回進路希望調査 倍率 | 1.10 | 1.07 | 1.07 | 1.08 | – |
| 最終倍率 | 1.12 | 1.09 | 1.10 | 1.11 | – |


こう見ると、募集定員(赤の棒グラフ)をこれだけ操作されているのにも関わらず、折れ線グラフの波形が変わっていません。
教育委員会の予想がすごいですね!!
来年度は、もっといろいろなことが変わってしまいます。
まだ、今年度の情報整理で、いっぱいいっぱいで来年度入試のブログが書けていません。

もう、皆さん、どうなるかはおわかりですよね・・・
遅くなってしまっていて、すみません。
ただ、優先順位と、いいものを更新していきたいと思いますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
では、また、次回のブログで!!

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