2026年度栃木県高校入試理科の考察

今回は、理科について考察です!

昨年度から一問一答がなくなり、各分野2題ずつの問題になりました。

これの方がきれいでいいですよね!

そして、基本的には大問1つにつき1ページ。

他県では、2ページに及ぶ問題も普通に出題されています。

要するに問題文が長文化しているということです。

これは全国的な流れで、栃木県もこれからもっと文章が長くなるかもしれません。

これからの受験生は心の準備をしておいてくださいね!

2026年度栃木県高校入試理科の考察

理科の問題は、リード文を読まずに問題にかかる人もいるようですが、

必ず、読んでください!

リード文の中には、問題を解く上で大切な文章があります。

そこを読まずに問題を解こうとするのがまず間違えです。

そして、リード文を読んでいる時に使うであろう大切な文章、数字などにはマークしておきましょう!

では、問題の構成です。

  • ページ数:9ページ
  • 大問数:8題
  • 答えだけ:51ヵ所(選択肢:35ヵ所)
  • 計算:3問
  • 論述:3問
  • グラフ:1問
  • 作図:1問

定期テストは、単元ごとになるので、計算が多く出題される場合もあります。

しかし、入試は全範囲から出題されるので、上記のように計算は数問しか出ません。

なので、『理科=暗記科目』で大丈夫です!

計算ができなくても、その他が全問正解なら90点までいきます。

入試勉強としてもとにかく暗記してください。

理科大問1 中1生物

  • ページ数:1ページ
  • 問題数:問4

中1の生物は皆さんできますよね!

(1)『背骨をもたない動物』はすぐに分かりますね?

(2)『卵生である』が『いいえ』。要するに『胎生』である生物⇒『ウサギ』

『あしがある』が『いいえ』。要するに『魚類』⇒『メダカ』

『羽毛や体毛がある』が『はい』。要するに鳥類⇒『スズメ』

(3)『カエル』=『両生類』『トカゲ』=『爬虫類』なのでウ、エ。

(4)は、文章に合わせてくださいね!

①胎生 ②肺 ③進化 ④相同

超イージー問題です!

理科大問2 中2化学

  • ページ数:1ページ
  • 問題数:問4

実験系は苦手な人が多いですよね。

上位の高校でなければ、(4)は捨ててもよいと思います。

(1)炭酸カルシウム(CaCO₃)と塩酸(HCl)から発生する気体は・・・

化学式を見ると、ある程度予測がつきますよね!答えは二酸化炭素(CO₂)です!

(2)は文章に合わせる問題です。

①ーウ ②ーイ ③ー外に出た(逃げたなど)

(3)炭酸カルシウムと発生した気体の質量の関係です。

リード文の表から(ゆるめる前の質量)ー(ゆるめた後の質量)を計算すれば、下の表ができます。

これを使えばグラフが書けるはずです。

(4)塩酸の量はリード文と同じで30gなので上記表をもう一度使います。

炭酸カルシウム:二酸化炭素=1:0.4と、発生した気体(二酸化炭素)0.76gから

1:0.4=x:0.76

x=1.9

よって炭酸カルシウムは1.9gあったことがわかります。

ただ、これで終わりではなく・・・

ちょっと意地悪ですね・・・

貝殻2.00gに対して1.9gが炭酸カルシウムだったので、割合的には1.9➗️2.00=0.95=95%

ここで問題文を最後までちゃんと読んでいた人は

ん?答えは小数第1位を四捨五入して・・・?

間違ってる・・・?

と、なったはずです。

これはもっと意地悪でしたね・・・

四捨五入なんかしなくても良かったんです!

自分を信じてくださいね!!

理科大問3 中2地学

  • ページ数:1ページ
  • 問題数:問4

天気図の問題です。

地学は基本的に年度末に勉強するので、あいまいな人が多くいます。

(1)前線Xは、丸い天気記号を使っているの暖かいイメージを!

(2)これは微妙なところですが、前線付近に雲が発生しているはずです。

(3)天気と風向きがキーかなって思います。

天気が晴れなので◯に|縦棒を!間違えても◎にしないように!

そして、風向きは西の方に棒を書きますよ!

(4)①前線Yは寒冷前線なので、通り過ぎる時に風が南寄りから北寄りに変わります⇒イ。

②寒冷前線の外側は寒気でイ。

③寒気が暖気の下に潜り込んで行くのでア。

④強い上昇気流が起こると積乱雲ができるア。

前線は、流れを描きながら自分で言えるようにしておきましょう!

理科大問4 中3物理

  • ページ数:1ページ
  • 問題数:問4

物理分野は計算問題がいろいろありますが、今回はたった1問しか出ていません!

(1)リード文に『常に1.2Nをしめしていた。』と書いてあるので引く力は1.2N。引く距離は0.5mなので、1.2(N)✕0.5(m)=0.6(J)

(2)重力は地面に垂直に(イ)、垂直抗力は斜面に垂直に(オ)!

(3)斜面の傾きが大きいということは、より斜面下に引かれるということ(ア)。

逆に斜面の傾きが大きいということは、斜面から離れそうになるということ(イ)。

(4)力学的エネルギーは保存されるのでイ。

感覚だけではなく、図にできるともっとよいですね!

赤が斜面に平行 青が斜面に垂直

理科大問5 中2生物

  • ページ数:1ページ
  • 問題数:問4

光合成と呼吸なら小学生でも解けますよね!

(1)葉でつくられたので『師管』ですね!

(2)対照実験。漢字を間違えないように!

(3)①光合成>呼吸 なのでイの減少。

②日が当たらないので呼吸でアの増加。

③アの多い。

(4)キーは『光合成』『効率』『重ならない』といったところです。

理科大問6 中1物理

  • ページ数:1.2ページ
  • 問題数:問4

高校生の物理みたいな問題ですね!

問題自体は単純ですが。

(1)これは『振幅』ですね!

(2)リード文に『1目盛りは0.0004秒』とあります。

容器Cは1回振動するのに5目盛り分なので、1回振動するのに0.0004(s)✕5(回)=0.002(s)

『振動数=1秒間に何回振動するか?』(例えば50Hz=1秒間に50回振動する)

なので、1(回):0.002(s)=x(回):1(s)

x=500(Hz)

(3)問題文に『空気の長さが長いほど低い』とあるのでQ。

同じ高さはPとSでウ。

(4)①『音が高い=波がたくさんある』のでF。

②『音が大きい=振幅が大きい(縦に大きい)』のでD。

③、④容器Fを見れば答えが高いのイ。小さいのア。

理科大問7 中3地学

  • ページ数:1.3ページ
  • 問題数:問4

天体の問題は、文章が長くなる傾向にあります。

読解力をつけておきましょう!

(1)『水・金・地・火・木・・・』ですね!

(2)地球型惑星は『水・金・地・火』までですよ!そして密度が大きいということです!

(3)まず問題文に『金星の見え方は、肉眼で』とあります。

太陽に照らされて左側が光っているので、金星は太陽よりも右側にあることがわかります。

よって、金星は下図のCまたはD。

また、図2の金星を図1に置くと、東側が光っていることになります。

そうなると方位も下図のように決まります。

次に金星と木星の位置ですが、

図1から金星の方が南に近いことがわかるので、例えば金星をDと仮定すると

木星のLとKとJは南に近くなってしまうので、金星はDではありません。

次に金星をCと仮定すると

木星のLと比べると金星Cの方が南に近くなります。

よって、金星がCで木星がLとなります。

(4)①は図4のア〜エから冬を選びます。この場合日本に人を立ててみてください!

そうすると、冬の太陽は南中高度低い(頭の上の方に太陽がない)のでエ。

②、③は図5から明け方なので下図のようになります。

東の太陽の方を見て、振り返るので西に月(イ)があることになります。

そして、月は太陽によって上図の右側が光っているので、地球からは満月のように見えます(ア)。

この図だとイの月は地平線の下になってしまいますが、実際は月は遠方にあるのでイの月は見ることができますよ!

理科大問8 中3化学

  • ページ数:1.5ページ
  • 問題数:問4

さぁ、最後の問題はイオンです!

(1)『電離する物質=電解質』ですね!電解質は塩化ナトリウム!

(2)『マイクロプレート』は要するに小さい器です。

①=◯、②=✕、③=◯

(3)これは単純に電子の数で見れば答えがわかります。

  • 銅Cuは、銅イオンCu2+になると電子を2つ出す。
  • 銀イオンのAgは、電子を1つもらって銀Agになる。

要するに、銅から2つ電子を出しているイとウが選ばれて、銀イオンは電子を1つずつ受け取るので答えはエとなります。

(4)①はイオンのなりやすさ(溶けやすさ)を暗記している人は、すぐにわかったと思います。

※中学生で覚えるイオンのなりやすさは【Na>Mg>Zn>Fe>Cu】

覚えてない人は、リード文中の表からマグネシウム片が硫酸亜鉛水溶液と硫酸銅水溶液に反応(溶ける)していて、亜鉛片が硫酸銅水溶液に反応(溶ける)していることから、

マグネシウム>亜鉛>銅が答えとなります。

②鉄片と銅片だと、鉄は反応して銅は反応しない。②は反応しない方なのでウ。

③その逆でイ。

④反応するのは③のイで、鉄が溶けて鉄イオンになり、電子を銅イオンに渡すことで銅となります。

答えはア。

2026年度栃木県高校入試理科の考察まとめ

と、いうことで、2026年度の栃木県高校入試の理科でした。

前述しましたが、『理科=暗記科目』です。

高校入試は約6割が基礎レベルで、計算問題も1割出るか、出ないか。

ちゃんと読めば5、6割は確保できるはずです!

あとは、思考力、判断力が問われるので、上位校を目指す人は問題をこなしてください。

と、ここで間違えて欲しくないのが・・・

じゃぁ、問題集をいっぱい買って、どんどん解くぞ!!

こういう人は、必ず失敗します。

おそらく、

  1. 『問題を解く』⇒『答えわせ』⇒『次の問題を解く』⇒『答えわせ』⇒・・・
  2. 『問題を解く』⇒『問題を解く』⇒『問題を解く』⇒『答えわせ』⇒・・・

という人が多いからです。

これの何がよくないか・・・

1番はただただ解いて、丸付けをしているだけなので、自分知識確認をしているだけです。

自分の知識をブラッシュアップできていません。

2番は答えわせの時点で、自分の考えを忘れてしまうので、1番以上によくありません。

私は、解説をちゃんと読むわ!

これも、あやしいところです。

中には、解説を読むだけで頭に定着できる人もいるでしょう!

ただ、それはトップレベルの方です。

やはり、読むだけでは、頭に定着しないからです。

必ず、間違えた記録を取っておいてください。

専用のノートを作り、自分のダメだったところまとめる。

それにより、頭が整理されます。

まぁ、なかなか中学生には難しいのですが・・・

このノートは、受験の時にも持っていって、休み時間等に見ていると勉強になります。

ぜひ、作ってみてください!

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