国際医療福祉大学に進学するために高校をどう選択するか?

さぁ、次は国際医療福祉大学です!

国際医療福祉大学はキャンパスが様々なところにあります。

  • 大田原(栃木県)
  • 成田(千葉県)
  • 東京赤坂(東京)
  • 小田原(神奈川県)
  • 大川(福岡県)

学部、学科もたくさんあります。

医学部の偏差値が67.5(ボーダー)で、その他は35〜47.5となります。(パスナビ調べ)

やはり、その他の保健、看護、薬学が入りやすいと言えるでしょう!

ただ、何度もお伝えしますが、この大学の偏差値というのは栃木県内の高校の偏差値と同じではありません。

高校に入るための偏差値(このブログ内の偏差値)は、栃木県内の15歳のほぼ全員のデータが入っています。

また、高校の偏差値(ネット上にあるもの)も、栃木県の15〜18歳全員をデータに入れているものです。

しかし、大学の偏差値はあくまで、大学に進学する人の偏差値です。

日本中の18歳のデータではありません。

要するに何が言いたいかというと、母体が異なるということです。

専門系(偏差値30台、40台)の高校に通っている人たちは、就職がメインになってきます。

そうなると、大学のデータに含まれていきません。

なので、偏差値30、40台の層がいなくなるので、平均がグッと上がります。

栃木県で言うと、基準となる偏差値50である宇都宮南高等学校が40台に、

偏差値55付近の宇都宮中央高等学校総合家庭科、真岡女子校高等学校、真岡高等学校、宇都宮北高等学校が50付近に当たるようになります。

それを考えると、偏差値50くらいの大学がどれだけ大変かわかりますね!

偏差値60になると・・・

各高校別国際医療福祉大学の合格人数

宇都宮東高等学校を入れるのを忘れていました・・・すみません。

HPにあったので宇東の合格者数を付け加えます。

宇都宮大学、自治医科大学の合格者数もHPにあったので、新しく更新します。

では、国際医療福祉大学についてです。

まずは、前提です。

【前提】

  • 合格者数で考察。
  • 学部・学科は絞らず、大学という括りで考察。
  • 国際医療福祉大学偏差値(ボーダー)
    • 医学部 67.5
    • その他の学部 35〜47.5
  • 国際医療福祉大学一般合格倍率(2025-2024-2023-2022の順)
    • 医学部    8.4 9.1 9.2 9.5(平均9.05
    • 保健医療学部 1.7 1.9 2.1 2.4(平均2.03)
    • 医療福祉学部 1.3 1.1 1.2 1.3(平均1.23)
    • 薬学部    1.7 1.6 2.2 2.3(平均1.95)
    • 成田看護学部 4.1 3.9 4.3 4.9(平均4.3
    • 成田保健医療学部 2.8 3.2 3.7 3.8(平均3.38
    • 成田薬学部  2.9 2.8 ー ー(平均2.85)
    • 赤坂     1.6 1.6 1.4 1.3(平均1.48)
    • 小田原    2.5 2.6 2.3 3.1(平均2.63)
    • 福岡保健医療学部 1.3 1.5 1.5 2.0(平均1.58)
    • 福岡薬学部  2.6 2.4 2.9 3.0(平均2.73)
  • すべての大学を網羅しているわけではなく、このブログ内にある『国公立大学について』内にある大学を基準にしています。
※数値は河合塾のHP、代ゼミのHP、パスナビから引用しています。

学部そして学科がたくさんあるので、あくまで学部の倍率です。

では、いつも通りにトップ校から見ていきましょう!

宇都宮市内トップ校

まずは、宇都宮市内トップ校+石橋高校の宇都宮大学に合格した人数のデータです。

令和になってからのデータをアップします。

※宇女はR2-5のみ

縦軸が50まであるのは、次に出てくる宇北が40人オーバーの合格者があり、すべてのグラフを合わせたかったからです。どれだけ宇北の合格者数が多いか・・・

トップ校となると、棒グラフが小さく見えますが、それでも30人超えて合格している年もあります。

国際医療福祉大学は、栃木県内では一番多くの合格者を出している医療系大学です。

ただ、メインは看護、保健、薬学等です。

トップ校で令和7年度医学部に合格しているのがわかっているのは、

  • 宇都宮高等学校 2名

のみです。(宇女・中央は0人 石橋・宇東は不明)

と、いうことは、少なくとも令和7年度は、ほぼ医学部以外ということがわかります。

トップ校だけを見ると、

  • 宇都宮女子高等学校
  • 石橋高等学校
  • 宇都宮中央高等学校

がほぼ同着のように感じますが、

令和6年度には、宇都宮女子高等学校から医学部1名合格しています。

石橋高等学校、宇都宮中央高等学校は医学部の合格者がいるかは不明ですが・・・

医学部定員120名。現役46%を見ると、ほぼ看護や保健、薬学なのかなぁって感じます。

宇都宮市内偏差値55〜62

宇都宮市内+石橋高校+真岡エリアの偏差値55付近から62付近の高校のデータです。

※真岡女子R4データなし

宇都宮北高等学校はすごいですね!

令和5年度には、国際医療福祉大学の合格者45名!!

医学部の合格者はいないようですが、令和2年度も36名。令和6年度も33名。

だいぶ宇都宮北高等学校には国際医療福祉大学のノウハウがあり、道ができていることがわかります。

真岡女子高等学校も石橋高等学校や宇都宮中央高等学校と同じくらいです。

真岡高等学校からは、そこまで多くの人が合格しているようではないみたいですね。

と、いうことで、ここまでをまとめると・・・

合格者数で見ると、国際医療福祉大学に合格するためのベストな高校は

  1. 宇都宮北高等学校
  2. 宇都宮女子高等学校 宇都宮中央高等学校 石橋高等学校
  3. 真岡女子高等学校

の順番になるのかなぁって感じます。

ただ、あくまで合格者数のみを見たときです。

宇都宮市内偏差値42〜57

宇都宮市内+真岡エリアの偏差値42付近から57付近の高校のデータです。

※清陵はR2〜R4のみ

では、もう一つ偏差値をズラしてみましょう!

宇都宮南高等学校が健闘しています。

宇都宮南高等学校も合格者数だけを見ると、だいぶ国際医療福祉大学に進むことができるようになります。

茂木高等学校、宇都宮清陵高等学校は10名前後。この数字は大学入試となると、悪くはない数字です。

ただ、前述してきた高校の合格者数が多過ぎて、霞んでしまいますね。

国際医療福祉大学に進学するために高校をどう選択するか?まとめ

国際医療福祉大学は、たくさんの学部・学科があり、多くの受験生を受け入れています。

大田原だけではなく、他のキャンパスにも多くの方が合格をしています。

看護、保健、薬学などを希望しているのであれば、国際医療福祉大学はある程度進みやすい大学だと思います。

ただ、当たり前ですが、誰でも入れる大学というわけではありません。

述べてきた通り、国際医療福祉大学を希望されるのであれば、宇都宮南高等学校以上がオススメです。

特に、

  1. 宇都宮北高等学校
  2. 宇都宮女子高等学校 宇都宮中央高等学校 石橋高等学校
  3. 真岡女子高等学校 宇都宮南高等学校

国際医療福祉大学の学部としても、やはり大田原の倍率が低めなので、そちらを希望されるのであれば、上記高校に進めれば、ある程度道は開けていくでしょう!

他の栃木県内の大学については下記リンクからお進みください!

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